【電子限定おまけ付き】【イラスト付き】
読んだ後に改めてタイトル見て、あ、そのまんまだった!って思いました(遅い)
出会いは大学生1年と2年で、大学時代から同居とセフレ関係にあって現在26歳と27歳なのに…まだ付き合ってないってどういうこと〜?っていうモダモダが可愛らしいお話でした。
受けはロシアのクォーターで見た目が麗しいアパレルショップの店長さん。大学時代に出会った時からずっと攻めのことが大好き。飲んだ時のガードマンとして友達が攻めをあてがってくれることで仲良くなって、勇気を出して同居とセフレを願い出るとアッサリOK。「これって自分のことは恋愛対象としては意識してもらえてないんだな」って落ち込んじゃう。
一方の攻めは薬学理系男子。理屈っぽいし、口下手で多くを語ろうとしないから(受けを気遣ってのことなんだけど)攻め視点で見てるとめっちゃ受けのことが大好きなのに全く受けに伝わってないのがもうここまで来るとおかしくて。実際受けの店員さんにもコントですねって言われてましたね。
受け視点と攻め視点と両方から読めるので読者としてはすごく安心して(むしろニヤニヤしながら)読めてしまうんだけど、受けはずーっと苦しくてちょっと可哀想でした。最後に受けと攻めの盛大なこじらせ判明があって、でもその後の誤解解消えっちがもう最高でした!
あとがきでこのお話の受けちゃんがチラッと出るお話があると書いてあったのでそちらもチェックしようかなと思ってます。割とどのお話も安心して読める甘々系が多そうなので、他の作品も読んでみたいと思いました~。
セレクトショップの店長の美春と、大学院生の崇将のお話。
両視点のお話が入っており、美春は崇将に叶うことのない片思いをしていると思っていて、
崇将は美春と付き合っていると思っているのですが
このすれ違いが笑えそうで辛かったです。
とにかく美春は崇将が好き。でも叶わない。って思ってる気持ちが伝わってくるので
叶ってほしい…ってずっと思いながら序盤は読むんですよ。
でも、崇将視点に変わると、美春のことを好きな気持ちばかり伝わってきて
あれ…?両片思い…?ってなるんですけど、
まさかの話の流れに『気持ちを言葉にする大切さ』を学ぶことになります。
美春の気持ちを考えると、この数年はなんだったんだろう?って思うけど
崇将の気持ちを考えても切ないんですよね。
自分が付き合ってると思っている人は、そう思っていなかったことを知るのですから。
まぁでも、最終的にはハッピーエンドだし甘いからよかったです。
欲を言えば気持ちが伝わってからの二人のお話がもっと読みたかったです。
さすが間之先生。甘くて甘くて、幸せな気持ちにさせてくれました。とにかく甘々ラブラブな小説を読んで、脳へ糖分補給したかったので、お陰様で低血糖にならずに済みました。
お話としては王道じゃないでしょうか.。
・えっ?付き合ってたの、俺たち。
・ラブの意味での好きがうまく伝わってない。
・身体の関係はある。セフレ。
・自分は恋愛対象外。
・彼女がいるのに自分(受け)を優先。
・実は過去に会っていた。攻めは初恋の相手。
・ピンチの時に現れる。
・攻めは何を考えているか分からない。寡黙。
→脳内では独占欲丸出し。饒舌。
・美人(女性)を連れているところを目撃される。
→ヤキモチ
・攻めはムッツリ
などなど……
甘々ものの王道がこれでもかーー!と散りばめられていますね。私は大大大好き設定です。
この設定に、美人の受けと黒髪メガネのイケメンインテリの攻めときたら…はい。私の好きな話の決定案件です。即買いです。
美春と崇将のそれぞれの視点からお話が進んでいきます。美春は崇将の気持ちが自分にないことに不安を抱いています。崇将は気持ちを伝えるのが下手ですが、脳内では美春への独占欲強めです。崇将だけは恋人同士だと思っています。
こんな2人だから当然すれ違うわけで、読者は2人の視点から見てるので何とももどかしいです。そのもどかしさを楽しめるか楽しめないか、でこの作品の評価が分かれると思いますが、私は好きなお話でした。なんとなく先がある程度読めたからってのもありますが、すれ違いの誤解が解けた後の甘々っぷりをただただ楽しみたいからなんですよね。
私はもう一度このお話を読み返したいかどうかを重視したいので、結構王道の甘々で幸せエンドが好きです。あまり余計なこととか伏線とか考えたくない時に読みたいので、このお話は私にはドンピシャでした。紙書籍で購入して良かった。
美春は「甘やかし幼なじみロジック」にも登場していたキラキラ店長だったんですね。なるほど、こんなバックボーンを秘めていたとは…!甘やかし〜もスパダリの独占欲強めのお話でしたので好きなお話です。
そばかすくんもそうでしたけど、このワールド良いな〜。こじらせ相愛〜の冒頭に東原さんが出てきたとき、懐かしいキャラの登場にほっこりしました(笑)
関係者みんなハッピーエンドの甘々エピソード持ちですね!私もモブとして仲間に入れて欲しい…なんて思ってしまいました^ ^
イラストもとってもキレイで良かったです!
あと気になったのが、上記の作品情報にエロ度「エロエロ」との記載があって、間之先生作品でエロエロ!?この2人の世界観でエロエロ!?…と、とっても気になりながらエロ待ち状態で読んでいたんですが、特にエロエロではなかったです。私の感覚では、ですけど。
BLの中にはこれぞ!と思うエロ先行型エロエロ作品がありますが、それらの作品と同じエロエロ度と同等と思わない方が良いと思います。
間之先生のお話は甘くて可愛くて大好き!その中でも今作は断トツ甘くて可愛くてエロくてキュンキュンしました(〃艸〃)
大学で出会い(実は…なお話もあるけど)同居して5年の美春と崇将。どう見ても付き合ってるのに美春の目線ではセフレ、崇将目線では溺愛、このすれ違いがもどかしかった。確かに崇将は圧倒的に言葉が足りないから美春が恋人なんて思えないのは解る。どうなるかと思ったけど、雨降って地固まるで崇将の溺愛が守りとなり、誤解が解けて一安心。2人の答え合わせにときめきで胸が痛くなりました。
2人のキャラもめちゃくちゃ良い。美春可愛すぎる、崇将が悶えるのめちゃくちゃ解る!とにかく最高だった!!
花小蒔先生のイラストも綺麗でセクシーで最高。作品との相乗効果がすごい。幸せになれる作品♡
あらすじの本の帯にもある通り攻め受け両視点でお話が進むので、心配無く最後まで盛大なすれ違いを楽しんで読むことが出来ました。
お互いに大好きで他は視界にも入って無いのに、盛大なすれ違いが大好物な方には堪らない一冊になっていると思います。
あの時のあの一言がキッカケで、どうしてこうなったのかとツッコミ所満載でしたが、お互いに大切過ぎるが故に考え過ぎちゃってて言葉が足りないんです。
私的にはどちらが気の毒だったと言えば、攻の崇将が可哀想だと思いました。だって、彼はずっと美春と恋人同士だと思っていたんですから。美春の崇将に対する認識が酷過ぎました。男同士は即物的だからとか同情してくれたとかで、身体の関係を持つ人物だと崇将の事を思ってたんですよね。
まぁ崇将も先輩女性を意識してないにしても美春の職場に連れてったり、タンデムしたりとデリカシー皆無でした。
美春の店の店員の佑季が当て馬にもならなかったですが、ちょっとだけ二人の仲を掻き回していました。
個人的には盛大なすれ違いが解決するまでが面白かったです。
最初から身体の関係はあったので、間之あまの先生作品にしてはセックスシーン多めでした。
特に誤解が解けてからの恋人としての改めてのセックスシーンが私的には長過ぎて飽きてしまいました。