• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ファインダーの抱擁

麻見 隆一
裏社会の実力者
高羽秋仁
フリーのカメラマン

その他の収録作品

  • ファインダーの勇者たち

あらすじ

半年振りにようやく再会した麻見と秋仁!
しかし抱き合ったその夜、秋仁はベッドで麻見に殺意むき出しでナイフを向ける! なぜ…!?
ファインダー&クリムゾン・スペル&異国色恋浪漫譚のスペシャルコラボマンガも収録!
ここでしか読めない初回限定版小冊子には、描き下ろしマンガ「高羽秋仁のファインダーの逆襲」収録!

作品情報

作品名
ファインダーの抱擁
著者
やまねあやの 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
シリーズ
ファインダーの標的
発売日
電子発売日
ISBN
9784799757659
4.5

(63)

(43)

萌々

(12)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
282
評価数
63
平均
4.5 / 5
神率
68.3%

レビュー投稿数11

新たな章が始まる。アーンド全員集合!&攻めが感じてる!

発売当時に読破。
新たな章が始まり、今までとは全く違ったタイプの新悪役登場。
ドンパチの衝撃で記憶を失った秋仁は、マッド・サイエンティストのシモンによって薬物による洗脳を受けて、麻見の命を狙うようノウハウを仕込まれた別人となってしまった。
須藤までがその毒牙にかかり、シモンは二人のことを検体としか思ってないサイテーな奴。
秋仁が「何かを守らねばならない」という強迫観念に捕らわれていたとは…健気すぎませんか…?
しかもちゃんと咄嗟の時に一瞬正気に戻るんですよ…完全に洗脳されたわけじゃなかった!
二人は今後どうなるのか?!
須藤も元に戻ってほしい…そして自分の犯した罪とちゃんと向き合ってほしいです。

飛龍とミハイルが相変わらず仲良くやってて安心しましたよ私は。
そしてやはり蹴りが美しい!飛龍かっけぇ…!
ですが意外な人へ向けた「愛してるのかも」という言葉が出てきたときは驚きましたね。

まさか秋仁のためにエプロン着用でパンケーキを焼く麻見が見れようとは…!
いやぁ~、つくづく長生きはするもんですねぇ~。
何か温かい気持ちを思い出しそうになる秋仁。もうちょっとだー!頑張れ!

<同時収録作について>
・「ファインダーの勇者たち」:著作の有名キャラ全員集合!
これかなり好きです!
クリムゾン~は1巻しか読んでないんですが、それでも他キャラは全部知ってたのでめちゃくちゃ楽しめました!
麻見の勇者姿もイイ!w ドラゴンもかわえぇ…
最後のコマが最高でしたw
・黒田検事と麻見の仲を疑う秋仁。まぁそうなるよねとしかw
なんと!麻見が胸を弄られて感じてるという超絶激れあシーン、ありまぁす!
・電子限定描き下ろし:秋仁のメニューに関する重要会議w

0

諦めない男

諦めない男、麻見。
始まりもいいですね。俺の仕込んだ躰じゃない!って。

秋仁がもう何回目だ?な拉致監禁されて洗脳されて…。しかも守るべき存在まで足枷されて…。

チーム麻見の機動力!優秀ですね!

秋仁奪還してからがたまりません。
あの麻見が毎食手作り料理で秋仁をお世話して。最初はシャー!だった秋仁を少しずつ手懐けて。
愛ですよね(泣)
何度奪われても取り返す、絶対に諦めない男、麻見。
間違いなくBL界のトップオブスパダリの1人でしょう!

短編はキャスト勢揃いで。幸せでした。

この二人はいつになったら穏やかな暮らしを送れるのでしょうか?麻見の仕事柄難しいかな?

1

別人のような秋仁

前巻のラスト、秋仁が麻見にナイフを向けるという衝撃の展開で終えていただけに、この巻でお話がどう展開していくのか楽しみだったところ。
正直に言うと、前巻はえ~となって、続きを読む気が多少失せていたのですが。。

結果、やはり安心のラブが基軸にあると感じられる今回のお話ではありました。いや、秋仁が完全に元に戻るわけではないんですが。。

なぜ秋仁が麻見と敵対するようになったのか、その背景が描かれます。新たな的、天才闇医者?が登場し、いろんなお薬が。

しかし麻見にはなぜか暖かいものを感じ、秋仁の心の奥底で何かまだ本来の麻見との絆が残っているようです。

この巻では、何よりエプロン姿で料理上手な麻見を見ることができて大変ごちそうさまでした、という印象です。
サスペンスではありますが、ハニートラップや救出劇に絡めたHもふんだんにあり王道BLを楽しむことが出来ます。

1

美形悪役登場

物語に思い入れるほどの年でなし、ただ見守らん事の行く末....。
おいっ、坂崎!しっかりしろ!須藤を救えるのはお前しかいないんだぞ。まわりはみんな秋仁は助けても須藤は見殺しにするぞ。少年Aの頃からの腐れ縁なんだろ。男気を見せろ!チェルノヴォグと縁が切れたシモン・ノヴァックは、須藤を切り札にして秋仁を取り返したら、今度は自分好みに記憶を上書きして可愛いお人形にするのかな。
でも秋仁はほんといい子だな。洗脳っていうから、そもそも拷問と強姦から始まった浅見との関係が自分を捨てることで愛にまで至ったのが、記憶喪失になったことで、シモンによって、SMごっこやNOと言えない性行為に対しての無意識の怒りや嫌悪を増幅させ、殺意にまで高めたのかと思ったら、守りたいなんて!優しいよ、優しすぎるよ!それでいつか記憶がもどったら、浅見との愛を再構築するんだね。それにしてもシモンノヴァック、こういう美形はもうしばらく稀代の悪役として長生きしてほしい。ああ、でも浅見は一発で仕留めるかな。ところで、ずっと気になっていたんだけど、浅見の部下たちに秋仁はどう思われているんだろう。ボスの恋人でもなく愛人でもなく、時にはボスの命を脅かす疫病神、あるいはボスが可愛がってるペットか慰安夫。あの邪険な扱いはずっと変わらないのかい。飛龍とミハイルのセフレな日々ももっと見たい。ミハイル可愛い。車椅子生活を余儀なくされたチェルノヴォグ、残り火が燻り続けているのも始まりは須藤のこじらせた思いから、めぐる因果はどこに帰結するのだろう。もう続きが発売してるから早く買いに行こう。それでもって、小冊子で浅見が使ってたペンライトみたいなものは何?

1

一日も早い

「バイバイ、アサミさん」

前回の「最果て」ラストシーンからストーリーが始まります。
表紙の秋仁の目は笑っていません(;_;)
第二巻の扉絵、秋仁の涙、胸に突き刺さりました。

半年後、再開した麻見と秋仁。
抱き合ったその直後・・・
秋仁は麻見の喉元に刃を向けていました。
暗殺をしようとしていたところ、麻見は難なくよけました。

「最初からおかしいと思っていた」

秋仁の襲撃を難なく交わし、首をホールドしたあと、形勢逆転!
麻見は秋仁の様子に引っかかっていました。
秋仁は精神科医シモン・ノヴァックの投与する薬により洗脳されていたのです(._.`)‪( ᵕ ᵕ̩̩ )‬
記憶喪失の挙句、守るべき相手を須藤と刷り込まれてしまい・・・
シモンは小賢しいマッドサイエンティストでサイコパス。
秋仁を献体呼ばわりした挙句、人体実験の道具に。人間の所業ではないです。
まさにアウシュヴィッツ収容所のナチスによる人体実験ですよ!
追い打ちをかけるかのように、さらに薬を追加するつもりでもあったのです。
第2話、3話は本当に胸を抉る展開です。
3話、須藤の幼児退行と精神崩壊。
「おにいちゃん・・・おなかすいた・・・おかし・・・」
須藤の紙おむつ姿・・・残虐さがダイレクトに伝わってきました。
あんなに憎かった須藤がなんだか哀れとも思えてきました。
本当に後味が悪すぎます。
麻見の暗殺失敗に終わった秋仁。秋仁の身体を傷つけるわけにはいかない、と須藤に容赦ない暴力をふるうシモン。

「そう簡単に殺せるわけがない・・・わたしのかわいい操り人形・・・」

秋仁が逃走した後、麻見の側近連中がポーランドに到着。
ボディガードの蘇芳、第一秘書の桐嶋を筆頭に。
早速、ウェブ会議。飛龍とやりとりをする麻見。飛龍は眼鏡をかけています。
そこで、事の真相が次々と明るみに出てきました。
坂崎がロシアのゲリラ組織・チェルノボグに便乗して、須藤を連れ去るところが映し出されていました。
チェルノボグは最初は麻見が目的だった。しかし、麻見は襲撃前に、連れ去られていました。坂崎は手土産が必要となり、秋仁と須藤をシモンに引き渡す、という非情すぎる暴挙!
仮に、秋仁の代わりに麻見がシモンの献体となっていたら、どうなっていたことでしょう!?
なんておぞましいでしょう!
逃亡中の坂崎をしっかりと捕獲して、飛龍のカンフーキック炸裂!
いい気味です。もっと、完膚なきまで叩きのめしてほしかったです。
ミハイルからも見放されましたからね。

「長い付き合いだったけれど、おまえを今回ばかりは庇いきれない」


そして、麻見たちは秋仁救出するため、シモンの豪邸へ急ぎます。
秋仁救出に向けて、桐嶋たちと綿密な打ち合わせを。
桐嶋は「防護服を着てほしい」
最初は難を示すも、とても危険な状態だということを説得され、防護服を身にまといます。防護服姿の麻見、本当に凛々しいです。
しかし、シモンたちはそれを予想して須藤と一緒に外へ避難。
立ちはだかる敵たちを百戦錬磨で難なく仕留め、秋仁を無事に救出。
ようやく秋仁を救出した麻見はひとまず香港へ。
秋仁はシモンから投与された薬を抜くため、麻見に匿われることに。
しかし、本調子ではない秋仁は最初は麻見に食って掛かります。
麻見はそんな秋仁と命がけで向き合います。
そして、麻見に注目です。スーツとバスローブ(ブランデー片手)がお約束ですが、ラフなカジュアルな姿!極めつけはエプロン姿。
お粥に始まり、オムレツ、カレー、ハンバーグ・・・様々なおうちごはんの登場です。
しかし、恐れていた薬の副作用が秋仁を容赦なく襲いました。
麻見は夜通しで秋仁の看病。命がけで薬を飲ませ・・・

「・・・抱いてほしい・・・」

秋仁は麻見に縋り付き・・・
これから、秋仁の容態は一進一退。PTSDも出てくることかもしれません。
そんな秋仁に麻見は寄り添ってほしいもの。献身的に向き合えたのは、ライバルの飛龍をはじめ、桐嶋、アレクたちのささえがあったからだと思います。
今回は問題作になるだろうのテーマでしょう。
秋仁の苦しむ姿、二度と見たくないです。
シモンに対して容赦ない鉄槌を下してほしいです。
ただ、秋仁はシモンの邸宅で半年間、須藤と生活をしていたわけですが、元に戻ったとき・・・秋仁はかなり苦悩することでしょう。


「ファインダーの勇者たち」

やまね先生の20周年記念描きおろし。
クリスマス・イヴ。時計の音とともに、脚線美サンタコスプレをした秋仁が麻見のもとへ駆け寄ってきます。
いい雰囲気のところに、異次元にタイムスリップ。
「クリムゾン・スペル」「異国色恋浪漫彈」のキャラクターとコラボした作品で本当にハチャメチャ、パリピさながら。
「異国色恋~」の主人公・鸞丸の前妻・薫も登場。最後のほうに「恋する
DNA」の桧山と水野も1シーンだけ登場です。


「高羽秋仁のファインダーの逆襲」

ホテルの会合スクープを撮影するため、スーツを着た秋仁。
秋仁のネクタイがカワイイです。そこに、麻見がやって来て・・・?
麻見のスケジュール?と思い、秋仁は後を追いかけると、バーでは麻見の親友で検事の黒田と面会していました。
秋仁はその二人の姿をみてしまい・・・


黒田も今後、本編に再登場しそうです。

2

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP