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ロスを舞台に、ユウトの同僚刑事の恋を描く!!
シリーズ外伝二作目。メインカプとのつながりが(まだ)薄い、殺人事件の容疑者と刑事のお話。人が殺され、命の危機に瀕するシーンもあるのに、恋愛色は濃いように感じた。両視点で両者いろんな方面から悩んでいて、心理描写メインな印象。
事件解決後には、本編キャラが一堂に会するサービスシーンもあり楽しかった。ホームパーティーが自然な舞台設定良いな。
一夜の過ち(?)から最悪の再会を経て始まるダグとルイスのお話。刑事と容疑者の関係性に魅力を感じたが、ダグはプライベートでがんがんルイスに接触しまくるので、せっかくのこの設定に萌えられるところがほぼ無く残念だった。
事件は小さなヒントを各所に落としたりミスリードを狙ったりと、ほんのり推理小説風。そこまできっちり書かれてるわけじゃないので、ラノベらしさを保った読みやすさ。ちょっとドラマっぽさもあったかな、犯人の動機独白とか。
細かいところまで心理描写が丁寧で、二人とも何に対しても本当にたくさんのことをよく考えていた。心を決め、やっと相手に向かっていこうとするとこは、ぱっと晴れたように逸る気持ちが伝わってきてとても良かった。
ルイスとダグは今後も大丈夫だと思える安定したカップルな気がした。
このシリーズの本編は、ずっと緊迫感を保たなければならない状況ばかりだったので、ルイスとダグを見ていると頭を恋愛の悩みでいっぱいにできる平和さについて考えてしまったりした。
ユウトとディックもすっかり穏やかな様子で、本編が嘘のように生活感を醸し出していた。そのわりに常に事件に巻き込まれ続けているのが面白い。こっちのカップルは不死身感が安定してると思う。まあ幸せそうで何より。
で、いつの間にか結婚していたらしいロブ。詳細は番外編で書かれたのかな。
知らないところですれ違いコントの主役になっていたり、肝を冷やす再会を果たしたりと、今作ではお笑い担当のよう。昔の悪事がバレそうになって焦る元遊び人なんて最高にツボ!これは萌える。個人的推しキャラなので元気そうで嬉しかった。
ストーリーは面白く文章も読みやすいが、やっぱり読者に親切すぎる説明過多な点が苦痛。一冊の中の出来事なら、百ページ前のことだろうとあらすじ説明は不要。読者の記憶力をゼロと想定して書いたもののよう。万人受けのためには仕方ないのかな。
今作はダグとルイスが主役のはずなのに、どうしても本編キャラに意識を持っていかれた。一番ワクワクしたのはロブとルイスの再会シーンで、もはや事件は関係ナシ。
独立した作品ならまた違ったかもしれないが、シリーズの中の一冊としては印象が薄くなってしまうかもしれないと思った。
「HARD TIME」と文庫化描き下ろしの「stay by my side」が収録されています。
「HARD TIME」→ 「AWAY」のダグ×ルイス作品→「stay by my side」の順で読むと時系列に並ぶかな。自分は「AWAY」を先に読んでしまったので、若干のネタバレがありました。「OUTLIVE」をまだ読んでいないのですが、「stay by my side」はその後のお話かしら。
ルイスがポルノ/ロマンス/SF小説を評して語った「そのジャンルの本ならなんでも片っ端から読んでいく固定ファンが多い分野なので」に笑った。BLもそれに近いものがある。
シリーズ総じて見るとスケールの小さい事件ではありましたが、面白く読めました。ストーリーは「SIMPLEX」の方が好きで、CPは断然こちら。年下ワンコ攻め×美人受けが大好きなんです!美人がツン気味なのもなお良し。
作家さんが小説を書く時って、ストーリー、キャラクター、シーン、どういう順番なんでしょう。これだけ素敵なキャラクターが沢山いて、でもキャラ同士の相性で考えた時にやっぱり今の状態がしっくりくる気がする。ロブ×ユウトはありかな笑
うー
今回は事件としては今までで一番切なかった……
誰が犯人?
まさか違うよね?
ーーそう思っていた人が犯人で泣けました。゚(゚´Д`゚)゚。
人間て弱い生き物だな……なんて、改めて考えたりして。
唯一の友人を失ったルイスの悲しみははかり知れません。
考えただけで私も悲しくなります……
主人公はパコの部下・ダグと人気小説家のルイス。
ルイスはロブの大学の同級生であり、
その昔口説かれたことがあるーーという繋がりもあります。
どんどん繋がって仲間が増えていきますね^^
とても楽しそう!
ラブストーリーとしては、ダグの気持ちの切り替えの速さに少々戸惑いました。
あんなに悩んでいたのに、意外とあっさり自分の趣向を受け入れたなと……
ルイスの魅力も今一歩伝わってこなかったのが残念。
ですが、事件を含め一つの作品としては素晴らしかったなと思います。
もう少しこの二人のことが知りたくなりました。
他の方のレビューに、STAY、AWAYにダグ、ルイスが出てくる とあったので
順番通り本編→SIMPLEX→これ と読みました。
本編読んでなくても読めなくはないですが、絶対本編から読んだ方が面白いです。
殺人事件ものですがスリリングさでは本編の方が上。
当作は、人生の悲哀みたいなものを感じます。
評価としては、ダグのわんこっぷりが可愛いのと
本編カプも少しずつ絡んで幸せな様子が窺えて嬉しかったので萌2.
そういえばカラー口絵以外、挿絵がないです。
でも全く気付かないぐらい 一気読み。知っているキャラがいて
もう脳内イメージが出来上がっているからかな。
ルイスの住んでいる高台のテラスから海が一望できるビーチハウスが主な舞台。
攻め:真面目、素直、誠実。ほんといい奴。受けの小説の大ファン。
受け:慎重派だがキツイ性格らしい。売れるまで複数ペンネームで
色々書いていた。ゲイ。両親にカムアウトして絶縁状態。
スモーキー:ルイスの愛猫。白いふわふわ。極度の人見知り。
ディックの事が嫌いらしい(笑)
コリンズ:受けの小説の映画化権を欲しがっていた。受けの元恋人。
こいつが殺されちゃう。
キム:受けの優秀エージェント(♀)。ルイスが人気作家となるのを支援。
ケニー:ルイスの大学時代からの親友。脚本家だがなかなか売れない。ゲイ。
パコ:ダグとペア組んで捜査中。ユウトの兄。
ディック:ルイスの警護するために途中参戦。DEAD LOCK本編の攻め。
ユウト:ダグの悩みを聞く役どころで参戦。DEAD LOCK本編の受け。
殺人事件と同時進行で、攻め受けの恋愛話。
そして最後、お待たせしました、キャラ総出演状態のホームパーティ。
ロブ(DEAD LOCK本編の最強当て馬)もヨシュア♡同伴で出てきます。
出てこなかったのは トーニャぐらい。
あまあまシーンは少な目ですが、幸せ感満点なシチュなので満足度高。
あー楽しかった。今月末の最新作、予約しました!!!
楽しみにしています、先生!
デッドロックシリーズが大好きで全て読みましたが、こちらだけは未読でした。
ただAWAYでちょこちょこダグやルイスが出てきてどうしても気になり購入しました。
結果的にとても面白かったです(^^)
思ったよりユウト達がでてきたという事もありますがミステリーとしても面白かったです。
真犯人はまさかの人物でショックを受けましたが…
ダグは真っ直ぐなワンコという感じですが、ルイスは強気をよそおっている寂しがり屋という感じです。
こうゆう強気な美人が実は寂しがり屋とダグのようなワンコタイプにはお互いとても弱いんじゃ無いでしょうか。
AWAYではこの二人がよく分からず、サラサラと読み流してしまいましたが、これを踏まえてもう一度読み直したら違う感想になりそうです。