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後半涙がとまらなかったため、元気な時に読むことを推奨します。
攻め:七雲陶也→俺様・傲慢・ヤリチン・ハイクラスのタランチュラ
受け:蜂須賀郁→健気・不憫・ロウクラスのカイコガであり話すことができないし、身体がとても弱く30年ほどしか生きられない種族です。
第一章では普通に生きてたら交わることはないくらい正反対な2人が恋に落ち、別れを選ぶまで、
第二章では4年後の再会、2人が一緒にいることを選ぶまで、最後の章では攻め様視点でのお話となっています。
最愛の人(郁)と出会ってからの陶也の成長を見ていただきたいです。
郁と陶也がちょっとずつ心を通わせて行く様子にほのぼのにこにこがとまらないのですが、まぁそれですぐにハッピーエンドです!にはならないのが樋口先生だなと…。
今回も攻め以外からの受けの陵辱シーンはあるので苦手な人は注意してください。
篤郎おまえってやつはぁ!!!
ってなりますがそんな篤郎さえ救っちゃう郁すごい。
少しでも寿命がのびて2人が幸せであることを願います。
泣きすぎてやばいよ〜!!!
ムシシリーズで一番好きなお話です。絶対交わらないであろう儚い郁と孤独虚無の陶也が出逢い、個々の苦しみを乗り越え、お互いに克服し少しずつ歩んでいく様が素敵すぎて儚くて。『愛の巣』で登場した陶也は相変わらずですが彼なりの苦しみや孤独を抱えた迷子です。それが儚い憂いを持った郁と出逢い化学反応が起きていく。少しの間幸せをが訪れても心の何処かで憂いを抱えるふたりが、お互いに手を取り合って成長し、一歩一歩踏み締めながら前に進んでいくのが慎ましく美しくて。一緒にいるのにお互い孤独に感じるのが、これまた切なくて。なんか凝り固まった硬い何がが、じんわり溶けてく感じってこんななのかな~と、最後は優しい気持ちになれる作品だと思います。
こんなに泣かされるとは思ってもみませんでした。
郁のひたむきさにやられっぱなしでした。
「はちすがいく、と読みます」だけでもう泣けます。
前作ではあまり印象でなかった陶也と、陶也の夜遊び仲間・篤郎の腹違いの兄、郁。
関係がすでにめんどくさいw
寿命が短く身体が弱いカイコガの郁は口がきけなく筆談なんだけど、そのやりとりが後々きいてくるんですよね。
ヤク漬けの篤郎のせいで郁は酷い目に合うんだけど、あれはかなり辛かった…涙涙
ムシシリーズ新刊の『愛の嘘を暴け!』から入って号泣し、シリーズ既刊も読んでみたくて、購入したこちら。
一作目から読もう!と思っていたのですが立ち寄ったメイトさんに1・2作目がなく、でもこちらの郁くんがとても気になり読んでみました。
…うわ〜、うわー、うわー……読みながらもう、涙が止まらなくて気付いたらマスカラ・アイラインがほぼ全部落ちてひどいパンダ顔に。。
他人に無関心で空虚に生き、孤独を抱えたヤリチン攻め・陶也が愛を知り、とんでもなく大きな変化を遂げていく様。そしてその過程の切なさに胸が締め付けられました( ; ; )
再会後、郁の元に送られてきたノートに綴られた内容を読んだ時は声を出さずに大泣き。「会えない四年間、とても苦しかった。でもお前を愛していたから、一度も孤独にはならなかった。…きっともう二度と、孤独にはならない。」
う、、今思い出しながら書いてるだけで泣ける。。
郁の寿命が、何かすごい技術によって普通の人間と同じようになったり、襲われた時にスーパーヒーローのように陶也が現れて間一髪救い出すーー
といったような奇跡や救いは起こらない。辛い……
それでも再会後、想いを確かめ合った二人、覚悟を決めた二人には確かに幸せな光が感じられ、救われた気がしました。
そして、少ないながら、病院でのえちの描写がね…たまらなく良くてなんか泣きそうになっちゃいました。(そこでは泣かんのかい)
媚薬入りの糸を爪先から出して、弱った郁を傷つけないよう、愛する人を大切に大切に抱くんですよね…
最後の章「something good」の攻め視点のお話も、胸にグッと熱いものが込み上げるものでした。レモンイエローのマフラーを巻いた郁、可愛いだろうなあ。
限られた残り少ない時間であったとしても、郁が今まで感じていた”幸せのようなもの”ではなく、本当の”幸せ”に包まれて、大好きな人と共にずっとずっと笑顔で過ごしてほしい…そんなふうに願わずにはいられない、胸を打つお話でした。
あの陶也がねぇ…最初は鼻持ちならない嫌なやつのままだったのに郁に出会って大きな変化…。中盤の2人の別れキツかったなぁ。でもその後生き方を変えた陶也。ノートでの筆談、小さく愛を育むようでよかった。郁が献身的すぎて鼻がツーンとなりながら読んだ。とても好きなお話。
