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今回は光彬にまさかの異母兄弟がいるかも、っていう話でびっくりです。
本物か調べるために、二人が変装して潜入捜査をするのがめちゃくちゃ面白かったです。
純皓が「目付」に化けて、クールな感じで光彬を助けているのがカッコよすぎました!
シリアスな展開も多いけど、二人のイチャイチャもしっかりあって、やっぱりこのシリーズは裏切らないなって思いました。
巻が進むごとに純皓がさらに光彬を大切にしているのが伝わってきて、読んでいて感動しました。
時代劇風BL 凄く面白い
吉宗や、維新前の篤姫輿入れとか、
面白いトコをゴチャゴチャに混ぜてパロッているラブコメ風?
将軍が御台に攻められちゃって、笑っちゃう。
Unlimitedで1-2巻を読み、直近発刊作から購入、
・・でも5巻から、玉兔や純皓の兄が絡む伏線が仕込まれていて、
続けて読まないと、つながりが分からない。
それで頑張って5巻から8巻の電子版を購入。
更に3-4巻も、やっぱり後から購入。
電子版にもイラストがちゃんと含まれているので、絵の拡大をしたり、電子版は便利。
なんといっても、小山田先生の絵は、とても綺麗です。
今巻から波乱を起こすのは「玉兎」、妖怪でもない、どうやら神霊らしい。
玉兎は、光彬の祖父の血を絶やさないよう、光彬に子供を造らせようと謀りだす。
異母弟・吉五郎が、実母の死後、拉致され農奴に売られたらしい。
御落胤騒動が起き、光彬がやっと幽閉された吉五郎を発見しのは死ぬ間際。
・・講談になった実話、吉宗の「天一坊」事件が土台みたい。
人身売買され異母弟のすり替えに気付かず
最期を看取るしかできなかった光彬の無念と慚愧は深い。
その事件に 玉兎や純皓の兄が関連するという所まで。
この巻は事件の始まりで、この件の解決はずっと先。
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月兔:「月の兎」の対は「金烏(八咫烏)」、日の中の烏、月の中の兎
今作からレーベルが変わりあとがきの小山田先生のイラストが無くなったのは残念でしたが、巻頭に口絵とあらすじと人物紹介が載るようになりました。ルビも何となく多くなったように感じ、だいぶ読み易くなったように思います。
そして今巻から謎の「玉兎」という存在と純皓の異母兄の「麗皓」が登場し始めます。玉兎に限って言えば1巻からちらついていたそうです。
今回は両方とも触りという感じでした。
それから前巻で「八虹」の長であると光彬に告白した純皓が長として光彬の手助けをするようになります。頼もしいったらありゃしない!
将軍として誰にも吐露出来ない気持ちを純皓だけに打ち明け、そんな光彬を慰撫する純皓に2人の絆が更に深まった気がしました。
今回の事件の結末はとても悲しい物で、ちょっと泣かされてしまいました。いつもならクスッと笑う作品なのに泣かしに来たんです。
6巻がもうすぐで発売ですが(巻数が付くようになってとても便利になりました)、玉兎と麗皓がどう関わってくるかとても気になります。
負けるな鬼讐丸、負けるな純皓って気持ちになって読み終わりました。
彦十郎にめちゃくちゃ執着してた妖の存在が露わに……
玉兎と名乗るそいつは彦十郎に格別の想いを抱いていて、彦十郎亡き後は、その血を継ぐ光彬にご執心。
そして光彬と女子をくっつけて彦十郎の血を受け継いだ子を産ませようとしてる。
光彬も壮絶な人たらしだけど、その祖父・彦十郎ときたら人どころか妖までたらしこんでたとか、どーゆーことよ?!
おまけに今までのお話のあれこれは、実は玉兎が絡んでいるらしくて、その執着ぶりは純皓と肩を並べるかもしれない。
こわいよー。(わくわく)
純皓といい玉兎といい、どうして桁外れの濃ゆ濃ゆな執着ヤロウが一冊に二人も登場するのかしら??(それは宮緒先生だから)
あ、咲を忘れてたけど、彼女(彼?)が一番タチが悪い気もする……
門脇ときたら、咲のせいですっかり悲哀に満ちたお笑い担当みたいになっちゃって……門脇に合掌。ぷぷ。
そして今回のメインは、亡き父・前将軍の落とし胤を名乗る少年の真相を暴いていく……というやつ。
光彬の腹違いの弟というのは果たして本当なのか、それとも偽者なのか。
ハラハラしつつも、真相は悲哀に満ちていてなんか泣きそうになっちゃいました。
おまけに、純皓の異母兄の存在まで匂わされて、こいつがまた超〜曲者っぽい。
来月に発売される次刊が超〜楽しみです!
ほー……
読み終わってのため息。読み応えありすぎでちょっとグッタリ…
詳しい内容は上がってますので、感想だけ。
宮緒先生の力のこもり具合に圧倒されました。
私的には手離しで「面白かった〜!」なんだけど。
偏見承知で申し上げるけど、これ若い世代にはどうなんだろ?
内容も展開も、もろマツケンの○れん坊将軍なんだもん。
私なんかは世代的に時代劇に馴染みがありますよ。でも今の18才くらいはどうかしら?違和感ありまくりだったりして、と思うわけ。
本作はシリーズ5作目だからここから読む人は少ないとは思うけど、紙本だと行と行の間が狭くキチキチに詰め込んだ字面、漢字がとても多い、言葉遣いも仰々しい…
はっきり言って読みづらい作品だと思うんですね。
それに…
…あー、批判するつもりじゃないんだけど、マイナス点ばっか書いてますね…すみません。でも偽らざる感想なので。
冒頭、あやかしというか謎の存在・玉兎(ぎょくと)が光彬の寝所まで入り込んで…という話から始まるのですが、本作は玉兎の話じゃないんですよね。そういうのもわかりづらい。
途中から前将軍、光彬の父親の落とし胤が…⁉︎という話に移行してそっちが思いっきりメインになっていく…そして最後はお涙頂戴というか…
私なんかは実際読んでて涙ぐんじゃったんですけどね、まんまと!
光彬の腕の中で、決して表に出てはいけない弟・吉五郎がその哀しすぎる一生を終える…泣けますよ、そりゃあ。
この辺、宮緒先生上手いです。巧みです。時代劇のツボを押さえてます。
ならばBL的視点では。
もちろんここは最高。
貞淑な御台所・妻、としての純皓がある瞬間から獰猛な攻めに変わる瞬間がいい!
このシリーズはひたすら愛し合う純皓と光彬の閨、2人の獣のような営みが描かれて圧巻です。
そして、玉兎のストーリーは完全に「これから」。
その上、純皓サイドでもナニカが起きそう⁉︎
これはまだまだ続きますよ〜。覚悟して待たねば。