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なんだかんだで、やっぱりこれが一番好きなBL小説。何が刺さったかって、なんといっても計と潮の唯一無二の関係性。計の素直になれないところや、潮の包容力といった魅力はもちろんのこと、二人ともが自立して生きてるとこが好き。
自身のピンチに思わず弱気になった計は潮を頼るが、潮は分かりやすく助けたり支えたり、何かを与えるようなことはしない。それでも計は潮の存在を感じることで自分を取り戻し、一人だけど一人じゃない状態で困難に立ち向かう。
計は差し出されたものを受け取るというより、勝手に奪っているように感じる。必要なら勝手に潮を支えにするし、勝手に精神的な助けにする。潮はそんな計を魅力的だと思っているんじゃないかな、と。
竜起が現れ、ぐらつきながらも計は潮を選ぶ。素を見せられる(家族以外の)唯一の人じゃなくなっても潮が良い、というところまで描かれている完璧さ。カップルとしての今後に何の不安もなく、安心して読み終えられる。コミカルなおまけ掌編も最高。
一番好きで自分の中では神超え作品だけど、エロシーンは苦手。導入部に流れる不自然な空気。やたらと修飾が多くなり、一文のリズムが変わる書き方の癖。一穂作品は毎回そこで躓く。でもそれでも好きな気持ちに変わりなく、何度でも読みたいと思う。
たぶんこの二人が究極の理想形を見せてくれた感動なのかな。大好き。
腐女子として生きてもはや10年以上になりますが、マンガCDドラマ小説アニメ全てのジャンルを含めた中で、私は圧倒的に神作品だと思っています。
とにかく主人公二人がとても良いのです。
彼ら二人の恋模様、ひとつひとつが本当に神。
絶対に絶対に読んでいただきたい。
当方、BL小説はまりたての普段は一般小説読んでる初心者です。イエスかノーか半分かはかなり人気シリーズということで読んでみました。
日常シーンが多めで、計が大きめの番組の司会に抜擢されてからの心理描写や番組中の臨場感の表現はさすが直木賞を受賞されただけあるなと思いました。
しかし、肝心の性描写が全く萌えない。パラパラと読み飛ばしてしまいました。
そして攻めである都築の魅力や考えが全く分からない。俺様で自己中すぎて、やはり俺様攻めは苦手だと感じました。特に計が眠たいと言ってるのに行為に及ぼうとするシーンは嫌悪感が強かったです。
そして当て馬の竜起。当て馬とは思えないぐらい、内面が掘り下げられていて、私はこの人の方が好きだなと思いました。計と竜起のテンポのいい掛け合いには思わず笑ってしまいました。この2人の方が相性良さそうだし、上手くいくんじゃ…?竜起が計に言い寄るシーンで満更ではないまま受け止めそうになる計については、まあ性格悪いキャラだし少し成長したぐらいで根幹は変わらないよな…とそこまで嫌悪感はなかったです。むしろ竜起×計派としては実は竜起は当て馬ではなかった!?…とワクワクしてしまいました。
性描写は相性合いませんでしたが、計と竜起が可愛いのとまたお仕事シーンが読めるかもと期待で、2巻も買ってみようと思います…!竜起に幸あれ!
文章が好きな作家さんですが、残念ながらこちらはあまり刺さらなかったです。
あらすじには受けのことを「極端な二重人格」と書いてありましたが、外面と内心に解離があるのは誰しもそうだし、二重人格かそうでないかは、内心を表に出すかどうかの違いではないかと思います。
赤信号で横断歩道を歩いていて、ぶつかろうとした自転車が転倒し自転車は破損していて相手は怪我をしている。自分がよろけただけで無傷ですんだのは相手が衝突を回避してくれたからなのに、被害者をほったらかしで牛丼の蓋がずれてないか確認し、逃げようとするのは、人気商売であることを差し引いても、人としてありえないと思いました。
本性を知られてもいい相手には、要領のよい愛されキャラの後輩の陰口を言ったり、アホとかブスとか死ねなどと言うところも気分が悪かったです。
志望していなかったアナウンサー部に配属され、必死に努力していたところや、自転車事故で攻めが手を怪我したため、作業を手伝うように言われて素直に来るところは好感が持てますが、努力しているのは先輩や後輩アナウンサーも同様で、自分が怪我させた相手に償うのは人として当然に思えるので、それをもってマイナス面が相殺されるほどではなかったです。
攻めとの付き合いがはじまったあと、当て馬の後輩アナウンサーが自分のことを好きだと知っていて、家に上げてキス寸前までいったことにもがっかりしたので、その後、怒った攻めに対し、「他人と分け合うなんて気が狂う」と受けが泣いて後悔する場面にも、感情移入できませんでした。
攻めが受けに惹かれた理由については、作中の言葉を借りれば、攻めが「ドM」なんだろうなと納得し、「割れ鍋に綴じ蓋」なカップルという印象で終わりました。
個人的に萌えや切なさは薄かったですが、文章のテンポのよさや言葉選びは好きですし、日常の中で徐々に気心知れた仲になっていく過程には、すごく説得力を感じました。
コミカライズの1巻だけ既読で
そのとき原作も読もう!と思ったものの
シリーズものだからとなかなか読めずにいたのですが。
もっと早く読んでおけば良かった〜!と思うくらい、めちゃくちゃ面白かったです。
口が悪くて二面性がありすぎる計にはやっぱり驚きましたが、
その言動を文字で追うことで彼自身のことをしっかり理解できた部分がありました。
何層もの殻で覆って、誰も踏み入ることを許さない心の内側。
そうすることでしか自分を守れない弱さと脆さが見えてくると"ただ性格が悪い人"なわけではないとわかって印象が少しずつ変わっていく、そんなところにも引き込まれました。
そして『オワリ』を適当にあしらうところも『国江田』に好意的に接するところも、
どちらにも素敵なところがある潮なので
バレたらその関係はどうなるんだろうかと本当にハラハラしましたが
心配する必要なんてまったくなかったのだと思い知らせてくれるほど潮はものすごく器が大きくて、たっぷりの愛で計の何もかもを受けとめてくれる様子に感動…!
どの場面でも潮が悔しいくらいに格好良くて、計が惹かれたのが分かりすぎました。
後輩アナくんもふたりの恋路のスパイスになってくれるいいキャラですごく良かった〜!
次のお話も楽しみです。
