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前巻ラストで紙吹雪になった氷見!
果たしてどうなる、の巻。
白紙と魄死、同じ音でこの意味の違い。
しびれましたね。
玄間の言霊で無事前の記憶も戻ってハピエンか⁈と
目覚めの笑顔に期待するも、そううまくは行かず…
幼き雷蔵と玄間が出会っていたり繋がる縁も楽しみです。
あと紙様たちのメンテナンス月ということで、
次から次へとカップルが出てきます。
それぞれにストーリーがあるようで…?
そんな中、阿沙利ちゃんがいつもイイ仕事してますw
白紙になってしまうなんて知らなかった玄間は、戸惑いと焦りのまま和記の元に。
氷見を復活させてもらうも、見た目はそっくりでも今までの記憶を持たない別の氷見だった事にショックを受けて冷たい態度をとるんよね。
紙様として主人に仕えようとニュー氷見は期待と忠誠を込めて玄間に接するもお前じゃないって言うくせに、乱暴に頻繁にSEX求められて困惑する。この人は私の事嫌いだからこんな扱いするんだ…って悲しくなんの。
そんな時は阿沙利様がほっておくわけがない。いつもいい仕事してくれる。前の氷見に固執して今の氷見を認めない玄間に気付かせてくれんの。
さらに荒療治で和記がお前が今の氷見いらんのなら白紙に戻してやるって刀で切り付けようとすんのよ。
ギリギリのところで氷見を守って自分のもんだ!と気持ちがつながり合った玄間と氷見。
私の記憶改ざんされてた。
ニュー氷見に対しての玄間の冷たい仕打ちってもっと長いと思ってたら案外すぐに解決してたんだな。
ページ数で言うと100ページ位だった。氷見って可哀想って印象強すぎて勝手に不幸な時期増やしてたわ。玄間は玄間で切ないし氷見も辛いけど、周りの人達のおかげもあって両想いになれてよかったな。
ここまでシリアス路線だっただけに後半はエロエロライトな3人組の登場。紙様1人に言霊師2人の初陽と星司と月斗。双子は言霊師としての力が弱くて2人同時に言葉を発する事で発動するから紙様は1人で充分と判断されて初陽をあてがわれたんだけど、その時の初陽の発言が素晴らしすぎる。
言霊師として半人前な自分達に卑下してた双子に対して凄くいい鼓舞するような事言ってくれるの。そんなん好きになっちゃうに決まってるやん。
この双子は声優をしているって設定で、BLドラマCDのシナリオこんなのあるよって紹介してくれてるのがあってそれもとっても面白い。
2006年当時の代表的なものとして、
[年下攻め学園ラブ]
ちょい不良生徒が先生を…
[大正ロマン没落華族身代わり婚]
旦那様に夜な夜な虐められる美人妻(男)
[アラブ]
アラブの石油王?に鎖で繋がれ玩具でお仕置きされている花嫁(男)
当時っぽさがあって面白い!
アラブ以外は今もあるやつだななんて思ってしまう。
3人で仲良しって大好物なので、私はこの人達もっと見たかったんですがあんまり深掘りされずたまに箸休め的に登場するだけだったのが、残念だったな。ドラマCDでのキャストがまた美味しすぎるのが良き。
初陽:梶裕貴
星司:鈴木達央
月斗:中村悠一
紙本で購入
元々描かれていない状態のところとドアップだからこそ見えてるのに分かりづらいところとトーン修正のミックス
あんな気になる所で3巻が終わっちゃって…。
ぬすぐさま4巻を読めて、本当によかったよ。
涙を流した氷見が美しい笑顔を残して消えてしまい、すぐさま残った人型の人形を手に、和記の所へ向かった玄間。
核が壊れてしまい、”白紙”の状態になってしまった氷見。
攻め様の慟哭が大好物なので、この巻の玄間の姿がたまらなく萌える"(ノ*>∀<)ノ
俺の氷見だ!と言い切る姿には萌えゲージMAX♡
玄間の嬉しげな優しい笑顔を見れて、よかった~(> <。)
もちろん、ニセモノ扱いされても、ただただ玄間を求める氷見の一途さも切なくって好きなんですよ(*^ω^*)
本当にこの2人のお話は、何度読んでもたまらなく大好きです(>ᴗ<)
紙様の泣く意味も、その一途さや潔さが切ない。
シリアスなお話の後は、ちょっとコミカル寄りな双子とその紙様である初陽のお話。
お前らの紙様でよかった、と笑顔を見せる初陽が、めっちゃカッコイイ(*´>ω<`*)
うん、これは惚れちゃうわね。
(3)の衝撃のラストシーンからの「玄間x氷見」組の続き。
「是」のクライマックスの一つ、というか、紙様の辿る人生(?)というか運命の形を読ませてもらう回。
若き日の玄間が氷見と出会い、一度は永遠の別れ的なものを経て…というかなりドラマチックな流れ。
ド執着DV野郎の玄間も、自分の方が氷見にぞっこんなのだと理解したんでしょうね…
さて、続いてオマケ的に登場するのが双子声優(実は言霊師)と紙様のエピソード。というかエロシーン。
こういうスピンオフ的なのもガッツリエロ込みで入ってくるのも特徴?だから長編になるのか、初めから長編だから息抜き的に入れるのか。
しかしながら、こういう枝葉の中にも琴葉の尋常ならざる能力やらもキッチリ入れてくる。
そして次はまたお初の組か……?というラスト。
はじめからいる彰伊x阿沙利も、謎の存在・和記も、まだまだ解明されそうにないのだけれど、当時は玄間x氷見、双子x初陽のエロに惑わされて疑問など何も出ていなかった。
白紙になってしまったけれど、なんとか和記の手で再生された氷見。記憶は失ったけれど姿形は元通りの彼に、少しでも玄間は優しく接してくれるのかと思いきや、彼は振り出しに戻ったように手酷い言葉を浴びせ、激しく氷見を抱いてしまうんですね。もちろん、せっかくあんなに時間をかけて心を通わせ合える仲になったのに、それが一瞬でゼロになってしまった喪失感、虚しさは尋常じゃないでしょう。それでも、生まれ変わる前の氷見の想い、生まれ変わった後の氷見の感じ方をもっと想像して欲しかったな。いつも他人に言われて初めて気付く、玄間。それが彼元来の性格であり、若気の至りでもあるのでしょう。
そういった点は少し残念でしたが、運良く初期に気付いてはくれたので、それ以降は新しい氷見も尊重してくれるようになって、殺伐とした空気が長くは続かなかったことにひと安心。玄間の言葉が足りない分、氷見はいつも素直に自分の感じていることを玄間に投げかけてくれるので、そこでバランスがとれているのかもしれませんね。人間の記憶喪失もののように氷見が以前の記憶を取り戻すこともなく、また一から2人で関係を築いていって今がある、という関係性はとても素敵だと思いました。初登場の双子と紙様の3Pカップルも、お色気担当には十分で、2人で1人の紙様を可愛がるところに萌えました。