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表題作春を抱いていた(1) 新装版

香藤洋二
22歳,実は乙女なやんちゃくん
岩城京介
三十路前,男気溢れるクールビューティー

同時収録作品フェンス

刑部等人
高校1年
城縞柾
高校生

その他の収録作品

  • フォーカスフラッシュ
  • フレッシュ・フルート
  • ワンクール・ポルノ
  • イミテーション・ルーム―偽りの部屋―
  • あとがき

あらすじ

岩城と香藤は人気AV男優。しかしいつかAV界から抜け出したいと思っている。そんな2人にチャンスが訪れた。瑛がのオーディションに呼ばれたのだ。ところが「主役を決める為に、2人でSEXしていただきたい」と監督に言い渡され…?!
主役をかけたこのSEX勝負…絶対に負けられない!!
新装版で登場!!

作品情報

作品名
春を抱いていた(1) 新装版
著者
新田祐克 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
スーパービーボーイコミックス
シリーズ
春を抱いていた
発売日
ISBN
9784862630995
3.7

(62)

(27)

萌々

(8)

(19)

中立

(3)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
14
得点
227
評価数
62
平均
3.7 / 5
神率
43.5%

レビュー投稿数14

No Title

この超有名な作品、前から聞いたことありました!ただその時はこれがBLだって全く知らなくて、正確に言うと当時はBLって何かすら多分分かってなかったですね…(笑) 絵柄からしてすごくあの時代の特徴があって!子供の頃もあの時代の作品をいっぱい見てたので、私の初期の漫画の好みは完全にこの画風に影響されてます。

比較的昔の經典作品ではありますけど、設定は先進的だし、話の展開もテンポが良くてだらだらしないし、ストーリーも全然古臭くないです。
先生の独創性には脱帽します!

1

春を抱いていた 1巻

先日談話室での「BL好きなら知っておけというもの」というトピタイトルを見た時、真っ先に浮かんだのが「春を抱いていた」。
私的にも約10年前商業BLを買うようになってから本作の存在を知り、本屋古書店をひたすら回って1冊づつ一生懸命に揃えていった…そんな大きな存在です。

さて、これが正に1巻。
絵も違うし、初めは岩城さんは香藤を超嫌ってる。
2人とも男女AVの男優で、AV男優同士が愛し合うという内容の映画を撮る、という企画で出会うのですね。
岩城さんはAV出身がコンプレックス。
一方香藤はもっと割り切っていて、この初期からメンタルの強さ大きさを感じさせます。
香藤は岩城から避けられながらも離れがたく、勝手に押しかけて同棲へ⁉︎
ここから全てが始まります。

1

まだ1巻

BLのバイブルと言われる「春を抱いていた」
とうとう手を出してしまった。
はまるのが怖いという気持ちと、もしはまらなかったらとの不安とで手を出さなかったのに。

三十路手前の岩城と22歳の香藤、ともに売れっ子AV男優ですが岩城は現状に焦りを感じているようで…。

まだ1巻だからかな?香藤が岩城を可愛いと思ったり、恋人宣言を否定されてムカついたり、乱交プレイを思わず止めたり、好きのレベルはどのくらいだろう。
ちょっと好きかもからどこまで大きくなるのか楽しみですが。
可愛いって思っただけで恋人宣言かあ。うーん。話題狙いなのか外堀埋めなのか。 

ずっと年上な岩城が余裕がなかったり、香藤もすぐムカついたり。
エッチがオーディションの時ほど抵抗がなくなってるみたいなのが謎です。
映画やドラマをやるというので覚悟をしたのでしょうか。

1

夢中で読んでしまう秀逸なストーリー!

電子書籍サイトで完結特集が組まれていたので、無料の一巻を読んだらかなり面白くて、ALIVE含めてまとめ買いしました!
タイトルは知っていて、短い番外編を1話だけ雑誌で読んだことがあったのですが、あまり絵柄が好みではなく、かなりの人気作と存じていましたがこれまで手を出さないでいました。

でも、まとめ買いして大正解!!
各話ストーリーが練られていて、キャラクターの人生や関係の変化に夢中になっていき、2日かけて読みました。なんせ長いので、読んでも読んでも次がある幸せ(笑)そして、終わらないで…!と思いながらページを捲る手は止められません(良作あるあるですよね)。

俳優二人が主人公なので、お芝居に絡めたストーリーも多いのですが、その時々で芝居に必要なことを探しながら個人としての生き方のヒントにも辿り着くような展開が、読んでいて胸にストンとはまる気持ち良さがあります。
私は付き合い始めた二人のその後を読むのが大好きなのですが、こちらの作品はその部分が大半です。色々な問題を糧にして愛を深めていくストーリー。
芸能界BLとしてはくくれない、同性を愛するという人生が描かれているところがとても魅力的です。
実際はこうはいかないだろうなと頭によぎる部分もありますが、そう考えさせること含めて、作者が伝えたいメッセージがある気がします。
悩んで、行動して、傷付いて、でも愛を曲げない二人にどんどん魅了されていきます。
人を想うこと、ままならない人生に希望を見いだす瞬間、セリフやモノローグ、キャラの表情に何度も涙しました。

もしも迷われている方がいたら是非読んでほしいです!!

3

どっちが攻め?受け?とドキドキしながら楽しめた

 AV男優から華麗に転身し、俳優への道を駆け上がって行くイイ男2人の物語。王道といえば王道なのかもしれませんが、新田先生の美麗過ぎる絵と必要最小限に抑えられた台詞やモノローグによって、飽きさせることもなく2人の濡れ場と心情の変化に集中して読めるところがとても良かったです。近年の作品でいうと、掴みだけなら芸能ランキング上位同士の2人が絡み合う某作品に近いのかな。ただ、初っ端から2人の関係が世間にオープンになりそれが暖かい目で受け入れられるところや、演技で本当に恋人を演じた者同士であるが故に恋愛に発展していく流れが自然なところなどは、この作品の特筆すべき点かなと思います。もちろん、これから波乱が待ち受けているのかもしれませんが。

 2人のビジュアル面も最高で、攻めの香藤の色気ある長髪と垂れた目元、受けの岩城の精悍な顔立ちと爽やかな短髪黒髪、もはや言うことなしです。ワンコ過ぎる年下攻めは得意でない私ですが、香藤は岩城に喝を入れることもありますし、尻尾を振るというよりは適度に距離感を保って接している感じ。対する岩城も、下剋上される年上受けにありがちなチョロさがそこまで目立つわけではなく、香藤より豊富な経験値が垣間見える時もあるし、浅はかというよりは真面目過ぎて喰われてる感じなんです。そういった2人のキャラ設定も絶妙でした。長編シリーズなのが嬉しく、続きがとても楽しみです。

1

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