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表題作愛の巣へ落ちろ! 1

七雲澄也
星北学園高等部3年生,ハイクラス種レッドニータランチュラ
青木翼
星北学園高等部1年生,ロウクラス種シジミチョウ

その他の収録作品

  • 「央太のおさがり」(描き下ろし)

あらすじ

ロウクラス種シジミチョウ科出身の翼は、偶然テレビで見かけたハイクラス種名家の御曹司で、タランチュラ出身の七雲澄也の言葉に救われ、憧れを抱く。
一目彼に逢いたくて、澄也の通うハイクラスばかりが集うエリート校・星北学園に入学するが、そこではロウクラスゆえの困難が待ち受けていた。
さらには、唯一の希望だった澄也にも「シジミチョウは嫌い」と切り捨てられてしまう。
澄也にだけは認めてもらえると期待していた翼は落ち込むが、そんな時、澄也の張った巣にかかり、媚毒を注ぎ込まれ組み敷かれて――!?

作品情報

作品名
愛の巣へ落ちろ! 1
著者
南十字明日菜 
原作
樋口美沙緒 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス・プレミアム
シリーズ
愛の巣へ落ちろ!
発売日
ISBN
9784592720959
4.1

(82)

(35)

萌々

(32)

(10)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
336
評価数
82
平均
4.1 / 5
神率
42.7%

レビュー投稿数7

虫のカースト制度!?

原作は未読です。虫と人間が融合した人類が溢れている世界のお話。虫の中でもロウクラスの翼はハイクラスばかりが入学する学校に入学してきます。翼には昔から憧れていた先輩がいて!?

翼が小さくて顔が女の子のように可愛くて…!だけどちょっと気が強いのがさらに可愛いですね!憧れだったタランチュラの澄也先輩は、想像していたよりもクズで知らずに部屋の蜘蛛の巣に捕まった翼は抱かれてしまいますが、えっちの時だけは優しい澄也先輩。
翼自身も身体が弱くて人とは一緒に過ごせない「特別」な人生を送ってきたため、ハイクラスなタランチュラの先輩と違う意味で共感できる所があるようで。

電子白塗り…ですが、とってもえちえちで可愛かったです♡体格差最高ですね!
虫特有の媚薬が使われていたり蜘蛛の巣を使ったりもあって良かった!

0

虫が苦手でも

原作未読です。
気にはなっていたのですが、やっぱり虫が苦手なのと、健気でかわいい受けがかわいそうな目に遭うのがつらくて…
ですがコミカライズのビジュが良すぎて手に取りました。
やっぱり漫画だと挑戦しやすいのでありがたいですね。

意外と主人公がかわいそかわいそうな感じが無く(傷ついても前向き?立ち直ろうとする心の強さがある)テンポも良いのでスラスラ―っと読めました。まだ1巻だから?原作未読なのでハラハラどきどきしながらもストーリーが面白くて先が気になってしょうがないです。

虫の描写について
受けは蝶なので羽が出る描写もOKだったのですが攻めのタランチュラということで描写がきつかったらどうしようかと思っていたのですけれども、直接的な描写よりかはむしろ部分的なので平気でした。
よっぽど虫が無理でなければ大丈夫かと。

えっちな描写が思ったよりもえっちでびっくりしました。レーベル的にそんなえっちじゃないイメージだったので。
tkbの描写すごくこだわってますよね!

翼がほぼ同意なしにえっちな目に遭ってしまって直後は澄也にあたるのですが(そりゃそう)、そこで地雷を踏んだのでは?と後から反省して謝ったりセックスできないままで終わるかもと思ってたからうれしいといった発言には健気というか自身の境遇から自己評価が低いことが感じ取られて。でもそこが愛しくて庇護欲をそそられます。

澄也もそんな翼に何かしら思うところがあるようで、次巻からどんな風に付き合っていくのか気になってしょうがないです。どうか優しくして…


ちなみに翼と央太がお風呂に入ったときに見せる翼の表情が一番好きです。あの顔可愛すぎて央太と一緒の気持ちになりました。

0

糸、毒、よい

原作ファンです。
街子マドカ先生のキャラクター原案から雰囲気を損なわず、本当に美しいコミカライズになっています。

性モザイクである翼が持つ両方の性の放つ危うい魅力のアンバランスな共存具合が、コミカライズだと視覚的に直接表現されてるので読み応えがありました。
本当に可愛らしくてドキドキします。

そして澄也君の壮絶な男の色気が…!
だだ漏れで、溢れまくってます。
糸や毒を使った甘い場面も、原作通りエロく美しく危険に描いてくださっていて感謝しかない。

この配分で丁寧にコミカライズしてくださるのかと思うと、シリーズ全編楽しみで仕方ないです。
期待していいんですよね…??

4

大好きなシリーズのコミカライズ!

小説既読、ドラマCD視聴済み。
コミカライズ化され何通りもの楽しみ方が出来て
喜ばしい。
ムシシリーズはじめての人でも漫画から読み始めるのもありだと思う。
オメガバース的な側面もあるのが私は好き。

小説の挿絵の街子マドカ先生のイラストとはまた違ったテイスト、少女漫画の様な華麗さとヒーロー感がある。
脇キャラの兜は、よきお兄さん感(まだ変態感は原作でもなかったのでw)、真耶は、女王様って言うよりキラキラ王子様、央太は、かわいい弟キャラだった。でもたまに、翼に対して無意識にオスの目線向けちゃって戸惑ってる感じが原作よりも感じられました。
何より、入浴シーンでの翼の後ろ姿の色気にドキッとしました。あれは、ドキマギしちゃった央太の気持ちもわかるよー。
原作のあのシーンやこのシーン、一体どんな風になってんの?ってトコが作画されてて、楽しめた。央太と翼の入浴シーンでの、羽を広げたトコ、澄也のタランチュラの糸は指先からこんな風に???とか。
翼の乳首が女子的なぷっくり感で(性モザイクだから女子的なのかな)SEX中の表情も幼さの中に煽るものがあって凄く良かったです。

描き下ろしの翼と央太のルームウェアいちゃいちゃ、
めちゃ可愛かった〜。
澄也、案外素直に感想言うんやなーなんて思っちゃったり。最後のコマの兜とマヤマヤが可愛い2人のジャレ合いを見てホッコリしてるのもぽいわー!!!ってなりました。

陶也も出てきてないとこで1巻終わっちゃって何巻まで出るんだろう3巻くらいかな?と思ってますが、続きがとっても気になります。早く読みたい。
ムシシリーズ全作コミカライズして欲しくなってしまう。

1

自分の人生を生き切る。それはきっと。言葉にするより難しいこと。

『絶滅に瀕した人類は、より強い生命力を持つ節足動物と意図的に融合をはかった…。』
というトンデモ世界観の設定。ホント昨今のBLは何でもアリですね。
どうやって繁殖するんだ?と思いきや、そこはふわっと『融合』なんて言葉を使っている。
そして一口に節足動物と言ってもエビカニなんぞは入っておらず、昆虫類に限る。
生徒会長はヘラクレスオオカブト。美人なヒメスズメバチ。そして主人公は身体も弱くて小さなツバメシジミ蝶。私だったら、やっぱりアゲハチョウが良いなぁ、なんて思ってみる。
思ってみるんだけど、やはり昆虫は考え難いよね。ケモ耳に慣れた身としてはやっぱり奇妙な設定に思えて来る。
身体の弱さを押して、頑張ってハイクラスと呼ばれる子息たちが集う学園に入学した翼は、
いつかテレビで取材されていたタランチュラの澄也先輩に会いたいと思っていた。その一念で受験勉強を頑張って来たのに。やっと会えた澄也先輩は冷たく塩対応。しかもシジミ蝶なんかに興味は無いと言い放つ。
しかも澄也先輩は、獰猛で性欲が強く。沢山の生徒たちを契っては投げ、契っては投げ。
学園の風紀を乱しまくっている。
そこで。全くもって何の解決にもなっていないと思うんだが、スズメバチ先輩は澄也に「君の部屋に巣を張ることを命じる。」巣にかかった者は食べても良いという。
タイトルの「愛の巣へ落ちろ!」とはそういう事だったんですね。
イケメンで強い種族である澄也に抱かれたがっている生徒は多い。
翼は憧れていた澄也先輩の冷たさにがっかりはしたものの、抱かれたいと思ってはいない。いないんだけど、ウッカリ巣にかかってしまう。巣にかかったからと澄也はもちろん来る者拒まず派なので、しっかり頂いてしまう。普段傲慢でクールな澄也先輩のエッチは意外にも優しくて、翼はトッロトロにされてしまいます。スパイダーマンよろしく、爪の先から蜘蛛の糸を出して、それを器用に触手の様に操り、乳首責め。シュルシュルと下着の中に挿入しては前戯的に。この可愛い絵でドエロっぷりにビックリ。
エッチな身体にされてしまった翼はどうなってしまうの〜?といったところで次巻へ。
翼の身体の弱さから、ロクに学校へ行けなかった事、友達と外で元気いっぱいに遊べなかった事。何もかも自分が「特別」だったから世界が狭かった事。
傲慢な澄也先輩も、何もかも手にしている恵まれた強い種族だからこそ、周りの期待に応える人生しか無いと思いこんでいるのかも。先輩ももしかして自分と同じ苦しい「特別」なのかもと思いやれる翼が健気です。

描き下ろしはちょいちょい百合ップル的な。同室の央太とのイチャイチャっぷり。
この子たちの仲良しっぷりは本編のシリアスさを和らげるほっこり感があって可愛い。
ジェラピケみたいなふわふわの部屋着、しかも耳付きフーディ!に包まれた2人は天使!
ショートパンツにオーバーニーソックスをはいた絶対領域にはさすがの澄也先輩も即落ち。
本編ではまだなのに、もぅ溺愛っぽいのが笑えます。早くバカップルになってほしー。

4

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