小説

  • 花火と絆と未来地図 いばきょ&まんちー(4)

花火と絆と未来地図 いばきょ&まんちー(4)

hanabi to kizuna to miraichizu

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作花火と絆と未来地図 いばきょ&まんちー(4)

間坂万次郎,楢崎の同居人で定食屋アルバイト
楢崎千里,K医大付属病院消化器専門内科医

同時収録作品花火と絆と未来地図 いばきょ&まんちー(4)

茨木畔、カリノ製薬研究開発部所属研究者
京橋珪一郎、K医大付属病院耳鼻咽喉科医

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

茨木の海外消息不明事件やまんじの入院を経て互いの繋がりを確かめた四人。安らかな日常が戻り、ふと「近い将来」を考えさせられて…

作品情報

作品名
花火と絆と未来地図 いばきょ&まんちー(4)
著者
椹野道流 
イラスト
草間さかえ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
右手にメス、左手に花束
発売日
ISBN
9784576171739
4.3

(3)

(1)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
13
評価数
3
平均
4.3 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数2

BLというよりも、ガッツリ医療もの

この先生の本は、考えさせられたり、泣かせられたりと、どちらかというとBLというジャンルを超えて、医療もののドラマを見ているような感覚に陥る本が多いのですが、今回もまさにそんな本。
私はいつもレビューを書かない人なのですが、今回は書かせてもらいたい!!
なぜなら、本当に感動したから。
この本の中に、エロ度もキュンもほぼほぼないのですが(逆にこの先生の特徴でもありますよね。)、とにかくとある女の子の最期の書き方が本当に泣けて泣けて。
茨木さんも危機に陥るし、まんじも大変なことに。
細かいことは言わないですが、ハンカチ片手に読んでほしい。
そんな本でした。
一巻目から読むことをオススメしますが、この本だけでも楽しめます。

0

思い出を、またひとつ

まんじが働いているまんぷく亭のマスターとおかみさん、
過去にそんな事があったんだねぇとほっこりしつつ
やっぱり商売を続けるのは大変な事だとしみじみ思いました。
跡を継ぐまんじの誠実さと謙虚さ、
学はなくても素直で一生懸命で他人の機微に長ける男、
改めてめんこいです!!!
京橋くんも言っていましたが、
あの(といったら失礼かもですが)楢崎先生を甘やかすのは
絶対まんじしかいない…!!
今作で、楢崎先生の患者に向き合う気持ちがとても温かくて
思わず目に涙を溜めながら読ませていただきました。
お互いを補い合い、喜ぶ顔がみたいとか諸々、なんともお似合いのカプです。
まんじのお母さんの話も切なくて奥歯を噛みしめました。

茨木さんが相変わらず気障なセリフをスラスラ言ってくれちゃって!
全然嫌な感じがしないのは草間さんのイラスト効果もある気がします。
京橋くんも頑張り屋さんでね、めっちゃ愛されてる感がうらやましいww

未来は今のまま続いているとは限らないから
ある程度考えなくてはいけませんね。
でも自分で具体的にとなるとちょっと想像がつかない…。
人生の岐路についた時、どの選択が正しいのかわからないけど
なるべく後悔せずいられたらなぁとは思います。

楢崎先生と同じで、行き帰りが超絶に面倒なんですが(混雑もキライ)
今年は花火を見に行きたくなりました。

2

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP