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表題作儘ならない彼 美しい彼 4

平良 一成
大学生、将来有望なフォトグラファー
清居 奏
大学生、実力派若手俳優

その他の収録作品

  • プロローグ〈キングの受難〉
  • ミステイク
  • 儘ならない彼
  • 火花
  • エピローグ〈ジョーカーの帰還〉
  • 青は藍より

あらすじ

初の個展を控え、撮影に準備にと忙しい日々を送っていた平良。
同居中の恋人で新進俳優の清居も、大きなドラマの仕事が舞い込み、さらなる飛躍の時を迎えていた。
そしてついに個展が開催? 平良の作品はメディアで絶賛されるけれど、師匠の野口からアシスタント卒業を言い渡され…!?

実写ドラマも大好評を博した凪良ゆうの大人気シリーズ、待望の最新刊!!

作品情報

作品名
儘ならない彼 美しい彼 4
著者
凪良ゆう 
イラスト
葛西リカコ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
美しい彼
発売日
電子発売日
ISBN
9784199011450
4.6

(266)

(217)

萌々

(30)

(7)

中立

(7)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
41
得点
1233
評価数
266
平均
4.6 / 5
神率
81.6%

レビュー投稿数41

シリーズを重ねる毎に最高を更新していく

改めて、平良と清居の二人を愛おしく感じた一冊でした。
相変わらず、というかより一層キモさが増している(褒めてます)平良と、そんな平良を気持ち悪いと思いながらも理解が深まっている清居。
二人の会話は思わず笑ってしまうほど面白いのに、最後には二人の想いの強さに泣かされてしまう……このシリーズはどのお話もそうなんですよね。
クスクス笑って読んでいたのに、読み終わったときには涙が溢れている。凪良先生の読者の心を動かす文章が素晴らしいと思います。

この先も二人には様々なことがあると思うけど、その度にすれ違って、また互いに成長していくんでしょうね。山形社長のような温かな目で清居とそして平良の成長をこれからも見守っていきたいと思います。
平良と清居、唯一無二の二人のこれからをまた読むことができることを願っています。

2

鉄の掟をこえて

私が1作目を読んだのが2016年。思えば遠くへ来たもんだ。
先生を取り巻く状況も変わり、続編は読めないと思っていたからこの「4」には率直に感謝。
そして、一読した今の印象は。

「別次元」

これは勿論称賛もあるけれど、ひとつまみの皮肉もあるわけで。
一冊の半分を越した頃、濡れ場が無い事に気付く。
コミックスと違ってBL小説にはいわば鉄の掟がある。それはエロシーン。
もちろん淡い濃いどエロいの差はありますが、とにかく例外なくシーンはある。
しかし本作は遂にシーン無し。
それは、一般文芸分野に足場を得た凪良先生の特権のように思えた。
エロ必須という謎の縛りをご自身の力で超えて、書きたいものを書ける立場。
又は周囲が忖度⁉︎先生どうぞお好きに書いて下さい!ペコペコ!的な?
ただ。
それは既にBL作品として大人気の「美しい彼」だからこそのような気もしている。だって読者はもうひらきよがどんなセックスをするのか知っている。
お馴染みの2人だもの、別に今シーンがあっても無くても。
しかしながら、エロシーンが手っ取り早く確実に読者の情動を揺り動かすものである事も確か。
つまりエロが無いなら無いでより上級な設定、より巧みな表現が必要という事。
先生がこれからもBLを書いて下さるのかはわかりません。BLでもエロあり?無し?
ひらきよも、2人のエロどうこうより平良の天才性と清居のバランスこそが重要で、ここを掘り下げる「美しい彼」ならば読みたいし、それが無いのならここで完結でもいい。私は。

1

平良の熱い挑戦に感動しました

表紙の2人揃っての笑顔、尊いです。
私の眉尻も下がりました⋯!
続編がでるのは5年ぶりとのこと、新参もので待たずして一気に収穫してしまいすいません。

平良の挑戦の巻。前作の清居の時よりさらに激しく重く、読んでいて苦しみが伝わりました。
自分が平良寄りの考えの持ち主なのでものすごく胸に迫ってきて苦しかったです..。
平良は悶々ネガティブ、清居はガツガツポジティブに頑張るタイプなのでこの2人の相性は陰陽相応し、かけがえがないです。
清居が平良にあれだけ望んでいた「普通」に戸惑うのも面白かったです。
地に足をつけようともがき、写真に意味を見いだせずに苦しむ平良
物語の展開は凄まじく、ドラマチックで息を呑んだまま。読んでいて苦しかったです..!
清居は平良のそばを離れがたく、冒頭のフラグ「死ねば諸共型」を回収、いじらしい。
窮地で平良は写真をとり、残すことに光を見いだすことができる。
救出劇の結果を話す野口のおかげでやっと笑うことができました。
清居は自分は凡人だけれど平良が天才と認めていて、
キングを負かすジョーカーとは言えて妙。
実は野口と既に同じ土俵で戦っていたと気付かされた時、頭が痺れました。
2人ともすごいところまでのぼりつめたと感動。
このさきの挑戦や成長が楽しみすぎます。
私もずっと追い続けていきたいです!

※濡れ場はなくとも
「あ~このあとイチャイチャしたんだね♡」という箇所が二箇所ありました!
事前に全くないのかと思ってどうしよう、倦怠期?と心配したのでうれしかったです
合掌m(_ _)m

4

No Title

思い合う清居と平良が好きすぎた。また新しい2人に会えて幸せでした。
ところで世間的には2人の関係はばれちゃってないんですかね?

凪良先生、次回も楽しみにしております。ありがとうございました。

1

最高です

待ち望んでいた新刊。
ほんとに良すぎて泣きました。
これまでの作品も泣けて仕方なかったのに。
ここからどうひらきよが動いていくのか続きが気になります。

2

この作品が収納されている本棚

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