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一歩も退けない結婚攻防戦スタート!
真船先生の『ハリウッドスターαからの溺愛お断りです!』がとても好きで、こちらの作品も同じ”シークレットベイビー”もの、ということで読んでみました。
出版されたのはこちらの作品が先なので、順序的には逆になってしまいましたが;
好みで言えば…「ハリウッドスターの〜」の攻め、エリアスのアクの強さが好きだったのであちらに軍配が上がるな〜という感じですが、こちらの作品もシリアスすぎず暖かく、不思議な猫ちゃんも出てきて癒されストーリーでした✨
ヒートに当てられて一夜を共に→妊娠が分かり逃げる→アルファと再会、という流れは王道ながら、不思議な猫又(?)しらたまの存在と息子の兎惟(うい)が穏やかで優しい雰囲気をプラスしてくれ、じんわり温かい気持ちになれます◎
攻め様が「ハリウッドスター〜」の傲岸不遜なエリアスと違い笑、良識ある典型的スパダリ!という感じだったので、一夜を共にした時についうなじを噛んでしまう…というのが個人的にちょっとえええ〜…と思ってしまいました;
エリアスだったらやりかねないけど、君はそこでグッと耐えなきゃだろう!!と…いや、理不尽なのは自分でもわかってるんですけれどー…!
キャラクターの性格が違うと、同じ行動をしていても受け入れられたらそうでなかったり、萌えたり萌えなかったりするのね…とあらためて?実感しました。。
結婚式に、2人の縁を結んでくれたしらたまも、ょこんと参列しているのがいいですね☺︎
八千代ハル先生の挿絵も可愛くて癒しパワー絶大でした◎
少し前まで、オメガバースとかファンタジー要素がある作品を手に取ることがなかったのに、一度読んでみるとまんまとハマりました…!
オメガバース+男性妊娠で現代もの。
もふもふの猫ちゃんや受けの子どもなど、可愛くて心温まるファンタジーなお話でした。
受けが攻めに惹かれているのに、身分差から身を引こうとする…という展開はよくあると思います。
この攻め…すごく出来る男で巧妙かつ、受けの負担にならない程度に距離を縮めようと努力しているんですよね〜。
攻めは最初からずっと優しく穏やかに接しているので、どんなに抗っても好きになっちゃうやつだ、受け早く素直になって…!と何度も思いました笑
イラストも可愛かったです。
真船るのあ先生の本は初めて読みましたが、エッチシーンはBL初心者に優しいソフトな表現でした。
キュンもありますが、どちらかと言えばほんわかした気持ちになれる本でした♪
両親が運命のつがいなら憧れそうなのに、自分のバースに疑問を持って一人で生きていくつもりだった由弦。
密かに憧れていた惟久矢と一夜を共にしても、彼の立場を考えて身を引くのは切なかった。思わぬ妊娠に戸惑う由弦だけど、育てる事に決めたのは惟久矢への愛だと思う。
4年後、周りに助けられ日々を過ごす由弦と兎惟。惟久矢が会いに来たのは嬉しかったなぁ、けど素直に受け入れられない由弦。惟久矢母の態度もひどかったし仕方ないけど、必死な惟久矢を見てると絆されたしもどかしかった。迷いに迷ったけど共に生きていく事ができて良かった。
想い合う2人が温かくて優しくて素敵。しらたまと兎惟はキューピットだね。兎惟もしらたまも可愛いし楽しかった
あらすじ通りで、ストレスなくさらっと読めました。
疲れてるときにいいかも。
悪い人出てこないし。
一度きりので妊娠しちゃって、ひっそりと子供を育てている由弦の元に、必死で探した惟久矢がやってくる。
惟久矢にとって、兎惟は実の子供。
惟久矢がめーーーーちゃくちゃ兎惟を可愛がるんですよ。
「実はパパだよ」とは決して明かさず、あくまで親切なおじさんポジで。
なんかそれ見て、惟久矢が不憫だなー……って思ってしまいました。
だって、兎惟はめちゃくちゃ可愛い。
4歳の今も可愛いけど、3歳の兎惟も、2歳の兎惟も、1歳の兎惟も、生まれたての兎惟だって死ぬほど可愛いはず。
それを惟久矢に見せてあげたかったなぁ……
目に入れても痛くないほどかわいがったろうになぁ……って。
なので、あくまで希望なのですが、将来は子沢山一家になって欲しいです。
めちゃでかい家なので、ワイワイ過ごしてほしい。
八千代さんのイラストが可愛いですよね!
作者さん初のオメガバースものとのことで。
スパダリ紳士なαと臆病で孤独なΩのカップルです。
由弦がねえ…。わかるんだけどねえ…。
逃げ出しすぎ!!
こういう自分さえ身を引けば相手はきっと幸せになれるはずという受けはどうもなあ…。
傷ついて辛くて寂しくて心細くて。よく頑張って兎惟を産んで育てたね!
惟久矢がどれだけ探したか。
こんなに由弦と兎惟のために頑張って。
早く絆されてよ〜と願いながら読みました。
弓枝さんもなんかあっさり認めてくれたし、兎惟パワーと由弦の誠実さ、ひいては兎惟を愛して良い子に育てたからだね!
初めては本能で二回目は愛し合って。
本当に良かったねえ。