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こまどりは、夜の帳 上

komadori ha, yoru no tobari

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表題作こまどりは、夜の帳 上

橘紀人・警察官
卜部慶臣・村の地主・神職者

同時収録作品こまどりは、夜の帳 上

仮攻め:橘慎仁 民俗学者 紀人の双子の弟
仮受け:卜部三輪 神職者 慶臣の双子の弟

同時収録作品こまどりは、夜の帳 上

信者達
卜部慶臣 秘村の地主/神職者

その他の収録作品

  • 描き下ろし:『こまどりは、夜のしじま』
  • カバー下:CPプロフィール

あらすじ

政財界で不審死が続き、内々に捜査を命じられた警察官・紀人。双子の兄弟で民俗学者の慎仁と片阪村に向かい、そこで神職に就く美しい男・慶臣と出会うが!?

作品情報

作品名
こまどりは、夜の帳 上
著者
露久ふみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403668937
4.4

(130)

(83)

萌々

(30)

(13)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
18
得点
577
評価数
130
平均
4.4 / 5
神率
63.8%

レビュー投稿数18

攻め様最高

攻め様色気があって最高です!

2

上下一気読みです

面白かった!雑誌の連載で後半を読んでいたのですが、早く全貌が知りたくて単行本になるのが待ち遠しかったです。
無表情系の強い男すごく好みなので。最初から最後までほぼ崩れないのもツボでした。あと不憫な受け。因習物で途中すごく辛いのですが(受けが)でもその過程が丁寧に綴られているので、説得力がありました。他に兄弟たちも良いキャラで、最後生きててくれてほんと良かった!途中何度か切なくてうるうるしながら読みました。
ちょっとした泥臭さも味わえる、この作品とても大好きです。「皇宮のオメガ」とまた違った印象で、同時期連載で雰囲気違っていて露久先生のファンになってしまった!
タイトルも秀逸ですよね。

1

なんだか映画みたいな話

先生たちの前作がとても良かったので、新作も購入してみました。
また雰囲気が違うお話で、引き出しがたくさんあるんだなぁと感動。
まだ上だけしか読んでいないので全貌は分かりませんが、なんだか映画みたいな話で続きがとても気になります。
メインは兄同士なんだろうけど、弟同士も何かあるのかな?とそわそわしながら読んでいます。仲良くて可愛い。
受けの方はモブとの絡みもあるので苦手な方はそこだけ少し注意ですね。
ハピエンで終わりますように…!!

0

因習村、美人受け、ダブルCP(?)

作者様買いですが、やっぱり雨月堂の頃から別世界の日常のどこかで有り得そうなファンタジーが最高に素敵なストーリー。
因習村で酷い扱いを受けている美人双子が警察官と学者の兄弟によって救済されるお話。

心情描写と犯人キャラや因習村の背景もきっちりと作りこまれていて上下巻で読み応えあり、エロ描写もスッキリした色気と執着が垣間見えてBLとしても因習村ファンタジーとしてもおすすめの漫画。
作者様のただいま大変好評なオメガバも良いが、ぜひこちらも読んでみてほしいです。

2

隠された村の謎が深まる上巻

双子、秘村、昔からの因習、儀式……と日本独特の不気味な要素を含みながら村に隠された謎が次第に深まっていくストーリー。
上巻は2時間サスペンスの役者が出揃う部分と、それぞれのキャラの性格が垣間見れる内容となっている。

因習……が人によっては地雷になりかねない内容(受けが攻め以外の他の男によって抱かれる)で、しかもそれが主人公(攻め)が村を訪れてからも繰り返されている、と考えると生理的に受け付けない人もいるかもしれない。
ただ、その因習こそがストーリーの要となっているのでそのシーンに関しては目を瞑って読んでほしい。

他に登場する女性の表情がいちいち恐ろしい。お化け的な怖さではなく人間の怖さがストーリーのあちらこちらで出てくるので、怖いものが苦手な人は気をつけて読んで。

上巻はBL要素は前述の因習と、攻めによる受けへの『抜き』のみ。まだLにもなっていない段階しかみれないので下巻は必読。

絵がきれいなだけに、村の因習の恐ろしさがより強まってどんどんストーリーに引き込まれ、先を読みたくなる話だった。

4

No Title

事件警察官x事件関係者、この組合せだけでテンションが上がります、大好きな設定です。
ストーリーもミステリー感があって、あっという間に引き込まれて、自分の中で大満足の作品でした。

2

絶妙な気持ち悪さ

前作『后宮のオメガ』に引き続き上下巻の壮大なドラマでした…。

不気味な因習やオカルティックな要素を含んだサスペンスストーリーで
前作と雰囲気は全く異なるものの、こちらもまた読み進める程に
のめり込まずにはいられない作品でした。

この気持ち悪さには覚えがあると思ったら、
子供の頃にテレビアニメで見ていた某高校生探偵の空気感に似ているんだ…。
ミステリーやオカルト、因習好きな方には刺さる作品だと思われます。

人が行方不明になり、不審死が続いているという片阪村。
双子の兄で民俗学者の慎仁と共に村へ向かった警察官の橘紀人はそこで
美しい神職者・卜部慶臣に出会いますが…。

弟のために自らの身体を生贄として信者たちに捧げる兄と、
兄のために人を呪い続けてきた異能の弟の、不幸で美しき双子。
そして、その村を秘密裏に捜査する紀人と慎二も双子であり、
その奇跡的な組み合わせに運命的な出会いを感じさせます。

ミステリー+オカルティックなストーリーに加え、
双子にもかかわらず正反対な2組の兄弟たちのキャラクターなど
とにかく読み応えを感じさせてくれます。

はじめのうちはクール美人だった慶臣や神秘的な存在だった三輪が
物語が展開するにつれツンデレだったり、ピュアだったりと、
環境によって性格の見え方が変わってくるのも面白かったです。

上巻では紀人たちが村で行われてきたおぞましい秘密を探りながらも、
紀人は慶臣、慎二は三輪と、それぞれに絆を深めてゆきます。

橘兄弟の手によって村から脱出することに成功し、
初めての外の世界に触れ束の間の穏やかな生活を過ごす慶臣と三輪でしたが、
村からの呪縛は未だ解けることのないまま。

果たして二人が普通の幸せを手に入れることが出来る日はやってくるのか。
兄カプと弟カプ、それぞれの匂わせつつある淡い恋の行方も気になります。
次巻へ…。

3

設定は興味深い

Dear+本誌から拝読、単行本も引き続き購入です

設定は、因習村(タイミングに驚き)、ミステリー、双子。
Cheri+さんでの『后宮のオメガ』よりは闇っぽい。けど両方とも面白そう・新鮮と思わせる設定に入りでした。

因習村の双子と、刑事と民俗学者の双子、因習村の調査で出会います。そして村の犠牲になる双子にそれぞれ入れ込み、深入りしてしまう。というBLが始まります。

上巻は村脱出まで。
交流と攻防が面白い。兄と弟のそれぞれの恋模様も違って面白い。さらに何の因果か、因習村の双子とソトの双子と信仰がリンクして繰り広げられる描き方も読み応えがありました。

1

じっくりと読ませる上巻

面白かったです。
村と儀式の不気味さが徐々に増してきて、どうなっちゃうのと思いながら読み進めました。
2組の双子をめぐる話しというのも良かった。
慶臣が紀人に気づかせる為に色々としていたと分かり、不思議に思っていたところが繋がって、、そこからさらにハマりました。

后宮のオメガから一気に作品の質が上がっている気がします。
先生方の力はもちろんですが、編集さんの影響も大きいのかな。やっぱり天下の新書館はすごいな…と思わず唸ってしまいました。

3

下の展開が気になりすぎる

あっという間にストーリーに惹き込まれました。この先生の作品ではS宿二丁目が大好きなんですが、そちらとはまた雰囲気の違ったストーリー重視の作品で完全に魅了されました。正直受けの容姿やタイプは好みとかけ離れているのですが、S宿が面白かったのでこっちならと思って、今回購入しました。なのでこれの少し前に出た〜オメガの方は手を出してません。双子関連の作品でもありどちらのCPもとても気になるところであり、下巻を早く読みたい気持ちでもありました。

1

惹き込まれる上巻!!

初読み作家さまです!
先月発売された作品もとても話題になっていてとても気にはなっていたのですが設定的にどうしようかなぁ~と悩んでいたら…もぉ新刊‼しかも上下巻‼すごい精力的ですね!!
更に設定的には王道な感じはなさそうだけれど何だかとっても気になる…‼という事で試し読みをしてみましたら。。。
勝手にダークな感じや鬱屈とした静かな感じを想像していたら紀人のキャラにも紀人と慎二の関係性にも興味が湧きまくりでグッと掴まれました

先ずは上巻ですが。。。
これは上下巻同時発売してくれて良かったです!
お話しの軸になる村で起こるサスペンスミステリー要素がホントにミステリー(謎)なので大変気になります・・・‼
この危うげな雰囲気を醸し出している村側の双子、慶臣と三輪というキャラがまたいい味が出してます

紀人と慎二も慶臣と三輪も双子っていう面白味もあって何だかとてもドキドキします
尚、双子ですがキャラが違い過ぎるので全く混乱せずに「双子」という事実だけを楽しめます♫

上巻だけでは全くBL的にもミステリー部分にも入口も出口も見え切っていないのですがメインカプになる紀人と慶臣のキャラには既にドハマりしております♡
これはどうなるのか楽しみです(>ω<)

そうだ!メインではないですが慎二は一部で人気の「目の下に隈」キャラさんですのでお好きな方は要チェックですよ(-ω☆)キラリ
神経質そうな感じと学者気質のチョット浮世離れ感もあってとても良きスパイスキャラです

評価は上巻だけではまだまだ「掴み」な感じなので迷い所ですがそれでも完全に「掴み切られた」上巻です!
この上巻を読んで下巻に進まぬ人は居ないハズ!という点は絶対におススメPOINTなのと、初めて先生作品を読めた歓びを加算させて頂きました♡
さて!下巻に行って来ます!!

2

この先に期待

不可解な事件の真相を探るため、双子の弟慎仁と共に山奥にある世間から隠された存在のような村へと赴いた警察官の紀人とその村の地主の青年・慶臣とのお話でした。
でもふたりだけを中心にしたモノではなくて
慎仁や慶臣の双子の弟・三輪、村で信仰されている神についての言い伝えなども関わっていて、
非現実的な要素を交えたサスペンスドラマみたいだなという印象でした。

上巻で描かれているのは村でのおかしな風習や儀式に気付き慶臣たちを連れ出すところまでなので、彼らの感情に変化はあまり見えずBLっぽさは薄め。
でも慶臣の含みを持った眼差しや掴みどころがない紀人の笑顔の裏に見える優しさが、
この先ふたりの関係が変わっていくことを示しているような気がしてものすごくドキドキしたので
物足りなさは感じませんでした。

見たところ慶臣や三輪は正常な考えを持っていそうなので、なぜこんな歪んだ儀式が行われ続けているのか?里江は何者か?という部分の真相をしっかり明かしてくれることを期待して、下巻を読みたいと思います。

2

続きが気になる

露久ふみ先生、作者買いです。
個人的好みの問題ですが、作画が素晴らしいけど、いつもストーリー(終わり方)がもう一歩!という印象の作家さん。しかし、この作画の美しさは・・・抗えないです。特に儚げ美人を描かせたら天下一品では??今作も発売されて早速購入。

ちるちるさんでの直近のレビューが賛否両論だったのでどうかな?と思いましたが、好きです。

ものすごーく胡散臭い村にて、奇妙な儀式を強要されている双子の兄弟。その村が関与する殺人事件を捜査する、これまた双子の警官と物書き。どちらも双子でありながらコントラストが効いていて魅力的です。

取り扱う時間が殺人なので基本的なストーリーラインとしてはなかなか重めですが、殺害なされ方が特殊なので血生臭い感じは今のところあまりないです。儀式においてモブ姦があるので地雷な方は要注意。

メインCPの絡みは今のところほぼ無しですが、関係性に萌えます。あんなの好きになっちゃうよなあ・・・。膝に・・・なシーンがあったので大胆なのかと思いきや意外とウブなところもたまらない。

上下巻でこの話がまとまるのかが不安ですが、下巻を読んできます!

2

萌えそうで萌え切れないなにか

星3ですけど、文字にすると中立です
いままだ迷ってます
あ、上下巻まとめてのレビューになります。

后宮のオメガで初読みして
期待外れな感じがしましたが
今回も残念ながら、同じような気分を味わってます

他のレビューでも見ましたし、
私も后宮〜で同じ感想を書いたんですが
背景の描き込み、テーマ性の高さに比べて
人物の魅力が今ひとつ伝わらないかな…
絵の粗さは、オメガより良いのですが
キャラなのかなぁ。面白い、好きって
もう少し萌えたい。
特に、メインcpの2人については
表の顔、裏の顔にギャップ(攻なんか、特に)
があるんだけど、自分のなかでキャラとして纏まる前に終わってしまった気がしました。
萌えまで、あとひと押し欲しかったです。

主要キャラが白浮きするほど
ライト当て過ぎって感じなのかな。
なんか見せ場が点々と設定されてる感じで
そこに行く流れが弱い…紀人と慶臣のエピも
唐突で、も少しドラマチックにして欲しかった
玄関に入るなり求め合うアレ、めちゃめちゃ好きなんですけど

いろいろ語ることが多くて
見せたいものは、2人の恋愛なのか
兄弟愛なのか、サスペンス的な要素なのか
どれもが同じ質量な感じで逆に全部が薄まってしまってるのかも。

私自身が、いろいろ数読んでるせいで
耐性?が出来てしまってるのか
想定内な印象にどうしてもなってしまうのかもしれないですが。

題材に毎回、心掴まれるだけに残念です。
んー中立、かなぁ。。

3

因習村に潜入捜査

政界財界の有力者に不審死が続き、カルト教団の関与が疑われ、警察庁に捜査指令がくだり、警察官の紀人は民俗学を研究している弟とともに、古くからのしきたりが残る人里離れた因習の村に赴く。
というところから始まるお話。上下巻。
着物の男に鳥居に提灯という表紙からも和テイストと思っていましたが、因習村とは。
「后宮のオメガ」がオリエンタル風味のファンタジー、本作はうってかわって全然違うテイストで、唸りました。
上下巻なので、上巻だけではまだ全貌が分かりません。
鍵を握る双子の卜部慶臣・三輪の兄弟の正体も、村にはびこる儀式のことも、そもそも捜査することになった殺人事件のことも、なにもかもが謎に包まれています。
なんなら主人公の正体すらも不明です。警察官ということですが、所属も明らかではないし、警視総監の息子ってことしか分かっていません。
そもそも捜査なのに、民間人の弟を連れて潜入してますし。裏がありそうですね。
縄でぐるぐる巻にされた腕を自力で引きちぎった弟。あれは有りなのか、どうなのか。
上巻ではBL色はほぼ無しです。
作画的には、背景やディテールの書き込みと比べると人物が粗いです。ちょっと心配になるレベルで、のっぺらぼうの人が多いのが気になります。

2

丁寧に読んでるつもりなのですが…

相変わらず表紙画像もないうちにタイトル予約してます
ただ 作家さまのお名前に見覚えがあるので予約時から なにがでるかな?ナニがでるかな♪ 的なわくわくがあったのは覚えてるんだけど

届いてみれば 上下巻の雰囲気ちがいすぎやろッ!と

表紙どころか あらすじも確認せずに買ってるので開いて一発 あッ!あたしまた皆さまと読むところ違っちゃうやつかも?と
だって 財界・カルト教団なんて事件性高そうなネタちらつかされて ただですら設定に脱線しがちなのに ねぇ

どうしましょう


閉ざされた村で行われる哀れな奇祭
幽閉される兄弟 胡散臭い家政婦

人物設定もお話も面白いし それこそ捜査って意味のすすみかたも 幽閉される双子との距離の縮めかたも無理がなくおもしれぇなって感心してたんだけど

なんでかな? 急に急くんだよね

情に厚いことも探究心が旺盛なのもそこはいい
それいつ打ち合わせたの? とか 文系言い張るわりに身軽だよね? とか

なんだかな 確信に触れたのはわかるけど唐突におきた場外乱闘にハッキリしない特殊能力
役割を二分される存在に呪い 人形をした魑魅魍魎蠢く話にしたいのはわかるんだけど正直急に動かしすぎた感が否めない

設定だけならBLにしたのは間違いなんじゃなかろうか?と思えるくらいのものなので 最終的にセックスさせなきゃで急いだのならほんと勿体なかったな と

とりあえず 謎が謎のままですし 謎以上の謎が解き放たれたので あたしの不満がどう回収されBLってところに収まっていくのか ここはおとなしく下巻にいきたいと思います

1

読ませる1冊

全国各地で相次ぐ不審死を捜査することになった双子の兄と、それに付き合わされた民俗学者の双子の弟が、雪に囲まれ世間から隔離されたような秘村の謎に迫る。

ああー、すごく面白かった!引き込まれました。
双子・謎の風習・事件と謎・ミステリーあたりのワードにピンと来た方はぜひ。
事件ものとミステリアスな秘村の風習という組み合わせの時点でわくわくしたのですが、そこにBLがこの先を期待してしまうような良いスパイスとして加わっていて、ミステリー要素のある作品を邪魔しない絶妙なバランスで微かに薫ってくるんです。
ストーリー展開も面白ければ、キャラクターの立ち方も良くて主要人物の誰1人として脇役にはならない話運びが見事でした。
ページをめくる度にこの村には一体何が隠されているのか?と先が気になり、読ませる展開が続きます。
上巻を読み終えた時点でレビューを書いている今、早く下巻が読みたくてたまりません。面白いです。

ハラハラもドキドキもあります。
先が気になること必須ですので、これから読まれる方は下巻も手元に置いてからどうぞ。

1

ミステリーと心理劇 宿命的な恋

紀人×慶臣

先月に発売された作品とトーンが全然違って、
和風と現代のミステリー、オカルトを組み合わせた今作、
再び露久ふみ先生の神レベルに圧倒された!


主人公の警察官の紀人が、
不審死事件を解明するために、
双子の弟の慎仁と一緒に神秘的な山奥の村に行く。
そこで神職者の慶臣に出会う。
それに、隠された慶臣の双子の弟の三輪も登場する。

ゾッとする雰囲気に包まれた村の謎や、
事件の解明という重厚なミステリーで、
磁石のような引力で惹かれ合っていく
初対面の紀人と慶臣、頭脳派の2人が本当にカッコいい!
純粋な慎仁と三輪もまた可愛らしい!
2組の双子の魅力や、
精緻な心理劇が最高で完全に引き込まれてしまう!


2組の似ていない双子、
それぞれの、見た目や個性、彼らの関係性、
ややこしい兄弟の感情や、
それぞれの不思議な愛情に大注目。

イケメンの紀人、
兄としての俺様オーラ全開で、従わせる力がすごい。
ヘタレな慎仁、
簡単に絆される性格が何とも面白くて、実は弟として信頼できる存在。
この兄弟、仲良く見えないけど、
お互いに深く知り尽くしている感じがたまらない。

慶臣、一見無関心な感じだけど、内に秘めたのは弟思い。
三輪、必死になって兄を掴みたい。

紀人、
頭脳明晰な男が本当に最高!
能天気で自信満々、傲慢な態度で、
確かに慶臣に興味津々。
慶臣の一挙一動を洞察するのが楽しみで、
調子に乗っているのもイイ感じ。
慶臣を必ず助けてあげる決意が心の中に秘められて、
実はもう、恋に落ちているでしょう。

慶臣、
神秘的でクールな美人で、意地っ張りだけど、
確かに紀人に惹かれている。
紀人が助けてくれることを信じる心と、
それを認めない自分との戦う姿にグッと刺さる。
性的に無知さも可憐で、
紀人に初めて快楽に導かれてトロトロになっても美しい!

お互いに心の奥底まで見透かされている紀人と慶臣、
見えない赤い糸が結ばれているみたいで、胸が熱くなる。

たちまち合致する慎仁と三輪も宿命的な縁だ。

村の中に閉じ込められている慶臣と三輪を、
即座に救おうとする紀人と慎仁の愛しさが高騰して、
絶妙な連携、自発的ではないけど、相棒度抜群で拍手したくなる。

まだ恋愛の色合いが薄い上巻。
彼らの運命と恋がどう進展するのか、
慶臣と三輪の秘密が明らかになるのか、
村の事情、そして殺人事件、気味悪い風習など、
全てが気になってワクワクしてしまう。もう目が離せない!

4

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