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墨と雪を読んで、かわい先生の作品が大大大好きになり、いろいろ読ませて頂いています。
本作は警視庁の特殊捜査班の所属する隊員の話です。
命を張って任務を遂行する、常に緊張感ある現場。がっつり体育会系、顔も性格も男前な男たちの共演に、萌えない訳がない。
大好きな要素しかありません!!
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神宮寺 寡黙溺愛系大型警察犬
遠藤 強気、無神経美人
遠藤は強気、漢、デリカシーがなく、素直でヤンチャで子供でかわいい。
どちらと魅力的だけど、やはり神宮寺が好きでした。
神宮寺の遠藤に対する気持ちが最初から重症すぎて、笑いました。
目も合わせてくれず、ほぼ無視され、相手にしてくれない遠藤ですが、神宮寺はそんな遠藤すらかわいい。多分遠藤が何をしても許すと思う。
「俺は泣きますよ」神宮寺の言葉。
最初から全面降伏、溺愛が過ぎて、神宮寺がとても好き。寡黙な2枚目ってところも好き!
ノンケ同士の恋愛の場合、2人が惹かれ合うきっかけが、自分にとってはかなり重要です。
ストーリーへのハマり方が違います。
そしてエピソードを通して透けてくるその人物の性格や、考え方、人となりがさらに重要です。
先生の作品では、人物の人間性に深みや厚みを持たせるエピソードや描写がいつも丁寧に描かれており、ストーリーにひき込まれていくのです。
神宮寺の心にずっと残っている遠藤の過去のエピソード。
篠口の口から語られる、過去の出来事の影響による、遠藤の人となりがずばり的を得ている。
「遠藤は無意識に自分を守るために、大切な存在を作らない」と分析する篠口。
この分析にとても納得。
いつも明るい遠藤の別の側面。
そして、自分の命をかけても好きな人を全力で守る。好きにならないわけがない。
宮津、篠口、田所など、脇を固める人物もキャラが立っていて、目が離せません。
篠口が登場している墨と雪を読み直したくなりました。
全力でオススメしたい素敵な作品でした。
ありがとうございました。
メイン二人がSITに所属する刑事なので、事件が起これば緊迫した空気にもなるが、全体的にはコミカルな雰囲気だった。独身寮のわちゃわちゃした賑やかさが男所帯のそれっぽい。
平河寮シリーズは初読み。他の作品を知らなくても問題なく読めて良かった。
最初のうちは、二人とも好きになれなかった。
遠藤が神宮司に嫌な態度を取る理由が、驚くほどくだらなくて子供っぽくて。
神宮司は知らない同僚をかばって罪を被ったけど、代理で出頭する自称犯人を逮捕して事を納めることについてどう思っているのか訊いてみたい。
そんな感じで好感度は低かったが、ゆっくりじわじわ印象が変わっていった。
遠藤は信頼した相手には心を開けるし、人の話を聞かないわけじゃない。食べ物に釣られ、快楽を積極的に求めていく無邪気さも良い。過去の出来事からくる刹那主義が変わっていくところを見たいと思う。
神宮司は遠藤相手にくじけず頑張れただけですごい。付き合ってからの方が心労が絶えなさそうな相手なのに……と思うと応援したくなっていた。
事件の捜査や突入シーンは描写がしっかりあって面白かった。訓練なんかも興味深い。ただやっぱり法律も捜査手法も背景も時代の流れで変わる点が難しそうな感じ。現代ものの宿命かな。
ラストは肉体的にくっついたけど、精神面ではまだまだこれからっぽい。この二人がどうなっていくのか、とても楽しみ。
一番好きだったのは篠口。悲しい過去があってどこか影があって思わせぶりな態度と意味深なセリフと。もうちょっとで主役カプを喰う勢いだった気がする。篠口メインの作品もぜひ読みたい。
わ〜、なんかもう最高でした。。
強い受け(肉体的・精神的に)大好き×刑事ものということで、どストライク!な作品✨
攻めも寡黙口下手攻めで格好いいんですが、この作品の魅力はやっぱり受けの遠藤です!!(個人的見解)
美人で気が強くて体も鍛え抜かれてて本当に強いんですよね。
そんな遠藤が抱える、普段は見せない脆さ…学生時代にテロで両親を失うという壮絶な経験を乗り越え、SATやSITで活躍する現在。
「猥談はできるけど、恋愛話はできない」「無意識のうちに精神的な支えを作らないようにしている」という先輩・篠口の遠藤評が切ない、、
思いがけずピンチを救われ興味本位もあり体は繋いだものの、まだ神宮寺に対し心を完全に預けたわけではない遠藤。
そんな遠藤をドン!と構え、優しく頬を撫でる神宮寺の男らしさに「どうか幸せになってくれ…!」と願わずにはいられません。
2011年の作品ということは、今からもう13年も前の作品なのですね。
全く色褪せてない…
素晴らしい作品にまた一つ、出会ってしまいました。
たまたま知ったこちらの作品、執着攻めが好きで高評価なので読んでみました。初読み作家様です。
シリーズ2冊目ですが前作未読でも大丈夫でした。
警察組織内の物語ですが、初めからかなり硬い文章で驚きました。硬派な警察小説という感じです。その合間合間にBL要素が挟まれます。
受け視点と攻め視点がかなり短いスパンで交互に入れ替わり、二人の心情がわかりやすく描かれます。
特に攻めの神宮寺はクールな外側から想像つかないような、受けの遠藤への長年の強い恋慕が伺えてとても萌えます。クールな顔をして心中は片思いでグルグルしてるのがかわいいです。
警察内(SIT)についてかなり詳細に描写されており、事件も起きてシリアスな展開もあります。
硬いお話の後の、後半の初めての濡れ場の場面は、描写が詳細でとても官能的でした。
遠藤は過去に背負うものあり、普段は男前で、かつちょっと空気読めないとか、とても多面性のあるキャラだなと思ったのですが、それが濡れ場になると艶っぽく誘ってくるのが、またギャップでとても魅力的です。
本編の最後、二人の気持ちが少し寄り添ったようなシーンではキュンとしました。
BL小説としては、少し糖度少なめと感じる方もいるかもしれませんが、私は警察小説とBL小説、両方の側面が楽しめてとてもよかったです。
ちなみに書き下ろしの「Aqua Dulce」は、その名の通り高糖度の甘っあまで最高でした〜♡
まだお付き合いには至ってないので、今後2人の関係がどう展開するのか楽しみです。2巻も必ず読もうと思います♪
北上れん先生の挿絵はイメージぴったりで良かったです。巻末に数ページ、スーツ姿の2人のイラストが付いていて最後まで萌えました〜。
天使のささやきの続編、平河寮シリーズ2作目です。
前作天使のささやきで生意気なSAT所属だった遠藤がSITに異動して1年後、同じくSATから異動してきた神宮寺が同じ平河寮に入ってきた。この2人、年は同じだが学年は1つ違いで神宮寺は遠藤が気になる存在なのに過去の誤解から遠藤に完全に嫌われてしまっているという不憫な状況。
当たり前といえばそうなんだろうけど、かわい先生警察の取材や過去の事件などもしっかり調べておられるようで、SATとSITができた経緯や担当した事件なども分かりやすく書かれていて、警察のことが分からなくてももちろん読みやすいお話になってます。
遠藤は大学生の頃にハイジャック事件で両親を亡くしていて、当時母親が入院していた神宮寺はその状況の過酷さを僅かなりとも分かる状況にあって、そこから警察での再会(遠藤は神宮寺のことは知らない)からの誤解を招いた過去の事件。でも神宮寺は大学の頃から遠藤のことが気になってたんです。
そして遠藤はムードもロマンスも何も無い男(笑)。快楽に流されるような生き方なんだけど、やっぱりそれは両親を失ったことが大きく影響していて。そこも含めて神宮寺は遠藤を守りたいと思う。
遠藤が神宮寺に向けてる思いが恋情なのか、そもそも恋愛感情を遠藤は理解しているのかっていう所に関しては疑問もあるけど、たてこもり現場に突入する時に身を呈して庇ってくれた神宮寺にようやくその気持ちを理解できるようになったのかな、とSITならではのストーリー展開にアッパレです。
