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O.Bからここまで一気読みしてきた結果が上記のタイトル名です。
涙が止まらなくて、明日の朝どうしようとか、泣き腫らした目を見て何か言われるだろうかとか、物語を読んでとめどなく溢れてくる感情の昂りを収めるために、そんなことを考えて気持ちを落ち着かそうとしています。
気持ちが一番高揚しているblanc♯2の方を先にレビューして、その他はまた後日書こうと思います。
言わなくても分かりますよね。こんだけ大泣きしてるくらい感情揺さぶられてるんですから、間違いなく神評価です。
正直、「同級生シリーズ」なめてたかも知れません。名作に必ず挙げられるレジェンド作品とはいえ、同級生BLじゃんって。
私はBL読み始めて今2年くらい。私も同級生設定の作品好きだし、自分でも結構そのジャンルは読んできたよな〜なんて思ってたわけです。だからそんなに差異はないと。
いや、もう、マジで、かなり、すごく、
ドカンドカン胸に大砲撃たれたくらいの衝撃で胸に響いたし、抉られました。
すごいね、本当にすごい。
ここまでの作品なかなか描けるもんじゃないです。「結婚」の2文字に捕われ、改めてその意味を考えて前を向いて進む光と利人の背中がまぶしかった。
一度は別れの言葉を口にして離れてしまった2人だけど、2人が一緒にいることの意味や一緒にいなければならない意味を考えることに繋がったと思います。
光と利人だけの「結婚」じゃないんですよ。
彼らに関わる友人や先生や家族がどれだけいたか。彼らを祝福する人たちが結婚式にどれだけ駆け付けたか。
みんなのための結婚式なんです。ベールを纏った2人の結婚式シーンはとても美しくて神々しかったー……
結婚のシーンが入った作品は数多くあるけど、私が今まで読んできたものの中では一番かも知れません。同性婚についての向き合い方とか、家族の反応や態度などが、切なく、悲しく、嬉しく、幸せに…丁寧に描かれていてすごくリアルだなと思いました。
もしも自分が彼らの立場なら…と頭の中で考えて、家族へのカミングアウトや、こうするああするって色々想像してみました。そんなことを自然と考えてみちゃうくらい余韻に浸れる作品でした。
書いてるうちにだいぶ涙も落ち着きましたが、このシリーズ作品熱は当分収まりそうにないです。
今後何年…何十年経っても、語り継がれるであろう名作だと思います。私も語り継いでいく側として、多くの方におススメしていきたいです。
色々とドラマチックな巻。
最終回に向けて…という感じで。
佐条のお母さんが亡くなって。
佐条のお父さんから罵倒されて。
でもそれでも。いや、だからこそ?
高校生の時に一度誓った「結婚」を実現させる。
とは言っても戸籍どうこうは今のところ無理なわけで、「結婚式」をする、という流れ。
燕尾服に生花のベール。
2人の結婚式、とってもきれい。
よかったね、若い2人。
そして思う。
薬学部の博士課程?の佐条と、ミュージシャンの草壁。
…の実際の生活ってどんなだろう?と。
どこに住むんだろう?いつ休日を合わせるんだろう?
とっても不思議よね。
でも2人なら。
他人には想像もできないような2人のルーティンができるんだろうね。
お幸せに!
#1でこっちまですんごいダメージを受けたけど#2で安心しました。てかすんごい泣けました、ティッシュ箱1箱分必要かな?レベルで笑
2人もここまで来て、、こっちまで嬉しいですもう母親気分。利人の恋愛が不器用なところがまたまたいいᐡඉ́ ̫ ඉ̀ᐡ♡
続編が楽しみすぎます〜♪♪♪
もっとイチャラブしてる2人がみたいな!!♡
同級生シリーズに出会えて私はホントに幸せ者ですこれからも中村明日美子さんを応援してます!!!
同級生からハマり、こちらも購入しました!ほんとに、音楽もいいし、絵も綺麗だし、エロ加減も含めて最高でした!Netflixで映画を見て、草壁くんの声が草壁くんでしかなく、初めて声優さんってすごい!って思いました!その後、囀る鳥は羽ばたかないも続けて見ましたが、矢代か草壁くんかっていうぐらいこの2作品は私が声優さんにも意識を向けたアニメーション作品になりました!どちらも映画(アニメーション)入りですが、面白すぎて所謂BL作品は初めてでしたが、全巻購入し、一気見しました!本当に神でした!
最近初めて「同級生」を読んで感動し、居ても立っても居られず、勢いでこの作品まで一気読み。
「同級生」では無理せず一歩一歩ゆっくり進む姿が魅力的だったのですが、blancは、怒涛の展開で圧倒されました。
酸いも甘いもかみわけた熟年カップル並みのドラマだったので、ここを見て、そうかまだ20歳そこそこでの物語だったんだな、と驚くなど。
それくらい厚みのあるお話です。
恋愛が一過性の熱病ではなくなり、生活に根を下ろしてくると、2人だけの閉じた関係ではいられなくなること。
家族とは、異なる考え方を持つ他人の集合体であって、家族だからと言って全てが分かり合えるわけではない事。
でも家族ではないからと言って、他人の親と分かり合えないわけでもない事。
何があっても動かし難い、たった一人の相手がいるという事。
そしてその事を大事にするという事。
…そんなことが凝縮して描かれています。
同級生シリーズに出会ってまだ間もない私でもこんなに感動するのだから、長年のファンの方の心境はいかばかりか。
早く出会っていたかったなあと、ないものねだり?したくなるくらい良かった!
すごく綺麗にまとまったラストでしたが、でも欲張りな私としては、彼らがそれこそ熟年カップルになった姿を見てみたいとも思ってしまいます。
いずれにしろ、素敵な作品をありがとう!という気持ちになる物語でした。