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月神の愛でる花の12巻です。
1、月神の愛でる花
2、月神の愛でる花〜澄碧の護り手〜
3、月神の愛でる花〜六つ花の咲く都〜
4、月神の愛でる花〜天壌に舞う花〜
5、月神の愛でる花〜絢織の章〜
6、月神の愛でる花〜瑠璃を謳う鳥〜
7、月神の愛でる花〜彩花の章〜
8、月神の愛でる花〜鏡湖に映る双影〜
9、月神の愛でる花〜蒼穹を翔ける比翼〜
10、月神の愛でる花〜言ノ葉の旋律〜
11、月神の愛でる花〜巡逢の稀人〜
12、月神の愛でる花〜巡逢の稀跡〜 ←イマココ
私はこのシリーズ好きですね。相変わらず佐保はクッソ甘やかされてます。
ラブストーリーとして盛り上がったは、1巻のみだった気がしなくもないですが、私はファンタジーとして楽しんでます。ラブやエロは少なめで、どちらかといえばストーリーも平穏なので、そういったのが退屈な方はちょっと馴染めないかと思われます。
前巻で、稀人ではないかと疑われていたナオの正体が今回判明します。あと、前巻でちっちゃいナオと一緒にカラーで描かれていた男性も登場する、稀人編のクライマックスです。
概ね良かったのですが、突っ込みどころもいくつか。
ナオの本名が途中で明かされたにもかかわらず、なぜかナオという名前のまま呼ばれたりするので、わりとこんがらがってきました。それから、本当の稀人であるあの人との過去がもう少し詳しく描かれていたらなぁ、というのと記憶喪失の描写がご都合主義なのが気になりました。
できるだけネタバレしないように書こうとしたら、よくわからないレビューになってしまいました。すみません。
ものすごく悪い人とか、痛い描写とかが出てこないので、私のように地味で優しいファンタジーがお好きな方にはオススメです。
月神シリーズ12作目。
前巻からの謎判明の巻です。
まどろっこしい…というのが正直な感想。
ナオは一体何者なのか、稀人は誰なのか…というのはおそらく読者は早々に気付きます。(前巻でも予想できたかな)
ただそこに行き着くまでが長い。
これ必要?と思うエピソードがあったりして引き伸ばされてる感じがしました。
前巻レビューでも似たような事書きましたが、二段組に戻して不要(個人的にそう思うだけで作者様的には不要じゃないかもだけど)エピソードを無くしたら一冊にまとまってお財布にも優しいのに…。
マイナスな事を述べましたが、萌えはありました。
相変わらずラブラブな陛下と佐保の濡れ場は今回もちゃんとあり、エロ目的な作品じゃないにしろやっぱり1回はHはあって欲しいよな…と改めて思いました(^^;;
今回『目覚め』という短編も収録されてますが、こちら陛下と佐保のお話ではありません。
濡れ場がありますが、誰と誰のお話かは読んでのお楽しみにした方が良いかな。
個人的には、この受けさんが愛おしかったです…(*´Д`*)