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優等生アナの皮を被った計の素の部分の、とんでもない口の悪さは相変わらず。
ですが、何も変わっていないようにも見えるトゲトゲした言葉たちの奥に
潮との出会いで確実に変わった計自身の丸みが見えて、なんだかんだ言いながらも順調で幸せな日々を過ごしているのが伝わるのが素敵です。
ふたりでいる時のつっけんどんな物言いも噛みつきも、好きだからじゃれついているようにしか感じなくて(笑)
前巻よりももっと計の印象が良くなり、ひねくれ者すぎるところすら可愛く見える不思議。
これも潮の愛のパワーのおかげかな。と、すごく温かい気持ちになったのでした。
仕事に対する姿勢について計はずっと悩んでいたところがあって、そこの壁にぶち当たってしまう辺りはすごく切なかったです。
悩んでいることを誰にも気付かれないようしながら自分自身でも目を背けていたので、
いざ答えを求められても頭がうまく働いてくれず
焦りからどんどん負のループにはまってしまって空回り。
努力ではカバーできないものに通せんぼされてしまう計を見ているのが本当にツラかった…。
でも。「ありのままの計」を認めてくれる潮のおかげでまた立ち上がることができて、
自信を取り戻すだけではなく自分の中にもしっかり情熱はあったのだと気付けた計はもう無敵!
ふたりのピタッとはまる相性の良さを改めて感じることができたなと思います。
プチ記憶喪失なエピソードにはハラハラして、
でも『きれいな国江田さん』から思いがけない計の本心を聞けたことになんだか感動。
そして痛いくらいに伝わってくる潮の計への想いにグッときて、胸がいっぱいに。
からの、めちゃくちゃアツくて甘くて幸せすぎるセックスが最高すぎて…!
最初から最後までずーっと前のめりで読んでしまうくらい面白かったです。
ふたり以外にもいいキャラがたくさん登場していて、次巻にもスピンオフにもさらに期待が高まりました。
完全に1巻から無我夢中、続編があることに心から感謝して読みました。
一穂ミチ先生の世界に没頭できる幸せを噛み締めてます。
引き続きの登場人物はすでに私の中で生き始めて、
新しく登場する人物も魅力的です。
計の「なりゆきでなったアナウンサー」の事にフォーカスされている2巻。
計に恐ろしい程の努力があったと改めて感じる巻でした。
2面性のある計の半分の記憶が無くなる、という展開にも痺れました。
記憶がなくなっても潮に惹かれる計が可愛く、
潮が「きれいな国江田さん」に揺れるのも面白かったです。
もとに戻った計に安堵し我が物顔になる潮が愛しかったです。
表紙が一巻とは逆で計がキス待ち顔なのが可愛いです。
先生が仰る通り、この後キレそうな展開がよめます。
すっかり人格も読めるようになってきたので楽しくて仕方ありません。
「ザ・ニュース」の裏番組に出演するタレントの木崎が自分と同じ旭テレビのアナウンサー試験に落ちていた事を知り、直接恨み節を言われたわけでもないけれどモヤモヤ引っかかるものが生まれます。そんな中自分は「ザ・ニュース」から現場の仕事に回され、わけも分からず慣れない仕事をして……(だけどなんでもそつなくこなしてしまう計)。更には木崎が潮を取材する番組が撮られる、と知り計の中ではモヤモヤが募るばかり。
2巻は計にとって試練の巻だったのかもしれません。アナウンサーという職業につきたくてなったわけでもない計が、本当にその仕事をしたくて(好きで)やっている人達と触れ、自分に足りないものがなんなのか分からないままがむしゃらに仕事をこなしていくしかない様子が見ていて辛かったです。
その中で唯一の心の拠り所だったはずの潮にも本心からの言葉じゃない言葉を投げてしまい後悔するシーンもしんどかった。
気持ちが変わって来たのは長野まで追いかけた(ストーカー)旅行!笑笑
潮の前で今まで溜め込んでいたものを涙と一緒にぶちまけるシーンはやっと素の計が本音を吐けたようで安心しました。
山火事の中継シーンを通して新人くんだけでなく計自身も自分の中でひとつの事をやり遂げる自信と、やっぱりアナウンサーの仕事が好きなんだという事に気づくきっかけができたようでほっとする場面でした。
……と思いきや最後にとんでもない事件が笑笑
相変わらず内なる計は言葉が悪くてどこから言葉が出てくるんだ?というように天上天下唯我独尊な言葉が生まれてきて見ていてスッキリします笑笑
そして潮は相変わらずそんな計をぶっきらぼうながらも全部受け止めて待っていてくれる。最高の彼氏ですね!!
えろシーンもとっっってもエッっっちでした♡♡
2作目も相変わらず面白いなぁ。最初の方、う、浮気すんなよ…ってちっちゃい声で言う計がかわゆいのぉ。計がアナウンサーとしての壁にぶつかる2巻。少女漫画の学園物の実写、「男が皆コスプレしてるホストに見えてくる」に笑った。計のかーちゃんとのやり取りも結構好きです。母の息子に対する遠慮のなさ好き。温泉旅館での中継のシーン痺れた。錦戸さんナイスキャラすぎる。お仕事小説としてもすごく面白い。潮は相変わらず計のことよくわかっていて、安心印の攻めだね。それでもあの時は焦っただろうなぁ…。
この巻は計にとって試練の巻でしたね…
仕事で思ったようにいかず、潮に苦しいと言うこともできず苦しむ計の姿が切なくて共感して、胸が苦しくなりました。。
BLとしてこんなにもキュンとさせてくれながら、しっかりお仕事ものとしても見応えのあるものを提供してくださる一穂先生、本当にすごいなあと感嘆のため息が出ました。
そしてなんといっても潮と計の絡みがエッチで、愛に溢れててたまりません。特に、計が頭を打って「国江田さん」になってしまった後、計自身を取り戻した後の2人。。文字をじーーーっと凝視しながら目を見開いて読んでしまいました;
一気に3巻連続で買って大丈夫かなとちょっと思っていましたが、心配無用でした。
続刊をこの週末読むのが楽しみです◎