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<良かった点>
・飛龍が秋仁のフェでめちゃくちゃ感じてるシーン
これがあっただけでも神巻でした…(拝む
飛龍は本シリーズで複数キャラと絡みがあるので攻めにも受けにもなりますが、一般的に攻めがガッツリ感じてる描写って少ないので、私にとっては非常に貴重でした。
・秋仁がシャツを握りしめて泣くシーン&飛龍のために涙を流すシーン
どちらも読んでて目頭が熱くなりました。
BLで男性が泣くシーンは違和感のあるものが本当に多いので激萎えすることが多いのですが、本作は完全に例外です。
・陶や葉など、サブキャラが生き生きとしているし、メインキャラとの絆が深まる様子も描かれている
・飛龍がだんだんと秋仁を好きになり始めていて、その過程が丁寧に描かれている
(麻見→秋仁への感情も同様)
<不満点>
2007年発売ですし、特にこの頃のBLではありがちというか、しょうがない面もあるのですが…
秋仁に明らかに女性用の柄・デザインのチャイナ服を何度も着せているところ。
なぜ男性用じゃダメなんでしょう?
(船内のは "男ら○ま" っぽかったので許容範囲内でした。でも花柄かぁ~…)
「女性の代わりなのかな…」と萎えました。
これ完全に余談になるんですが、なぜ私が飛龍を好きなのか、思い出しました。
曽祢まさこさん著作、呪いのシリーズの主人公(黒髪ロン毛スーツ)が好きだからです。
ネイキッド・トゥルース〜フェイさまの拗れた感情〜って感じの香港編
長年の麻見への憎しみだか恋愛だかわからない執着で、麻見が大事にしてる秋仁を香港まで拉致監禁。自分の所有物だとばかりに秋仁の右手首にタトゥ勝手に掘ってしまうし、毎夜お楽しみの相手にするうちに、秋仁に情が湧いてきちゃってるじゃないの。
秋仁ってお人好しで熱血だから人のために動くし感情移入して泣いちゃったりもする。
犯された相手でもあるフェイロンに対しても、麻見とのもどかしい関係を解消して欲しくて泣いて気持ちを訴えたりしちゃう。
自分の為に泣いてくれる秋仁に心鷲掴みなフェイさま。
秋仁ってば、人たらしだわ。みんなが秋仁を好きになってしまうじゃないの。
麻見と秋仁、魅力あり過ぎ最強カップルだよ、あんた達。
もうね、この作品の私の好きなところは受けが当て馬に襲われそうになっても助けが間に合わずされてしまうところ。そこで、不幸ぶらずに強くしたたかに居られる秋仁のメンタル力。ここが最高!
誰かに助けられる姫的ポジではなく、あくまでも強くサバイブしてるところが好き。
シーモアで購入
白抜き修正を感じさせない全部真っ白なのと、白線修正してなくてぷるんと見えてるところがある。
漫画だからって言ってしまえばこんな状況はファンタジーなのですが、一般人の秋仁がマフィア相手にも折れないし、マフィアのトップ相手にもヘコヘコせずに対等に話しをするし、なんなら飛龍は麻見に執着していたのに飛龍も権利書はいいから居てくれと言う始末だし、コミュ力というか、天然の人たらしというか。そういう所に麻見も惚れてしまったんでしょうね。
飛龍は綺麗系、秋仁の見た目は後に分かりますが可愛い系で麻見のタイプは綺麗系ではなく可愛い系が好みっぽい。(ファインダーの標的で一番最初のページで秋仁の写真を見てニヤってる)後は芯の強さと、真っ直ぐで、媚びないし、自分の事では泣かないけれど、人の為に涙を流す所でしょうね。私は秋仁好きだし秋仁に溺愛する麻見が好きです。
後はこの巻を読めば、麻見が秋仁が連れ去られて離れてるうちに好きは好きだったけど日本での自分の立場や仕事放置して怪我も治ってないのにそれくらいもっと好きになってしまっていたと無自覚に気づいたんでしょうね。
麻見は色んな人からモテモテだったでしょうから、いざ意外と本気で自分から好きになったら不器用でクールぶってても心が熱くて、心よりも体が動いてしまうんでしょうね。麻見にとってもこの俺が焦りかっていうくらい未知の領域なんだと思います。
秋仁も離れてる間も、犯されてる間も麻見の顔が出てくるくらい、身体も心も麻見にハマってはいる感じです。
みんなプライド高くて不器用な男達の恋愛物語は今後も楽しみです。
現在は11巻まで出てるのですが、フィナーレまで自分が生きてるかどうかの方が……。ページ数も少ないので数年に1巻とかガラスの仮面でしょうか。そこだけはキツいです。
今巻は正直、読むのが辛かったです。
前巻から〜展開は日本から香港へ〜
秋仁と麻見のそれぞれの慕情、思いがとても切なかった。とくに、秋仁が…ある意味、2人にとって本気で相手と向き合う時間になったのかな。そして、怪我を押して、香港に向かった麻見の秋仁を守り抜く真摯な姿に心打たれました。
一方でそんな麻見の思いを知る由もない秋仁は飛龍から「奴はあなたを愛していると言いましたか…」の言葉で不安に苛まれ、惑わされてしまうのですが、自らを庇い怪我を負った麻見の血液がついたシャツを見つけて、麻見を想い、泣き崩れながら、思い直し、麻見を信じようとする秋仁の姿に心を締め付けられました。そして、どんな状況下に置かれてもいつも前向きで人に対する優しさを失わない秋仁、本当に健気で愛しい子だ。
とにかく、香港に来てからの秋仁への仕打ちが酷すぎる!殴られたり、血尿が出たり…とくに飛龍の慰めものになっている秋仁が可哀想すぎて…欲望を満たすだけの行為…麻見を想いながらじゃないと割り切れないよね…ただ、徐々に飛龍が秋仁の人柄、人間性に触れ、少しずつ変わっていく様には安堵しました。
飛龍の片腕、配下にいながら、ボスである麻見の手ゴマである葉が複雑な立場だったけれど、秋仁を見守ってくれたのには感謝でした。さすが抜け目のない麻見だわ。
私個人としては、秋仁と麻見のそれぞれの心のうちのエピソードで救われた感じです。ただただ、秋仁を無事に奪還、救出した後のラブな2人の姿を見れることを期待して次巻へGOです!
ザ・BLですね!
飛龍にさらわれた秋仁。傷ついた飛龍と麻見。
巻頭のストーリーを見てようやくこれまでのお話を理解できました。マフィア物は難しいです。
飛龍に囚われてご奉仕させられちゃうのもザ・BL展開ですね。髪の長いだけの男じゃありませんよ(笑)
飛龍の組織も一枚岩ではないようで、せっかく秋仁とカジノの権利書の取引が行われるというところで飛龍の部下が暴走?してしまいます。どうなる?
秋仁のまっすぐで折れないところがいいですね。麻見もそこに惚れてるのでしょう。
秋仁が飛龍と麻見の関係を想像してズキッと来ますね。
飛龍もそんな秋仁に側にいて欲しいようでまだまだ因縁が深まるのか?
勤労カメラマン高羽秋仁の華麗なる1日では仕事を取られ助手扱いされてる所に麻見が居合わせます。
絡み酒からお約束の気がついたら致してる!
秋仁は麻見を警戒してるんだか心を許してるんだか。隙だらけですね、でもそこが秋仁です。