電子特別版
緒川千世先生の幅広さがわかる一冊。
塾に放り込まれた三城くんが面白すぎます。でも受験が終わった後ほろっとしちゃうところが可愛い。
この一冊かけて徐々に、一人で完結せず甘えることを学んでいくお兄さん。まだまだ格好つける癖は無くならないけど、少しずつ変化する様子が愛おしいです。
清竹くんが相談しに行ったり、お互いにちょっかいを出したり、兄弟でカップル同士交流があるのに萌えました。
お兄さんカップルのマンションの隣同士という距離感が大好きです。
短編のほうも好きです。緒川先生は明るいのも暗いのも幅広くツボを押してきます。特に槙野兄弟と小野田兄弟の話。前者は兄は弟に日向を生きてほしいと思っているけど、弟は実は日陰側にいるというのが面白いです。後者は構成や構図が見事で、とても印象的でした。どっちも歪だけど、根底に愛情があって美しい。
あと、小金井くんが好きなんです。
色んな話が入ってる短編集でした!
烏童×三城は結構安心して見れる。
清竹×烏童はしんどいっ
現実味がありすぎて。怖いの分かるとか、共感できる部分が多々ありすぎてしんどい。
烏童の壁みたいなのを清竹がこれからも頑張って壊して欲しいなぁ。
『言えない痛みを抱いている』
これは難しくて分からんっ
お兄ちゃんは結局、弟は日向で、自分は日陰でっていう暮らしを守り続けたかったのかなぁ。
あってても間違ってても幸せならそれでいいよ。
『いびつな欠片』
なんとこれもまたすごい作品。
「ラクダ使いと王子の夜」持ってないから、購入案件。
『世界は君で廻っている』
きっかけをしれた!
牧くん優しいからほんと好き
『Laundry.』
この短編勿体ない……!
もっと読みたい……!
緒川先生の世界観たっぷりの1冊に満腹でした
ここまで読んでくれてありがとう。
いろんなカップルがちょっとずつ入っている一冊
個人的にはやっぱりウドミキが優勝
わがままお姫サマなミキくんをどろっどろに甘やかすウドー。でも、それでいて余裕がありそうなのはウドーの方で、一生懸命バタバタしてるのはミキくん、というなんとも不思議なカップル。巨乳ナースのDVD(ウドー兄の悪戯)見つけて怒って帰った、と思ったらナースコスで戻ってくる辺りが、、可愛いなミキくん笑
キヨタケとウドー兄は相変わらず。お互いのことが大切でたまらないばっかりに、遠慮したり、不器用になる。彼らの選んだ“隣の部屋”という解決策は、なかなか素敵。いつでも会えるけど、自分のスペースもきっちり確保できる
本当は誤算の4人詰め合わせが嬉しいな〜と思ったので、★★★★
「誤算のハート」→「終わらない不幸についての話」→「誤算で不幸な恋話」→「やまない不幸の終わらせ方」
再録集です。
シリーズ前巻のレビューで「隆之お兄ちゃんを可愛いと思ったら負け」って書きましたけど相変わらず可愛かった…目隠し編がドツボだし、清竹は相変わらず謎でした。清竹Sっ気強めなのか〜。バーでの酔ったフリは割と策士だし、大学にも家にも追っかけてきてしれっと付き合ってるとか言うところちょっとぶっ飛んでるとは思いましたが(だからこそ謎)やっぱ変な人だ。
シリーズのページ数は3割強ってとこでしょうか。一冊かと思ってたので少々残念。
目隠しプレイに萌2つけたい気持ちもあれど…