シリーズ累計100万部突破!(電子書籍含む) リミット編、いよいよ完結――。

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ひだまりが聴こえる -リミット- 3

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表題作ひだまりが聴こえる -リミット- 3

杉原航平,難聴の大学生
佐川太一,手話ビジネス会社の社員

その他の収録作品

  • あとがき
  • 描き下ろし・カバー下

あらすじ

端正なルックスで
女子から大人気の杉原航平は、
突発性難聴を患ったことで、
他人との深い関わりを避けるようになってしまう。
しかし、底抜けに明るい
大学の同級生・佐川太一と出会い、
本来の自分を取り戻していく。
そして、両想いになったふたり……。
リミット編では、自分のやりたいことを見つけ社会人になった太一と、
学生生活を送る航平の新生活がスタート。
そんな中、航平から「距離を置きたい」と突然告げられ――!?

作品情報

作品名
ひだまりが聴こえる -リミット- 3
著者
文乃ゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
シリーズ
ひだまりが聴こえる
発売日
ISBN
9784829686331
4.6

(182)

(139)

萌々

(32)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
19
得点
852
評価数
182
平均
4.6 / 5
神率
76.4%

レビュー投稿数19

リミット編完結

リミット2巻ではすれ違いが続いて、遂には距離を置く事になっちゃってしんどかったです。
しかしこの完結巻でひとまずお互いの気持ちが分かった上で、自分の気持ちも伝えられてハッピーエンドと相成りましてホッとしました。

太一から離れるなんて出来ないのに、負担や重荷になりたくない、嫌われたくないという気持ちが強すぎる航平はちょっと臆病過ぎじゃないか?と思ったりもしたのですが、手話サークルでの出来事や高校生時代のお話を読むとどれだけ航平が日常から周りに気を遣って生きてるかが分かるようになっているので、致し方ないのかなと思えました。

正直言うと、もうちょっとイチャイチャ見たかった。
それ以外のストーリーで言うことは無いのですが、やはりもうちょっと進んだ関係になって欲しかった。
旅行に行ったエピソードではかなり期待しちゃってたんで、残念でした。

現在も雑誌で連載中なんですよね。
次のコミックも楽しみにしています。

0

BLとか、そう言う枠を越えていい作品!

表紙からして暖かい終わり方してくれそうだなと期待していましたが予想以上に感動して泣いちゃうポイントがいくつもありました。
主役の二人の相手を思う気持ちやそもそもの人柄が素敵で、セリフにも考え方にも気づかされることばかりでした。そして、その二人を取り巻く人々も優しいひとばかりで、先輩の千葉さんとその弟のリュウちゃんの話しもものすごく泣けました。
ふとしたことで音が聞こえる聞こえないで壁を感じてしまうのは聞こえない人ばかりじゃないし、聞こえない人を純粋にかっこいいとか、凄い!って思うこともあるのに、そこに同情してるんじゃ?と思われてしまうのも悲しいことですね。
BLなんだけど、それ以外にも色々と考えさせられた作品でした。

1

人物描写が細やかでマンガ好き・本好きの人にも読んで貰いたい

一気読みしました!
なんでこの作品に、文乃ゆき先生に、もっと早く出逢わなかったんだろうとちょっと後悔したくらい。
とにかく人物描写が優れていて細やかで、マンガだから静止画なのに
映像を見ているかのような、豊かな表現力が魅力。

えちえちが見たい方には物足りないでしょうが、
とどまっているところから一歩踏み出せる勇気を貰えることって、
こんなに素晴らしいことなんだなぁと再認識します。

知らなかった難聴や手話の世界も広げてくれて、ありがとうございます。

1

一区切り

シリーズが長くなったので、参入のタイミングを逸してしまった方はこの巻までで良い一区切りです。続きが気になってしょうがないような終わり方でもないし、かつ、あとがきから続編はラブラブをもっと描いてくださるようなので、丁度良いかと。

そんな感じに今まで起きていたトラブルや人間関係のあれこれが解消されて、決着がつきました。マヤちゃんと友人とか、千葉さんとリュウくん兄弟とか、祖父と太一とか、主役2人とか。

聾体験後の太一のセリフはきっと感動のシーンなんでしょうけど、太一の人間性がまだどうも受け入れられない自分は、心に響いてこない…
最後に収録されている旅行編で太一がやっと暴力で解決しなかったことに進歩を見たけれど。今までだったらこういうシーンて飛び蹴りとか殴りかかってたと思いますし、それがとっても嫌だったんですよね〜

絵柄はまたちょっと変わっちゃったな。少し前の方が良かったな。

1

すばらしい!!ずっと見ていたい2人

マヤちゃん、よう言うてくれた!
太一よ、自分の気持ちを航平に伝えなくてどうする!!
太一、航平、マヤの気持ちが全部それぞれ切なくて、ちょびっと泣いた。
マヤ、ええ子や〜〜。涙
しあわせになるんやで〜。

航平母もやっぱりめちゃくちゃいい人。
航平に余計な心配させないために
「あんたをぶちゃいくに産んであげてたら…」
「あんたは中身の方がイケメンなのに…」
て最高ですやん。

リュウのお兄ちゃんへの思いも泣ける。
「聞こえないことも含めて俺だから」
と自分を受け入れられているのすごいよ。
「誰かを犠牲にしないと幸せになれない世界なんてクソだなって」
ほんとその通り!
リュウは賢くて強い人だ。

犀さんの元カノの言葉もよかった。
「あの人が私にくれたのは〜宝物のような気持ちだったの」
これ、航平が太一に思っていることだろうし、太一も思っていると思う。

航平が太一のおじいちゃんの前で涙を流す場面でもうダメだった。
泣けた〜。
(私は涙腺かたかたなので滅多に泣かない。漫画でこんなに泣いたのあしたのジョー以来。ん十年ぶり)

おじいちゃんのセリフが全部いい。
さすが太一のおじいちゃん。

航平とおじいちゃんのシーン、全部最高に好き。
航平がおじいちゃんにまた体に良いものを考えてお弁当をつくってくるので長生きしてください!
て頭下げるの、ほんと航平…涙涙
なんていい奴。
そして太一への愛。

おじいちゃんのセリフと、研修での太一の言葉がリンクしているのがまたすばらしい。
さすが。

千葉がちびリュウに手話を教える場面は何度見てもかわいい。
千葉がリュウに自分の気持ちを伝えたのも良くて、リュウが千葉のいないところで号泣するのがもう…涙
リュウの中でわだかまっていたものが晴れたよね。
2人とも兄弟で良かったと思えて良かった。
ま、元々2人はすごく仲良くてお互いのこと大好きなのが伝わっていたのでまた良かった。

久々に実家に帰ってきたのに無愛想な千葉に、急遽千葉が好きな鯖の味噌煮を出す母も母だわ。愛情〜。

横断歩道でのトラックの危機はヒヤッとしたけどまさかのそんな昔のドラマみたいなことは起こるめぇとそこは思いつつ
ヒヤッとした太一が自分の気持ちを告げるきっかけになったわけですね。

太一がやっっっっと航平に気持ちを伝えられてよかった。
航平はおじいちゃんの言葉もあり、もう太一の言うことを受け止められるようになっていただろうし。

涙涙のキスシーンはこれまた感動的でした。
魅せ方が鮮やかで、ハッとしてグーですよ!!

航平が望んでいること
聴こえることではなくコミュニケーションを取ること
に激しくうなずいた。
そういうことよね!と。 

太一の言う
一緒にいられる当たり前の世界
も、そういうことだと思うし。

はぁ〜よかったよかった。
「プレゼント」まで良かった。
やっと2人きりでいられたし。
てか、トラブル発生でまたいちゃいちゃは少なかったけど。
それも想定内w
それより心の結びつきが強くなって良かった良かった。

あとがきによると、最終巻でありながら、この時すでに続編が決まっていたんですね。
今度こそ、2人のらぶらぶが見たいですね。
編集さんがビックリするくらいなやつ。

1

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