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表題作是(5)

守夜,紙様
北村隆成,言霊師 

同時収録作品世界の中心は、

八代玄間,言霊師 (不動産屋)
氷見,紙様 

その他の収録作品

  • 禁句
  • 選択の先
  • 過去への入口
  • 舌の熱
  • ひきがね

あらすじ

この野蛮で卑猥で下品な男に、私は跪き懇願する。
生きるために。主人の死で、神としての死『白紙』になるはずだった紙様守夜。
しかし彼はそれを拒み、新たな主人になってもらうべく、一族を離れて生きる隆成を訪ねる。
だが、隆成は、言霊を使うことも、守夜の存在も拒み……。完璧な紙と歪な人間の絆を描く、守夜と隆成篇、開幕!!

作品情報

作品名
是(5)
著者
志水ゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
発売日
ISBN
9784403661723
4.1

(106)

(51)

萌々

(26)

(25)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
23
得点
436
評価数
106
平均
4.1 / 5
神率
48.1%

レビュー投稿数23

教えてあげてたらなーと悔やまれる

表紙からお分かりの通り、守夜×隆成編です。
言霊師の主人が亡くなったので本来なら白紙に還されるはずの守夜。
白紙になりたくないと拒むと、自力で言霊師と主従関係を結べたら白紙撤回してやると和記。隆成の元に守夜がやってきます。

女癖が悪く喧嘩っ早くて口が悪い隆成を最初冷めた目で見てる守夜がだんだんと変わってくんのよね。
オンナ子どもに優しかったり、言霊を絶対に使わないと決めている理由なんかを知るうちに、隆成を主人にしたい気持ちが白紙に戻りたくない下心からではなく、隆成の特別になりたいって気持ちに変化してるのよね。
自分では気づいてないみたいだけど。
嫉妬心から隆成を押し倒して?!ってところで6巻に続くです。
奔放な子猫ちゃんに心振り回されてしまう守夜。
以前の主人からは奴隷のような扱いをされていたから何でも言い合える関係でいられる隆成との生活は、かけがえの無いものだろうな。
過去の守夜の描写不憫だったよ…。

それにしても、隆成母はもう少しわかりやすく言霊師の事を伝えておいてあげてればなって…。「[死ね]とかひどい言葉は相手に言ってはいけない。本当になってしまうから」って隆成に躾として口うるさく言ってたけど、それって一般常識として言われてんのかと思っちゃうやんね。
ガチ危険な行為って認識なかったからついお母さんにあんな言い方してしまったんでしょうよ。
大人気少年漫画作品の某キャラなんておにぎりの具しか普段発しないくらい慎重なのに。

本編ですけべひかえめだったので、お楽しみは描き下ろしで。今回のすけべ担当は、玄間×氷見です。
「どうせ紙様貰うなら守夜みたいなのじゃなくて氷見さんみたいな人だったらよかったな、好みなタイプだし」と言った隆成に腹を立てた玄間が隆成を潰れるまで呑ませた後の氷見とのイチャイチャシーンです。2人はイチャイチャ、ラブラブしとりますが、隆成んちでは守夜が大変だったんですよ。ソファーの汚物処理やら隆成の介抱やら。
ほどほどにしてあげてー、と思うけどこの先も隆成へのお仕置きは定期的にあるからなー、アイツは懲りずに何回も玄間の氷見地雷を踏みにいくから。

紙本で購入
修正の要らないシーンのみ

0

男くさいカッコいい2人(*´>ω<`*)

次は、分家筋の言霊師である隆成と、紙様である守夜が隆成の紙様となるまで。
こちらもシリアスで男らしい2人のお話。

昔、言霊を使ってしまった時の悔恨を抱えて罪悪感と共に生きている隆成。
なので、もう言霊は使わない、とキッパリ。
隆成の過去の経緯を知ったら納得だわ。
しかし、隆成の紙様として認めてもらう事は、守夜にとっても自身の生死を賭けた願いである訳で。
隆成の抱えたものを知ってしまって「お前といるのはキツイ」と言われるのは、守夜もキツイね。


どちらもとても男くさい男性。
正直、私のめっちゃ好き~なタイプではないんですけど(^_^;

どうせ紙様を貰うなら氷見さんみたいなタイプがよかった、なんて軽口を叩いてキレる玄間と、なぜ!?ってなってる隆成とのやり取りは、楽しい♡


玄間と氷見の甘々な書き下ろしに、にまにまで、糖分補給しました(≧∇≦)

0

また新しいカップリング。「是」(5)

5巻。
またぞろ新しい組み合わせの「隆成x守夜」組の巻。

またぞろ新しい設定で、言霊を使わない言霊師の隆成という青年が登場。
彼の負うトラウマ、その重さを知って尚、紙様としての役割を果たしたい隆成付きの紙様・守夜のストーリー。

2度も「またぞろ」という表現で書きましたが。

この頃から新しいカップリングの新刊ばっかり、それは確かに面白いけどトータル何が言いたいわけ?とか思い始めてた。
どっかから新しい分家筋が出てきて、新しい言霊師と紙様が出てきて、それぞれ色んなワケアリで。
でも結局はそれぞれのエロ関係…

そんな風に冷めていった巻でもある。
ただし、「オリジナル設定」という観点で言うと、一つづつの組にそれぞれ独自の背景を配する発想力は素晴らしいと思う。

一般的には多分円熟の巻、と言えるのでは?

1

隆成を見て守夜の価値観も変わるといいな

 隆成のキャラが結構好みだなぁと思いました。一見頭が悪そうでただただ手も早いダメ男に見えるけれど、彼が手を出す時はちゃんとした理由があるし、女性を見下すこともなく、子供にも優しい。口調だけは小物っぽいけれど、肝も据わっていて仕事熱心。守夜の言う通り、人に尽くし過ぎているくらいなんですよね。自分が傷付くことには無関心で。それにはもちろん理由があって、母親との過去が彼をずっと苦しめていたんですね。言霊を操れる能力を持ったばかりに苦悩してきた隆成。彼が守夜と出会ったことによって、どんな方向に人生の舵を切るのか、次巻に期待です。

1

守夜×隆成 編

守夜×隆成 編です。
冒頭から過去に入るのですが時系列を少々見失いました。

近衛以外は従順な紙が多かった&可愛い紙が多かったので、言霊師と体格差のない紙登場で嬉しいです。男同士感が強い。

隆成の過去はなかなかショッキングではありましたが、母親も隆成の力を知りながらかなり迂闊な問答をしているので、なんとも…賢くないとしか言いようが…

玄間×氷見は相変わらずイチャコラしています。櫻花×紅緒といい、常に盛ってるのが気になってしまう。玄間いい年だろうに元気だな。

0

どうなるの?ハラハラです。

主に恵まれなかった完璧な紙様守夜。主の死で白紙に戻されるのを拒み条件を受ける。一月以内に隆成の紙様になること。

隆成に言霊の力を使うことはない。母をとっさの一言で死なせてしまい、一生罪を背負って生きるから。
野蛮で卑猥で下品だけど女子供には優しい隆成。

守夜を同居させてくれるものの言霊は使わない。守夜の主になってくれるのか?
守夜はすっかり隆成の周りにはドMの奴隷志願者だと思われてますね。

こちらのペアは紙様が攻めっぽい感じがしますね。

そして最後の帰り道、ちびっ子が悪い予感が。予告でも。

世界の中心は、
では玄間と氷見のラブラブっぷりが。
玄間は氷見がもし誰かの紙様だったとしても主を殺してでも手に入れるって!萌えますね。安定の二人です。

0

人魚姫は泡に。紙様は白紙に。囚われて逃れることの無い理と運命。

3巻から続く、三刀家の外の人たちの物語。玄間 × 氷見 に続き、「紙様」の白紙(=死)に言及したテーマになっていて。主人を亡くした「紙様」である守夜はその秀でた能力と高いプライドを持って、「白紙」になることを拒否する。彼は和記から新しい主人に仕えることが出来たなら、と1ヶ月の猶予を与えられるのだが…。彼が出向いた先に居たのは、下品で野卑で、愚劣で淫乱な隆成だった。隆成は「紙様」である守夜を、と言うよりは「言霊遣い」であることを頑なに拒み、主人になることを拒絶する。隆成は生涯をかけても償えない、罪を背負っていた。

この二人の出逢いもいずれラブストーリーとして成就するのか?といったところで次巻へと続く。この時点ではまだ謎の多いストーリーだが、人形師、和記の見つめる先には。自らが作った「紙様」たち、生まれた時には紙人形だった筈の者たちが、意思を持ち、恋をし、白紙になることを拒み。人として。人間よりも人間くさく生き抜こうとしていく者たちがいて。磊落としてその者たちを見つめ続ける視線は何を思うのか。神であるかの様に、「紙様」たちを支配し、その者たちに生きる課題を与えていくかの様にして、その実 翻弄されてもいるのだ。その和記の想いとは。

同時収録は きっとファンサービスで、玄間 × 氷見の愛の営み♡ 氷見が一層美人に、艶めかしくなっており。玄間はそれはもぅメロメロです。これ以降ですかね、隆成がドSの守夜よりも「氷見さんがいいーーー!」とか言って、玄間が不必要に嫉妬して、というパターンの出来上がり♬ いい感じの鉄板ネタになっていきます♡ 隆成「氷見さんがいいー♡」→怒った玄間に酔い潰される。→氷見、玄間から何故か(氷見のせいじゃ無いのに〜)おしおきエッチ♡ →一方、酔って吐いた隆成、守夜からフツーにお仕置き。〜という一連の流れ。
まぁ、そんなスパイス(?)無くとも、玄間はもぅやたらヤリたがるので、氷見は大変です♡

0

過去に傷つく男たち

主の身代わりに傷を負う紙様と、言霊使い達とのラブストーリー、第5巻です。いろいろなカップルが登場するけど、雷蔵&紺と隆成&守屋の2カップルが好きです。5巻と6巻は、隆成&守屋のカップルがメインなので、テンションが上がります。

隆成は、過去の辛い体験から、言霊は使わないと決めていました。

そんな隆成の前に現れたのは、自分の主人になってほしいと言う守屋でした。守屋は、前の主人を亡くして、1ヵ月以内に隆成が主人にならないと白紙に戻る運命だったのです。
守屋も、過去の言霊使いから酷い扱いを受けていて、人間不信になっていて…。

最初は、だらしない隆成に反発していた守屋。だけど、豪胆なくせに繊細で、女性や子供に優しくて人望もある隆成に惹かれていき、主人として認めていくのです。
でも、隆成は頑なに守屋の存在を受け入れなくて…。
守屋の受け入れられない想いと、自分を罰し続ける隆成が切なくて、胸が痛いです。
こんな二人が心を通わせることができるのか!?とドキドキしながら、6巻に続きます。

1

なぜここで終わる!

紙様は受けという印象を覆された巻です。
そうなのです、紙様攻め。
前巻ラストにほんとチラッと出ていたふたり、隆成と守夜が一冊丸々(ラストに玄間たちのショートがありますが)メイン。

攻めは、隆成の紙様の守夜。
受けは、玄間の依頼で言霊師としてだけでなく後処理などもしている隆成です。
今までで一番、泥臭いカップル。
特に隆成は本家の外で育ったこともあって、言葉遣いも行動も粗野です。
しかし紙様の守夜はまったくの正反対。
『紙様取扱説明書』なるものを持参していたりする堅苦しいタイプです(苦笑

今は克服していますが、過去に隆成が頑なに言霊を使わなくなり紙様を拒絶していた理由はかなりヘビー。
正反対のふたりが現在の関係をどうやって築いたのか…続刊、乞うご期待!となる(笑
なーんーでー。
玄間たちの時よりはマシですけどね。

1

取説


守夜さん大人の色気が溢れていて素敵です。

是の登場人物たちは年齢おいくつなのか。
雷蔵は高卒だからわかるとして、他の人たちはおいくつなんでしょうね。
紙様たちは何年前くらいに存在していたんでしょうね。
数百年前とかだったりするんですかね。

守夜さんが取説のように守夜日記とか作ってくれたら面白いと思う。
このね、オカマに怒鳴られた 帰ってみれば床に酔っぱらい とかね。
守夜さんの日常はとても面白いと思う。

猫を拾った 懐かれない とか(これは、妄想)

苦労話の方が多そうだけど、
そこは奴隷志願、スレイブ希望ですからね。いい感じになりそう。

0

言霊を使わないこと

 主をなくしてしまった紙様の守夜は、新たな主になってもらうべく、隆成の元を訪ねるのです。

 隆成は一族から離れて暮らしているのですが、ある事件がきっかけで彼は二度と「言霊」を使わないと決めているのです。

 日常の中で、ほんの少しの悪意や皮肉があって、深く考えもしない言葉がそのまま言霊になって、望まない結果になるのはとても怖いことだなと思いました。

 紙様と言うだけで、人間から好き勝手に扱われてしまう守夜ですが、紙様にも感情はあるというのを深く思い知らされることになりました。言霊師に恵まれれば嫌な思いをすることもなかったはずです。それでも、言霊師の一番近く、一心同体になる二人が、恋におちるのは自然なことなのかも知れません。

2

大人の男2人

アダルトな雰囲気漂う守夜×隆成のお話。
今回、甘さはほとんどないです。(作中にてちょくちょく登場する玄間と氷見は甘かったですが)

最初はこんな下品な若造が・・・といやいや隆成の傍にいた守夜ですが、いつのまにかその卑猥で下品な若造に惹かれていっています。

隆成は下半身がだらしない、結構ろくでなしな印象をうけるんですが女子供には優しい男前な面も持ち合わせています。
受け受けしくないというか、男!って感じの受けですね。

2

ほんと辛い話でした。

紙さま:守夜×何でも屋?:北村隆成です。

おそらく「是」の中で一番好きなCPですね(*'Д'*)ノシ
どのCPも大好きなんですけど、隆成みたいな男らしい受けちゃんが
大好物なものでマジで激しく萌えました!!

なので実写映画とかマジで辞めてほしいと思っていたのですが、
どうやら流れたようなので、心の底からよかったと思いますね。

なんというか・・・守夜も隆成も辛い!!
守夜は白紙になりたくなくて、隆成は知らずに言霊を使ってしまって
母親を殺してしまったから言霊を二度と使いたくない。。。
そのことを思い出して、守夜に傷を治してもらうたびに夜うなされる・・・

本当にどっちも辛いですよね。しかも、また続きが気になる終わり方で!

あと少しだけですが、玄間×氷見がありました。
個人的に玄間と隆成のやり取りが好きですね。
しかし玄間・・・大人気ないなー(笑)

4

芽生えるはずのないものが芽生える 主従逆転コンビ

主人を利用するだけのつもりが魅力に屈してしまいそうになる自分を押さえつつ仕える苦労性な従者×俺様ご主人。
どうしましょう過去の青春の思い出が鮮やかに甦ってしまって冷静でいられません(→別項「炎の蜃気楼」)。屈折してるけど魂は一直線主従が、21世紀にも現れるとは。
シリーズ中最も甘々から遠いこの二人が一番好きです。そうはいっても充分甘々ですよね。「煙草なら車の中なのでは?」ってアレですよね。母さんアレとって、の上級編の仕草だけで通じちゃうアレ。→6巻につづく。

5

5巻目

今回は、前作最後にチラッと1・2ページ出てきただけの
守夜×隆成カップルがメイン。

なんだろう?今までの作品よりイマイチ楽しめませんでした。
守夜の感じがなんだか義務的に思えたからかな?
それに、隆成に対してもこれまた共感できないというか。
2人に対してモヒトツ・・・感情移入ができなくて
楽しめませんでした~。

でも最後の数ページ、あの玄間と氷見の
ラッブラブっぷりが見られました。
お腹いっぱい!と言いたくなるほどのラブラブっぷりでしたねw

3

5巻までで一番つらい思いをしているのでは?

守夜×隆成

なんともワイルドでいて男気があるカッコイイ隆成くん
結構大好きです。
そして、今までの紙様とは何かが違う守夜。
このお話の最後は嫌な感じをのこし6巻へ続きます。

守夜は前の主である言霊師が亡くなり和記へ「白紙になりたくない。自分はやくやっていた」と白紙になることを拒み新たな言霊師を要求します。
そこへ和記は条件をだします。
「自分でその言霊師を口説け」
白紙にならないためならどんな言霊師でもいいかと思う守夜だけど
出向いてみたら裸だは女の子も下着だは口悪いわ・・・・出会いは最悪。
しかも、隆成くん言霊師のことなんか知らないわからないとのこと・・・。
こりゃ、口説くのに手間取りそう。
和記はいったいやさしいのかやさしくないのか・・・・ここまで読んでもまだよくわからないよね。
玄間の下で働く隆成についてゆくうちに隆成が自分が傷つくことを恐れないそして何より傷つくことを自らのぞんでいるかのようなそぶりに何が彼をそうさせるのか思考をめぐらせはじめます。
ラストは本当にえ・・・このあと何が起こるの?嫌だなと思わせつつ隆成と守夜は一線をこえようとします。

世界の中心は
玄間×氷見
ひゃーまたでてきたカプー
玄間のヤキモチで大変なことになった隆成だけどその後のお話のようです。
氷見は幸せなんだねぇよかったよかった。

2

甘さ控えめ

何気に1巻から登場していた隆成と守夜編がいよいよスタート。やっときた!って感じでしょうか。

あら、でも5巻はレビュー少ないね。評価も低い。まぁ分からんでもない。
甘さが足りないんだよね。ラブ要素はほとんどなし。なんせ2人の抱えてるものが重い重い。

守夜は前の主人が無能なやつで、きっと見下してたんですよね。そんなやつに役立たず扱いされて、このまま白紙に戻るわけにはいかない。紙様が人間に劣ることなどないのだと証明してみせる。
そこに愛なんて存在しないのです。

隆成もまた、辛い過去が。でもね、こんな言い方どうかと思うけど、この親子喧嘩どっちもどっちだよなぁ。言葉遣いに厳しかったって、そうは思えない。なんで三刀家の血筋のこと、言霊の能力のことを説明しなかったのか?何度読んでもモヤモヤする。

まぁそんな5巻ですが、不思議と読めば読むほどこの2人が好きになる。最初はあんまり好きじゃなかったのに、今では玄間×氷見の次に好きなカップルです。ちなみに個人では阿沙利様が一番で次に守夜かな。

甘さ控えめな分、書き下ろしは玄間×氷見が相変わらずラブラブしてますよ。

3

突然話は変わりますが…。

5巻は三刀家とは関わらずに外で生きてきた言霊使い隆成と、守夜という紙様のお話。
なにやらお互いに訳ありの様で、しょっぱなからシリアスです。
人形師和記の冷酷さ、怖さもちょっと垣間見えたりします。
和記の真意が今一掴めない!それがまたこの漫画を面白くしてるのかな。

3巻から登場し始めた玄間と氷見が結構出てきます。
この漫画の主役っていったい誰?これってサイドストーリー?なんて考えながら読んでました。

そして今回改めて思ったのが、言霊って怖いなぁってこと。
だって死ねって言ったらホントに相手が死んじゃうんだもの。
今回はそんな言霊の怖さを実感するような内容のお話でした。
今回も5巻では終わらず6巻に続くストーリーです。
ものすごく続きが気になる終わり方です。

1

謎のオカマパワー

四巻にちらりと出てきたときに、見た目は、
なかなか好印象だった守夜×隆成。五巻は、この二人が中心でした。
全体的にシリアスさと真面目さが多い。それは別にいいとしても、
さくさく進めすぎではないかという気がする。
お話しもカップリングも私の好みではない。
ですが、オカマが出てくると少し明るさを取り戻し、
不思議と楽しい気分になりました。

やっぱり、私の好みは玄間×氷見のカップリングだ(笑)
おっさん(玄間)の独占欲は、単純明快でいつも面白いし、
まるで新婚の伴侶に接するかのような、氷見の振る舞い、言葉使いが大すきです。

1

押しかけ紙様、守夜

クールで慇懃無礼な雰囲気の紙様守夜登場。
言霊を使いたくないという隆成と
押しかけ、押し売り紙様の守夜のカップリング。

言霊を使いたくないという理由は、かなり壮絶な理由で
そりゃわかるわ・・・と思った。
思春期でクチの悪い男の子が言霊なんて能力を身につけたら
本当に大変なことになるなぁと。
お母さん命いくつあっても足りないわけですよ。
でもさ、きちんと教えてあげなきゃダメだよ・・・と、思う。
被害者は、遅かれ早かれ出たわけだし、黙っていたいお母さんの気持ちも
わかるが普通の息子じゃないんだから単なるしつけとしての
言葉使いの教育じゃなく、言霊の話はしてあげたほうがよかったよね・・・。

んー。悲劇だけどもお母さんもどうなの?


そして、いつもどーり盛る
玄間×氷見・・・シリーズを一挙読みしていると
ちょっとエロシーンがくどく感じてきた・・・。

3

守夜にヤラレタ

このシリーズ、カップルがめちゃくちゃ多くて、しかもナイスカップルだらけで(レズカップル含めてw)、常に目移りしてる私なんですが、

北村隆成×守夜

↑やられました。
とくに守夜に。トラウマだらけで屈折しまくってる紙様、言霊師よりも上に立ちたいと願ってる紙様、ひねくれた感じが最高です。
隆成によって守夜のトラウマが溶かされていく過程にゾクゾクきます。
といってもまだ隆成×守夜編の途中で、次巻へと続いていくんですが。

てか、いいところで終わりすぎ!
リアルタイムで読んでたら、この引っ張り方は鬼すぎるw

1

言霊を使わないという誓い

メインカップル入れ替えで、守夜(紙様)×隆成(言霊師)のお話になります。
現在から、過去に遡っての回想編です。

仕えていた主の死により、白紙に戻されるはずだった守夜は、
人形師の和記から、まだ紙様を持っていない言霊師の存在を聞き、
生き延びるために、彼の紙様になるべく、隆成の元を訪ねます。
しかし、隆成は、守夜の存在も、言霊を使うことも、頑なに拒否します。

守夜はいかにもインテリ系、
隆成は情に厚いワイルドなろくでなしって感じでしょうか?
最初は、「こんな若僧が」と、隆成を見下していた守夜ですが
彼の邪気のない笑顔や、情の深さに、少しずつ惹かれていきます。
「恋のはずがない」と、必死に自分に言い聞かせている時点で、
それはもう恋です(笑)

隆成が言霊を使うことを拒む理由、守夜が白紙に戻りたくない理由、
それぞれの心情や背景が、この巻では描かれていますが、
隆成の明かされた過去が辛かった…。
誰にも罰せられなくても、自分で自分を許せない、
そんな隆成が痛々しかったです。

同時収録作品の「世界の中心は、」は、玄間×氷見が登場。
玄間の世界の中心は氷見なのよ~っていうラブラブ小話でした。
この人たちって、16年たっても、アツいですね(笑)

6

予想に話して

アダルトなお二人のお話でしたww
集団生活の皆様とはかなり離れてしまった感あり。
個人的にはアダルトな男二人がカップリングされるというのは思ってもない好機ですがwウマ

主人に恵まれない紙様と、言霊を使わない主人。
引き続き暗いネタでいきますが、コレはコレですごくクル作品。
執拗に言霊を使おうとしない主人と、主人がどんななのかもしらない。
過去使えてきた主人にされた仕打ちを考えても、白紙に戻りたくないと強く思う紙様。
これがまた重い。とにかく思い。
主人の、合間合間に見せる優しさとか笑った顔とか。
それでいて鬼畜な一面をみせたりと。キャラクターもウマです。
引き続きものなのでひっぱり~ひっぱり~。
どうせなら6巻とまとめて読むことをおススメします。
玄間は相変わらずラブラブなのでそこで癒されましょう

4

この作品が収納されている本棚

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