憧れの小説家=冴えないおっさん!? 年下のセフレには、絶対に正体を明かせない――!!

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  • ページをめくるその前に

ページをめくるその前に

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表題作ページをめくるその前に

梶間(はざま伸),30歳,小説家
貴裕(ヒロ),20歳,学二年生

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下描き下ろしおまけまんが

あらすじ

コアなファンに支持される小説家「はざま伸(しん)」こと梶間(かじ ま)。
ゲイである彼は、サイトで知り合った大学生のヒロと身体だけのドライな関係を続けていた。
ところがある日、本屋で自著を手に取っていると、まさかのヒロに遭遇!!
なんと彼は「はざま伸」の大ファンだった!!
「身体の相性も良いけど、梶間さんと大好きな小説の話できるのすっごく幸せ」
あまりの熱心さに本人だと言い出せず、自分で自分のファンを演じるハメになって…!?

作品情報

作品名
ページをめくるその前に
著者
文川じみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199608872
4.1

(182)

(78)

萌々

(65)

(30)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
24
得点
746
評価数
182
平均
4.1 / 5
神率
42.9%

レビュー投稿数24

悪役は悪役のままで

隠れイケメンや美人が好きです。大好きです (*´ω`*)
もぉ~ 梶間さんがカッコよすぎ!普段のダサイ感じもめっちゃ可愛い!そして何よりも優しい♡♡♡

ヒロくんとの相性もすっごく良くて、二人で楽しく会話するシーンが特に萌えました。もちろんエッチの方も最高でしたけど!

途中まで「神」だったんですけど、終盤の展開が色々と強引だったので下げました。
あとヒロの元カレの過去や家庭事情が正直、どうでもよかったです。だから⁇ってなりましたね。

しかし楽しく読ませて頂きました。ありがとうございます!

0

タイトルがおしゃれ

一晩限りのつもりがセフレになり本気になっていく。
もじゃもじゃダサメガネが実はイケメン。
元彼がストーカー化し、それがきっかけでくっつく。
どれもBLあるあるですね。何度見たことでしょう。
でもいいんです。おもしろければ。
(それでもBLあるあるを見ると言わずにいられないという。すみません)

小説家モノが好きなので、そこもよかったです。創作に関するエピソードがほぼなくて個人的にはそこがちょびっと残念でしたが。

でもでも、なんと言っても2人がワンナイトを繰り返していた遊び人とは思えない、すれていない感じがよくて。なのに2人ともエロいという。文川先生が描くエロが存分に活かされていました。

そんな2人がセフレだから…と控えめながら惹かれ合っていくところがとてもBLしていてよかったです。

特に、最初に梶間がヒロをストーカーから守って抱きしめるシーンが萌えでした。
ページをめくった右上の大コマでぎゅう〜〜っっとする絵がめっちゃ好き。2人の表情もいい。

同居して距離が縮まっていく日常もほんわかしたし。
ストーカーに脅える描写も軽めでよかったです。
元彼の落とし前のつけ方もあれでストーリーに合っていると思いました。

ラスト、梶間が短髪にしていたのが好みでした。
タイトル回収もおしゃれですね。

榊がどんどんいい奴に思えて、カバー下では気の毒にさえなりました。ナイスキャラ。

0

タイトル効いてる

セフレなんだけど続いている二人。でも、小説家とそのコアなファンだった。。

ファンって難しいですよね。自分を好きなのか、作家として好きなのか。
作品のファンだとしても作家が好きとは限らないという。
しかしこの漫画では、押し語りする受けのヒロに対して、身分をあかしそびれたモッサリ作家のとまどいを明るく楽しめました。

実は作家に気があるのでは?という編集の榊さん(男)や、ヒロのストーカー事件を敏腕弁護士として颯爽と解決する熊男ママなど、脇役も活躍して楽しかった。

もっさりなのに、Hのときメガネ外して髪をあげるとかっこいい、というギャップ攻めさんです。

0

ありきたりを面白く描けるのがスゴイ

メガネ外して無精髭を剃って髪型を整えたら実はイケメン。そんな気づかない事あんのかなー?

出会い系アプリで知り合ってカラダの相性が合っちゃって一度きりのつもりが半年も続いちゃってるセフレ関係の梶間とヒロくん。プライベートを詮索し合わない関係が気楽〜って思ってたら、本屋で新刊の自著を手に取っているところをヒロくんと遭遇&実はヒロくん、梶間の著書の大ファンだったのです………。
知り合った人は実は憧れの人でしたーって何処かで読んだ事あるような関係性。

憧れの人と気付かずに付き合い続ける関係。
お互いにウィンウィンじゃないか。
20歳の大学生ヒロくんは、リア充で友達も多くて可愛くていい子っぽい。しかも、家事もテキパキ出来るし、いい子見つけたよ、梶間さん。
対する小説家の梶間さん、あまり人に興味がなかったけど、ヒロくんの可愛さに惹かれつつあったところに自分の熱烈なファンで作品の感想、作品との出逢いの馴れ初めを熱く語ってくれちゃったりしてそれは嬉しく、もっと好きになっちゃうよね。

梶間さん、陰キャボッチ文系男子なのに、床上手で性欲旺盛なのよ、ギャップ〜!
行為中メガネを外した時のワイルドさにドキッとしちゃってるヒロくん。こーゆーのいいよね、好き♡

2人のラブラブで少しずつ進展していくだけのお話でよかったんだけど、ひと波乱としてヒロくんの元カレがストーカー化してって話が絡んでくるんだけど、これは正直要らんかったなー。

行きつけのバーのマスターと編集者の榊がいい味出してたからこの人たちとの愉快な話でよかったのになー。それにしても榊気の毒すぎる。カバー裏是非読んでください。片思いは辛いよ。

最後の方、小説家[はざま伸]が自分だと信じてもらう為に雑誌に掲載された時と同じスタイリングで逢おうとするんだけど、最初に雑誌撮影の時に初めて見た時は、おっ!いいやん、かっこいいと思ったけど、何度も見るとオールバックに前髪パラりしてる髪型、なんか昭和っぽくない?って思えてきてしまった。普段のもさっとしてる時の方が私は好きです。
攻め視点と受け視点どっちもある作風が好きなのでそういうところも好みです。
ヒロくんは、[はざま伸]の小説に救われていて、梶間さんは、そんなヒロくんからのファンレターに救われてた。
お互いが出会う前から惹かれ合ってたっていうのもよかったです。

紙本で購入。
円形ボカシ、性器の結合部分よりも表情でエロさを表現されていました。

1

これはもう運命♡

コアな作家とそのファンのDDがマッチングアプリで出逢ってしまう話。こんなの!運命でしかない!!!!(多幸感

特別作画が好みってわけではないんですが、受ちゃんがバッチリ可愛いのと、攻くんが、ヲタクっぽいのになんだかセクシーなんですよねえ、、これが大人の色気か_(:3 」∠)_

ストーリー展開も丁寧で、読みやすい。作者様が悩まれたと書かれていた(@あとがき)受ちゃんの元カレの結末も、個人的にすごく好きな感じでした(平和主義)。あと、エッチが本当に気持ちよさそう笑。

すえながーく幸せでいてくれそうな二人です。

0

冴えないおっさんもかわいい

タイトルと表紙にピンクな感じがなかったので、真面目な年の差純愛なのかな…と思ってスルーしてたのですが、予想を裏切るピンクみと面白さでした。攻受の気持ちは真面目ですけど、むしろラブコメ?というか、キュートでポップ、サクサク読めるお話でした。意外性がやばいですね!

セフレという身体の相性OKな関係から、徐々に相手の性格を知ってさらに惹かれていって、実はもっと深い縁があったというテンポのよい自然な展開がよくて、ぐいぐい引き込まれました。割とあるある設定ですけど、ぜんぜん陳腐な感じがしません。

攻の元カレで現在はビジネスパートナーである親友がナイスフォロー、MVPあげたいです。友情と愛情ってこんなに曖昧さがないんだ~と感心してしまう描写が素晴らしいと思いました。(あと、カバー下の漫画が可愛くて好きでした♪)

受の元カレなんですけど、”実は~”のところ”ええ?”って感じでした。そんな人がそんなことを?的なw。ちょっと腑に落ちなかったりするんですけど、後味の悪さがなくて優しいオチでした。

可愛い恋人にちょいちょいデレるおじさんが愛おしい、よき年上攻でした。

0

可愛いお話と良いギャップ

可愛いお話でした。
梶間が一方的な片想いじゃなくて、ヒロも徐々に梶間に惹かれていって。

ヒロの元カレ騒動や梶間の意外なスパダリ感。やっと本物の恋人になって。

モサくてダサい三十路なのにエッチはうまくて…な梶間。最初は余計な話をしないヒロが都合のよいセフレとしか思ってなかったけど…。
じつはヒロは自分の大ファンで。長年梶間を支えてくれてたんですね。
どこかにいるらしいコアなファンと直接作品の話ができて。しかもヒロは…。

お互いずっと恋してました!って素敵です〜。

可愛いヒロだけどエッチなところが意外ですね。お互い良いギャップでした。

2

ギャップ最高

セフレだったふたりが恋人になるまでを描いているお話で、特に特殊設定もなくよくある展開ではあったのですが。
小説家「はざま伸」だということを隠している梶間とはざまの大ファンのヒロのやりとりが面白く、その展開に飽きることなく読み進めることができました。
ヒロの元カレ問題で胸クソな部分もあったけれど、綺麗にまとめてくれていたのでスッキリ。榊とママの助けもあって嫌な気持ちを引きずることなく終わらせることができて本当に良かったなと思いました。

文川先生の描く「一見モサいけど実はイケメン」な攻がすごく好きです。
普段とエッチのときのギャップがすごくて、2度美味しいお得感!今作の梶間もそのタイプだったのですごく楽しめました。ふたりの絡み、エロくて最高でした…!

2

軽いセフレのつもりからの恋

タイトルはストーリーの1番最後に出てきて、なるほどーって感じでした。
今回のお話も素敵でした。
カテゴリは身体から始まる愛ですね。
受けのヒロが普通のパリピ(笑)大学生かと思ってたけど、本が好きだったり男運がなかったりでなかなか魅力的なキャラクターでした。
梶間との出会いをヒロ視点から見るとますますヒロが好きになってしまった。悩みなさそうに見えて辛いこといっぱいあったんだね。
その点梶間はあまり悩みなさそうでしたけど。
話が進むとお互いがお互いをとても大事にしていて、なんでまだ恋人じゃないの?とツッコミまくりでしたよ。
ヒロの元カレが嫌な奴だったけど、娘をとても大事にしてたからなんだか絆されてしまいました。娘大事なら男遊びせずに真っ直ぐに帰りなさいよ。
そんなんじゃ嫁に親権奪われちゃうよ!
梶間とヒロのキラキラとして清純なラブストーリーで心が洗われました。
榊さんに良い人現れますように。
あ、バーのママもめちゃくちゃかっこいいのでオススメです。ママはみんなのママでいて欲しいので特定の人作らないで欲しいな。
出会う前から支え合ってた2人のお話、最高でした。

1

小説すべる

開いて数ページで擬音まみれのセックスシーンだったのでかなり怯みました。文川先生っぽくないぞ…?!と思いきやガッツガッツしてるのは最初だけでした。何だか安心。

作家のはざまとは寝れないっていうのが梶間に惚れちゃってるからって…ヒロくんキュン…キュンときちゃったよ!ひとつの作品でCP両方の視点が読めるのは嬉しい。文川先生は両方の視点を交互に見せて萌えさせてくれる作品が多いです。

ママが弁護士とかストーカーがシングルで悩んでてあれそれとか、無理矢理たたんできたなって感じもありましたが、ネタバラシ後の急にIQさがるヒロくん可愛かったのでよし!

仕事では女房面する榊さんも良かった。ヒロくんなしでこの2人のブロマンスの物語も想像だけならありあり。とか思ってたらカバー下でコメディにしかならないと知る

萌〜萌2

0

憧れていた人が実は…

いきなりのエッチシーン。おお!と思いました。


内容を少しネタバレします。
小説家の梶間と大学生のヒロはセフレ。たまに連絡を取り合ってはセックスをするだけの間柄です。ある日、自分の新刊の発売日にヒロと書店で遭遇し、ヒロが自分の小説の大ファンだと知ります。自分が作者本人だと言い出せないまま、同じ小説家を愛するファン同士として、そしてセフレとして不思議な関係が続いていきます。

読んでいるこちらは梶間の正体が分かっているので、梶間の戸惑いとヒロの何も分からない無邪気な感じのギャップを、噛み合わないもどかしさ、噛み合わない面白さの両方を感じ取りながら読み進めることになります。

ヒロが本当に無邪気で可愛いんですよね。エロ可愛いし。梶間がハマるのも分かります。ヒロも梶間が自分の憧れの小説家と知らずに、ですが梶間のことを段々と好きになっていきます。いつ本当のことを言うのか、本人だとバレるのか…と気にしながら読んでいくと、ヒロの元カレがストーカー問題が浮上します。急に不穏な感じになり、ええ〜…と思ったのですが、この事件をきっかけにヒロは梶間の家でしばらく世話になることに。となると…身バレのフラグが立ちそう!と期待したら、本当に立ちました^ ^

憧れの小説家が実はセフレで実は好きな人だった!とバレる段階を楽しむストーリーかと思ったら、間にストーカー問題も挟んでくるので、ストーリー的には忙しい感じがしました。だからか中々のボリュームあるお話になっています。

ヒロの元カレストーカーが本当にグズ男なんですが、実は子どもを育てているパパさんでした。梶間と榊とバーのママ(実は敏腕弁護士)さんにとっちめられてザマァ展開で終わるんですが、最後は反省もして良い感じで終わるんですよね。子どもがいるのにヒロと付き合ってるしDVしてるし、子どもを自分の母親に面倒みせてる時にストーカー活動とは何ぞや!と怒りです。いくら元嫁にイラついてたからとは言え、娘が大事ならヒロにストーカーしてる場合ではないし、そんな時間あるなら早く家に帰ってやれよ、と。最後の、実は良いところもある良い人でしたよ感はいらないと思いました。とことんグズ男で終わらせて欲しかったです。

ストーカー問題は発生したけど、これキッカケで身バレもトントンで解決したし、梶間のカッコいい男っぷりも見れたしアピール出来たし、結果的に最高なかたちで2人の想いが通じたので良かったです。
梶間は普段モサいけど実はイケメンだし、ヒロを助けるたての行動力あるし、小説家でそこそこ売れてるし(ドラマ化の話もある)、エッチはうまいし…結果スパダリだということが分かりました^ ^
ヒロも出版会社で就職が決まったようで、公私ともに梶間との付き合いが長く続きそうです。何とも最高な終わり方…。

ボリュームがあって読み応えがありました。じみ先生らしく、エロも多くでも可愛くて、とっても楽しく読ませて頂きました。


1

カジマさんはムッツリの性豪。

冒頭からエチエチ。セフレ関係の作家、カジマさんとピチピチの大学生、ヒロくん。最初は後腐れの無い関係が互いに心地良いと思っていた筈が…、という身体の気持ち良さから入るあるあるである。
このカジマさんが鬱陶しい前髪とメガネ。無精髭でモッサリとしているクセに、めちゃくちゃ良い体で激しめのエチをする。もちろんメガネを外してちょっと髪型を変えたら、めちゃくちゃセクシーイケメンだったりするというオプション付きファンタジー設定なんだが。
ムッツリ、モッサリ、なのに性豪。ヒロくんの一挙手一投足に直ぐムラつくという、簡単にスイッチ入ってしまうスケベっぷり。

作家にとって。自分のファンで、そもそも自分の事を好きでいてくれるなんて。物凄く幸せで嬉しい事だろうけども。同時に作家である「はざま伸」への理想があるのでは無いかとカジマさんはアタフタしてしまう。さっさと正直に言ってしまえば良いものを!これはカジマさんの「から騒ぎ」の物語。カジマさんは気せずして自ら告白してしまっている。自分の作品の主人公が「本当の自分を見せるのが怖かった。」のだと。

物語は、ヒロくんがセフレ志向になった原因の男、山田から粘着ストーカーされるという事件を挟んで急転直下。カジマさんは自分こそが「はざま伸」であり、もうセフレなどでは無く、ヒロくんを本気で愛しているのだと告白する。もちろん、ヒロくんもカジマさんをとっくに愛している。めでたし!っていう。
カジマの新作を「ページをめくるその前に」愛し合いたい、というのは想定内過ぎるタイトルで。ここで読み手側としてはほくそ笑んでしまう。

作者も書いてはいるけれど、ストーカー男、山田を救済していたり。(どういう理由でも、暴力ダメ、絶対。)カジマの学生時代からの友人、榊とのズレた付き合い方だとか。隅々まで一応回収されている。そこら辺は作者の優しさ、温かさだとは思うけれども。蛇足だと思わないでも無い。ゲイの人がバイを嫌うというのを聞いた事があるけれども。その辺りの信憑性も感じられたりもして。なんというか、主人公カップルの甘さとは別に何というかビターな読後感ではあった。

0

結局の所、受けが可愛いすぎるので

憧れの小説家×読者な大学生
攻めは普段は地味なのに夜はH巧者なギャップ有で、無表情系なのも好みでした。
恋人にトラウマ有でドライにワリキリえっちしちゃう受けは、ワリキリたいのに、好きな小説家が一緒だと勘違いして攻めにどんどんハマってく姿がめちゃんこ可愛かったです。恋に落ちてくのを抑えられない感じとか、好きになって悩んでるところも可愛い…。

作者さんの描く可愛い受けが大好きで作者買い。設定や話の展開はよくある感じではありますが、結局の所、受けが可愛すきるので神評価にしました。
迷ったけど…だって、私、こーいう受けが読みたかったんでしょ?じゃあ神だ!と。
受けが愛されてるのを感じられるストーリーも、幸せな気持ちになれて好きです。

そして何だか、バーのママに興味津々です!

3

勧善懲悪もの、推しと付き合う系

勧善懲悪BLは珍しいなと。

いつもはふわっと無垢な顔した小悪魔とかおバカな小悪魔みたいな受が多いと思うんですけど、今回はBLというより物語に重きが置かれていて、ラブラブと一緒に勧善懲悪ものがついてくるというオマケもりだくさんなお話だったなと思いました。
最近、私が手を出す作品は何故だか「推し」と付き合うものが多いんですが、これもソレでした。
推し相手は受ちゃんがずっと尊敬してる作家先生だけど、最初のうちは正体を隠してセフレやってます。
でも、受ちゃんが攻の作品のファンだと知り、攻的にも心惹かれていきます。元々、付き合いやすいセフレだった(身体の相性最高だし、割り切って付き合える)のもあるんですが、中身を伴うと途端に魅力的に。
そこに、受ちゃんの元カレが出てきますが、とんでもないクソ野郎で、攻のお友達と協力して受ちゃん救いがてら勧善懲悪しちゃうお話でした。最後はスカッとします。

えっち濃度は濃いめです。濃いめというより、激しい!とにかく激しい!
さすが、文川作品でした。汗だく、つゆだく、擬音だくだくでしたよ。

0

ファンと作家と素顔の三角関係が面白い

表紙かわいい!小説家とファンのお話大好きで、文川さんは「好きになったらダメですか?」がとても好きでした。
こちらはエロ先行のお話なのですが、いまいち体つきや演出に萌えられず。その角度からって激しさ以外に萌えるもんなのかなとか、楽しく描かれていたなら申し訳ないのですが、義務感を感じてしまいました。
主人公二人とお話の展開も何だか薄味で愛着が持てず、ハラハラしないご都合主義に感じました。ヒロは可愛い目で素直だけど癖が無さすぎるし、粘着元彼もベタだし、バーのマスターが〇〇士とかコメディにしても笑えない。

ただヒロが遊んでる大学生に見えて、小説に対して真摯な気持ちを持っているのがすごく好きでした。
好きな作家に会いたいかと聞かれたら答えは勿論イエスしかなくないですか?「えっ何その質問…ズルじゃん…」とか、梶間が“はざま伸”だとバレそうな瞬間も「ツテで新刊手に入れるなんてずるすぎる」と正にファンの鏡。
ヒロと梶間とはざま伸の三角関係が面白かったです!

4

Smexy and oh so cute!

The couple in this story is just so CUTE!

They have a great chemistry and you can really feel the development of their relationship. What I really like about their relationship is how they’re so considerate of the other person. The seme is so protective of the uke, but not in an overwhelming way. The uke is also just so cute and simply loves spending time with the seme. I personally think the artist did a great job at drawing the uke <3

For people who like smexy time, this story brings it to you right from the beginning! The smex scenes are hot! The seme is a beast in bed and it’s really fun to see how much the uke enjoys it. Post-sex uke is super duper adorable!!

While the story does cover some dark themes, I think it does a fairly good job at dealing with it. (People who are sensitive with themes around domestic abuse should be aware). The other characters, including the seme, do a great job at supporting the uke and stepping up when they realise something isn’t right.

There’s an ongoing tug-and-pull with their relationship as misunderstandings pop up between the two characters, but I never felt frustrated with how the story develops. The scene where they finally confess to each other is really sweet though!

For anyone who read the original serialised version, you should definitely read the tankou version too because there’s been some changes to the story (10+ pages have been added to the main story) and there’s also some extras to enjoy! I think the changes have made the story even better because it gave me better closer on issues with the ex-boyfriend and the relationship of the two main characters.

For anyone who hasn’t read this series, I highly recommend you start right now!

FYI, for anyone reading this as practice for Japanese, this is a great one to pick up because there’s furigana throughout.

8

攻めの豹変が良い

じみ先生お久しぶりの新刊ですね。
ずっと高校生とか大学生ものが続いてたので、今回攻めが小説家という設定が新鮮に感じました。
あと絵が洗練された感じがしました。

小説家×大学生のセフレから始まる恋。そして受け・ヒロは作者本人とは知らず攻め・梶間さんの小説を愛読している小説家×ファンという関係でもある。
まあ設定としてはありがちかなーという感じもするしDV男の顛末は多少モヤる(樹海でもモヤるけどw)部分もありますが、話のテンポが良いのとじみ先生ならではのエロエロ描写も良かったです。
あと完全に私個人の性癖ですが、梶間さんが普段はむっさいオッサンなのに、エチの時は豹変して絶倫になるのが萌えます。

2

滅却しなきゃならないのはあたしの性根だ

すみません いますんごい迷子の状態です
読みたい方向がわからず ほんとに本が読みたいのかもわからなくなり始めてます

でね 病んでるのばっか読んでるからかな?って思って 色合いから雰囲気から 見るからに幸せそうだったんでつい

あたしが読んでもいい作家さまなのかもよくわからないまま 手だしちゃいました


言葉にしないだけで思いは って典型的なやつ
だけど それが普通でよかったな

変にイケメンぶられると興ざめするきらいがあったりするものですから そこら辺にいそうなモッサいおっさんが初恋体験中の少女みたいなこと考えちゃう方が好ましい

いや 女々しすぎるのもヤだけどさ


職業の割に口下手な大人から発せられる一言一言が大事な一言になって 大切な人に降り積もり届いていく

なのに 本当のことを言ってもスルーする受けのスルースキルッ!


最後がチンケなご都合ラブコメになって 続くお涙頂戴劇 
挙げ句は安っぽい人情ドラマみたいになってて

なんだろうな 個人的に好きになれない展開に それまでののめり込みを一気にハネ退けられた気分になったの勿体なかったなと

別にモブのDV野郎に中途半端な救済とかいらんし
取って付けたような いい子アピールも それを見守る大人カッケーー も興味ないんだよな

作中の言葉を借りるなら「何こいつら ウッザ」になってしまう
ほんと腐りきったあたしのこの 素直に幸せを受け入れられないクソ性根

ほんとごめんなさい
個人的にいらん20%のせいで いいな って読んでた80%が滅却された気分

ん~ 悪くなかったんだけどな
はじめましてで読み方知らなかったし 次に読む機会があるなら もうちょっと上手に読めるのかな

9

王道BLでかわいい

タイトルと表紙がとてもかわいくて、作品の世界観をうまく表現できていると思います。

ふたりの間にある攻めの秘密と受けの元カレのストーカーなどの出来事で、だんだん好きになっていく過程に無理がなく、両片想いになるふたりはかわいかったです。

実は出会う前から互いを支え合っていたっていうのもよかったです。

ただのセフレだったのに、いつの間にか好きになっていく。
ダサいと思っていたおじさんがいい男。パリピかと思っていたら真面目な読書家。互いにギャップ萌え。

まさに王道BLのお話。
それ故に、ちょっと物足りないと感じる人もいるかもしれません。

ああ、かわいかったぁ!!と思える終わり方でした。

5

うーーんもう一声

作家買いです。
文川じみ先生の久しぶりのコミックス!
と発売日に購入していたのですが
ちょっと期待しすぎたのか
萌えが足りなかったです。
かわいい受けが×な攻め厨の自分ですが
文川先生の受け君はいつも大好きに
なるのですが
今回のセフレ大学生ははまらなくて
正直ふつう?ちょっと物足りなかったです。
先生ははじめからださくないし
かっこいいのになんでだろ。
全然先生に気づかないのがありえなくてしらけちゃったかな。。
てか「君ってやつは〜」や「あさってにキス」の
激萌え具合が異常なのかなと。
文川先生作品は全て読んでいますが
残念ながら1番あんまりでした。

5

セフレから始まる

セフレで始まり、くっつくまで時間がかかる話でじれもだしました。

セフレとしては相性良くても、相手の事は何も知らない最初の頃から、段々仲良くなっていく過程や、深く踏み込めないそれぞれの過去の傷など、話にぐんぐん引き付けられました。

攻めの梶間は、小説家「はざま伸」であることを受けのヒロには教えていません。
だから、ヒロがはざま伸の小説のファンだと知っても自分もファンだとごまかします。

お互い過去に辛い恋愛をしていて、もう恋愛なんかしないと思っていたはずなのに、惹かれてしまって、でも上手くいかなくて、結構長く気持ちが伝えられない時間が続きます。

とくにヒロの元カレ関係が酷い!DVストーカーとかタチ悪い!大学生が円満に解決するのは中々難しい話でした。

そこを颯爽と解決した梶間他大人組とってもかっこよかったです。

梶間さん普段はワイルドに髭を蓄えた、ちょっともさっとした見た目なのに、整えた状態がとてもかっこよくなってずるい!人でした。

最後にタイトル回収して、ニヤニヤしちゃいました。

6

締め方がオシャレすぎる!

小説家(30歳、根暗っぽい)
×
ファンの男の子(ハタチ、大学生)

お互い一夜限りの関係を求めて"そういう"アプリでたまたま出会ったが、お互いに詮索しないサラッとしたスタンスと、なにより身体の相性が良く、ずるずるとセフレを続けていました。
しかしある日書店で出会い、受のヒロくんが、攻の書く小説の大ファンだったことが発覚...!攻は自分の正体を隠したまま、自分の作品を喜んでくれる人がいた事に嬉しくなり、ホテル以外でも会ってヒロくんと話をするようになります...

ーーーーーー

受のヒロくんの可愛さに終始やられました...
いい子すぎる...でもそれ故に男運が全くなかったんでしょうね......ほんとつくづく文川じみ先生の描く受けがタイプすぎる......可哀想で可愛くて守ってあげたくて、そして思いっきり攻めに愛されて欲しい!
後半の、素敵な大人たちに守られるヒロくんにきゅん.......本当に良かった!
そしてラストの締め方が...!これはたまらんです。綺麗すぎます。鳥肌でした...(拍手喝采)

p.s.
あとがきで「樹海に・・・」というくだりがありましたが恐ろしすぎましたw でもちょっと見てみたかったかも......

10

可愛くて焦れったい

小説家×大学生
二人とも一夜限りの割り切った関係を求めてるタイプ。
だけど無駄な詮索とかしてこなくて体の相性も良かったし次も…と気が付いたら長い付き合いになっちゃってた二人。
実は受けが攻めの小説の大ファンだと知ってしまいセックス以外のプライベートな交流が増えていく。
(勿論攻めは自分が作者ですとは言い出せない)
同じ読書好き仲間だと思ってる攻め対して、推し作品について長文語りしてしまう受けが面白かった。
めちゃくちゃ熱く語ってるその相手が神作家本人という展開。ますます本当のことが言えない空気になっていく…
元々お互いに満更でもない感じだったので、一回距離が近づくともう止まらないままどんどんラブラブに。
なのに本人達はセフレままだし…という焦れったさが楽しかった。
それ、恋人ですよね???と言いたくなる距離間。
攻めの髭モジャ姿もダサくて好きだったけど、ONモードのビシッとキメた姿もかっこよくてギャップ萌え。

8

身体から始まる恋

身体から始まった関係の二人が、心を通わせて恋人同士になるお話が大好きなので購入してみました。


梶間とヒロはセフレなので、二人のセックスシーンが冒頭からとてもエッチでした。ヒロが本当に気持ち良さそうな顔をしていて、梶間がセックスが上手いという事か伝わって来ます。


二人とも過去の恋愛にトラウマがあり、恋人は作らずドライな関係を続けているんですが、梶間の新刊が出たタイミングで本屋でバッタリ会ってから、二人は頻繁に会って会話をするようになるんです。
ヒロが明るくて良い子なんですよ。少しずつ距離を詰めて行く二人に萌えました。


そんな時にトラウマの原因のヒロの元カレが執拗に連絡をして来て、遂にはアパートまで突き止めて来るんです。梶間が助けに入ってそのまま梶間の家にヒロは匿われます。


ヒロが「はざま伸(梶間のペンネーム)」の本のファンですが、梶間が「はざま伸」だと知らないままなんです。
梶間の葛藤やヒロがたまに引っ掛かりを覚える度に、いつバレるんだろう?いつバラすんだろうとハラハラドキドキしました。ヒロが「はざま伸」を好きだという時の梶間のにやけ顔が最高でした。www


梶間の担当である元カレの編集者や行きつけのバーのママの活躍もあり、ヒロの元カレ問題は解決するのですが、酷いヤツでしたが元カレにも救済があって優しい読後感になっていました。


9

この作品が収納されている本棚

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