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みなさんおっしゃってますが、「ここで終わり!?」という衝撃のラストです。
ヤマだー!と思いました。
長めのシリーズになってもマンネリ化させず、ここにきてどかーんとシリーズ最大の鬱な花火をぶちあげちゃうの、木原音瀬さんさすがです。
コノハラーむつこです。
やっとこさたどり着いたベッドシーンのあっさり描写(てゆか朝チュンだね)に、逆に萌えました。
「あきらと にゃんにゃん したい」
↑おもろかわいいww
翌朝のアルの回想での「暁の押し殺した声」のたった一フレーズに「えっ!どんなんどんなん?どんな声?」と萌えました。
数十ページあるセックスシーンよりもこういうのに萌える私は、つくづくチラリズム好きな変態です。
しかし暁の優しさはオトコマエだな。
オトコマエすぎるよ。
ラスト、アルがキエフに向かって必死でバレバレの嘘を並べたてるとこ、泣いちゃいました。この嘘、すごく分かる。
パニックになってるときの嘘って、願望も入ってて、バレバレなのに言わずにはいられなくて、聞いてるこっち側もつらくて痛いんだよね。
ハイジャックのとこでも、暁を抱きしめて必死で守ろうとするアルには泣かされたし…。
ユーモアもいっぱい詰め込まれてます。
こんな裸エプロンの使い方があったとは。色気皆無じゃないか!w
裸エプロンは、アルより暁にやらせたいな。激怒してる暁と、そんな暁を怖がりつつも思わず発情しちゃうアルを想像すると、萌えますw
五巻が楽しみ。
アメリカ編は2巻目。ハイジャックに巻き込まれたアルと暁。アルの吸血鬼の能力・記憶操作は完璧ではないものの、犯人たちの撹乱に成功し、二人は力を合わせて事件を解決します。
しかし、大怪我を負ったアルにたくさんの血を飲ませた暁はひどい貧血で入院してしまいます。
キエフから、アルが中途半端な吸血鬼でいることが暁の迷惑になっている、君は暁に愛されている自信がないだけなんだよ、と図星を指されても、アルは、「中途半端な体だったら捨てられない」と頑なで。
キエフの言葉「人が人を愛するのに、気持ち以外のものを引き合いに出しちゃ駄目なんだよ。」が、深く胸に沁みました。同情で相手を縛ることは愛ではないのですよね。分かっていても縋ってしまうアルの気持ちが分かるから、切ないです。
暁の方がずっと大人で、ずっとアルを愛しているのかもしれません。
アルがアメリカで困らないように、知り合いのエンバーマーに話をつけ、家も用意し、ハリウッド映画に出たいというアルの夢まで叶えて。さらに、体を重ねたいと縋るアルの気持ちも受け入れて。人付き合いが苦手な暁が精一杯以上のことをしたのは、心からアルのためを思ってのこと。
悩みがあるとアイスを山ほど食べる暁。悩むのは、本当はアルと別れるのが寂しいからじゃないでしょうか。自分の気持ちを抑えてアルをアメリカにおいていくことは、愛すればこそだと思います。でも、自分の気持ちにふたをしたままで、暁は本当に幸せになれるのでしょうか。アルだって悲しいままかもしれません。いつかアルともう一度向かい合ってほしいと思わずにはいられません。
暁を優しく見守るリチャードとマーサが、とてもいいです。子どもの頃、肉親の愛情に恵まれなかった暁は、本当は優しく情が深いのに、愛情を受けたり返したりするのが苦手なのでしょうね。
巻末にたくさんの参考文献がありました。たくさんの資料を読みこんで臨場感あるハイジャックシーンを書かれたのだと、あらためて気づかされました。
次巻もアメリカ編とのこと。暁から離れたアルがどんな風に成長していくのか、ますます楽しみです。
吸血鬼シリーズも4巻目。
発売延期を乗り切って、わくわく手にした記憶も新しいです。
がっ……!!
そこで終わるか、普通っ!?
ってな具合の極悪な引きでもって、5巻へ続く……。
焦らしプレイも限界点を越えると幻覚が見えてくるものなんですね。
毎回毎回、血まみれになって大変な目に遭うアルは、今回も例に漏れず大変な目にあってます。
大変さ具合のスケールもどんどん大きくなってきて、ついにはカルト集団にハイジャックですよ。
え、この話は一体どこに向かっていってるの?
と軽くツッコミ入れながらも結局楽しく読めてしまうのだから不思議なものです。最早桃色パラダイスなんて期待してないというか、普通に吸血鬼ものとして楽しい。
で。
そんなドタバタも過ぎ去り、漸くアメリカ編も終了かと思いきや、上記
の通り待て次回。
3巻から引き続きアメリカ編になるのかな?
なんとか無事、アルの出演するドラマのアメリカロケも終了し
あとは日本に帰るだけ?と思っていたのに。。。
そう簡単にはいかなかったようですね。。。
今度は、これまでで一番大変な問題に巻き込まれてしまったようですが
そのお陰で
暁はいろんな事に気づいたんじゃないかな?と思います。
これはあくまでも私の想像の域を越えませんが
暁がアルに対して持っている感情の正体と
改めてアルが吸血鬼である、という事実。
その二つをの事実を重く受け止めたからこそ
暁は大きな決断を下したんだと思うんです。
表面だけ見ていると、それはひどく冷たいものに思われますが
逆に、暁が初めて命あるものへ執着を感じたことによって
その先に待っている過酷な運命を憂慮した行動なんだと思うと
とても切ない気持ちになります。
でも、アルには
そんな暁の気持ちはまだ伝わってないようで、それもまた切ない。。。
やっといい感じになってきたのに
容赦なく突き落とす。。。木原さんらしい痛さを
4巻目にして初めて味わいました。
木原さんの「次はできるだけ早く出せたら~」という言葉を信じて
悶々としながら続刊を待ちます。。。
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
アルのアイタタタ~なスプラッター、笑撃らぶりーな蝙蝠姿ネタ、どんどん広がるアルと暁のゲイカップル疑惑、という毎度お約束のエピソードにひやひや&ニヤリとしつつ、亀の歩みのようにのろのろ進行だった二人の間に、ここにきて爆弾投下!
な展開が待っております。きゃー。
コメディ的にもシリアス的にも身体を張っていた我らがアルですが、今回は輪をかけて心身共々大忙し。
前巻で負った傷が完治していないのに、のっけから暁と一緒にハイジャックに巻き込まれてしまうというんだから、どんだけトラブル体質なんだよ~なアル。ある意味主人公の鏡です。
暁は知恵と身体を使って、アルは身体を張って(←知恵はない/笑)お互いを必死こいて守ろうとしている姿には、じぃーーーんとくるものがありました。
この二人は恋愛面ではまだまだ前途多難ですが、「相手が大事」というもっと根っこの部分ではとーっくに両思いだよなあと思います。
愛情表現というか、方向が違うだけで。
そういう気持ちの齟齬が、切なくもありどかしくもあります。
でもきっと、感傷に浸ってる間もなくアルはまたやらかしてくれるんでしょうけど。そんなアルが大好きです。
「自分、不器用ですから」と言わせたいくらい情緒面で不器用な暁も、大好きです。
恒例のお笑いといえば。
エプロンモンローには爆笑してしまいましたよ。アル、全米デビューおめでとう。笑 しかもイラスト付きという贅沢。
携帯操作する蝙蝠もらぶりーだったなあ。
下村さんのイラストも楽しみで仕方がありません。
それにしても、あのタイミングで「いただきます」がくるなんて!……ふ、ふっきんが……(ぷるぷる)