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これ読み始めた!って言ったら腐仲間がこぞって
「私も好き!」と。
全巻買いした2冊目。
紙様の紺がさらわれた!
元々主人がいたことにびっくり。
紙様は使いまわされる(古い記憶は消されるが)
設定にもびっくり。
百合組もなかなかのねちっこさが垣間見えます。
無事紺を取り戻し、雷蔵のあったかさに触れた紺がキスをするシーンがあるんだけど
その後の紺の表情がたまらなくイイ♡
そんでいつまでもウブな反応の雷蔵がところどころ笑わせてくれますwww
初見で読んだ時は、1巻からの流れでメインカプは雷蔵×紺なので、この2人のお話を追ってたので、チラチラ出てくる近衛・琴葉・彰伊・阿沙利・櫻花は完全に脇に置いて読んじゃってた。
けどもこの先を知った今読み返すととっても良い!
分家の吟香が息子の紙様にすると無断で紺くんを連れ帰った時に、紺を連れ去られたのに何もしないのは冷たくないかと近衛が和記に詰め寄ってるシーン。過去になんかあったんだなと思わせぶりなのですが、これってもう最初からあのラストの部分は決まってたって事ですよね!
紺くんは、和記の心の中にずっといるいつも和記がもたれているあの長持ちの中の彼に似せて作ったのに、自分以外のモノになってしまう虚しさ感じてたのか。
なんて切ないんだ、和記……。と思ってしまった。
みなさん心配してくれるのは有り難いけどプライベート皆無な雷蔵くん。
櫻花には盗聴器&発信器、近衛は隣の部屋だからコップで聞き耳立てられ紺くんといざ致そうとした時に巨根過ぎて怖がられて部屋から叩き出されて即座に駆けつける櫻花さんと近衛。
その後紺くんに避けられてしょんぼりしたまま田舎に帰省した雷蔵くん。
雷蔵くんと仲直りを促す阿沙利の言葉がまた良いんだー。
「俺ら『紙様』はいつでも『言霊様』の傍に添ぉとらんとあかんのやで」って。
そんな風に思ってたんか、彰伊に教えてあげたい。
阿沙利ツンデレだから、彰伊の心はは振り回されっぱなしだから。
雷蔵くんとおばあちゃんのエピソードも改めて読むと感情移入してうるうるしました。おばあちゃんに大切に育ててもらって大好きだったし、おばあちゃんも雷蔵くんが生き甲斐になってたんだろうなって。
雷蔵くん、ハーフだしあの体格たし本当に大きそうだよ。実際いたしてるシーンで勃ってるところ紺くんの両手で握っても長さ余るし握った指が届かないくらい太さもあったよ……。
紺くん華奢で小さいし体格差半端無し。
でも2人の共同作業で無事心も体も満たされてめでたしめでたしで、描き下ろしは甘えんぼ彰伊と阿沙利の甘い夜のお話でした。
このシリーズは毎回あとがきがあるのも楽しみです。次の展開が少しお知らせされていてワクワクしながら1度目は読んだ記憶があります。
紙本で購入
ところどころ見えるトーン修正
2巻では、言霊師ではない家政婦の雷蔵と、主人である言霊師を仕える前に失ってしまった紺のお話がメイン。
自分の存在意義がわからない紺。
一生懸命に必要とされようとしてるのが不憫。
そんな紺に、紺だから大事だ、とこれまた一生懸命な雷蔵。
辛い過去があっても笑顔で乗り越えようとしてる雷蔵もいい子だねぇ(>ᴗ<)
ヘタレワンコだけど(>艸<)
でも、あそこでやめれたのはエラいよ!
受け様大事な私からするとはなまる( ¯꒳¯ )b✧
素直な雷蔵は、みんなの格好のオモチャになってるのも、かわいくて、ホントいい子(>ᴗ<)
最後は男になれてよかったね。
でもって、彰伊と阿沙利ですよ。
カッコイイとこ、もっていきましたね。
母親から我が子の記憶を奪った代償があれだけだなんて、本当に軽すぎるわ、なんて、感じたりもしますけど。
でも、ラスト前の「眠っていられない」って優しい表情の彰伊にやられます(≧∇≦)
桜花と紅緒カプのいろんなコスプレも楽しい♡
「是」の2巻は、紺に課せられていた業と、その解放。
雷蔵の明るさ・真摯さが紺に通じたかな?という感じで、雷蔵と紺が結ばれる、という巻になっています。
誠実で真面目な雷蔵。みんなから好かれる雷蔵。
でも子供の頃はガイジンの見た目で虐められた傷を持つ雷蔵。
「紙」としての役割を果たせずに身の置き場の無かった紺。
自分は「ひと」ではない、と傷つくことを厭わない、否、自ら傷つこうとしていた紺。
雷蔵は紺を好きになって。
紺ははじめはそういう「心」がわからずに。
でもちゃんと通じたんだなぁ…って。
雷蔵絡みでもおちゃらけになりすぎず、ラストは彰伊と阿沙利のしっとりケンカップルの思わせぶりな会話で終わる。
次の巻への期待をもたせる。「是」が2巻にして重みを持ち始めた。
2巻目からこの世界観にぐっと引き込まれました。1巻だけで切るのはもったいないシリーズですね。雷蔵は紺をいつ好きになったんだろう?と思っていたけれど、一目惚れなら納得。恋をするのに性別をあまり気にしなさそうなタイプにも見えますしね。
紙様としてとにかく人間の役に立たなければという思いが強過ぎる紺。頑なな彼に、いてくれるだけで嬉しい、好きだから大事にしたい、という感情を理解させるのは非常に根気のいることで、雷蔵が思わずへこたれる場面も。それでも、持ち前の寛大さや気の長さで何度でも紺に寄り添おうと努力した雷蔵が、本当に人間性のできた人だなと。紙様だって、人間のように個体差や向き不向きがあって、一律に同じ能力を持っているわけではない。紺には紺に合う相手がいて、紺自身の人生を生きていい。紙様としてではなく、まずは自分がどうしたいか、紺がそういう風に考えられるようになるといいなと願います。