BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
慈英×臣シリーズ(「しなやかな熱情」など)のスピンオフ作品のようですが、未読でも問題なかったです。「ああ、このカップルが主役の作品が他にあるんだな」とは思いますが、最初から登場している秀島も妙に匂わせることはされてないので、その二人に興味を持って読むのかは自由かなと思います。
表題作はなく、短編4本が収録されています。
「イジメテミタイ」
出会って6年、大晦日に二人は両思いになります。
「ナカセテミタイ」
恋人になったものの、オモチャ扱いに不満な朱斗。秀島の個展に行ったのを責められ、ついに怒ります。ところが碧の本心は、といった話。佐藤が色々と気の毒でした。
「アイネクライネ」
二人が出会った頃の中学時代の回想話。
「イツカノミライ」
臣が登場。個展に強盗が乱入し、碧が負傷するも、臣が取り押さえてしまうという話。
話が進むに連れ、徐々に二人の親密さが増していくのが良かったです。1作目で恋人同士にはなりますが、まだ碧は本心を出しはしませんし、朱斗も佐藤のように分かる事ができず、擦れ違いがあります。朱斗がオモチャ扱いだと誤解するくらいの意地悪なエッチはあんまり好きじゃなかったです。
作者様があとがきでも書かれていましたが、題名の「あなたは怠惰で優雅」は、碧のこととは思えないです。朱斗の恋フィルターで碧を見ても、ちょっとそれは違うかもと感じました。でも題名のインパクトとしては良いと思いました。
表紙を筆頭にイラストは本当に素敵です。「イツカノミライ」の5人勢ぞろいのイラストとか大好きです。主役二人だけのイラストばかりだと閉鎖的に感じるので、他のキャラが登場しているのが良いなと感じました。
シリーズは苦手な方、イラスト重視、ツンデレ攻め、健気苛められっこ受け、ノンケだけとカッコイイ友人が登場する作品がお好きな方にお勧めです。
梶さん目当てで原作未読のままドラマCDを視聴し、細かいところを補完すべく小説を購入しました。
本作は、眉目秀麗で才能に溢れた攻・弓削碧と、長年攻に片想いしてる関西弁男子の受・志水朱斗のお話です。スピンオフと知らず、シリーズ本編を知らないまま読みましたが、それでも普通に楽しめました。
なんと言っても受の朱斗が可愛い。もう「かわいい」の一文字一文字に濁点つけて叫びたいくらい可愛いです。碧に酷い事されても、酷い言葉を言われても、嫌われたくないからと強く出られないところは、ある意味健気だな~と思いました。「何でこんな奴、好きになっちゃったんだろ…」っと思っても嫌いになれず、自分でも執着してるのを自覚して、少しだけ片想いを拗らせてる朱斗ですが、碧が他の誰かを抱くのを想像して自分で後ろをいじっちゃう位、碧が好きで好きで仕方ないんですよね。我が儘な碧を優しく受け入れる包容力は、まるで母性のよう。それでも自分の意思を曲げないと言うか、碧の言うこと全てに従うような恋愛しか頭にないキャラではないのが私的に高ポイントでした。まぁ結局碧に隠し事がバレて、お仕置きされちゃいますけど。
そして各所のレビューで悪評高い攻キャラの碧ですが、賛否両論あれど私は嫌いになれません。むしろ共感と言うか、彼の朱斗に対する酷い仕打ちには納得出来ちゃう部分がありました。だって朱斗が可愛すぎるんですもん。もう碧の肩抱いて「朱斗が可愛いから、つい意地悪な事しちゃうんでしょ?分かるわ~」って言いたいくらい。碧も朱斗に負けず劣らず片想いを拗らせてて、誰にでも好かれる朱斗の気を引きたいが為に酷い仕打ちをしちゃう不器用な若者なんですよね。普通だったら「お前自分勝手すぎ」と愛想尽かされちゃうところですが、朱斗だけはそんな碧を受け入れてくれるので本当運が良い奴です。
こちらの小説を読んで、まだドラマCDをまだ聴いていないという方は、是非ドラマCDを視聴することを強くオススメします。エロシーンが豊富にありますので朱斗役の梶さんの淫らな喘ぎ声が堪能できますし、唯我独尊・情緒未発達男な碧も鈴木達央さんのおかげで朱斗への切羽詰まった想いがより感じられる内容になってます。
商業のBL作品を買ったのは何十年ぶりというくらい久しぶりですが、続編がないのが残念でならないくらいドハマりしました。
慈英臣シリーズが大好きな私
スピンオフであるこの作品も手に取ってみました
冒頭から慈英登場!(^^)! テンションあがります
が・・・慈英退場後パーティ会場から退散して公園でエロですか・・
この攻めは受けがすきなんだけど完全にひねくれいじめっ子タイプですね~
自分の好みからは外れています
慈英臣を最初と最後にいれつつの短編集ではありますが
どのpみても「あんっ・・」と喘ぎ声が・・
エロ多すぎですな いつものことですけど(苦笑)
カプが好みじゃなかった
辛目の評価ですが挿絵が大好きな蓮川さんなのと慈英臣がでているので
萌えで!
慈英×臣シリーズのスピンオフ。
いやぁ、幼稚というか、ゆがんでるというか、素直じゃないというか、必死というか、ほんと傲慢ヤローです、弓削碧くん。
こいつに呆れもせず健気に食らいついていくの、朱斗しかいないよ。
小学校の男の子でも今時しない、好きな子ほどいじめるっていう、ね。
碧の場合行き過ぎ(笑)いつか痛い目見ればいいのに。←本音。笑
わたし、ちゃんと気持ちを伝える人が好きなのでこの碧くんはぶっちゃけ好きじゃありません。
でも健気な朱斗がかわいくて!
頑張れ!わたしは君の見方だ!と応援したくなっちゃいました。
四本目のお話は豪華キャストでした。
いやん臣さんかっこいいーーー。
……あれ。この巻、萌えたのは臣さん活躍のとこだけだったww
あほでかわいい朱斗と好きな子いじめちゃう碧。可愛いカップルでした。碧が俺様というよりいじめっ子で、すごくかわいかったです。やり過ぎちゃってうろたえるところなんて、ほんと小学生で二人の友人の佐藤君曰く「わかりやすい」のに、それがわからない朱斗のぼけっぷり(笑)
そんなところがかわいくて、いじめたくなるのもわかるような。
そんな二人に絡んで、慈英・臣や久遠もちょこっと登場してました。久遠は好きなキャラなのでうれしかったです。久遠と佐藤はノーマルだけど、どちらも好きなキャラなのでくっつけてくれないかなぁ、なんて思いました。
「イツカノミライ」で自分からおねだりする朱斗が最高に萌えでした。