Ωを守りたかったβ×βに裏切られたΩ――俊傑・楔ケリが描く凄艶のオメガバース 待望の続編!

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狂い鳴くのは僕の番;β 1

kurui naku no ha boku no ban

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表題作狂い鳴くのは僕の番;β 1

鵜藤慎吾,リーマン,β
雀部澄斗,Ωで鵜藤の部下

同時収録作品狂い鳴くのは僕の番

高羽 慧介,α,部下
烏丸 雅,Ω,上司

その他の収録作品

  • 狂い鳴くのは僕の番;β うとう編
  • 狂い鳴くのは僕の番;β つがい編
  • 狂い鳴くのは僕の番;β すみ編

あらすじ

大手広告代理店に勤め、面倒見がよく部下から慕われる鵜藤の下に新卒・雀部が配属される。
出世に燃え、入社早々ナメた態度をとる彼を、生意気ながらも放っておけないと感じる鵜藤。
その矢先、雀部の秘密 “人を惑わし、劣情を煽る特異体質" に触れてしまう。

親友の裏切り、親の虐げ…奪われるだけの人生から抜け出すために――。
発情期を持ち差別される身分を隠し、実力でのし上がっていこうとする雀部。
見守りながら、時に発情の苦痛を和らげる手を貸す鵜藤。
しかし、かつて大事な存在を守れなかった過去が、踏み込むことを躊躇させる。

一方、二人の思いとは裏腹に上層部の思惑は、雀部を淫らに開花させる方向へと――…。

作品情報

作品名
狂い鳴くのは僕の番;β 1
著者
楔ケリ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス アメイロ
シリーズ
狂い鳴くのは僕の番
発売日
ISBN
9784801961173
4.3

(203)

(121)

萌々

(51)

(17)

中立

(8)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
16
得点
868
評価数
203
平均
4.3 / 5
神率
59.6%

レビュー投稿数16

β×Ωは幸せになれるか?

前作から大好きだった、高羽と出会うまで烏丸をずっと守ってくれていた鵜藤センパイのスピンオフ。

なんとなく同期だと思っていたけどセンパイなんですよねえ、、万年ヒラに甘んじていた理由も烏丸のためで、、本当に良い人!

で、今回のお相手は新卒の雀部くんなわけですが、、抉ってくる系可愛こちゃん、、「アルファだったら・・・」は禁句中の禁句だよなあ。

ビジュアル的には、個人的には烏丸さんより好きです。可愛い。性格はだいぶ難ありですが・・・でも酔っ払うととても可愛い_(:3 」∠)_

大人しく鵜藤課長の言うこと聞いていればよかったものの・・・!でも彼も必死なんですよね、、稼がないといけないし、、自分のためにも親?のためにも、、。

可愛い子には早く幸せになってほしいのでダッシュで2巻へ。

0

スピンオフ

スピンオフ作品だったんですね……
前作未読の為、序盤の導入に???となりましたが問題なく読めました。

オメガバースものでβ×Ωってなかなか見ないので、とても良い題材です!!
しかし性質上運命とかそういった関係になれない題材なので、その辺がどう描かれていくのか、続編がとてもとても楽しみです。

凄く絵が綺麗で画面が美しいのですがたまにキャラクターを見失ってしまう(自分には描き分けが判断できない)のが残念でした。
1巻ではいわゆるせっくすはしてないですがとてもえっちです。とても、えっちです。

0

どちらかというと続巻に近い


紙媒体で購入したのですが、冊子が分厚くて読む前からホクホク(笑)

前作「狂い鳴くのは僕の番」に登場した鵜藤を中心としたお話ですが、高羽×烏丸のその後の話も途中で入ってきたりしたので、前作を読んだ後に読むのが数倍楽しめるので絶対オススメです。

さて、前作でとても気になっていた鵜藤。

高羽×烏丸は年下攻めでしたが今回は年上攻めでβ×Ω。
余裕があって、世話焼きで放っておけない優しい鵜藤は最高の上司ですね…。
Ωで訳アリの受けが絆されてしまうのも分かる気がする。

鵜藤は烏丸のこともあり、Ωが放っておけないのですが受けが、ま~~意地っ張りで強気(笑)
どこか烏丸に似たところがありますが、烏丸いわく「自分より厄介」とのこと。
そしてその理由が徐々に明かされていきます。

私は澄斗が最後に放った「おまえがαだったら…」という言葉が切なすぎてグッとくるものがありました。
その後、どうなったのかは次巻。

また、最後には本編の雰囲気を拭うように描き下ろしが3つ収録されていました。

【狂い鳴くのは僕の番;β うとう編】
烏丸が高羽がくっついた後、昇進祝いも兼ねて実家に帰省するお話。澄斗と出会う前です。
エピソード0という感じです。

【狂い鳴くのは僕の番;β つがい編】
同棲するにあたり、二人で家具を買いに行くお話です。エロあり。
過去の傷を少しずつ癒しながら、幸せそうな二人が見れて本当に幸せ…。

【狂い鳴くのは僕の番;β すみ編】
例のお店で働くことになるキッカケ?とその少しあとのお話。
まだ純粋そうなあどけなさのある澄斗が可愛い!

1

ままならなさがいいのだけど。

とりあえず一回読んで、最終巻が出てからまとめて読もう、と寝かせていました。
あー、やっとゆっくり読み返せたわ〜


受け様の雀部は、自分のΩって性にも、傍観者的立場でありながらαにははむかえないβにも、もちろんαにも、嫌悪感を持っているのかな。
不器用で、痛々しいくらい。

攻め様は、もちろん面倒見のいいβである鵜藤。
鵜藤の部下として配属されてきたのが、新人社会人の雀部。
こうして、鵜藤に焦点を当てて見せてもらったら、本当に優しくて頼り甲斐のあるアニキって感じのいい男ですね、鵜藤って。

上司という立場の前作カップル烏丸に対しても侮蔑の言葉を隠さない雀部の態度は、社会人としてどうなの、と思わないでもないけど、烏丸はたくましく、強かった。
もう散々言われつくしてきたのかな。
代わりに高羽が、きっちり叱ってくれてたし。
そんな高羽の存在が大きいんだろうなぁ。
どうもまだ前作カップル寄りぎみな見方をしちゃってるので、雀部に対して厳しめになっちゃってるかも(^_^;)すまんの〜(;´_ゝ`)

バース性とは関係なく自分の力で頑張りたい、と願い、実際に努力もし能力のある雀部。

そんな雀部の姿を見て、手を差し延べずにはいられない鵜藤。


そんな中、部長により雀部は、烏丸がしてきた性的接待の後釜とされてしまう。
今回は接待相手に助けてもらったけど、社内で自分の求められている立場を知ってしまったら心が折れそう。
頑張ってきたし、成果だってだしてきているだけに。
アパートで泣いていた雀部が、チャイムの音に鵜藤かと玄関に駆け寄る姿は、かわいくて不憫で胸が苦しい(ノ_<。)

これからな鵜藤と雀部に気持ちがはやる1巻でした。

メインの2人はなんとも苦しい展開だったので、烏丸と高羽で糖分補給できてよかった。

私は、出来上がったカップルのイチャイチャっぷりを見るのが大好きなので、烏丸と高羽のその後の甘々いちゃつきぶりを堪能できました。
こちらの2人が番として、確かな結び付きを築いていく過程を見せてもらえて嬉しい(≧▽≦)

0

またしても

またまた問題の多そうなΩが登場しました。

烏丸が高羽と番になってようやく落ち着いたかに思えたんですが、烏丸が言う通りもっと手がかかりそうな新入社員の雀部が鵜籐の下に配属されました。

会社の上層部は最初から烏丸の後釜にと採用したらしいですが、鵜籐が拒んだ為に雀部に直接誘いをかけるのです。
雀部は学生時代にレイプされているので、性行為は苦手です。だから純粋に仕事だと思って出掛けて行ったのです。幸いに取引き先の社長が性接待に否定的な人物だったので、危ない所で助けられました。

鵜籐に黙って接待に行った事と性接待に使われそうになった事により会社を休んでしまいます。
心配した鵜籐が雀部の家に行くのですが、素直に本当の事が言えないのです。
雀部は鵜籐の事を慕って来ていたので誘いをかけるのです。でも雀部がアルファだけで無く親友のベータにもレイプされた事を知っている鵜籐は、これからは身体を慰めるのを止めると告げるのです。

そして雀部は鵜籐には消して言ってはいけない一言を言ってしまいます。

この辺りが切なくて切なくて、鵜籐を幸せにしてくれるターンじゃなかったの?って悲しんでます。

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