ざらざら。（合同誌）

崎谷はるひ公式パロディ本☆

崎谷はるひ公式パロディ本☆
「しなやかな熱情」シリーズを崎谷はるひさんのお友達数人がパロってます！

中身は小説数本とストーリーマンガ、4コママンガが入ってます。それぞれ個性があって面白いです。冬乃郁也さんが描く慈英×臣は初めて見ました。あ、「インクルージョン」の照英も冬乃郁也さんが描いてました！…うん。もしかしたら蓮川愛さんの描く照英より、こっちの照英の方が好みかも…


いや、しかし…やはり崎谷はるひさん&蓮川愛さんの慈英×臣には敵いませんね。もちろんパロディってことはわかってるんですが。なんだろう…慈英の壊れ具合や、臣の淫乱じみた雰囲気はやはり本家二人にしか出せないと思いました。


だけど4コマは面白かった！刑事課では、臣が可愛い婦警と並んで２大アイドルであることが発覚！他の刑事連中は鼻の下伸ばして二人を眺めてます(笑)

また、過剰な色気を振り撒く臣は職場でもその威力を発揮。外回りから帰ってきた臣が「あつ…」と言いながらネクタイを緩め、シャツから覗くその胸元、鎖骨の色っぽさに他の男どもはK・O☆鼻血ブーでした。

あとは臣の浮気(笑)疑惑。慈英の従兄である照英が、どんな顔なのか知りたいと慈英に訊ねる臣。慈英はさらさらと鉛筆を走らせ照英の似顔絵を描いてあげました。
すると臣はその似顔絵の人物にポーっと見惚れてしまいました(笑)「臣さん！？」と、めっちゃ焦る慈英が可笑しかった。


後は表紙が面白かったです。パロディだから、ぬぼーっとした慈英とてんてこ舞いになってる臣が、２等身で走り書きみたいに描かれててなんか可愛い。


いや～面白かった！買って損はなかったです。これは絶対商業誌にはならないと思うのでレアな1冊でした。