ブライト・プリズン 学園を追われた徒花

bright prison

ブライト・プリズン 学園を追われた徒花
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神31
  • 萌×214
  • 萌0
  • 中立6
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
8
得点
217
評価数
60件
平均
3.9 / 5
神率
51.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
講談社
シリーズ
X文庫ホワイトハート(小説・講談社)
発売日
ISBN
9784062868624

あらすじ

降龍殿での事件から数日後。精神的ショックによって声を失った薔は、学園内の病院に入院していた。一方、教団本部にいる常盤は、冷遇されている元陰神子・紫苑に同情を寄せる。優しい常盤へ叶わぬ恋心を抱いてしまった紫苑は、託宣を得る儀式に耐えられないほど苦しんでゆくーー。罪の意識に囚われた常盤を、さらに杏樹の言葉が追い詰める!窮地に陥った愛する常盤を自らの手で救うため、薔は危険を冒して学園脱出を図るが!?

表題作ブライト・プリズン 学園を追われた徒花

常盤。教団御三家西王子家の嫡男。30歳
薔。王鱗学園高等部3年。贔屓生。18歳

評価・レビューする

レビュー投稿数8

素晴らしい

ずっと気にはなってて読まなかった作品。ようやく読む気になって読みましたが、一気にはまり、五巻まで夢中になって読みました。ストーリーが良いのは勿論ですが、主人公である薔が等身大の少年であるところが良かったです。男ばかりに囲まれて育った少年だけども、女々しくなく男前な性格で他の男に流されるなんてことは絶対なく、むしろ潔癖とでもいうのか、普通の少年ならこういう態度や気持ちなんだろうなとリアル感がありました。そして、常盤にしても浮気こそはしてないんですが、やはりそういうところは男なんだなぁと、私は理解出来ましたが、攻めの気持ちが少しでもブレるのが嫌な方にはもしかしたら許せないのかもしれませんね……リアルなキャラ設定で良かったと私は思いました。とても面白いので早く続きが読みたいです。そして彩さんのイラストがとても美しいです!綺麗です!挿絵があって良かったです。

3

常盤崩壊の巻

シリーズ5巻読み済みの感想なんです、ネタバレあり。

3巻から常盤にイラっとくる、そして4巻は遂に常磐崩壊だね
度が過ぎる優しさとかはもう別人みたいな感じ?
1巻の中のセリフ「俺だけを見ていろと口にしてた以上、俺も当然お前だけを見ている」を更に裏切った感じ
もちろん紫苑、椿に対する感情は全く理解できないじゃないけど
椿に対するしつこい執着、独占欲。誘惑されて、心が揺れるのくだりは何回済むだろう
薔は常盤以外に触れられたくなくて必死なのに、常盤は椿の色香にむらむらしててもし薔がいないならとか考えてる時点でもう浮気しか思えない
楓雅が椿と関係を持っていることや椿と薔の話をするのが、自分の大事なもの2人とも取られたみたいで気に入らない、と常盤は思っています。しかし、大事な人として椿(元情人)と薔(現恋人)を同列に語っていいのか?
事故の時も薔に会いたいじゃなくて、薔に会って紫苑を助けてほしいの気持ちの方が強いみたい
紫苑が薔みたいに強くないとか、優しく守ってあげないとだめとか
とにかく薔への愛情が特別なものって感じが全く伝わってこない
本当に薔の事が大事なのか?好きな続きのか?疑問にお思う。
それでも薔が一番とか、不誠実で最悪
素直に自分の多情なところ認めたらまだマシと思う
薔の一人エッチシーンは痛々しい…
誰か薔一人だけを想ってくれる素敵な人現れて、と思わずにはいられません

一方、楓雅さんの方が年下なのに常磐より大人で心が広い、実の兄として常磐を許しがたいなのに薔が幸せなら全部許せる、薔のためにいろいろ頑張ってるお兄さん素敵です
薔と楓雅のシーンはいつも癒されます




2

美しすぎる常盤様の罪

4巻まとめ買いしてどっぷりとブライト・プリズンの世界に浸り込んでいましたがとうとう既刊最終巻まで読んでしまいました。

陰神子として苦境にある紫苑に薔の姿を重ね同情し優しく対応する常盤。
罪な人です。美しすぎて誰も彼もを虜にし狂わせる常盤さまです。
現状をあきらめ、やがてくる引退の日だけを待っていた紫苑が誠実で紳士的な常盤に惚れてしまいました。
陰神子として苦労している椿を身近に見てきたこともあるでしょう。
でも何より生後間も無くから育てた薔との出会いがなければ、こうして弱者に心を寄せることはなかったと思います。
冷酷で自分の利益しか考えない非情な人になっていたのではないでしょうか。
薔との出会いが、彼を人として生きる道につなぎとめたのだと思います。

火災時のショックで心的外傷を負ったとして入院中の薔に届いた常盤重症の報。
神子として龍神を降ろして祈りたい一心で常盤の入院先へと学園を脱走する薔にどきどきしました。
やっと病床に到着。
さてどうなる!?
続きは5巻へ!!
あまり間があかずに出版されることを祈ります。

5

常盤中心の回

今回は攻め様、常盤中心の回。
とはいえ、常盤はいいとこなしだったなぁ…。
常盤が誰よりも薔の事が大切なのは嘘じゃないと思うのですが、常盤自身にも魅力があり過ぎる為に周りに執着されてしまう。結果トラブルに巻き込まれ、数々の誘惑に合い。
個人的には常盤が悪いわけじゃないという気持ちでいますが、それにしてもちょっと情けなかった。
情けなかった分、薔と再会できたシーンでは今まで見せなかった薔に甘えるという可愛げを見せたのは良かったです。受け様とはいえ薔も男の子なので、好きな人には守られるだけじゃなくて支え合える関係になりたいはず。今回我慢ばかりだった薔の報われた瞬間だったと思います。

今回は身体を重ねることもなく、すれ違い続けて、やっと最後に再会した2人。
今まで描かれていなかった教団の謎や人間関係が明らかになりましたがラブラブ度の低い巻でした。
離れていた分お互いを思う気持ちの強さがわかった部分もあったけど、やっぱり好き同士は触れ合ってラブラブして欲しい。
舞台はまた学園内に戻るとのこと。次巻に期待します。

7

五巻が楽しみ

今回は糖度が低い印象。
話としては相変わらずどう転がって行くのか読めなくて面白かったです。

学園物なのに教団本部の話が長くて、前半尺を取り過ぎな感じはあった。
その分、陰神子になる選択をする危険性を徹底的に書き込んでいて、ゾっとする怖さがある。

紫苑を通して薔と椿の未来を考えて怖くなって、必要以上に紫苑に優しくしてしまった常盤の気持ちも分かるし、不味い選択だったけど責められない気持ちになった。
犬飼さんは同人ではバッドエンドもあったけど、商業では大団円ばっかり書いてる印象なんで、薔と常盤と椿も紫苑も全員幸せにしてくれる事を願ってます。

紫苑がああいう事をした後の常盤の心理とか行動とか、弱みを握られた教祖とかブチ切れ杏樹とか、その辺のやり取りは凄くハラハラさせられて面白かった。
何より良かったのは楓雅!!
もうこの人は完璧過ぎて非の打ち所が無くて、どうしても常盤が霞む。
薔が初めて学園を飛び出せたのも楓雅あっての結果だし。
薔が、見慣れない物にビクビクしながらも頑張って常盤に会う為に頭を使って行動する流れは良かった。
ああいう薔の頑張りが実って、二人がも続きう離れないで、常盤の夢が叶って、一緒に暮らせる日が来るといい。

早くエッチしないと薔が死んじゃうんで、常盤、寝ぼけてる場合じゃないよと思った。
優しいのもいいけど、もう少し頑張って欲しいかな。
とりあえず五巻が楽しみです。早く出ますように!!

4

薔が一番好き

この作者さんは萌を詰め込んだと言ってましたが読者に不快感を与えたに過ぎない、きつい事言うけどあなたはBL小説に向かない 。挿し絵の彩さんでなければここまで支持されないよ、たかがBL されどBL に毒を含ませるのが特徴的なんて ナンセンス、レビューの評価が良くなくて次回に補足したとしても言った事は言わなかった事には戻らない。椿も紫苑もそして常盤も気持ち悪くなってきた、攻の常盤を私は最初からかっこいいとかイケメンとか思った事は一度も無い、攻をこんなポンコツなキャラにし酷い男なんだと印象ずけた感じが歪めない。矛盾だらけの内容にイライラして来る主役の薔に酷い仕打ちを与えるんだ、だいたい受と攻が同じ気持ちじゃあないと成立しないじゃあないでしょうか。この先薔が常盤の心の内を知ってしまうのか?何もなかった事にスルーされるのか?どちらにしても薔が可哀相です。これははっきり言って心の浮気だ。そして椿には昔嫌な事があっても今は楓雅に想われて、常盤には表向きは突き放しても心の内では気にかけてもらい?薔にとって常盤が一番でも常盤にとっては一番が沢山あるので薔の立場が無いと言う感じです。何だか常盤ばかりがおい続きしい思いをしてる気がする、悪い事もあるけどこれは自業自得だから仕方がないね。人の思いは変わるけど、薔は変わらない気がする?でも常盤は分からないね。攻があれじゃあこの先二人の未来が心配だ。薔一人だけを心の底から想ってくれる素敵な男性が現れますように。薔が大好きだからラストまで見続けたいと思います。

19

間に合うのでしょうか

シリーズ第4巻目。ますます面白くなってきました。

学園モノと言いつつ、今回はほぼ学園内のことは書かれてはいません。

常盤が、教団内部で正侍従代理として、陰神子の紫苑の世話をするようになってから、常盤が何よりも大切にしている薔と似た顔立ちの紫苑の元陰神子としての教団の酷い扱いに同情し、心惹かれます。
常盤は自分が正侍従代理として紫苑の世話をする間はなるべく紫苑の元に通い、少しでも心安らかに居られる様にと話し相手になり真に憐れみを以ってお世話をします。
酷い境遇の紫苑が、イケメンの常盤に優しくされて、恋心を持ってしまう事は必然です。
常盤は、紫苑に過剰な期待をさせない様に、偽の恋人である椿の話を出したり、じぶんの会話でも距離感を計りながら会話していますが、それが余計に紫苑を嫉妬で苦しめる事になっていきます。
予防線として、仲の良い恋人の存在を最初から紫苑に告げるのは良いとして、常盤のしている事は、何もかもを諦めて、耐えて来た紫苑には、嫉妬、期待、絶望と、読み手からしたら、常盤より教団の対応の方が正しかったのでは無いのかと思われました。

常盤も自覚しているなら、何故続き過剰にも優しくするんだよ〜⁉︎
それだから、こんな事になっちゃったじゃない‼︎
てな感じですすんでいきます(笑)

とにかく満身創痍になってしまった常盤が、1カ月に一度は降龍しないと神の怒りを買って死んでしまうかもしれない薔を2日3日の内に抱く事が出来るのか、本当に間に合うのか心配です。

薔を育てる為に育児書やベビー用品のカタログを手にあれこれと考えて努力をし、左右対称の丸い形の頭になるよう、気をつけたり、汗疹などが出来ないように小まめに入浴させ、ベビーパウダーを薄っすらと叩いてさらさらにたもたせたお尻とかを夢うつつで堪能する常盤には、普段とのギャップに、どんだけ〜(笑)と笑ってしまいました。

とにかく寝ている場合じゃあないよ常盤‼︎

9

くちで・・・あれ、しちゃうぞ

公約通りきっかり1か月後に続きを読むことができました。このボリュームで2冊立て続け、犬飼先生本当にお疲れ様です、そしてありがとうございます(感涙)

 学園ファンタジー第4弾、いろいろと型破りな巻でした。まず学園物でありながら、今回のお話は9割方学園以外の場所で進行してゆきます。メインは常盤が正侍従代理として勤務する教団本部、残りが病院です。当然、学校行事の描写や、茜、剣蘭、白菊たちおなじみ贔屓生仲間の出番もごく限られますし、何より今回、降龍の儀が陰降ろしを含めて一度もない、さらに言えば薔と常盤のエッチもなしです!!これは特筆すべきでしょう。当人たちにその気がなくなったわけではなく、いやその気は双方とも十分すぎるほどあったのですが、どうやっても物理的に無理だったのです。

 前巻のラストで、火事に巻き込まれて、降龍殿の5階から転落した薔は病院送りとなりましたが、事件の衝撃で声が出なくなり、精神的にも不安定な状態なので引き続き入院中(というのは表向きで、声はすぐ戻ったし、正気を保ってるんだけど、常盤不在の間の儀式をやり過ごすための詐病)。一方の常盤は教団本部で正侍従代理として、続き元陰神子の紫苑に仕える日々。不当なほどに貶められ、辛い務めを黙々とこなす紫苑。どこか薔に似た面ざしの彼を放っておけず、親身に世話を焼くうち、紫苑は常盤に恋してしまう。表向き常盤の恋人とされている椿に対して嫉妬を募らせ、さらに神子でありながら人の不幸を願ってしまう自分自身が許せず自殺を図る。これまで紫苑が一手に引き受けていた醜悪な客との儀式を代わってこなさざるを得なくなった杏樹ら他の神子から、常盤は激しくなじられる。

 神子の恨みか、それとも龍神の下された罰なのか、薔に会いにバイクを走らせる途中、事故に巻き込まれ重傷を負う常盤。薔は自らの神子の力で常盤を救うべく、決死の覚悟で学園を抜け出す・・・

 ついにこの日が来ました。常盤の負傷という不測の事態によるとはいえ、薔がシャバに第一歩を踏み出したのです。3歳であの学園に放り込まれてから、実に15年ぶり。自動ドアにびびったり、女児を見て希少生物のように感じたり。常盤の親友で主治医である青一とも顔を合わせますが、イマドキのくだけた言葉を使うため、意味がよくわかんなかったりもします(彼は教団関係者でもない、全くの民間人らしい)

 ようやくふたりきりになれた病室で、眠る常盤にくちづける薔。幸せな夢を見ている気分の常盤。こんなの前にもあったような・・・と思ったら、そう、2巻のラストだ。薔に一服盛って寝かせておいてから、薔薇の花束を抱えた常盤がゴメンネを言いにくる素敵なシーンがありました。あれの逆バージョンですね。初めて見る常盤の寝顔にときめく薔。いつも2人で過ごす夜は、「もったいない」と言って寝ずに薔の寝顔を見ていた常盤だったから。夢うつつの状態での2人のやりとりはほほえましい。夢の中でも常盤は薔の頭をなでて「俺の努力のかいあって左右対称のいい形だ」とか、お尻を触れば汗疹対策にベビーパウダーをはたいた昔を思い出し、と、相変わらず兄バカ全開です。そして薔はいきなり最終兵器を繰り出します。「常盤・・・起きないと…く、口で・・・あれ、しちゃうぞ」

 直接のエッチはなくとも、学園と教団本部に離れてるふたりが夢と妄想で感応するようなシーンもあり、あたかもリアル常盤に抱かれてるような薔の一人エッチは十分エロティックで堪能しました。でも現実には、前回の陰降ろしから間もなく1カ月、薔の命のタイムリミットが迫っています。寝てる場合じゃないよ常盤!

 シリーズはまだまだ続きそう、次回はいよいよ次期教祖候補ナンバー1の榊がおでましになるようです。いつまで待てばいいのかな? 間があくと、もう一度1巻から読みなおして、現時点でだれが、何を、どこまで知ってるのか、誰が味方で誰が信用ならないか、あれこれおさらいしなくちゃ先に進めないのがつらいところです。相変わらず彩さんのイラストも眼福。とりわけ、楓雅(わけあって、ヒゲなしです。ない方がわたしは好きかも…惚れ惚れするような色男ぶり)が薔を抱き締めるシーン。光の加減が絶妙でした。

14

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ