獣の月隠り

kemono no tsukigomori

獣の月隠り
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×25
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
33
評価数
9件
平均
3.8 / 5
神率
22.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫L(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥680(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784344836297

あらすじ

凶悪犯罪者を抹殺する為に秘密裏に造られた「猟獣」。
日本狼の遺伝子を持つ睦月は研究所で白銀の美しい人狼・月貴と出会うが…?

表題作獣の月隠り

月貴,銀色の人狼のアルファ
睦月,月貴のパートナーの人狼

同時収録作品獣の伽人

朋,高位種の人狼
甲斐,猟獣研究施設の研究員

その他の収録作品

  • 獣の魔法
  • 獣のおとぎ話
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数3

王道シンデレラストーリーだけど

最近新装版がでましたのでこちらにコメント。

本編の「獣の妻乞い」でちらっと登場した2つのカプのスピンオフ。それぞれ、中編に番外を含みます。

まず、「獣の妻乞い」のクライマックスシーンに登場した、月貴と睦月のカプ。典型的な王道甘々シンデレラストーリー。しかし全く気持ちが入らず。途中で力尽きそうになりました。
攻めの月貴は人狼トップ。睦月はDランクながら愛のために努力して成功者になります。が、睦月の努力はほとんど描かれないので説得力がない。
それに加えて、前作でも疑問に感じた、法務省が人狼を使って犯罪者を極秘に殺害するという設定が、今作では骨子になっていて気持ち悪かった。何のための法治国家?
ラストで、人狼に対する措置は人道的に変わりますが、システムは継続。これがだめでした。

2つめのカプはもうちょっとよかった。新型の優秀な朋とその開発者の甲斐。朋は、身体能力が高いにもかかわらず、飛月が持っていたような、人とも狼ともつかないアイデンティティのジレンマはなく、殺戮兵器として非常に都合の良い存在。傍若無人だが、甲斐の言うことだけは聞き、甲斐の前では少年のように甘えた態度続きをみせる。
甲斐が、自分の研究の方向性に悩む姿が軸になる。兄を人狼に殺されて、その開発を引き継ぐような研究者を目指した動機はちょっとなじみにくい。しかし、一途に甲斐を求める朋と、前カプの話ではただの乱暴者だった朋が、人情を持つような描写があるのとで、こちらのお話しは最後まで読めました。

でも、最初のカプがあまりに読む気がなくなるお話しだったのでこの評価に。
沙野さんは作家買いしていて、これまでハズレがなかっただけに、残念に思った1作でした。

0

可愛くなって

久しぶりに新書版の方を読んだら、書下ろしが収録されてる方が凄く読みたくなって、発売当時な悩んだけどついつい買っちゃった。 「獣の妻乞い」のときは生意気だった睦月ですが、主役の方では可愛いよね。 大好きな月貴と結ばれて、逃げて、でも堕ちてしまって…。(堕ちる前のシーンは何度読んでも泣けるなぁ。)だけど甲斐のおかげでまた人型に戻ることができて本当に良かった。 書下ろしは人型に戻った睦月のリハビリや戻ってからの初エッチや。この2人が幸せなんだと思うとまた泣けてきた。そしてあとがきを読むとショートが読めるという事で早速パスワードと。睦月が堕ちる前のシーンがこの本より詳しく書かれていて塁線崩壊状態です。

0

睦月はもっと甘やかされるといいよ

新書版既読でSS目当てで購入。
本編はあまり手を入れていないとのことでしたが、再読のせいかそれぞれのエピソードがより鮮明に感じられました。
書き下ろしは「獣のおとぎ話」(月貴×睦月)9Pでした。

たった9Pでしたが、堕ちた睦月が再び人の姿を取り戻したその後のお話。もちろんラブラブなので、わかってはいたけれどほっとしました。一度睦月が人の姿を失ったことで、月貴が自分の気持ちに素直になっていて睦月良かったね、と思います。でもあとがきにもあるように、睦月はものすごく頑張ったので、もっともっと甘やかされてもいいと思うよ。

この本の特典としては、書き下ろしが少なかった分ブログのSS公開パスワードが入っていること。早速1本アップされていて、睦月が堕ちる直前の二人のきれいで切ないエピソードでした。

3

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