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メインカップル入れ替えで、(言霊師)×氷見(紙様)のお話。
16年前の過去編が中心になっています。
自分と母を捨てた亡き父の紙様だった氷見を貰い受けた玄間は、
強引に彼を犯し、毎晩のように無理やり抱き続けます。
初めて見た時から、氷見が欲しかったという玄間ですが
愛情表現がうまくできず、ついつい彼を乱暴に扱ってしまいます。
それに対して、それまでの主人とは、全く違う態度をとる玄間に戸惑い
彼の真意が理解できず悩む氷見。
玄間と氷見のすれ違う感情が切なくてもどかしい…。
徐々に気持ちを通わせていく二人ですが、物語のラストでは
事件が起こり、玄間と氷見の身に危機が…。
お、思わず泣いてしまいました。こんなところで続くだなんてぇっ!
今回のお話は、シリアス度が高めでエロもたっぷり。
野性味溢れる玄間と清楚な氷見の組み合わせが良いです。
ものすごく気になるところで、終わっているので、
4巻とあわせて読むことをお薦めします。
このシリーズでイチオシのカプです。暴君と佳人(紙様)
元は玄間の父親の神様だった、氷見は玄間の父親の遺言を守る為、屋敷と共に息子・玄間の名義に。
愛情表現が下手な玄間は、本当は一目惚れして好きなのに、氷見に対して傲岸不遜な乱暴な態度をとってしまう不器用な男・玄間と案外したたかだけど、意外と天然誘い受な氷見のボケぶりが魅力。
4巻から以降、号泣ものだと思っていたが、読み返してみれば、この3巻から結構ヤバかった。今では、この物語の結実を全て判っているものの、やはり涙しながら読む始末。あとがきにもありますが、掲載中の雑誌の方のリニューアルに合わせたアダルト仕様になったとかで、そのせいか2巻までと違って、グッと大人っぽく、艶っぽく、湿り気を帯びたトーンになっていきます。玄間と氷見の出逢いと別れ。遠い記憶。16年前の猛々しく劣情をぶつけてくる獣のような玄間に怯える氷見。…そのずっと前、少年だった頃から、玄間は 父 成間に寄り添う氷見に惹かれていたのだ。美しい氷見をそのまま「紙の人形」として眺めて暮らす成間。氷見は厄災を受ける仕事をさせて貰えないことにもどかしさを感じながら成間が死ぬまでその元に仕えていたのだ。何も知らない玄間は父と氷見が関係を持っていただろうと邪推した事もあって、嫉妬に狂いもし、荒々しく抱く。しばらくの後にその誤解が解けた夜、玄間から要求されて何度も口づけを交わす。傷を治すという理由なぞ無いキス。乱暴に抱かれることが無くなり、心も解かれていたある夜、ようやく二人は愛を確認し合う…。やっと、愛し合うことが出来たのに。身も心もお互いのものになったのに。愛を知ったその朝、襲われた玄間を庇って、氷見は命を落とす。
「自分の命よりも 何よりも あの人が一番大事。」
…あぁ そうなのか、この気持ちが愛なのか。
紙吹雪になって薄れゆく意識の中で涙を流して玄間に最期の口づけをする氷見。
やっぱり涙無くして読めません。美しい氷見。そして、16年前と16年後の玄間。「紙様」である氷見の外見は変わらないけれど、玄間は確実に年を重ねていて。その若い頃も渋みを増した後も、両方とも素敵で。氷見にメロメロなところも…とても良いです。
ところで、「紙様」のメンテナンスの様子、が最後まで閉ざされた扉の向こう側、謎なまま終わります。何をどうしてるのか、とっても気になります。勝手にカスタマイズされちゃうし。
玄間~なお話。
正直「おだやかじゃねぇなぁ」という感じがするつくりになっております。
決してあかるいお話じゃない。
「なぜ?」「どうして?」
乱暴で、強引で淫らで。
どうして・・・と思うほどの執着の中にある何か・・・という感じですか。
4巻に続く~なので、もやっとしたもんを残したまま次へ。
これ、続編があったから良かったものの、リアルタイムで読んでたら発狂してたね私。
キャラ的にはそんなに執着ないんですが、話のつくりの巧さで、ひきつけられるのは雷蔵ちゃん以上かな。
私が一番好きなカップルである玄間×氷見編。間違いなく神評価です。
何度読んでも、ラストの氷見の表情で泣いてしまう。美しいです。
改めて読むと、3巻はエロいですね。こんなに濡れ場率高かったっけ?特に前半は氷見が可哀想なくらい無理やりヤラレちゃってます。ってか玄間、あんた酷い男だよ。好きw
生井先生は気の毒だけどね。右手を折られる描写はうぎゃあってなります。
おやじ萌えだけど、玄間は若い頃のがかっこいい。
あと邪道ですが、阿沙利様×玄間とかあったら萌える(笑)