美しい彼

utsukushii kare

美しい彼
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神524
  • 萌×296
  • 萌29
  • 中立11
  • しゅみじゃない32

9

レビュー数
85
得点
3102
評価数
692
平均
4.5 / 5
神率
75.7%
著者
凪良ゆう 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
葛西リカコ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784199007804

あらすじ

憧れの級友に抱く、信仰にも似た想いーースクールカーストLoveストーリー。

「キモがられても、ウザがられても、死ぬほど君が好きだ」無口で友達もいない、クラス最底辺の高校生・平良(ひら)。そんな彼が一目で恋に堕ちたのは、人気者の清居(きよい)だ。誰ともつるまず平等に冷酷で、クラスの頂点に君臨する王(キング)――。自分の気配に気づいてくれればいいと、昼食の調達に使いっ走りと清居に忠誠を尽くす平良だけど!? 絶対君主への信仰が、欲望に堕ちる時――スクールカーストLOVE!!

表題作美しい彼

平良一成,クラスのパシリの高校生
清居奏,クラスの人気者の高校生

その他の収録作品

  • ビタースイート・ループ
  • あまくて、にがい。
  • 月齢14
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数85

愛は人を救う

かなり久々にBL小説を読みたいと思い、評価が高く続編も刊行されている(付き合った後が描かれていると思うとわくわくするので)こちらを電子版で拝読しました。

粗筋も試し読みも読んで購入したのですが、覚悟していたより主人公の平良くんの生きづらさが描かれていて、全く救いのない学校生活を思うと可哀想で……
けれど清居くんに惚れてからの描写でそんな気持ちがどんどん救われていきます。
秘密の逢瀬なんて平良と一緒にどきどきしました。
「愛は世界を救わないけれど、自分ひとりは確実に救ってくれた」
ここまでの生きづらさを思うと……良かったね……!

なんでそんな思考回路?そこでもう少し踏み込んで伝えなよー!とやきもきしながらストーリーは進み、この二人くっつけないんじゃない?どうやって告白し合うのよ……と心配している内に離別が訪れ……

しかし離別があるということは再会がある!!
楽しみに読み進めました。清居のほんのわずか見せる気のあるそぶりにニヤニヤしつつ、どこまで行っても平良は平良だなぁと呆れ笑いしつつ、拍車の掛かった崇拝とも言える恋慕の感情をじっくり味わいました。

平良が清居を崇拝するあまり、惚れる対象が存在することのみで生きる希望、勇気付けられ、見返りを求めない。
清居の心情が分かるお話(え、ゲイだったの!?と驚きました)のやきもきもよく分かる。

二人の数年を追い掛け、両思いラブラブエピソードまで入って大満足の一冊。
あ、受け攻めが思っていたのと逆でちょっと驚きました。

さらに電子版は清居の俺について来いばりの男っぷり?やらしっかり入ってる嫉妬やら平良のデュフフやらが楽しめます。

続刊求めない読むのが楽しみです。

1

納得の面白さ

評判が大変良いこの作品、まんまとハマりました。
あとがきで仰っている凪良先生と同じく、気持ち悪い攻めが好きで、平良(虐められ 攻め)が清居(美しい彼)に盲目的に信仰心を抱くにつれどんどんこの作品が好きになりました。
イジメ描写があるものはあまり好きではないですが、平良が清居という精神的拠り所を見つけ強くなっていくのが良かったので、嫌悪感はあまりなく読めました。

この作品の二度美味しいところは、前半平良視点、後半は清居視点であるところ。
明らかに好き好きっていうのが分かる攻め、好かれてちょっと引いている受け…実は受けはものすごく攻めが好きってシチュエーションが大好きで、この作品はまさにそれ。清居は実は平良のことが好きなのに、プライドが邪魔をして全然アピールできない様子が清居視点で見られるのは嬉しい。また、ただ清居がアピールできないから平良が気づかないだけではなく、アピールしても全然わからないんですよね〜
俺様なのに健気…清居かわいいよ清居

4

王もただの人

すごく評価が高くて、ずっと気になっていた作品。
読み始めて、評価の高さの訳がすぐにわかりました。
スクールカーストのお話を読むのは苦手ですが、こちらの作品の攻役平良は、頂点の清居をキングと崇拝している。この崇拝っぷりが、徹底していて自分の想像を上回り、先の読めない展開へと引き込まれました。
清居も、キモイなどとけなしますが、筋の通った手下扱い?が逆に心地よく、その折に出てくる、2人だけの時間にニヤつきが止まりませんでした。
前半平良目線で、清居の美しさ素晴らしさを感じた後に、後半清居目線の物語。
キングもただの人だということと、自分のプライドを砕いて告白した清居が可愛いく見えました。
ホントに面白く、幸せになれました。
大好きな作品です!

5

ページを捲る手が止まりませんでした

久しぶりに「気が付いたら朝だった」という体験をしました。

読み始めたらページを捲る手が止まらず、朝になっていました。
それくらい夢中になって読みました。
とにかく面白かった。
この辺でやめて続きは明日読もうなんて考えはこれっぽっちも浮かばず
二人の交わらない世界を、真剣なのに滑稽にも見えるやり取りを永遠に見ていたい。

『あぁ。文章を書くことを生業とする』というのはこういう事なんだな…。
プロの小説家って凄いなぁ…と読了後しばらくボーッとしてしまいました。

学生の頃は寝る間も惜しんで小説を読んでいたのですが
社会人になってからは小説より漫画を好んで読むようになりました。
自分にとってBLが「趣味」というよりは日々の疲れや仕事のストレスを癒すもの、
明日への活力・元気の源になっていたので寝る前に読むには漫画の方が良かったのです。
でもやっぱり小説っていいですね!
小説の良さ、文字を追う楽しさを思い出させてくれた作品です。

「美しい彼」を読むきっかけは今回も小野友樹さんでした。
小野さんが平良役にキャスティングされたと記事で読んだので原作を調べました。
私、「スクールカースト」という単語が苦手…というか大嫌いなんです。
社会で生きていく中で色々辛いことがあるのに
なんでBLの中でまでカーストなんて見なくちゃならないんだよ、って思ってしまって。
CDだけ買えばいいかな~と思っていたのですが利用している電子書籍のレビューで絶賛されていて
「ハッピーエンドが約束されている」との言葉を信じて購入。

ほんと~~~~~~~~に買って良かった!読んで良かった!
どこかで『BLは大人の女性の心の美容液』と書いてあるのを目にした記憶があるのですが
まさにその通りだと思いました。
なんだか体にとても良いものを摂取した気分と言うか
冗談ではなく髪の先から爪の先まで栄養が行き渡っている気がします。
作品の持つ力って凄いですね…。

「スクールカースト」という言葉から想像するような目を背けたくなる様ないじめなどはありません。
クラスの中心にいるグループにパシリとして使われていても買った物の代金は貰っているし、
平良自身が清居の役に立てることに至福の喜びを感じているので暗さは感じません。
花火大会の場所取りもカラオケの順番待ちも「目立つグループに無理やりやらされている」のではなく
全ては「崇拝するキング」である清居奏のため。
その献身は清居からは「きもうざ」と言われてしまうけど
読者である私からするとここまで突き抜けられると爽快です!
執着攻めではなく崇拝攻め。いいです。すごくいい。

全ての台詞、シーンが美しくて大好きなのですが
「人を救うのは優しさとか思いやりだけではない」と語る平良の言葉が好きです。
心の中に流れる川に浮かぶアヒル隊長だけが心の支えだった平良が
清居に出会って変わっていく様は感動的です。
平良の清居への想いは平良にしか分からない独特の表現で語られているんだけど
意味不明な事を並べているようで全編読むと全ての言葉がストンと入ってくるというか…。

平良にとってなぜ清居だけが特別だったのか

それを全編通して丁寧で美しい言葉で伝えてくれているんですよね。
この読んだ後の爽快感。幸福感。BL好きで良かったと心から思いました。
小野さんがCDにキャスティングされてなかったら出会えなかった作品なので
出演オファーを受けて下さった小野友樹さん、
小野さんをキャスティングして下さった制作会社のスタッフ様に心から感謝しています!
小野さん演じる平良…これ絶対ハマり役ですよね…!!
清居を崇め奉る時の声と気持ち悪くデュフフと笑う声。
CDの発売が楽しみです。

平良の事ばかり書きましたが、清居視点のエピソードがとても可愛かったです。
二人が恋人同士になるまでが清居視点で描かれているのですが
「清居くん、平良相手に頑張ったよねー!」と褒めてあげたい。
好きだから普通に付き合いたい清居と
好きだから付き合うなんて考える事すら烏滸がましいと思う平良。
じれったい!でも可愛い!!
私と同じく「カースト」という言葉に引っ掛かっている方にぜひ読んでもらいたいです!
おススメです!心の底からおススメします!

13

期待しすぎたの・・・

高評価のみなさん。ごめんなさい。
ここから読まないで。








うーーーん。楽しめなかった。

良くも悪くも普通。っていう。

キャラは個性的ではあるが魅力的ではないし、愛が深くもないし。
ストーリーもやや平凡。
ハッピーエンドでよかったね?ぐらいな。くっつくこと分かって読んでるわけで。
特に面白くもなかった。

作者への期待で最後まで読んだということに読み終わって気付いた。
きっといい話のはず。どこかで面白くなるはず。
ってページをめくって・・・あれ?なんだろう。だった。

決して読後感が悪いわけではないんです。
なんというかジーンとかキュンとか感じなかったんです。







7

電子にも挿絵がつきましたー!

シーモアで挿絵なしから挿絵ありに差し替えしたという通知がきたので、久しぶりに読み返しました。

挿絵、素晴らしかった。
この素晴らしい挿絵を見てしまうと、もう挿絵なしのあの頃には戻れない……という感じです。
(ほかの挿絵なし小説も早く!)


最初のスクールカーストの王様と下僕という関係だった頃はとても恋愛関係に陥りそうにないのに、一冊の本が終わる頃にはしっかり恋人同士になっているところがお見事だなぁって思います。

私は清居視点になってからが好きです。
「キモ!」「ウザ!」と言いつつも、平良が寄越す視線にいつしか底知れぬ満足感を得て、他の人では満足できなくなっていく様子がじわじわきます。

そして「キモ!」「ウザ!」と平良に吐き捨ててるけれど、実はこれはそんなキモい男を突き放すどころか、好きになるのを止めらない自分自身に対して自戒とか絶望感混じった気持ちも込めつつ言ってるんだろうなぁ。


私が一番好きなのは電子限定のSS「Chestnut 」

ケーキに栗を乗っける工場ラインのバイトを始めた平良が、栗を乗っけながら

「この栗の一粒が、清居とふたりで暮らす部屋の家賃になる。
 この栗の一粒が、清居とふたりで眠るダブルベッドになる。
 この栗の一粒が、清居とふたりで………」

と何度も繰り返されるところは、いつ読んでもおかしくてキモくて最高です。

5

おもしろい!


後半の攻め視点からの展開がよかった!

2

面白かったです

面白かったー
1度目はあまり感じなかったけど読み直したときに
受けからは確かにきもいといわれても仕方ないなって
納得しましたw
高校生のときの名前が付けられない交流とか特に好きだな

3

とんでもない攻めの登場だ!!!


小説は二度読む事はほぼないのですが、この作品は、何度も読みたくなる味わい深い作品です!

ストーリーはもう置いといて、キャラクターの感情の描写が多彩で、面白くて、新鮮で、完全にこの本の中でひとりひとりの人間が完成しています。起きた出来事を並べてちょっとキャラクターとしての感想を書く、みたいな小説に面白みを感じないのですが、この作品は一人の人間の脳内を丸ごと味わっている気分になるようで、もう4頁あたりで私は主人公になっていました(笑)

そしてストーリーですが、なんなんだこの攻めは!
底辺とかそんな次元ではないんですよ、平良一成くん、と言う種類なんでしょうね…
完璧すぎるんですよ、自分を卑下するスペシャリスト!
泣きたくなるほど極めています。
続々と飛び出す斜め上、いや、宇宙からの発言に、高飛車の受けくんが可哀想にすらなりました。
最高の攻めくんです。私は大好きです!!

Mっ気がある方なんかはこの本をより楽しめるのではないでしょうか(笑)


そして美しい受けくんの貶し愛が…これまたたまりません。
気になるくせに、寄ってきたと思えばぷいっとしてあまつさえ口から猫パンチをくらわすような彼に一喜百憂する攻めくんは愉快にさえ感じました。

視点は受け攻め両サイドあって、受けくん視点だと、より一層攻めくんの『スペシャル』な性格を感じることができて、何度も書きますが、高飛車で三角形のトップにいるはずの受けくんが不憫で仕方なかったです。でも決してあきれて読みたくなくなるんじゃなくて

ほんと、ほんと攻めくんバカ、もっとやれ…!

そんな複雑な感情を味わうことができました、最高ですこの本

続編が出ているので、試し読みでピンと来たら同時購入がおすすめです。
続編さらにやばいので(笑)

6

二人の今後の関係に期待

凪良さんのツイートで、来年に第3弾が出ると知り、それならば…と読んでみました。
電子書籍で購入。イラストはありませんでした。残念。

驚いたのが、スクールカースト。新聞でもその存在を知ってはいましたが、リアルもこんなに過酷で理不尽なのかも…と思うと、なかなか物語に入っていけませんでした。平良が吃音でからかわれるのも、胸が痛くて。デリケートな題材は、結構な踏み絵だと思います。それがいい方に働くなら救いを感じるのですが、この作品ではそこまではいっていないような気がして。でも、平良と清居の関係は新鮮で面白く、戸惑う気持ちと面白い気持ちで、最後まで揺れてしまいました。

最底辺の平良が、頂点に君臨する美しい清居にあこがれ、奴隷になって存在を感じてもらおうとするのは、それが彼の心を守るなら、いいのかもしれないと思いました。平良が大学に入り、スクールカーストから解放され、理解ある仲間を得たとき、心の底からホッとしました。やっと人間らしく扱ってもらえるんだなと。

面白いと思ったのは、やはり、平良と清居の力関係が逆転するところです。
清居が実は平良を好きで、その想いが全く伝わっていなくて、あれこれと策をめぐらし、やっと同居にこぎつけても、なかなか恋人関係になれず。清居が懇願してやっと抱いてもらう、その必死感にちょっと溜飲が下がりましたし、そんな清居は可愛かったです。無自覚に清居を変えてしてしまう平良の鈍感力が、いいなあと思いました。私は断然平良が好きです。独自の思考回路でも、相手の嫌がることはしたくないと考える優しさは、彼の一番の美徳だと思います。

平良と清居がすれ違わずに心を通わせられるのは体を重ねるときだけ、というのが面白くもあり、少し寂しい気もします。二人の変にかみ合わない会話が本作品の魅力ではありますが、もう少し心が通い合う機会が増えていったら嬉しいと個人的には思います。平良もどんどん欲張りになっている自覚があるみたいだし、この先、期待できるかもしれないですね。「憎らしい彼」もさっそく読んでみます。

3

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