愛しているはずがない

aishiteruhazu ga nai

愛しているはずがない
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神16
  • 萌×25
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

75

レビュー数
5
得点
100
評価数
21件
平均
4.8 / 5
神率
76.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
二見書房
シリーズ
シャレード文庫(小説・二見書房)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784576150888

あらすじ

バーテン以上の役割を与えてやろうか?
若田組の若頭補佐・斑目に拾われたバーテンの湯月。しかし、多くの愛人の一人ということに耐えられなくなり…。大人気シリーズスピンオフ!

「裏切ったら、まともな死に方はできないと思えよ」――雨の降る夜。湯月は斑目に拾われた。広域指定暴力団誠心会の二次団体、若田組の若頭補佐として、異例の出世を果たす斑目の愛人となり五年半。斑目の纏う強烈な闇に惹かれ、獣のようなセックスで虐げられるほど湯月の躰は熱く熟れていった。しかし、斑目が初めて執着する男の存在を知った湯月に、班目の破滅を見たいという歪んだ欲望が湧き上がり…。

表題作愛しているはずがない

班目克幸,若田組若頭補佐,32歳
湯月亨,バーテンダー,27歳

評価・レビューする

レビュー投稿数5

バーテンダーで愛人の湯月は、やっぱりかっこ可愛かった!

『愛して』シリーズのスピンオフ。
本編ではちらりとしか出て来なかった、斑目弟克幸の愛人、湯月目線で語られる、克幸とのお話。
本編では徹底してヒールとして描かれている克幸ですが、『あの』克幸にもこんなロマンスがあったのかと、安心して読める一冊です。
暴力やら、無体なエロやら、可哀相な脇役など、らぶらぶにはほど遠い展開ですが、読んでいる方には「ほらね! ほらね!」ってな、納得のラストで、実にこの二人のキャラクターに合ったらぶらぶ具合です。
本編とリンクした場面も出て来るので、未読の方は是非本編も!ただ、こちらが先だと、冒頭にも書きましたが、克幸は完全なヒール(悪役)なので、いいとこなしです。
この本では、湯月がけなげで格好良くて切なくて、可愛いです。バーテンダーのシーンが何よりも格好良くてよく似合う。克幸も、お互い早く気付いて認めちゃえよ!!と、どーんと背中を押したくなります。
脇の釜男や、ちょっとしか出て来ないのに、やけに印象に残るバーのママなど、脇のキャラクターも魅力的。
総じて、やはり中原さんの筆力の高さに、最後までぐいぐい読まされる一冊です。

1

スピンオフだけど ド本命v

スピンオフであるにも拘らず、こっちが目当てv
しょうもない事言ってスミマセン!表紙買いです!!
いや、でもちゃんと中原先生の893だってわかってて安心して読ませて頂きましたよ!?
でも、この絵、格好いい!!クールでハードで見惚れます。

もちろん、内容もとっても良かったです。スピンオフでも関係なく、気にせず読めました。ヤクザらしい班目が無自覚ながら、愛人の湯月にド嵌りして、何に替えても手放せない様子にクッション叩いて身悶えました。カワイイ〜。
カクテルを作る描写も、ドライでクール。
熟練のテクニックを目の前で眺めているような、ムダな動きの無い簡潔な書き方や、超絶倫な班目の、感情を現さない淡々とした会話が読んでいて楽しかったです。
ストーリー展開もちゃんと893らしく、イザコザあり、拉致あり、ちょいレイプありで、ハラハラ楽しませてくれます。
班目兄ちゃんも出て来て、湯月と情報交換の手土産を持参するんですが、これが傑作です。
ああいう風に、自分に惚れてると信じて疑わない相手を貶めたくなる気持ちってありますよね・・。何て言うんでしょう、ギャフンと言わせたくなる、みたいな(続き笑)

ラスト、何度も湯月に『帰って来い』と、金銭交渉する班目が、間違ってて可愛くて、読んでいて幸せな気持ちになれました。
続編も電子化希望!
早く読みたい。

1

弟属性好きさんに

スピン元シリーズの方は、かなり記憶が曖昧になっていましたが、ほぼほぼ問題なく、単体で充分楽しめます。
むしろ、元シリーズを読んだことのない方にも、この本単発で読んで頂きたいくらい。
愛人関係と割り切って、お互いの間には恋愛感情なんてないと思っている二人が
というより、自分に他人を愛する気持ちがあるなんて思っていない二人が、
ヤクザ物らしい諸々あって、いろいろ足掻いたあげく、ようやく結ばれるお話ですが、
この、諸々や、いろいろの加減が(拉致監禁レイプ含むですが)とっても楽しい。
このシリーズ未見の方で、気の強い美人受けと、傲慢ヤクザ攻めがお好きなら、読んでみて損はない。
その後、もし斑目兄弟に興味がわいたなら、それから元シリーズも読んでみてください。
私としては、この作品読んで、斑目兄より、斑目弟の方が可愛くて好きになったわ。

3

雀影

セルフツッコミ
っつか、むしろ斑目兄は地雷キャラなので、斑目弟の、何でもできるつもりになっているけど実はうかつなキャラの方が好きだ。

大満足の一冊です

「愛して・・」シリーズが完結してしまい、斑目弟の方の相手役バーテンダーのことがすごく気になっていたのでこの話が読めてとても嬉しいです。

受けの湯月が私の好みドンピシャでした。不幸な生い立ちの美人、でも気が強い。こういう受けの出てくる話は大体ハズレがないので。バーテンダー受けというのも色気がある。(職業:バーテンダー兼ヤクザの愛人ですから)斑目兄がオヤジの魅力なら弟の方は年上攻めとはいえ、兄より子供っぽい所が魅力かと思います。ヤクザでも弟キャラなのかなやっぱり。本編のシリーズではかなり嫌な奴だったけど、この話ではかなり性格の悪さが救済されてます。男へのHもヘタクソなイメージでしたが、そんなことは全然なかったです(笑)

話の最後の最後には結構泣けるエピソードもあり、さすが中原さん!と思わされるお話でした。受けの友達のオカマとか田舎のさびれた飲み屋のママとか脇キャラも魅力的でした。

ストーリー・エロ・キャラ萌え・全てに満足できる一冊だと思います。医者×医者シリーズは終わったけど、ヤクザ×バーテンダーの方もシリーズ化すればいいのになあ。双葉の話も気になるし。まだまだキャラクタ続きーが魅力的なシリーズです。

5

想像以上に魅力的

「愛してないと云ってくれ」シリーズのスピンオフ作品。
シリーズの攻め:斑目幸司の弟である、
俺様ヤクザの斑目克幸 × その愛人の湯月、とのお話です。

内容は、ふたりの出会いから始まって、
シリーズ3作目の「愛されすぎだというけれど」の内容とその後です。
あの執着と裏切りの裏には、湯月と克幸のどんな思いがあったのか、
それがたっぷりじっくり描かれてとても興味深かったです。
斑目幸司が湯月に接触するシーンもちゃんとあって、
動いてしゃべる斑目がなんだかとても懐かしくて心が躍りました~
(坂下先生が出てくるシーンはありません)

「愛されすぎだというけれど」が未読でも、
ヤクザ×愛人モノとして、それなりに楽しめると思いますが、
先にシリーズ1~3を読んでいると満足度が全然違うんじゃないかな。
「愛してないと云ってくれ」~「愛されすぎだというけれど」を、
ぜひ先に読んでからこちらの本に進むことをオススメします☆


今回読むにあたって、
この本の攻めの斑目克幸というと、
悪いヤクザで、兄の斑目幸司に敵意むきだしで殺そうとしたうえに、
その想い人の坂続き下先生をムリヤリ犯した…ということが思い出されて、
そんな男に愛人(受け)が振り回される切ない話?楽しめるかな…
そう心配していたのですが、全然大丈夫でした。

攻めが愛人である受けを抱きながらも、
坂下に手を出そうとしてることを語るシーンはちょっと切なかったけど、
受けも負けてなくて、
他の男を誘惑してみたり(攻めに見つかって3Pへ)、
他のヤクザにムリヤリ犯られたりもして、
大筋は分かっているのに、内容でもエロでもグングンと引き込まれました。

個人的には、
受けが他の男に突っ込まれてるいるのを見た時の、攻めの態度が、
男としての大きさと貫禄とが見えて格好よくて、妙に痺れてしまいました。
そんな攻めに執着される愛人の受けも、
クールで凛としながらも危うげで、友情を大事にする温かさもあって、
親しみやすいキャラでよかったです。
今回は奈良さんのイラストがどれもこれも素敵で、
(このシリーズの中でも、最近の奈良さんイラストの中でも1番好きかも)
そんなところも含めての神評価です☆

早い段階でカラダを繋げて愛人関係になったふたりが、
時間をかけて次第に自分の本心に気付いて相手を切に求めるようになる…
なかなかに胸を熱くしてくれた、読み応えのある1冊でした。

10

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