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電子で立ち読み増量キャンペーンをしていたのがきっかけ。
2話まで読んで、何もかもが大好きで、夜布団に入ってから「あのふたり、あのあとどうなったんだろう」と気になって眠れない日々を過ごし、書店に赴き人生初のBL漫画を購入するまで至ります(立ち読み時点では誤算の存在を知らず、その後こちらがスピンオフと知り、買うときはちゃんと一緒に買って誤算から読みました)。
1話の車の中でのシーンで、「ここからどうなるんだろう」と思って読む中、「受けなんだ!」と驚きました。その健気さと直後の背を丸める姿に、BLならではの萌えを知り、BL沼にはまりました。
烏童お兄さんが健気で一途で、かっこよくて可愛くて色っぽくて、ひねくれ方も愛おしくて、一気に惹きつけられました。清竹くんに関わると不器用だし、言うこと聞くし、いつもの涼しい顔とは違う表情見せるのは反則!「幸せになってくれ〜」と願わずにいられないキャラ。相手の理想になれない、むしろ遠のいてしまうというのが切ない。
気持ちを知ってからの清竹くんの向き合い方がまっすぐで、ああこれはずっと片想いしちゃうなーと納得。
烏童お兄さんのギャップが最高で魅力的すぎて、清竹くんが烏童お兄さんに惹かれていくことに説得力がありました。清竹くんの「一歩ずつ好きになってんだから〜」っていう言葉が大好き。リアルだし、烏童お兄さんを大事にしたいんだなっていうのも伝わってきて、絶妙なバランスだなと。
そして緒川千世先生は漫画力が抜群に高い&私の好みドンピシャ。表情や仕草のひとつひとつが生き生きしていて、セリフがとにかくかっこよくて、視線誘導や演出が巧み。一気に緒川先生の沼にはまり、今では大ファンです。キャラのひねくれ方も非常に好みなんですよね。表情がやわらいでいく様子も最高。
原点にして至高。何度でも読み返したい、大事な作品です。
すごかった……………………この作品は宝物だ……めちゃくちゃ好きだわ。ほんとに買ってよかった……ドラマCDも買わなきゃ
クズな受けかと思いきや8年も片想いしてる超超健気なヤツやった……あまりに健気で苦しくて切なくて3回くらい泣いた……涙垂れ流しながら読んだわ。
自分から思いを断ち切れないからわざと嫌われるようなことして、それで自己嫌悪してまた傷ついて……8年間ずっと俺は女じゃないしデカいし叶わないって諦めて、諦められない自分を嘲笑って何回苦しんだんだろうもうそんな事しないで……こんな幸せでいいのかなって何回も考えてたけど良いんだよ……幸せになって……攻めも大好き!お前で良かった!!さすが受けが8年片思いするだけあって真っ直ぐで明るくて優しくて良い奴だ!!受けのこといっぱい幸せにしてくれよ!!
コレは★100です!大好き!!!
「誤算のハート」でスパダリ攻めとして大活躍した烏童くんのお兄さんのお話!
長身スレンダー、泣きぼくろがなんとも魅惑的な烏童兄。ちなみに受け。
バリタチ・両刀として恋愛イージーモードで生きてきた風に見せかけて、実は中学生の頃から密かに片想いしている相手がいるのです。その名も清竹。
あの頃は自分よりずっと身長が低くて、そして更に身長の低い女子と付き合ってたアイツ。
手に入らぬと分かっているから、せめて誰のものにもなってほしくない。
だから彼女を奪って、泣かせて怒らせて傷つけた人。
そんな2人が大学生になって、合コンの席で再会してーーー
な感じなのですが、いや〜烏童兄、女々しい〜!天邪鬼〜!捻くれてる〜!
しかし同じく女々しい天邪鬼な私は烏童兄に共感できる部分が多くて、彼が辛い思いをする度に、ああ〜優しくしてあげて〜(ToT)てなりました。分かってるんだよ…自分が悪いってことは…。
特に、大学でのバスケコースでの一件からの弟からのあの一発は…デカかった…。私だったら泣く。兄の気持ちがなんだか痛いほどわかって、胸が苦しかった。
ただ、バリタチとして男女問わず遊びまくってた烏童兄が、清竹に対して"抱きたい"ではなく"抱かれたい"だったのは、そもそも彼の本質はそっちで、でも抱いて欲しいのは清竹だけだったから他の人間に対してはあえて自分が抱く側になっていたという感じなのでしょうか?
少し気になりましたが、そこを深掘りするのは野暮ですかね。
でもそこの心情がもう少し理解できたら、もっと物語に入り込めたかも。
清竹は良くも悪くも普通の、ちょっとイケてるかも?な男子で、でもそれがある意味リアル。
いますよね、こういう、普通にかっこよくて普通に優しい人。もちろん恋愛的にもノーマル…な彼が、色々クセ強でぶっとびめな美形男子とどんな風に恋に落ちるのか!
ギクシャクしたまま離れて、再会したらなんだか意外と悪くなくて、烏童兄の気持ちに少しずつ触れていくうちに、気になって仕方がなくなって、なぜだか愛しくて…
清竹が烏童兄との関係性を変化させていく過程が丁寧に描かれているのが良いです。
烏童兄は完璧に見せかけて実は色々不器用なタイプで、ボロが出てくる度に人間臭さが増していくのが良いです。笑
本当は全然、完璧なんかじゃね〜よ…って。
ただ三城くんへの態度の変わりようは少し残念でした、本当に嫌な女みたいな感じで汗
でも烏童兄は本当に共感度が高いんですよね〜(T_T)
特に本編のラストページ。
自分が幸せだと実感した時に初めて思える感情。ああああぁ〜私も全く同じ経験がある!!!
美しい締めくくりでした。
「誤算のハート」でお馴染み、烏童くん(弟)と三城くんも結構出てきて、烏童くんは相変わらずスパダリだし三城くんはすっかり可愛くなっちゃってるのでそこも見所ですね♪
誤算のハートで遊び人(攻)のヤバいやつ風だった烏童(兄)がまさかあんなに健気だとは思いませんでした。
烏童(兄)について、清竹への恋心は分かったものの、前半ではまだまだ、斜に構えてチャラついた感じなだけの人物と思っていました。ですが、徐々に、健気で見栄っ張りで可愛い烏童(兄)が理解でき、烏童(兄)がとても好きになりました。清竹限定のいい子ちゃんの烏童(兄)が可愛くて仕方ないです。
控えめに声をあげる烏童(兄)も可愛いです。
「完膚なきまでに罵倒してくれよ」「お前が終わらせてくれ」といった台詞や、3話冒頭と4話冒頭の差などが、すごく叙情的で、緒川千世先生の感性にとても引き込まれました。
"不幸"と表現するところもすごく惹かれました。
※新装版は購入しておりません。
※旧版のレビューを書こうとしたのですが、こちらに飛ぶようだったので、こちらにレビューしました。
※5年ぶりぐらいに読んで、今もなお好きだなぁと実感したので、今レビューを書きました。
カーストヘヴンを描いている緒川千世先生の別作品購入してみました☺️
誤算のハートの(攻)弟と、終わらない不幸の(受)兄は兄弟です♀️♀️
緒川先生はキリキリ胸が痛むような切ない話が上手いなぁと本当に思う。
終わらない不幸の烏童兄(受)がかなり拗らせていて普段は完璧って感じなのに清竹(攻)の前だと甲斐甲斐しくなるの可愛すぎませんか?烏童兄が受けっていうのもかなり萌えです。(清竹に会うまでタチ専だったっていうのも..)
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順番は①誤算のハート→②終わらない不幸についての話→③誤算で不幸な恋話→④やまない不幸の終わらせ方 かな?
①②は海王社で③④はリブレから出版されてます(ᯅ̈ ).。o