• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作愛されオメガの幸せごはん

東桜路貴臣,36歳,製薬会社の研究施設勤務,α
月尾灯里,18歳,Ω専門の学園施設勤務.うさぎの半獣,Ω

その他の収録作品

  • 愛されオメガは可愛い奥さん
  • あとがき

あらすじ

半獣うさぎのオメガである月尾灯里は、ある日縁談の話を持ちかけられる。相手は三十六歳のアルファであるエリートの東桜路貴臣。貴臣からの希望は、子供好きですぐに結婚できる相手というものだった。あたたかな家庭を作ることが夢だった灯里が東桜路家を訪れると、そこには縁談相手の貴臣とまだ幼い半獣狼の子供がいた。半獣狼の少年は珠空といい、貴臣の弟夫婦の息子だという。事故で亡くなった弟夫婦に代わり一緒に珠空を育ててくれる母親を求めていたらしい。そんな貴臣の真面目で誠実な人柄と珠空が懐いてくれたことで結婚を決めた灯里だが、いつまでも貴臣との心の距離は縮まらず他人行儀な関係に次第に寂しさを感じるように。そんな時、ついに発情期を迎えてしまい「一応夫婦だから」と優しいながらも義務的に熱を鎮められた灯里は──?

作品情報

作品名
愛されオメガの幸せごはん
著者
葵居ゆゆ 
イラスト
カワイチハル 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
ISBN
9784344844100
3.7

(112)

(28)

萌々

(50)

(21)

中立

(3)

趣味じゃない

(10)

レビュー数
15
得点
406
評価数
112
平均
3.7 / 5
神率
25%

レビュー投稿数15

健気さと不憫さと

溺愛モノが読みたいなぁと思い、こちらを購入しました。

施設で育った半獣うさぎのオメガの灯里と、
子供好きですぐに結婚出来る相手が欲しいと言う
ワケアリっぽい男性・貴臣とのお話です。

貴臣は事故で亡くなった弟夫婦の子供(珠空)を育てているのですが
一緒に育ててくれる母親を求めていてー…。


まず、灯里がすごく良い子で健気で不憫で
すごくイイ…と思いました。
珠空くんもすっごぐ可愛くて読んでいて癒やされました(*´ω`*)

貴臣さんは研究脳なだけで悪い人ではないのですが
最初は愛想もなく珠空くんの可愛さだけが救いでした。(個人的に)

読み進めるにつれて灯里の健気さがヒートアップしてきて
貴臣さん…不器用すぎるだろ…と思いました。
灯里は元々自分という存在に価値がないと思ってるので
そういう灯里を早く包み込んであげて欲しいという気持ちでいっぱいになりました。


すれ違いが続いたけどちゃんと最後は結ばれます。
ちゃんと言葉にするようになった貴臣さんは甘いの一言で非常に良かったです。

灯里が夢見てた温かい家族がそこにはあって
灯里よかったねぇ…と涙腺が刺激されました。
ほんとに灯里が健気で幸せになるときを今か今かと待っていたので
最後はほんとに貴臣さんありがとうの気持ちでした。

二人のラブラブな様子をもっとみたいなぁと思わせてくれる素晴らしい作品でした。

0

タイトル通り愛されしあわせオメガバ♥

~しなさいって丁寧な命令口調が良かったです。あとがきに観察実況&手ほどき系ってあって、なるほど・・と思いました。
年上研究者×半獣オメガ
この世界線では、半獣は基本αが多いのに、半獣には珍しいΩで人目を気にして生きてきていて、知らずに自分の要望、欲望を言えなくなっていて・・
そのせいですれ違いが起きるのですが・・
特殊オメガバだけど悲しくならない安心ハピエン♥
本編後SSはHで電子限定SSは洗剤CMのような爽やかさが2人らしい◎
小説に出てくる人々って名前の読み方が独特で、なんて読むのか忘れちゃう事あるけど、子供が可愛らしく、仮名で呼んでくれるから、名前を間違えずにすんでとても助かりました(笑)

0

切なさを乗り越えれば!

幸せすぎて羨ましい!

8割切ないんですけどね、残りの2割と最後の貴臣視点の短編が超幸せです。頑張って8割読んで良かった。

不遇な半獣オメガの灯里の求められた見合い相手は素敵なアルファ貴臣で…。
しかし弟夫婦が残した甥っ子の為だけに母親役をしてくれて家庭を作る為だけに結婚するという…。

それでも甥っ子珠空は灯里に懐いて可愛くて。貴臣にも惹かれていく灯里。
でも求められているのは母親役だ。発情期も番にもなろうとしなくて子種もくれなくて、誠実な人なんだ。これ以上望んではいけないと。切ないです〜。

一番欲しかった愛する家族。半分は叶ったけど愛は一方通行で。
いや、読んでれば貴臣もなんか戸惑ってるなってわかるんですけどね。灯里は全て悪い方に受け取っちゃうんで。

やっと貴臣がちゃんと気持ちを言ってくれて。結ばれて。

はぁ〜。いいなあ。素敵な旦那様に可愛い子供に優しい義両親。ママ友に親友にお店。
そして自分の子供も生まれて。
もうみんなの前でも平気で二人はチュッチュとキスして。良かったねえ。 

短編は貴臣の思いやり溢れるお話でした。
育児にお店に疲れているだろう灯里をぐっすり眠らせてあげようと、久しぶりに張り切っちゃいます。

研究者攻めは恋に落ちると頼もしいですね。
君はすぐ無理をするから君の心も体も私が理解しておかなくてはって。
観察実況エッチ!

ママのおっぱいはお父さんのなんやで〜って歌を思い出しました。

母乳プレイ?のくだりはちょっと刺激が強かったです。

お互い全て授かって良かったね!

2

幸せたっぷり

めちゃくちゃ幸せな気持ちになりました!!
家族、愛されることに憧れる灯里が
貴臣さんの愛が得られなくても家族に迎えて貰えただけで…
ってできることに一生懸命な姿が健気で健気で。
貴臣さん無頓着すぎ!からの自覚してからの優しさが良かった~~~

貴臣さん、まったく自覚のない変態なのも最高に良い!
よかれと思ってやってると表されるとおり、まぁーでろんでろんに攻めてくるの!誠実な人の敬語命令口調の破壊力!!
同人誌のタイトルもHな副読本で!こちらも愛されまくりで、ムフフでした。

とにかく灯里が作るごはんが美味しそうで美味しそうで!
相手のことを思いやった工夫がたくさん。人となりがでてる。

獣人、半獣は敬遠してたけど、ウサギの顔だからこその可愛さに加えて、
ケモミミ、尻尾は嬉しい!悲しい+感じてるのも隠さず出るのが良いって発見がありました。

3

全方位が優しいスピード婚

スピンオフ作の「銀色きつね〜」の方を先に読んでしまい、そちらがあまりにも可愛らしいお話だったので、これは読むしかあるまい!と購入。
結果、大正解でした!甘いほうの葵居先生!

灯里の生い立ちには切ないものもあるのですけれど、嫌な人は1人も出て来ないですし、酷い目に遭ったりもしないので安心して読めるかと思います。
全体的にほのぼのとしていて、ちょっとした人と人とのふれあいが優しかったり、甘さもありつつ家族ものの良さまであって癒されちゃいました。
これは萌えてしまったなあ。

周囲や友人には恵まれているものの、なかなか家族には恵まれずにいた半獣でオメガの灯里。
そんな彼が縁談により結婚することになったアルファの貴臣と、故人である弟夫婦の忘れ形見で半獣の子供・珠空。
この、ちぐはぐな3人が同じ家で暮らす日々が綴られているのですが、次第に家族となっていく様子がなんだかとっても心地良いんですよねえ。

こちらの作品、言葉足らずゆえのすれ違いの焦ったさを思いっきり楽しむ作品です。
もう、読み手にはお互いの気持ちが分かるだけに焦ったくて仕方がないんですけど、相手を思いやってのものなのがまた良くて。
いつお互いの気持ちとすれ違いに気が付くのかを、陰からこっそりニヤリと見届けられる楽しさがあります。
正直言って、ものすごく楽しめました。
こういう、好きが分りきったすれ違いは読んでいて楽しいですね。

攻めの貴臣が研究者肌全開の癖のある人なんです。
分りやすく言うと朴念仁。
細かなことに鈍感だったり、研究以外には気が回らなかったりと、超が付くほどの不器用さ!
なので、どうしようもなく言葉が足りていないんですよ。
あちこちに灯里への好意が漏れていて、気持ちがダダ漏れじゃないか…となるんですけど、やはり言葉が足りないので灯里は誤解をしてしまって…と、なんという焦ったさ。
思えば、序盤の迷った挙句に思わず頭を撫でた辺りでダダ漏れでしたよね。

灯里は、心がぐるぐるとしていて、いろんな物事を諦めてしまっているところがある健気受け。
でもですね、そういう思考になってしまう経緯も理解が出来ますし、何よりとても頑張り屋で優しい良い子なので、イライラするレベルではありません。
むしろ、良い子すぎて頭を撫でてあげたくなっちゃうな。
貴臣への好意はあれど、分不相応だとなかなか口には出せないでいます。
そうじゃないんだけどなあ、もどかしい。

そんな不器用な2人が、珠空を含めた3人家族で送る生活や、周囲の人々のあたたかさに触れる中で、次第に大切なことに気付いていく。
特に、灯里の世界が少しずつ広がって、周囲の優しさに気付いていく辺りなんてこちらまで嬉しくなっちゃう。
ちょっとしたエピソードが優しくて好きだなあ。
灯里と貴臣に関しても、やっぱり言葉にするのって大事だよねと。
優しく甘さたっぷりのこそばゆい感じが楽しめるので、甘々がお好きな方にはたまらないのではないでしょうか。
ここ、め、めちゃめちゃ萌えた……
もう、これからはどんどん灯里を甘やかして幸せにしてあげてほしい。
ベッドでは貴臣がだいぶムッツリでしたね!
「口数が少ない攻めはムッツリ」というレッテルをはりたくなってしまう。
甘く言葉で責めて、手ほどきをしながら受けを褒める攻めが性癖なのかもしれないと、今作で葵居先生に新たな扉を開いてもらえた気がしました。

それから、狼の半獣の子供・珠空も可愛くて。
実の両親を失い、叔父である貴臣に引き取られたものの、傷はなかなか癒えるはずもなく、小さな体に寂しさを沢山抱えているんです。
そんな彼が、灯里の自然体な優しさによって心を開いていくのが愛らしくてたまらない。
この2人のシーン、すごく可愛いんですよ。
灯里と一緒にご飯を食べるシーンも好きでした。
こちらの作品、ご飯がどれも美味しそうで読むとお腹が空いてきます。

後日談まで甘く優しく、読んで幸せになれる可愛いお話でした。
溺愛攻めに愛される頑張り屋な受けはやっぱり良いですね。

2

なんてかわいい甘々オメガバース

 葵居先生のオメガバース+半獣もの。
オメガはアルファを産みやすい、という事でアルファの為の相手として大事にされていて、オメガの為の学校もあって、という世界になってました。

 オメガの為の学校だけあって、良妻賢母を求めるアルファからのお見合いが引きもきらない中、珍しいウサギの半獣である受け様の灯里にはなかなかいいお話がなく、卒業してスタッフとして働いている。
家族への憧れはあるけれど、半獣である自分には縁がないものと諦めて、お弁当屋さんをする夢の為に日々頑張っていて、とっても健気ないい子。
ウチの子に欲しいくらいですよ。

 そんな中、灯里にお見合い話が来て、出会ったのが攻め様であるアルファの東桜路。
亡くなった弟夫婦の1人息子であり狼の半獣である珠空を引き取っていて、一緒に子育てしてくれる伴侶を求めての結婚。
この東桜路が、言葉足らずでコミュニケーション能力が低い学者肌。
でもこの学者肌っていうのがクセモノで、興味のあるものしか心惹かれないけど、興味がわいたら一直線。それしか目に入らないってヤツで。
これが発揮されるのがえちシーン。
いや、普段言葉が少ないくせに、ここぞとばかり灯里の状態を確認して言葉にして説明するから、初心な灯里は恥ずかしがっちゃって…という。
はからずも言葉攻めってやつになっていて、なんだかとってもえっちぃ事になってました。

 この2人、お互いに相手は子育ての為に結婚しただけで、求められてる訳じゃない、愛があるんじゃない、と思い込んでいる事から気持ち的にすれ違っている2人。
 灯里視点で進むお話なので、灯里の東桜路への恋心は丸分かりですが、東桜路だって灯里のこと、めっちゃ気にしてるよね、欲しいと思ってるよね、といろいろ漏れちゃってます。

 2度目の発情の時にやっと東桜路が自分の気持ちを灯里に告げて、気持ちの通じ合った甘々えちシーン。
自分の気持ちに正直になったえっち。
いいですねー、甘くて大好き。

 他の方も書かれてますが、本当に嫌な人が1人も出てこない、優しい人ばっかの甘々ストーリー。
作中に出てくるお料理も作れそうかも、と思うような日常的なメニューでおいしそう。
ふわふわとした幸せな気持ちにさせてくれました。


 ただ、せっかくのウサギでロップイヤーで、カワイチハル先生のイラストなのに。
なのに、作中のイラストが2枚。
表紙と口絵を合わせても4枚。
初読みの後でイラストを見返したとき、ホントに?乱丁じゃなく?私のだけじゃなく?と何度も見返しちゃいました。
うさみみ、うさしっぽ、とってもかわいったので、できればもっとイラストも堪能して目の保養をしたかったなぁ。

3

幸せ感Max!!甘えろオメガバ❤️

嫌な人が1人も出てこない、ひたすらにハッピーな甘えろオメガバースです❤️

攻めの実況系言葉責めがとにかくエロい…健気受けのモロ感っぷりもひたすらかわいくてたまらないです☺️

受けはうさぎの半獣、攻めの兄弟の子供は狼の半獣なのですが、もふもふっぷりが可愛いっ❤️

また、葵居先生作品は濡れ場の描写が丁寧なのでエロ度はかなり高めです❤️
かわいいしえっちなんて最高すぎる…!!!!

癒されたい!甘々なオメガバースが見たい!BLで飯テロされたい!
というあなたにぜひ❤️大満足間違いなしです❤️

4

自己評価の低い健気なオメガ




うさぎの半獣オメガが運命のつがいと結ばれる話。

一番の夢は結婚すること。二番目の夢は弁当屋を開くこと。
一番の夢は叶わないだろうからせめて二番目の夢はと思っていたのに、思いがけない縁があって結婚することになったけど、実は妻という名の家政婦という状況。
諦めていた家族を得るという夢がかなったことから、愛されたい、子供が欲しいと次の欲が生まれ、中途半端に叶ってしまっただけに今の幸せをを失うことが怖くて、素直に相手に求めることができなくて苦しむオメガの話で、幸せなはずなのに切なさ全開でした。
実際は、相手のアルファも妻となったオメガのことを好きになっていたけど、気付くのが遅れ、妻に不本意な結婚を強いたと思っていこともあり、違う方向に頑張ってしまうという、お互いがきちんと自分の思っていることを言わないため起きたすれ違いでした。

<あらすじ>
半獣オメガなため行き遅れていた灯里(受け)は思いがけず自分にぴったりな条件の縁談を紹介され、お見合いすることになります。
相手は製薬会社研究員のアルファ・東桜路(攻め)。
東桜路は亡くなった弟夫婦の忘れ形見でおおかみの半獣アルファである珠空を育てるために結婚しようと決めたのでした。
灯里が男だと驚き一旦は断られますが、母親と同じオメガの匂いに反応した珠空が懐いたためそのまま結婚することになります。
珠空の世話をするための母親となった灯里ですが、もともと家事が得意なこともあって、諦めていた家族を得られたことを喜んでいたのですが、東桜路とは距離があるまま。
そんな時、灯里に発情期がきてしまいます。
苦しむ灯里に手を差し伸べる東桜路ですが、灯里には仕方なく付き合ってくれているようにしか見えない態度で、身体に反して心は非常に傷つくのです。



この東桜路ですが、研究バカでそれ以外のことには無頓着だというのはわかるのですが、結婚を何だと思ってるんだとか、オメガを以下同文とかいろいろ思ってしまってはじめはあまり好きになれませんでした。
確かに3歳の甥っ子をいきなり育てなければならなくなった状況では面倒見てくれる人が必要だと思うのですが、何故いきなり結婚になるのか。
そもそもとても元気な両親がいるのに全く相談してなかったというのも驚きです。
のちに登場する両親には今までも相談せず勝手にいろいろ決めていたようなので、そういう発想自体なかったのだろうと思われますが、それにしてもおかしい。
結婚という人生をかけてまで甥っ子を育てようと思ったのは凄いように見えますが、もともと結婚願望もなにもなかった東桜路にとって、それほど大事なものでもないようなので、やはり灯里が可哀そうだと思いました。

結婚相談所に相手を探してもらうのにも、条件だけいうのというのはどうだろう。
確かに条件だけだと灯里がぴったりだったけど、訳あってすぐ結婚して子供が欲しいアルファとしか思えない条件で、実際は母親となってくれる女性が欲しかったわけで、訳ありなのだから面と向かって断りづらい状況にならないよう間に入ってくれる人にきちんと説明すべきだろうと思いました。


オメガは子供を産むことに特化した性ではありますが、半獣オメガは体力がなく、結婚の需要がありません。捨て子だったこともあり半獣だったから捨てられたのではと思っている灯里は半獣コンプレックスが酷く、諦めていた結婚をしてくれる東桜路の提案は魅力的で、不満があっても我慢しなければという気持ちが大きく可哀そうでした。
とはいえ、そこまで遠慮しなくてもと思うくらい自分の要求を言わない灯里にもちょっとイラっとしましたが。


周りの人たちが本当にいい人達ばかりなので、東桜路にむかむかした分そちらの方で嫌な思いをしなくて良かったです。
珠空はとってもかわいいし、東桜路の母親は灯里を初めから大歓迎でいろいろ気遣ってくれるます。両親のいない灯里にとってはさぞかし嬉しいことだろうと思います。
施設長や親友、結婚相談所の人、友人になった近所のママ友たち、みんないい人ばかりでした。


ちゃんと話ができて、本当の意味で結ばれてからの東桜路は人が変わったかのように、灯里を溺愛します。運命のつがいというのは人格までも変えてしまうものなんだろうかと思うくらいの溺愛具合で、同一人物?と思ってしまいました。


SSの「愛されオメガは可愛い奥さん」では東桜路視点で書かれています。
二人の甘々な後日談。
半年間、東桜路の心が自分にないと思っていたため遠慮の塊だった灯里が今では拗ねたり甘えたりわがままを言ったりすることがいかに貴重で自分に心を許しているかを感じることができて幸せなことかと語る東桜路が灯里を溺愛しているさまが堪能できます。子供はいらないといっていた東桜路があと3人くらいほしいと大いに前言撤回しているので、灯里の夢は100%叶いそうで本当に良かったと
思いました。
このSSを読むことで、本編の東桜路の行動も意味があったのかと許せる気持ちになりました。


イラストも繊細なタッチでとても素敵でかわいい家族3人でした。
欲を言えば、最後に生まれた灯貴のイラストも見たかったです。

1

朴念仁なアルファ

半獣うさぎオメガ故にやっときた縁談に、灯里は家族を夢見て会いに行きますが、亡くなった弟夫婦の子供の為と知り落胆しながらも灯里なりに向き合って頑張ってます。
珠空も懐いて貴臣も優しいのに、貴臣が口下手なので灯里がぐるぐるしてます。
遠慮して一言に傷ついてすれ違ってます。
貴臣も斜め上に灯里の為と総菜屋の開店準備をしたりと会話が足りないんです。灯里が危ない目にあってようやく向き合えるんですが、気持ちを確かめ合ってからの貴臣が凄いです。貴臣の母親も好意的だし、灯里の耳をしゃぶる子供達が可愛いです。

3

幸せな家庭とあふれる愛情

主人公は家庭的な愛情を知らずに育ったオメガでウサギの半獣です。

あらすじを読むと、引き取った甥の面倒を見てくれる家政婦兼ベビーシッターとして半獣を施設から引き取って都合よく利用しようとしている傲慢でセレブなアルファの姿が想像できました。
あわよくば性欲処理の相手まで!?なんて想像してしまいちょっと好みから違うなーと思いつつもカバー絵の優しい感じに惹かれて読んでみました。

想像とは全く違ってほんわかしたオメガバースで痛いことも酷いこともしない立派なアルファ様でした。
ただし、ムッツリでエロイ攻め様でそういった意味ではたくさん泣かされひどくされることは多々ありましたけれど愛情あふれる優しい旦那様ではありました。

5

ほんわかしてて良かったけど、まさかの母乳噴出エロ……

オメガバースですが、法が整っていてオメガが不当に虐げられていることのない世界なのでほっこり読めました。
虐げられるどころか、獣身オメガの受け・灯里に対して出てくるキャラが皆、暖かく接しているんです、攻め以外は……。

ただし声を大にして言いたいのは、攻めの貴臣も決して辛くあたってる訳ではないし、不器用ながらも優しく接しているつもりなのだけど、実の母親から「あの子だけは昔から何を考えているのかわかりにくい」と言わしめるキャラ&理系の研究一筋で対人スキルがほとんど発達していないうえに、攻めの中で、灯里を無理に妻にさせてしまって申し訳ない……という見当違いの負い目があるので、貴臣が考えていることがなかなか灯里には伝わりにくいんです。

初対面で「(灯里の発情期がそろそろ近いので)近づくと思ったよりも匂いがきつい」と貴臣から言われてしまい、恥ずかしさで身の置き所がなくなってしまう灯里なんだけど、貴臣からすればそこに嫌味とか悪意は全くなく、理系人間として単に事実を述べているだけに過ぎないんだなというのがわかる。

だから、一応夫婦になったけれど、優しい人だから書類上の妻に過ぎない自分を見捨てておけず処理してくれてるだけ……と灯里は切ない気持ちを抱えながら貴臣に抱かれてるんだけど、読んでる側からすれば、貴臣の気持ちはちゃんと透けて見えるので、絶妙に遠慮してる二人のすれ違いっぷりを切ない気分にさほどならず、ニヤニヤしながら読めました。

ただ、貴臣のキャラが私の中ではいまいち掴みづらかった。
というのも、言葉が若干足りないキャラかと思ってたのに「とーりをいいこいいこしてあげる!」と言う子供に対して「それでは夜はお父さんが(灯里を)いいこいいこしてやる」とまさかのエロ発言を、何も知らない幼児とはいえ子供の前でするのはちょっといただけないし、読んでて困惑しました……
そういうキャラだったっけ?と。

本編は誰一人として嫌な人が登場しないほんわか癒され系でとってもいいなぁって思ったのですが、続きの【愛されオメガは可愛い奥さん】で、母乳噴出しちゃうエロ描写があって、そこで撃沈しました。

二人の間に出来た子供におっぱいをあげる灯里の姿を見て、「今目の前にあるおいしそうな可愛いおっぱいのほうが気になるんだが」と言い出す貴臣。
授乳をエロイ目線で見ているのが本当にキモくて、後から考えればここで既に母乳おっぱいへのフラグが立ってたのに、なんでこの先も読んでしまったんだろう……。

で、待ちに待った夜になり自分にも乳を味わせてほしいという貴臣が言い出してして、それは灯里が拒否するので授乳プレイは回避かと思いきや、その後のエロで乳首から母乳が滲んで、最後に乳が噴き出すんです……。
母乳噴出がBLで登場するとは思わなくて、ぎゃあぁぁぁぁ!!!!となりました。

本編はとてもほんわかしてて良かったので萌萌ですが、最後の【愛されオメガは可愛い奥さん】が「しゅみじゃない」ので、総合して「萌」です。

7

大切な人に愛されるために

今回は新薬研究をするエリート研究員と
お弁当屋さんを夢見る施設職員のお話です。

受様が子供の母親としてだけではなく
攻様の伴侶として求められるまでの本編と
攻様視点でその後のお話を収録。

男女の性別の他に
アルファ、ベータ、オメガとという
「新性差」がはっきりと認知されたのは
わずか100年ほど前の事です。

アルファは半獣も多く
優秀で生命力が強く体格にも恵まれた
男女どちらの機能も持ちますが
全人口の1割程度です。

ベータはそれまでの人間と変わらず
男女それぞれの機能しか持ちませんが
人口比率では一番多くなります。

オメガは男女に関係なく
約3ケ月毎に発情期が有り
妊娠出産の機能だけを持っています。

オメガは男女か関係なく孕み
淫らなもののように扱われて
最初は疎まれた存在でしたが

アルファと夫婦となると全ての性別、
新性別の子供が生めるとわかってからは
人口減少の歯止めの存在となり
「優秀で重要なアルファのための存在」
として尊重されるようになります。

受様は1歳の頃に
オメガ専用施設前に置き去りにされた
うさぎの半獣オメガです。

専用施設には高校までの学校があり
しっかりと教育されたオメガを
伴侶として求めるアルファは多く
たいていのオメガは在学中にお見合いし
卒業と同時に結婚しますが

半獣オメガは生み増やすために
1番重要な体力が乏しいからか
なかなか縁に恵まれず
受様は高校を卒業した後は
施設職員として働く道を選びます。

卒業生は無条件で職員として
3年間働くことが認められているので
お金を貯めてお弁当屋さんをやりたい
と思っていたのです。

ところが
オメガとの縁談を多く取り扱う結婚相談所に
受様の卒業した学園出身で半獣のオメガとの
縁談を求める男性アルファが現れるのです。

しかもすぐ会えて子供好きで
結婚したらすぐ家庭に入って欲しいらしく
受様はまさにぴったりです。

この縁談相手こそ今回の攻様になります♪

攻様は海外に本社のある製薬会社の
研究施設勤務ですが

2ケ月前に事故死した弟夫婦が残した
半獣の男の子を引取り育てるために
弟夫婦の購入した家で甥と暮らし
在宅勤務をしていました。

受様は早速、
指定された攻様の自宅に向かいますが
攻様が求めていたのは女性オメガでした。

攻様の家系は代々狼の半獣が多く
弟は半獣で甥も半獣ですが
攻様は狼の特徴が出なかった事と

攻様は義妹が女性オメガだった事から
半獣オメガを条件としたのです。

真面目で誠実そうな攻様と
縁がなかったを残念に思いながら
帰ろうとした受様でしたが

母親と同じ匂いを嗅ぎとった甥っ子が
受様に泣きながら縋ってきてしまい
甥っ子をあやす受様を見た攻様は

受様との結婚相手にと望み
受様も攻様親子の助けになるならばと
攻様の妻となるのです。

そうして突発的に決まった結婚ですが、
懐いてくれる甥っ子の面倒を見るのも
家事をするのもやりがいがあるものの

攻様は他人行儀で
受様は住み込み家政婦に過ぎません。

果たして受様は
攻様と幸せになれるのでしょうか?

ゆゆさんの初オメガは
天界を舞台にしたアルファ×ベータという
変わり種でちょっとびっくりしたので
2作目である本作もドキドキでしたが

半獣設定ではあるものの
「運命のつがい」のアルファ×オメガ♡

半獣オメガである事から
幸せになる事を諦めていた受様が
甥を育てる攻様と出会い
愛し愛される事を知るという
王道で甘々なオメガバースでした。

受様はうさぎの半獣であり
施設に置き去りにされた事から
自分に自信がありません。

甥っ子のためにと母親を求め
自分も良い父親になろうとする
攻様に徐々に惹かれていきますが

攻様が必要なのは"母親"であり
"妻"としての自分ではないのだと
思うのです。

対する攻様は優秀な研究員なので
頭は良いのですが世事に疎く
何事も四角四面に受け取る人なので

受様の気持ちにも自分自身の変化にも
気づかないのですよ (>_<)

2人がお互いに気持ちを知り
"運命のつがい"となって
新たな家族を得るまで

2人のすれ違いにハラハラしながら
とても楽しく読ませて頂きました♪

受様の親友も攻様の母親も
甥っ子の関係で知り会うママ友も
皆優しい良い方ばかりですし

オメガの発情で受様が危険な目に
あったりもしないので安心して
2人のすれ違いにドキドキできました。

うさみみの受様も
健気で一生懸命で可愛いのですが
受様のみみをはぐはぐ甘噛みする
甥っ子ちゃんがとっても可愛いです♡

カワイ先生のイラストは
Hシーンもエロくて絶品ですが
出来たらもみもみシーンも
イラストでぜひ見たかったな。

今回は本作同様受様がうさぎさんな
川崎かなれさん『箱入りウサギ妊活中』を
おススメとします。
攻様が堅物なところも似てるけど
こちらは完全にラブコメです♪

3

耳垂れウサちゃん

チハル先生の表紙買い。思いのほか色っぽいシーンが多くちょっと飽きちゃったかなと感じたので萌にしました。本編220P超+後日談20P超+あとがき。オメガバース設定は王道ではないかと思います。

オメガ専用学校の月尾学園(幼稚園~高校まであり寮もある!)でお手伝いをしている、学園出身の灯里(とうり)。耳シッポ付きの半獣であるせいか、お見合い話が持ち込まれることがなかなか無く、幼い頃からお世話になっている月尾学園で働いています。ある日、結婚相談所の人から灯里にぴったりのお話が、と持ち込まれて、相手の方に会いに行ってみると、狼耳をもつ子供とイケメンがいて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
珠空(たから、3歳、♂、攻め弟夫婦の子)、ひかる(受けと同じ施設出身のオメガ、嫁入りした)、ご近所さん、攻め母(結構、インパクト大)ぐらいかな。
後半に出てきた、姑=攻め母が面白そうで、もう少し読みたかったなと思いました。

**より内容に触れる感想

攻めさんが「自分、不器用ですから」を地でいく人かと思いきや、途中からエロ魔人化している気がする・・・気のせいだろうか。半分ウサギさんでオメガで、とりあえず結婚してもらっていると考えている受けさんは、アルファである攻めさんを必要以上に刺激しないように抑制剤を一生懸命飲んでいるのに、そんなこと知ったことかとばかりに受けを構い倒してないか、このおっさん・・・という印象です。

スパダリなんだろうけど、エロさの印象が強くて、今一つ攻めに萌えられず、本当にいい嫁になること間違いなし!な受けさんも「ふーん」で終わってしまって、シンクロできなかった自分が悔しい。
お子様が受けさんの垂れ耳をはむはむするシーンはめっちゃ可愛かったし、チハル先生のカラー口絵はめちゃくちゃ桃色気分になれる絵だったんですけど・・・

エロ大魔神っぽい研究者が気になる方は一度お試しいただいてもよいかもです。

7

優しい世界の中で閨の攻めさんにギャップ萌え

私が読んだ葵居さんの本ってほぼ全てがSM(緊縛率高し)だったんですよね。
調べてみたら、このレーベルでは可愛らしい感じのお話を沢山書いているではありませんか。
私は思い込みが激しいタイプでして。
このタイトルだし、カワイチハル画伯の表紙絵は可愛らしいし「まさかそんなことはなかろう」とは思いつつ、途中で朱色の紐を持って登場する貴臣を期待している自分にハタと気づいてしまって赤面しました。
……要するに、ただ私の趣味だったのね。勝手に『緊縛作家』と思っていてごめんなさい(でも、好きなの。葵居さんの緊縛もの)。

オメガバースですが、差別され虐げられて陵辱されるωは登場しません。
ωは特異な性のあり方がきちんと尊重された学校で保護されて育ち、αに買われたり『子どもを産む道具』として扱われない、自由恋愛が普通です。
だからこそ余計、半獣であり『捨てられた子ども』である灯里のコンプレックスというか、自分は決して幸せになれないだろうという思い込みが、すんなり理解出来る感じでした。

そんな風に思っているからと言って、灯里は暗い子ではないのですよ。
ただ『諦めている感』が強い子です。
本当は幸せな家庭を築くのが一番の願いなのに、それを諦めているから二番目の夢である『お弁当屋さんになりたい』というのが目立ってしまうんです。
端から見ていると、可愛らしくて健気で素直な灯里が、そんな風に諦めていることなんて解らないんです。だから周りは『灯里の一番の夢はお弁当屋さんになること』だと勘違いしてしまうんですよ。

貴臣は、事故で急死した弟夫婦の子ども(狼の半獣)を育てています。
そのために、母親が必要と思ったんでしょうね。
これ、結構リアルだなと思ったんです。いるよ、こういう人。
灯里は、その理由だけで求婚され、結婚したと思っています。
おまけに貴臣が『絵に描いたような理系、口下手男子』なものですから、もう、すれ違うすれ違う。

登場する人全てが優しく良い人ですし、貴臣の甥の珠空はめちゃめちゃ可愛いし、不穏な空気が一切ない中で、来たるべきハッピーエンドまでふわふわ・イライラ・ニヤニヤを楽しむお話です。

あ、貴臣は朱色の紐を持ち出しはしませんでしたが、閨のシーンになるといきなり『意地悪&命令口調』になるんですね。これがね『私の考える葵居さんイメージの攻め』でした。
36歳と20歳そこそこという年の差もあって、激しくギャップ萌えしましたぁ!

3

一歩踏み出す事で、優しさに気付く

タイトルや表紙から想像がつく通り、超ほのぼの甘々なオメガバースです。
悪い人は一人も出て来ないし、二人のスレ違いすら甘酸っぱくてニヤニヤしちゃう感じ。
ひたすら甘ったるくて優しいお話が読みたい時なんかに、ピッタリじゃ無いでしょうか。
私はめちゃくちゃ癒されました!(* ´ ▽ ` *)


内容ですが、甥っ子を引き取ったばかりのエリートアルファ・東桜路×半獣うさぎのオメガ・灯里による、ほのぼの甘々な子育てものでオメガバースになります。

半獣うさぎのオメガである灯里が、エリートアルファである東桜路との縁談で、彼と出会い結婚する所からお話はスタート。
亡くなった弟夫婦の子供・珠空を引き取っている東桜路は、珠空の母親になってくれる相手として条件だけで灯里を選んだんですね。
そんな二人が共に暮らし、子育てを一緒にする事で、やがて心を通わせて結ばれるまで。
そこに、ちょっとした誤解なんかが絡んで、ちょっぴり切ないストーリー運びにもなっています。

で、まずこちら、個人的にキャラクターがどストライクなんですよね。
不器用で誠実な攻め・東桜路に、健気で頑張り屋の受け・灯里。

灯里ですが、オメガではめったに居ない半獣になります。
アルファの子供を産める存在としてオメガは尊重されてるものの、半獣オメガである灯里は身体が弱く、その為なかなか縁談が来なかった・・・。
そこに、「半獣のオメガ」と指名して縁談相手に求めてきたのが東桜路になります。

で、ここから二人で子育て。
この二人での子育てがですね、初々しい事この上ないのです。
東桜路ですが、とにかく不器用で愛想が無いんですね。
共に生活をしていてもよそよそしい東桜路に、自分が「子供の為の母親」の役割しか求められていないと思い込む灯里。
更に発情期が突然訪れると、優しく触れて熱を鎮めてくれる東桜路に、義務感から触れてくれただけで、恋愛感情は無いんだと切なくなる・・・

こちら、終始灯里視点で進むんですね。
ですが、読者にはもう、明らかに東桜路が灯里に惚れてる事が分かる仕様になってると言いますか。
灯里が発情期の間、二人はひたすら寝室に籠ってエッチ。
で、発情期が終わった灯里が、「もう大丈夫です」と一人爽やかに言えば、「そうか・・・、それなら、いいんだ」みたいな。
そして大きなため息をこぼす。
これ、明らかに、まだまだ灯里を抱く気満々じゃん、と。

また、二人のスレ違いが、なんともニヤニヤしちゃう感じで。
この時のため息に、そんなに自分とのエッチが負担だったんだと心を痛める灯里・・・。

この二人、こんな感じのスレ違いをずっとやってるんですよね。
個人的に、こういうスレ違いに滾って仕方ないんですよ。
だって、互いが誤解に気付き、このスレ違いが解消される瞬間なんかに、萌えて萌えて仕方ないから!!

あとですね、灯里はすごくお料理上手で、お弁当屋さんが夢なんですね。
この設定の背景がきちんと語られていて、だからこそ、三人で仲良く食卓を囲むシーンなんかに、とてもほのぼのするのです。
また、ママ友(?)になるご近所さんや、東桜路の母親。
皆が皆、とても好い人なのです。

素敵なのが、そんな人達に囲まれて過ごす事で灯里が、自分が思うよりずっと、みんな(世間は)優しいんだと気付く・・・。
これは完全に私事ですが、ちょっと現在の心境的に、このシーンが心に沁みて沁みて・・・。
半獣オメガである彼は、親から捨てられ、世間からは珍しい物を見る目を向けられて来た。
でも、世の中って、自分から心を開けば、思っているよりずっとずっと優しい・・・。
なんだか泣けちゃいますね。

そんな感じの、個人的にとてもツボで素敵な作品でした。

あとここからは、作品に全然関係無い話なので、興味無い方はスルーして下さい。
このお話自体が今の心境にピッタリで、とても癒されたんですよね。
周囲の優しさに気付くシーンなんかが、今の私の状況にピッタリで。
自分がずいぶんな嫌われ者だったのには正直こたえましたが、反面、温かく励ましてくれる方や心配して言葉をかけてくれる方。
優しい方もとても多い事が分かりました。
心からありがたいと思います。
どうも、ありがとうございましたm(_ _)m

25

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP