てんてん
本品は『離れていても、隣にいても』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
本編後、
バーザーの準備中の小話になります。
バザーまであと10日、
会議室に挽かれたブルーシートの上で
篤臣は天井を仰いで嘆息していました。
予想を超えた数の品物が寄せられ
嬉しい悲鳴を上げつつも
品数が多いとその日のうちに
分類が終われないこともあります。
城北教授の提言で決まった書籍類も
かなりの数に上っていて振り分けている
楢崎がちょっと気の毒です。
そんな中、
オブジェの様な品をチェックしていた
美卯が腹立たしそうな声を発し!?
B5版ペーパー片面ですが
2段組とボリューミーなSSは
本編の幕間的なお話になります♪
寄付された品のほとんどは
募集要領に従ったものでしたが
ごく一部そうでない物も含まれ
廃棄の対象となっていました。
美卯が検品していた品は
部品が足りない中古品のようで
飾りの一部が欠けているようです。
篤臣や楢崎にはその用途が
判りませんでしたが
キャンドルの熱の作用で
飾りが動く仕立ての様です。
飾りの天使が1人欠けていては
売り物になりませんが
天使なだけにを捨てがたいような
美卯に篤臣は思わず
持ち帰りたいと名乗りを上げます。
クリスマスをした事がない江南は
クリスマス関連は何でも喜ぶので
気に入りそうだと思ったのです。
盛大に惚気られたという楢崎に
江南が喜ぶ様子を想像した篤臣自身が
嬉しくなったのだという
彼らに更に笑われてしまう
という微笑しいお話でした♪
何をしていても
江南の事を思っている篤臣の
無意識の惚気に当てられる面々が
ちょっと可哀そうな気もしますけど
いつも惚気るのは江南のほうなので
ちょっと違った目線でのラブラブに
ムフフッ♡ってさせて頂きました。
※他店舗特典(レビュー済)
フェア特典は
2人の休日の出来事になります。