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この恋をいつかきっと後悔する 下

konokoio itsuka kitto kouikai suru

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表題作この恋をいつかきっと後悔する 下

荻久保 旭
モデル
菅波 律
旭の大学同級生で元恋人、喫茶店店員

その他の収録作品

  • 描き下ろし「マスターに恩返し」
  • カバー下漫画

あらすじ

五年前に裏切られた元恋人に、記憶を失くした自分は二度目の恋をした―― 喫茶店で働く律は事故に遭い、二十歳から三年間の記憶を失った。それから五年、失くした自分を知る、旭という男性と知り合う。旭は昔の友人らしく、優しく献身的で、律が記憶を取り戻すために尽力してくれた。そんな旭に恋をしたが、幸せいっぱいの矢先、失くした記憶がよみがえる。過去の裏切りをすべて思い出した律は…?

作品情報

作品名
この恋をいつかきっと後悔する 下
著者
でん蔵 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス リンクスコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344856875
4.1

(68)

(38)

萌々

(14)

(10)

中立

(2)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
17
得点
278
評価数
68
平均
4.1 / 5
神率
55.9%

レビュー投稿数17

ふたりの歩む道に幸あれ

個人の相対的恋愛位置によって評価が変わると思う作品。

私は攻めの旭の人としての成長の脆弱さを受け入れた受けの律の強さに強く惹かれました。

輪郭だけをなぞっただけの表面的な恋愛を読み飽きていた私には久しぶりに一歩踏み込んでくれたこの作品が大好きです。

これからのふたりの道のりが息が切れて苦しい坂道でも、平坦で単調な道でも、ふたりで一緒に生きて行く一本の道であると信じてこの評価にしました。

愛し愛され合うことを学び合うふたりに幸がありますように。

コミコミさんの特典小冊子ででん蔵先生の本領発揮のどエ⬜︎ふたりのラブラブエチが読めますよ。

1

最上の幸せですか

でん蔵先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作は上巻併せて作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
葛藤 3
しんみり 2
甘さ 1
エロ 1
執着 1
な感じだと思います。

上巻に引き続き、旭さん×律さんのカプです。

記憶を無くしたままの律さんと再び恋人同士となった旭さん。少しずつ段階を踏み、距離を縮めようとした矢先、女性との修羅場を目撃されてしまい、律さんの記憶が戻ってしまう…。

物語り序盤は、恋人同士として甘い雰囲気がほんのりありますが、いざ絡みになると律さんの身体が旭さんを若干拒絶していたり、記憶が戻るとやっぱり旭さんのことを受け入れられなかったり、しんみりとした雰囲気が続きます。

その後の展開は、記憶が戻って律さん視点での葛藤などが描かれているので、旭さんとのやり取りは少なめです。

上巻の描き下ろしで垣間見えましたが、律さんに対して、何気に激重で執着心がある旭さんだったので、律さんが引っ越してどこに居るか分からない時に「全部投げ出して日本中を探せば」と旭さん曰くバカげた考えをとてもいい案だと、思っている執着心が、凄まじですね。
その後、物語りの展開上、律さん視点のなってしまったので、旭さんの執着具合があれだけだったので、個人的にはもう少し執着要素が見たかったですね。

因みに、2人の想いがまたちゃんと通じ合ってからの絡み描写は、本当に身体を重ねているくらいの描写だったので、エロさはあまりなかったですね。

傷付き、傷付けられ、それでもお互いが惹かれ合う、褒められた人間性でも関係性でもないかもしれないけど、少しずつ幸せになっていく2人の姿を是非とも読んでほしいです。

2

後悔に後悔を重ねた先にあったもの

作品としては「惚れたが負け」という印象のお話しだったように思います

上下巻通して旭はずっと後悔していて、下巻では律迄もが後悔し出します
そしてその後悔の根源にあるのは「相手が好き」だという想い

旭の愚行は許すまじ行為ではあったけれど、それを助長させてのは律でもあって、だからと言ってそこに甘えた旭が1番悪いけれど・・・
結果的にはお互いそんな所を含めても結局「好き」なんだから仕方ないんですよね

恋愛作品なので基本は人様の恋路です
極論本人達が良いのなら・・・という事に尽きるのですが、その境地になってしまっては作品を読む醍醐味を見失ってるような気持ちになってしまうのです
その最たる感想が「仕方ない」かな?と思うと、やはり上下巻を読んでこの感想に至ってしまったのは残念な気持ちが勝ってしまいました

それでも、たくさんの後悔をしても希望がある!と思えた点は決してマイナスな事ではないのでこの恋が誰かの萌えに刺さるのも理解しました

上巻は自分自身が抱いていた下巻への期待値を読み直しで少し砕かれた所が反動として評価に繋がりましたが、下巻はこの作品タイトルにもある「後悔」というテーマに対しての彼らの終着を見ての評価を反映しました

折角の先生初の上下巻作品だったのに、手厳しい事を書いてしまい誠に恐縮ではあります・・・
言いたい事を好きに書いてしまいましたが、先生の今後の作品への期待は揺るぎません
こんな読者ですが、応援しています!

3

律が幸せなら…

上巻に引き続き…

5年前、恋人の旭の度重なる浮気が原因で別れることになった律。
けれど、律は事故で記憶喪失になっていました。
旭は偶然再会した律ともう一度恋に落ち、付き合うことに。
というのが上巻まで-。
律に過去の罪を打ち明けられないまま恋人同士となり、
もう一度迎えた心穏やかな日々に幸せを噛みしめ、
なんとか律に記憶が戻らないよう祈るどクズな旭でしたが…

そのまま上手いこといくハズがないんだよなぁ。
律と彼の元セフレの言い合いを目の当たりにした律は
かつての浮気現場を思い出し、それが引き金となって記憶が戻ってしまいます。

もう一度好きになってしまった今の旭を信じたい気持ちと
過去に裏切られた苦しみが蘇り、葛藤することに。

トラウマと恋心の間で苦しむ律が本当に可哀想すぎて…
恋人同士になったならこんなの絶対隠し通せるはずがなかったのに、
律が記憶を取り戻すギリギリまで自己保身に走る旭のクズっぷりが
本当に揺るぎねぇ…。

彼も悔いてはいるのです。
そして、一度律を失ってそのかけがえのなさに気付き、
今度こそ律を大切にしたいという改心も信じたい。

だけど、どうしたって過去がチラついてしまう。
あんなにも自分を愛し、いつも背中を押し、尽くしてくれていた律に
旭がしてしまったこと。

浮気が止められないのなら、さっさと手放してあげればよかっただけなのに。
献身的に支え続けてくれた律を、自己中に傷つけ続けた。
それならもう律に関わらないことがせめてもの律に対する誠意だと思うのです。

でも、それでも、律が望んだのは旭でした。
もうどうしたって納得いかないし、旭には同情の余地なんてないのだけれど、
律が旭と一緒にいたいのなら、もう何も言えません。
クズ男沼から抜け出せない友達をやるせない気持ちで見守る友人視点だよ…。
律、本当にそれでいいんか…?

律に対する罪悪感に苛まれたり、距離を置かれて焦ってはいたものの、
思いの外旭にとって優しい世界観のまま終えた気がします。
旭が涙鼻水垂らして律に縋るザマァ展開を期待してしまっていただけに
大した天罰も下ることなく旭が律に許されて幸せそうにしてたのが
かなり残念でした。
これまでつけてきた傷の分、律をめちゃくちゃ幸せにしろよ、旭…! 

2

読書のお供はいいちこ+坂本冬美姐さんの「また君に恋してる」一択ですね♪

何と言うか、、、うーーーん、、、ちょっと過度に期待し過ぎちゃったかなぁーーー…うーーーん、、、(>︿<。)
好きな作家さまだけにちょっと複雑な読後でゴザイマス、、、

少々演出が過多と言うか、、、
〝え?それでいいんか(゚Д゚;)?????!!!!!〟
という気持ちも残ってしまう。。。

逆に演出で盛り上げるなら、折角ならあのキーホルダー自体の思い出エピとかもあったら良かったのにな…ってちょっと思ったりしました
なんとなく「鍵」だけに「キー」になるアイテムかな?って思ってたけどその辺はあんまりフックになったりしてなかった気がして少し残念だったかも。。。

まぁ、外野の心配など余計なお世話だよね、、、って言う感じのTHEメロドラマ作品だったかな?って下巻を読み終わった今は思ってます。。。

ちょっとお互い前時代的な感覚と言うか、、、
まぁ人の感情に古いも新しいも無いんだけれどもさ、、、
でも、ちょっと耐え忍ぶ演歌的なニュアンスを感じちゃうんですよね。。。

律が謝る事って基本特に無いハズなのに文句を言うでもなく姿を消してしまったり、結果その事に後悔して謝る律、、、
いやいや…律は謝る必要なくね???って思っちゃうのは私が恋愛に胡坐をかくタイプだからなのかしら???w

まぁね、しっかり反省したり本当に悔いているからこそやり直したい!って思ってる人に二度目のチャンスがあるのはいい事だ!!って思いますしね٩(♡ε♡ )۶

なのでこの展開や結末に不満なんてありません
ただ、、、そっかぁーーーー…良かったね(о´∀`о)♪って急に軽い気持ちになってしまったのも正直な気持ち、、、

何と言うか、、、
上巻は友人の恋バナを聞いてる感覚で前のめりでいた気持ちが、下巻になったら友人の友人の身内の話を聞いてる位の距離感を感じちゃったかな。。。っていう熱が冷める感覚でした。。。

因みにずっと頭の中ではレビュタイ通りですがw坂本冬美ネキの「また君に恋してる」がずっとリフレインしてました♪
こりゃやっぱりセットでいいちこ、用意して読んだ方が良かったかな?と、、、w
チョイとほろ酔い位で読んだら良い作品だったかな?って思ってしまいました

そしたら律の早く食べて欲しかったのは〝ソッチ〟っていうwチョット一昔前の下ネタジョークも微笑ましく思えたりしたかも知れませんʅ(◔౪◔ ) ʃ
尚、、、例え酔っていたとしてもベッドを替えていないという事実に私は驚愕したし、そこが許せる律にも驚きしかなかったデス、、、Σ(゚Д゚)‼

やっぱり最近の先生の作画、めちゃ見易くなってますね‼
旭のカラダ、綺麗でした✧(もっと見たかった!)
マスターが良い人過ぎましたね♪

修正|濡れ場はありますが修正が必要な絡み方ではなかったです

5

☆5は、コミコミさんの有償特典小冊子を含みの評価です(◜ᴗ◝ )♡

初めにお伝えしておきます。

コミコミさんの有償特典小冊子が、修正ありますがtn…や*などが、かなりどえち過ぎてニヤニヤします///!!
なぜ、これが本編に入らなかったのか、、、

たしかに腐の民としては、有償特典といえばえちが見たいわけで。
限りなく修正の甘いものを、、、///(おい)

おそらく電子派な方も知っていたら読みたかったはずでは?!!
と思うなどした、レビュータイトルでも触れましたが、この特典含め☆5にさせていただきました、まりあげはでした。


で、下巻ですが、
やはり律の記憶が一番最悪なカタチで戻ってしまいまして、、、

あとは、旭が禊というカタチで、再度律に告白できるよう、初心…というか、かつての律との約束を守るために海外へ。


たしかに、かつて旭のしたことは許されるべきことではないので、どういうカタチでチャラにするのか気になるところでした。

結果、うまいところに着地したなあと思ったのは、記憶失くしても、また律は旭を好きになったこと。
同じ言葉で、また旭を励ましたり、応援したこと。


今回のでん蔵先生は、そこまでゾクゾクするお話ではありませんでしたが、
タイトルの「この恋をいつかきっと後悔する」に続く作中の律の心理描写が、
下巻途中で「それでも、もう一度この恋を信じてみたい」などという迷いから願いへ、
また物語が進んだラストには「後悔しない」と、旭への想いがポジティブなものへと断定された、このタイトルを利用した、心理描写の変化はとても面白く、さすがでん蔵先生だなあと感じた上下巻でした。



ちなみに、ハピエンですので、脅えずどうぞ最後までお読みください♪


3

No Title

上巻に引き続き、下巻をよみました。

続きが気になるところで上巻が終わってしまっているので、すぐに下巻をよみました。

モデルの荻久保 旭と、喫茶店の店員をしている菅波 律とのお話です。

記憶喪失をテーマにしているお話で、シリアスなお話です。
上下巻ということもあり、ボリュームもたっぷりで、じっくりと物語の世界観を堪能することができて、大満足です。

ストーリー重視のお話が好きなひとには、夢中になれるような気がしました。

2

信じることの、その先

表紙がブルーからマゼンダへ。旭の審判はどうなるのか。上巻から一気読みしました。
以下ネタバレ含みます


徐々に記憶がよみがえるのがまた斬新です。
怯える旭、過去のことを告げないまま律と付き合うの⋯ズルい!

旭が女性と痴話喧嘩したことで律がショックで倒れたあとは、サスペンスのようでした。
あれ、記憶戻ってるよね⋯?気づいてないの旭だけ?怖い怖い⋯
律の笑顔が消えて、振り返った時の表情が⋯!こんな表情させるなんて。
浮気現場から去った後こんなふうだったんだと思うと可哀想すぎる。

このまま別れないよな?と思える旭のおめでたさよ。

律は一旦離れるものの、記憶喪失時の旭の誠実さに、今一度信じたくなる。
うーーーー⋯わかってたけど良い子すぎる。
だから調子に乗ったんだよな、旭も。
禊として旭が、律の語った夢を現実にする展開が熱かった。まあ、許してやらんこともない。(誰
もっと盛大なザマアがあってもよかったとは思うが。

マスターには大いに感謝すべきでしょう、と思っていたら、描き下ろしがイチャイチャではなく「マスターに恩返し」だったので満足。
必死にお礼を考える二人が、「復縁後初めての共同作業」みたいで可愛い。
なんとお店を継がせてもらえるという逆プレゼント。大ハピエン。優しい世界です。

電子限定おまけは気になったベッドの問題。そこは買い替えようぜ⋯と思いますがやっぱり律のやさしさ発言でEND。良い子すぎるな〜本当に。
気になった点を全部回収して気持ちの良い終わり方でした。

旭の審判は正直少し甘いな、と思いましたが
それだけ感情移入して夢中になって読みました!
先生の作品ほかも読んでみようと思います。

3

そうなる…よな

上巻、すごく気になる盛り上がり方だったので下巻も迷わず読み進めました。が、記憶喪失ものってどうしてもワンパターンになりがちなのかなと思います。
旭に言い寄ってくる女(もう、これだけで地雷の方いるかも)の再来により奇しくも記憶を取り戻す事になった律。元が旭の浮気が原因で別れる事になったのに、それはないよなぁ…。律が苦しむのもわかる。
旭の前から完全に姿を消し、もう連絡手段もない。旭も律の影にすがってないで前に進むしかない。……のに、マスター、旭の動向教えちゃうんだ??なんだか、もうこの二人はそっとしておいてあげた方がいいように思えてしまって。お節介やきすぎ…と思っちゃいました。
身を引いて、こっちも身を引いて。(いや、それだとバッドエンドなのは明らかだけど)それで律、追いかけちゃうんだ???
う〜〜ん。そうなるしか…ないよなぁと想像のつくストーリー展開で真新しいあっと言わせてくれる驚きがなかったのが少し残念でした。

とは言うものの、ラストだけ見ればちゃんとハッピーエンドにはなるのでそういう意味では安心して読めました。
上巻レビューでも書いてしまいましたが、下巻こそでん蔵先生のどちゃクソなエロ(笑)を読めるかも!?と期待していたのですが最後までそんな事もなく。そこも残念ポイントではあります。

3

激しくないのもいいのだけれど

3年間の記憶がない

彼らのなれ初めからその後 一切合切を忘れちゃったことで 今を生きている彼と過去に囚われる彼とのすれ違いを粛々と読んだ上巻

もぉね 旭がどぉしたいのかまったくわからず その態度に一喜一憂振り回される律の可哀想の後にきた予兆ッ! 
さぁさぁクズに裏切られた過去が甦っちゃうよ~ん
と ワクワクが隠せない下巻に突入!

したわいいんですが 旭の健気な決意に胸締めつけられ一瞬でワクワク消滅
なんかね さすがでん蔵さん 一筋縄ではいかない


今回のお話 とにかく不甲斐ないを読ませにきてたな
旭が抱える裏切りと大切なものを傷つけてしまったことへの後悔
律の中に残る忘れられない我慢の日々と いつ離れてしまうかわからない恐怖
ここを乗り越えるための試練みたいに何度も繰り返す自問自答と思い込みで自覚なく傷つけあうようなすれ違いと

なんか ふたりがさんざん飲み込んだ言葉に いい意味で でん蔵さん読んでる気がしなかった セツナスギタワ…Orz…


鼻水もヨダレも アナル拡大図もなかったけど 罪の意識で過度なヘタレになる攻めは美味しかった 艸艸ムフフ
初っぽく締め括られた 離したくない離れたくないも あてられる感じで恥ずかしかったし 艸艸ウフフ

正直いえば激情がないので単調には読めてしまうんだけど だからこそ読めたものもあった

あったんだけど んんんんん
なんかもぉ少し あとちょっとの山が欲しかったというか とにかく淡々と読めてしまったことに中途半端さが残っちゃったんですが
やっぱりこれって あたしの読解力や理解力のなさと 欲の張りすぎが原因なんしょうかね

3

ストーリー重視の方なら

下巻では再び付き合ったふたりが、少し違和感を覚える様子からはじまります。記憶にはなくても身体が強張る律。傷つけた律にどこまで手を出していいのか躊躇する旭。そしてとうとう律の記憶が戻っていきます。
不安になり距離を置くふたりですが、その間に旭はどうしてモデルになろうかと決めた理由、律は裏切られた以外の旭のことを思い出します。不器用ながらもふたりは再会してまた恋をした意味を考えます。旭は仕事関係の人と、律は地元の友だちとの再会によって、ふたりっきりだと見えなかった・考えもしなかったことに気づきます。
こういうふたりだけの恋愛以外の描写があることによって無理なく物語が進んでいくなと感じられます。律に甘えるだけのクズだった旭が成長することによって再生する恋愛物語だと感じました。

エッチは少な目です。でもふたりの様子や感情が詳しく描かれているので、ストーリー重視の方には満足いく作品になっていると思います。

上巻の青い表紙で律はかわいい顔して大好き!を表現して抱きついていますが、旭は嘘をついていることや過去の自分の行いについて引け目を感じているので歪んだ顔をしています。
下巻のピンク表紙では許しを請うようなキスをする旭とそれを恥ずかしながら受け入れるような律が旭の肩を抱く様子が見られます。
上下巻同時発売の表紙って最高ですよね!この対になっている表紙の色とイラストを見るだけで満足できるのだから!

0

攻めに喝

う…むむむ。下巻に期待をした上巻。
うーん、個人的にノリきれず終わってしまった感がありました。

最悪な形で受けの記憶が戻り、攻めの裏切りや過去を思い出し…
目の前で繰り広げられた女性と攻めの悶着もあり、
そりゃ攻めを信じられないし、怖くて逃げてしまうよなぁ~~~。

攻めも後悔しまくりでキツいのはよく分かるのだけど、
最終的に思い直して頑張るのが受けだったので、
もっと攻めが頑張れよ!!と思ってしまった。

だって何も言わずに海外に仕事に行っちゃおうとするんだもん…。
(受けが追いついたのはマスターのお陰)

受けを傷つけて後悔する攻めは好きですが、
それならもうとことんやって欲しいし、
攻めはとことん受けに許しを請うて、
受けのためにめちゃくちゃ頑張って欲しいのです。

あと、ベッドがそのままはノンデリすぎるし、受けもそれを許すなよ…と思ってしまう。

全体的に大変心理描写が丁寧で、表情の描き方など絶妙だなと思いましたし、上下巻だからこそのストーリー展開だと思います。
しかし、個人的には下巻で盛り上がる要素も少なく、ちょっとキャラクターにも展開にもノリきれないままといった印象でした。

4

そりゃそうなるよね

上巻の最後、律の記憶が戻りそうな気配ありましたよね。そりゃその先どうなるか想像つきますよね。

律が記憶を取り戻して二人の仲が壊れてしまうんですが、そのタイミングが最悪でした。
旭の自宅に行ってみたいと無邪気に言う律。律と再開する直前に別れた彼女が(旭的には付き合ってない認識)マンション前で寄りを戻したいと懇願。
律がいる手前気まずくて酷い言葉を浴びせる旭。
この時の言葉がやっぱ旭のクズさは変わらないなと私は思いました。
うざったいなと思ったとしても不誠実だったのは過去の自分なんだから詫びてやり直せないと言うべき。それを迷惑な事しやがってみたいな言い草でコイツはダメだなと思ってしまった。

全てを思い出して、また旭に傷付けられたらと臆病になって姿を消す律くん。
律くんを失って追いかける旭。仕事にも気が入らず干される寸前…

ここからは律くんと旭2人とも自分を見つめ直して前に進んで行くんだけどもここでも旭の行動に納得いかんかった。
モデルを辞めて律を探す事に専念しようかと思ってた時、モデルを始めたきっかけは律が応援してくれてたからだと思い出して世界に通用するモデルになろうと海外に行く決心をするんだけど、何故行くのかを律には伝えず喫茶店のマスターにだけ伝えるんよ。マスター良い人だから律に伝書鳩してくれるんだけどこんな大事な事を自分で伝えずにいるなんて!このまますれ違い続けろ!と私は怒です。

旭は変わったと信じてまた寄りを戻す律って事でハッピーエンドですが、私は最後まで反対の気持ちは変わりません。本性は変わってないと思うよ?

本筋と関係ないけど一箇所めちゃくちゃ気になったところが。律がスーパーに買い出しに行った時の野菜の値段が驚きの価格です。
セレブのお店なの?それともたまたま高騰してた時期なの?キャベツひと玉598円!突っ込まずにいられませんでした。

電子で購入
修正が要らないソフトな描写

4

後悔してもいいと思う

でん蔵先生の作品は間違いなく素晴らしいので読む前から期待値MAXだったのですが、やっぱり凄かったです(語彙力)

記憶喪失モノの王道に沿った展開ではあるのですが、特筆すべきはやはり でん蔵先生独特のキャラクターの表情描写だと思います。

嬉しい時の痛々しいまである笑顔や、絶望に打ちひしがれた時に自己防衛のように滲み出る笑顔だったり、感情が全て顔に溢れ出たシーンも圧巻で、それだけで一読の価値がありまくりです。

そんな圧倒的な描写力に裏付けされた物語は最強そのもので、最後までページを捲る手が止まりませんでした。

後悔することを恐れるより、少しでも自分の人生を幸せなものにする選択をしたいと感じました。

2

この恋をいつかきっと後悔する 下

下巻読了

上下巻でしっかりと読めて良かったです
一度裏切られる(浮気)と、もう一度信じることが怖くなる気持ちとてもがとても繊細に描かれていて好きです
友人とのやりとりで、浮気相手がもう一度自分を選んだ時、「こいつ俺じゃないとダメなんだって思う」っていうセリフが印象的でした
そういう考え方もあるけど、そうやって浮気を繰り返すんだよっていうのもよくわかる

やり直して、すごく誠実に向き合うことができるだろう二人というのが伝わってきて良かった
最後、マスターに感謝を伝えたいというのも二人らしい

浮気や記憶喪失、モデルという華やかな世界など劇的な展開がたくさんある作品なのに
どこか普通の日常を崩さずに送っている二人が印象的でした


0

No Title

上巻に続き下巻も読みました。

記憶喪失になって辛い律ですが、下巻ではそれ以上に旭が辛そうで、辛そうで…。過去に浮気をして律を裏切ってしまったことへの後悔や、律を再び傷つけてしまうのではないかという不安がしっかり描かれていて良かったと思います。旭が二度と律を傷つけまいと強く成長していくところも素敵でした。上巻の旭はあまり惹かれなかったけど、下巻はとってもかっこよかったです。

タイトルとあらすじで興味をもった今作でしたが読んでよかったです。ただちょっと思ったのは、絵もお上手な先生ですので、旭の苦悩シーンなんかはもう少し文字(心の声)控えめでも良かったのかなと。旭の表情、とても良かったのでどっぷり浸りたかったです。

1

この恋をもう、後悔はしない

下巻、とてもとても良かった…!
じん…と沁み入る、夜明けの喪失→再会→”やり直し”の物語でした。

まず、この下巻の表紙。
上巻と並べてみると分かるのですが、背景色が仄暗いブルーから
ピンクになってる…!夜明けだー...

そしてなんといっても一番の変化は、二人の距離感・ポーズと表情です。

上巻では目線を外し、憂いを見せていた旭が
この下巻では(目は閉じているけど)こんなに幸せそうに微笑んでる…
下巻を読む前から、ドキドキと期待に胸が高鳴りました。

律の表情も絶妙だな、と。
上巻、記憶を失った状態でただただ無邪気に
大好きな旭にじゃれついていた律。
この下巻の恥ずかしそうな笑顔には、全てを思い出し葛藤し、
許し、受け入れた後の感情が詰まってる。。
上下巻読み終えてからあらためて見直して、素晴らしさにため息が出ました。


学生時代、互いに同じ”大好き”という気持ちを持って
付き合っていた二人。
しかしモデルの世界に入った攻め・旭が浮気を繰り返したことで
関係は破綻、二人は別々の道へ。

ところが旭が偶然入った喫茶店で律と思いがけない再会を果たし、
律が事故で記憶を失くしていることを知るー

再び惹かれ合う二人だけれど、花火大会の帰り、
律に変化がー!?

という上巻終わりからの、続きのお話です。


旭と律、両視点で丁寧に描かれる二人の心情変化、
同じ”恐れ”を抱える気持ちがダイレクトに伝わってきて、
切ない気持ちでいっぱいに...

旭にとって一番最悪な形で律の記憶が戻り、
二人は距離を置くことに。
そして旭の知らぬ間に律は店を辞め、引っ越したーと
マスターから知らされて…

また裏切られることが怖い。
大好きな旭の気持ちが離れていくことはもっと怖い、
と苦しむ律。

一方の旭も、どんなに覚悟を決めているつもりでも
「また裏切ってしまうんじゃないか」
「そうしたら今度こそ 律は目の前からいなくなってしまうんじゃないか」
と悩み苦しむー

”好きだ”という気持ちは同じはずなのに、
旭の過去の過ちによるトラウマが、
二人の心に同じような恐怖を植え付けている。辛いなあ( ; ; )

一体ここから、二人はどう動いてゆくのか…と、
ハラハラしながら見守りました。

で!
旭の決断も格好いいし納得いくものなのだけれど、
個人的に深く刺さったのが、律の気持ちの変化と覚悟です。

最終的に「もう一度信じてみよう」と覚悟を決めるまでの
心の揺れ、共感度100%...

再会してからの旭の言動を思い出し、そこから彼の深い後悔と
やり直しを望む気持ち、未練を汲み取る律。
「もう一度信じてみたい」と決意を固める彼の潔さに、グッとくる。

と、ここで物語が一気にクライマックスへ向かうかと思いきや。

旭が海外へ行くことを決断したことで、
二人の間に今度は物理的な距離が…

ここで個人定にすごく良いな、と思ったのが、
空港まで追いかけてきた律に対し、旭が
「今は律の話は聞けない」と一旦保留にしたこと。

読みながら二人を応援している身としては
歯痒いし焦ったいし、せめて「いついつまで」と
期間ぐらいは区切ってあげてー…!
とも思うのですが;

ああ、旭は変わったんだな、律を愛し抜く気持ちを
ちゃんと形にして見せる、そんな覚悟があるのだなー
と感じられる一幕、切ないけれど確かに光の見える”別れ”のシーンが印象的でした

そして半年後(長い半年だったよね…!待ち続けた律の健気さに涙)、
戻ってきた旭からの待ちに待った告白。感涙。。
もうそこには、「クズ攻め」だった頃の旭の姿はなく。

律も、旭も、もう決してこの恋を後悔なんてしない。

二人で帰ってきた家のドアを開け、満面の笑顔で「ただいま!」と言って
見つめ合うラスト1ページが、輝いていました・:*+.

二人のことをそっと優しく見守り続けた喫茶店のマスター、
素敵だったなあ。
マスターの涙と呟きに、私もうるっとなりました。

描き下ろし、そんな大変お世話になったマスターに
二人がお礼を贈りたくてー

というお話がまた、じんわり沁みて泣けちゃうんです。 
マスター…!

旭と律が二人仲良く並んでお店に立ち、
訪れるお客様を迎え入れる。

そんな未来が頭に浮かび、幸福感で満たされるエンディングでした。

カバー下漫画、ヘタレな攻めの「気にしい」なところが
垣間見えるベッドエピソードも良かったです(*´艸`)

意外と(?)肝が据わってるのは律の方、っていうのが良い✨

失ってから気付いた大切な人と時間を、元・クズ攻めが
足掻いて足掻いて取り戻すお話。

静かに沁みる、夜明けの物語でした。


★修正:なし(電子シーモア)
濡れ場はありますが、修正のいらない描写です。

6

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