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表題作青と陽炎 2

和谷鷲介/白鳥北斗
高校3年生,野球部マネジャー,キャッチャー
南真琴
高校3年生,野球部エース,ピッチャー

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

野球部のエースピッチャー・真琴は、元バッテリーの幼なじみ・鷲介に恋心を抱いていたが
フラれてしまう。鷲介への想いを忘れようとする真琴は現バッテリーの北斗に「この夏でもう野球辞めるから」
と告げるが、そんな真琴に北斗は自らの想いを打ち明ける。一方、鷲介は真琴の告白を聞いてから、なんだか調子がおかしくて…。
それぞれの想いを胸に高校3年生、夏の大会が幕を開ける―――。

青春×野球×三角関係、至極のボーイズラブ、第2巻!

作品情報

作品名
青と陽炎 2
著者
ドンドン 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784065388167
4.7

(79)

(61)

萌々

(17)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
23
得点
373
評価数
79
平均
4.7 / 5
神率
77.2%

レビュー投稿数23

これぞ三角関係モノの最適解

三角関係モノでエロに逃げていないストーリーがしっかりしたものないかなと探していて、たまたま見つけた「青と陽炎」
これを求めていたんだよ!!!と心の中で打ち震えていました。
まずストーリー展開が巧みで、一つ一つのセリフに深みがあって、印象に残るシーンだらけです。名作ってこういう特徴ありますよね。野球シーンも躍動感があって、スポーツ漫画好きの私でもかなり満足感があります。
そして、キャラクター。北斗も鷲介もどちらも魅力的すぎて、三角関係モノでここまで選ぶのが難しいものって過去にないんじゃないかと思います。

県大会決勝の場面の中にも数え切れないドラマがあります。熱闘甲子園を見ているときのような胸が熱くなる瞬間にご期待ください!笑

エロは一切なしなのに、ここまで幸福感、満足感が得られる作品ってなかなかないんじゃないかと思います。
もうこの作品を読んでから、仕事中もふいに浮かんできてしまいます。
とにかく3巻が待てないので単話買いしながら、自分の欲求不満を満たしています笑

ドンドン先生が作り出すストーリーも画もすばらしいの一言です。メディアミックスでもしてもらって、もっとこの作品の良さが多くの人に伝わってほしいと切に願っています!!
メディアミックスは好みじゃないことが多いんですが、それでも知ってもらうことが優先!それぐらい神作品です!!!
迷っていたらぜひ読んでください!!!

1

切ない三角関係

眩しい。そして切ない。胸に様々な感情が押し寄せてくる漫画だなと思います。
野球の試合の描写がとても綺麗で思わず惹き込まれてしまいました。
私は1話から幼なじみの鷲介推しなので、真琴が離れていくシーンは辛かったのですが、真琴が野球に向き合えたのは成長としてよかったなと思います。

ただ、真琴には想いをつらぬいてほしかったなと。
鷲介への想いはそんなに簡単に諦められないとおもっていたのですが……。でも振られたら当然辛いしそうなるよなとも思い、複雑な気持ちです。
最後には鷲介を選んでくれたら個人的に満足です。
鷲介も北斗に遠慮せずに自分の気持ちを貫いて行動に移してくれたら嬉しいです。
本当に報われてほしい。今までたくさん辛い想いをした鷲介が真琴に愛されることによって幸せになってくれればと願います。
そして鷲介がイップスを克服できるのか、次回が楽しみです。

3

どストライク!ホームラン!チェンジなしでお願いします

え..もうさ表紙の北斗でハート射抜かれた。
北斗推しのワタシはもうやられました。

そんで海がキラキラしてるとこで熱く告白された時
思わず返事したよね 真琴じゃないのに。
「俺にしろよ!」する!
「塗り替えてやる!」はい喜んで!
「ぜってー降ろさねえ!」の3段階殺し文句
鷲介への気持ちをしった上でですよ。
北斗のこのへこたれない熱い気持ちが
真琴やチームを引っ張ってきたんですよな。
ピンチをホームランで乗り切る北斗
男前すぎて腰ぬけました。

けど鷲介の過去を知ったとき、不憫すぎて涙。
本当だったら自分から誘った野球を真琴とずっとしたかったのは鷲介なのに..。
辛い思いを隠してマネとして真琴を見守る鷲介は健気としかいいようがない。
自分ではなく北斗がいまは真琴を導いてくれる。
身を引いて真琴を説得する鷲介..つらい!辛すぎぃー!

試合の最後に真琴のキラキラ輝く目の光を再び見いだせた北斗の喜びが伝わってこちらも感無量。
みんなで手に入れた準優勝、素敵でした。

三角関係っていうにはピュアすぎる三人。
みんなまっすぐ思いあって、誰も出し抜こうとか思ってない。
試合という節目が終わり気持ちを確認しあう時は緊張。
打ち上げのあと
身を引いて二人きりにさせた鷲介。
もう一度告白する北斗。
おまえなら多分いいと真琴。
けどなんかまだ素直に喜んでいいのかわからない、
一波乱も二波乱も起きそうだよ..。
あとがきにまだ終わらないってあるし!
大阪の子も出てきたし!
こんな気になる続編ないわー。
幼馴染王道展開からもう一歩踏み込んで〜の
北斗でお願いします!
みんな幸せになってほしいけど。ほんとに。

あとがきの蜂+三人もー可愛すぎるんだー
真琴ってなんであんなに可愛いんだ?
恋人にしたくなるわこんな子〜!
引退後髪伸びるのひそかに楽しみ♡

2

置いていくわけじゃない、一緒に歩めるはず

 1巻で3人の関係性にぐっと引き込まれた記憶も新しいうちに、続きが読めて嬉しいです。バッテリーの北斗と真琴、そしてマネージャーの鷲介が引っ張るチームで目指す甲子園。野球が主題の漫画でないとなかなか出場まで漕ぎ着けないのがこの作品も例外ではなく残念なところですが、試合の焦燥感や興奮、開放感と新たな闘志が彼らと同じ熱量で味わえたのは嬉しいです。

 鷲介のおかげでここまで来れたと強く感じていた真琴。鷲介と一緒に戦えない今、何のために野球をするのかを見失い、立ち止まっていた彼が、北斗の言葉と行動で前に進む道をようやく見定められたことが北斗推しとして嬉しくもあり、鷲介の目線に立って切なくも感じ。でもやっぱり、鷲介の存在の重みもひっくるめて大事にしたいと言える北斗の器が大きくてかっこいいなぁと。真琴の中で北斗に上書きされない鷲介もすごいし、もう3人ともどうにか幸せになってほしい。そう願うのみです。

1

三角関係モノではじめて納得いってます

1巻時点で面白いとは思っていましたが、2巻でものすごく揺さぶられました!

ありがとうございます先生
どうか、どうかこのまま、白鳥くんを幸せにさせてください…
真琴の鷲介への想いはひっくり返せそうにないのは分かってる。
でも、それでも真琴が好きだから。真琴を勝たせてやりたいから。
負け戦を覚悟しながらもまっすぐに真琴を愛し続ける白鳥くんの男気には脱帽です。
だいたいBLでは結局幼馴染が勝つんかいENDが多いですが、どうか白鳥くんが報われる世界であってください…。

ただ鷲介にもつらい過去があり、鷲介にとっても真琴の存在があまりにも大きいのはとてもわかりました。チームのため、真琴のため、白鳥のために、身をひいた鷲介にも泣けました。

これ、受の真琴くんが優柔不断なナヨっとした子だったらきっと私はイライラしちゃってたんですが、むしろ意志が強くて切り替えが早くて真っ直ぐなところが良かったです。

1

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