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気鋭の著者、Charaレーベル初登場! ! 最強の恐竜・Tレックスの遺伝子を告ぐ暴君×特異体質の青年の恐竜学園戦記! !
シリーズものとしてあまりにも有名な、こちら。
BL小説を読み始めて数ヶ月の初心者としては、「恐竜…BL…?」と思考停止してしまい、手に取っていなかったんですね。
漫画もいろんな設定があるけれど、恐竜とか虫とか、小説はよりディープな世界が広がっている気がしますね。すごいなあ。
今回勇気を出して?読んでみてよかった!
いや〜〜〜、面白かったです!!!
ええと、「好みか、好みじゃないか」で言ったら、正直「全然好みではない」んです…痛いし陵辱だし分かりやすい溺愛じゃないし。受けが攻めに張り倒されるとか、個人的には相当萎える設定なんですが。
そういう個人的な”苦手”を差し置いても、設定やストーリーが抜群に面白い神作品だと思いました。
血や暴力表現が苦手にもかかわらず最後まで読み切れたのは、攻めのひどい行為には、そうせざるを得ない事情があると納得できたから。そして受けのことを心から必要としていて愛している(最初は違うけど最終的には)ことが理解できたからです。
受け君もなんだか飄々としている、というか達観しているというか、”絆され”ともなんだか少し違って、芯の強い子なのが良かった◎
そして、子供の頃恐竜図鑑を持っていて、恐竜大好きだった私。
作品に恐竜たちが出てくるたびに画像検索して「あーこれか!」とか「そうそうこれこれ!」みたいに一人興奮しておりました。。
子供の頃大好きだった大型草食恐竜くんは、受け君にちょっかい出して半殺しの目に遭ってましたが笑;
笠井先生の神イラストも素晴らしかったなあ…ため息が出ました。
こちら執着攻め小説を探している時に興味を持ち、談話室でもおすすめされたので読んでみました。初読み作家様です。
まず恐竜BLという設定が斬新ですね!
恐竜人といっても少し特殊な体質ぐらいかなと思っていたら、恐竜に変身するので驚きました!T・レックス初め、いろんな恐竜が登場するので、検索しながら読むのが楽しかったです。作者様の恐竜愛を感じます。
受けの潤は、動物の心の声が聞こえるという特殊能力(読心)があります。
冒頭、攻めの可畏が登場して、ほうほう傲慢な俺様攻めね、などと読んでいたら『一緒にいたい』という寂しげな可畏の心の声が聞こえて「なぬ!?」となりましたw そのギャップにやられて、これからどう展開していくのかとワクワクしました。
可畏は序盤はかなり傲慢で鬼畜な感じで、ここまで俺様な攻め様の作品をあまり読んだことがないので新鮮でした。またハレムがあり、生餌と呼ばれる愛人みたいな竜人を大勢侍らせているのも面白いですw
潤は読心により、可畏の心の奥にある寂しさを感じて絆され、可畏は自分を恐れない潤に不安を感じながらも、その優しさに惹かれていきます。2人が徐々に心を通わせて、惹かれあっていき、恋人同士のようになっていく様子が大変萌えました。
物語後半、ある出来事があり、可畏は潤が自分にとっていかに大切な存在か、ようやく自覚することとなります。そうして強く求め合う2人の描写が大変尊くて萌えます。
「死ぬまで…そばにいろ」のセリフのシーンにはキュンキュンしました。始まりからは想像もつかない、思っていた以上に純愛な物語でした。
終盤では可畏が家族と戦うことを決意し、ティラノサウルスたちの戦いが!まさかガチの恐竜の戦いが出てくるとは!え、BLだよね…?w でもすごい迫力でドキドキしました!ティラノかっこいい!
最後まで予測のつかない展開でとても面白かったです!こんな面白い作品が、9年も前に出版されていたのですねぇ、シミジミ…。
今後の2人が気になるので、2巻以降も読んでいこうと思います♪
すごい人気のシリーズだと知っていたのですが
10巻まで既に出ている為どうしよう〜と買い渋りしていました。
が、番外編が出たこの機会に全巻購入しました。
最初、可畏が強引であり得ないなと思ったのですが、
タイトルが『暴君竜を飼いならせ』なので、
あぁ、ほんとに暴君竜だな…となりました。
最初は暴君以外の何者でもなかった可畏が
だんだん潤に心を開いていく姿にすごく感動しました。
途中ですごく胸が苦しくなるシーンもあったし
ハラハラするシーンもあったけど
なにはともあれうまくことが進んでよかったです。
大事な人を守るためには、辛い選択をしなきゃいけないこともあるんだなぁ。
これから可畏は潤に沢山幸せにしてもらってほしいし、
潤のことを沢山幸せにしてあげて欲しいなぁと思いました。
読み始めて数ページでこれはハマる!!と確信し、続編を購入しました。
とにかく、かゆい所に手が届くというか…とにかく今私が求めているものに久しぶりに出会えました。
どちらかというと王道転校生みたいな感じになってしまうのかもしれません。
とはいえ、この受けはどこかクールさもあり思いやりもあるので拒絶反応はなし!
恐竜界で最強のT・レックスである攻めは我儘俺様で強引。
でもそんな攻めが無意識に受けだけを特別視したりするのはやっぱり最高。
受けも美形設定が際立っていて、違和感もなくとても良かったです。
暴君ゆえに多少受けに暴力をふるってしまう点は、痛々しかったです。
表現も抑え気味ではありますが、想像力が豊かな方や暴力的な表現が苦手な方は、少し注意が必要かもしれません。
また、攻めは一度は受けを手にかけようとしたり…。
愛を知らずに王となるべく生きてきたのでまぁ不器用なんだろうな…と。
このままだったら評価が落ちましたが、大好きな攻めザマァ展開があって救われました。
それにしても受けが寛大すぎる。
流されやすさもあるのでしょうが、攻めを包み込む優しさと母性みがって本当に良かったです。
終盤は恐竜の戦いでBLを超えたな…と思いました(笑)
物語と流れがとても分かり易く、読みやすかったのも高評価の一つ。
久しぶりに続巻をワクワクする本に出会いました。
発売されてからもう少しで7年経つんですね。初めて読んだ時の衝撃と高揚感を昨日の事の様に思い出します。
今回は10巻で一区切り付いたということで、電子でまとめ買いが安くなってたので購入して再読を始めました。
再読して潤が可畏に甘える時の「ぴと虫」の一回目を発見したりとか、潤が可畏の感情を「読心」でキャッチして同調して理解しようとする様子とか再読ならではの萌を発見しました。
潤が持ち前の明るさでもって、生餌達やヴェロキア達と距離を詰めて行く様子がとても楽しかったです。
そして何と言っても可畏が潤を愛しく思いながら、その存在に恐怖を感じてヴェロキア達に潤の殺害を命じるシーンからの怒涛の展開が素晴らしかったです。
なんて事してくれるんだと憤る方もいるかも知れませんが、潤の損失感に誰よりも恐怖して悔い改める可畏の心の変化を知ると許してしまうのです。
この頃から可畏は私の攻めキャラナンバーワンとなりました。
実は再読するまで母親や兄2人との闘いは一巻だと思っておらず、二巻以降だと誤解してました。
かなり濃い内容でありながら、スッキリと一冊にまとめ上げる実力は流石の犬飼先生だと思いました。
可畏を理解し全てを愛そうとする潤と、潤だけを欲してその為に険しい道を選んだ可畏の決意は既に一巻から始まっていた事を知り更に感動しました。
潤の母親とのやり取りで「それは親になったら実践してちょうだい」って言う台詞があって、なんだかしみじみとしてしまいました。
それから既に潤が可畏にメロメロなのも良かったです。www
あとがきに「Char@ VOL.11」に短編が載ると書いてあったのですが、ちゃんと購入して読んでいた自分を褒めてあげたいと思いました。
かなりネタバレのレビューでしたが、このシリーズが好きだと伝わって欲しいと思いあえて書きました。
電子で購入すると「暴君竜の日曜日」も読めるので、こちらは本編後で甘々でした。