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P.B.B. プレイボーイブルース 6

playboy blues

忧郁的花心男子P.B.B

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表題作P.B.B. プレイボーイブルース 6

安芸純佑,「club DANDY」のNo.1ホスト
菱谷忍,ガテン・「DANDY」元No.1ホスト

同時収録作品P.B.B. プレイボーイブルース (6)

花田春兎(ハルト),「DANDY」No.2ホスト
安芸能成,大学生・「DANDY」新人ホスト

その他の収録作品

  • プレゼント記念日
  • 4コマ・女将の勘、兄譲り(描き下ろし)
  • 女将の勘2(描き下ろし)

あらすじ

「俺が実家に帰って旅館を継ぐって言ったら、どう答えるつもりですか?」
不動のNo.1である純佑からついにその言葉が飛び出した。
ホストを辞めるということは、忍との別れを意味するのか…?
そしてかつて純佑の客だったというアラタの姉のシリアスな事情が知らされ、いよいよ2人の関係は崖っぷちに…!?
大人気ホストシリーズがついにその幕を閉じる!

作品情報

作品名
P.B.B. プレイボーイブルース 6
著者
鹿乃しうこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
Punch↑
発売日
ISBN
9784799728925
4.6

(65)

(47)

萌々

(11)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
298
評価数
65
平均
4.6 / 5
神率
72.3%

レビュー投稿数13

温かく見守ってくれたハルトや脇役達に感謝して

 中盤までは能成とアラタがそれぞれけじめをつけ、ハルトがついに能成を抱くという展開でしたが、最後はやはり純佑と忍の話に持っていかれましたね。個人的にはここまでせっかくシリアスな展開に耐えてきたので、ハルトと能成がくっついてからの話がもう少し多ければ嬉しかったなぁと思いました。もちろん、P.B.B.シリーズのメインは純佑と忍であることに異論はありませんし、最後に忍の方から純佑に思い切り気持ちをぶつけてくれたのにはとても感動しましたが。

 能成達の話は元々は誰も悪意を持って行動してないからこそ、それぞれが結局は自分自身の中で折り合いをつけるしかないんですよね。自分を納得させる答えを見つけるのは至難の技だけれど、ちゃんと各々周りと和解しつつ、自分のこれからの道を見つけていて安心しました。

0

P.B.Bプレイボーイブルース(6)

主役の二人を差し置き、私はハルトと能成が結ばれたシーンに感動しました。
ずっと待ってたし。あのヤンチャ能成を抱くハルトの攻様振りは、鹿乃先生の数ある名ラブシーンの中でも上位にランクインしてます。(個人的な評価)
何度見ても惚れ惚れするハルト様とすっかりおとなしくかわいらしくなる能成。またこの二人のラブシーンが見たい!鹿乃先生お願い!

0

プレイボーイブルース6巻〜最終巻

第6巻。

いよいよ最終巻…最後に嵐でも巻き起こる?と読み進める。
本作では、また純佑と忍の物語が戻ってくる。
…というのは、アラタのお姉さんのいきさつを純佑が知るから。
人一人が、死んだ。
それが自分のせいで。
罪と罰を背負わなければならない。
潔癖な純佑はそう考え、落とし前としてホストを辞め、実家の旅館に帰るという。
それは忍との別れ。
忍は連れて行って欲しいと言えずに…
くわ〜〜〜っ!メロドラマきた…
純佑、アンタはいつだって真っ直ぐだよ。正しいよ。清いよ。だけどさ。
って言いたくなんのよ。
奇しくもハルトが純佑を諭す言葉『お前には白か黒っきゃねェのか』。
コレ!
結局、純佑も忍も、能成もハルトもアラタも、心のどうしようもないブレや激情に突き動かされたり、人との関わりで気づきがあったり救われたり、それら全てが欲にまみれた「ホストクラブ」という「場」の磁力の中で足掻くような、そんな物語だったなぁって感じてる。

実家の旅館での純佑は、真面目一本やり。何かを忘れるためなのか、休みなくただ働く姿。
そんな所に忍がやってきて、やっと本心をぶつける忍の慟哭。
あとは読者の希望通り無事に……。
正直、ここはもっと引き伸ばしても良かった。「やっぱりね」になっちゃう感あり。
忍が幸せなのは凄く良かったんだけど、ホスト時代のピリピリ感はどこ行ったの?みたいな気の抜けた純佑は如何なものか。急に平和になっちゃって。

アラタはフェードアウト。
ハルトx能成も順当。ていうか、能成も牙が抜けちゃった?
ハルトが能成に翻弄されてマジになったのはある程度わかる。能成がハルトだけのものになる心境の変化の方は曖昧な部分があると思った。
でもハルト好きだからヨシとする!
ラストの描き下ろし「女将の勘2」にて、すっかり旅館の一員になった忍の姿。忍は本当に良かった。忍の幸せバンザイです。

総じてこの「P.B.B.」暑苦しくも濃いホスト業界の男と女、男と男の物語、実に面白かったです!鹿乃しうこさんサイコー。

2

今作品最大の萌えウェーブ!!!

 今作品ではメインカプよりもハルト×能成の方が気になっていたので、今回ようやく能成がこじらせまくったブラコンから卒業し、他人に与えて与えられる喜びを知ってくれたことが一番の収穫でした。
 そしてハルト×能成の初めてのエチシーンに、今作品最大の萌えウェーブが!!!仕事場でもその雄力振りまいてたら、絶対ハルトがナンバーワンになってたでしょうにね。

 一方、メインカプの二人ですが、自分が原因でアラタのお姉さんが自殺したことを知り、純佑はホストを辞めて実家の旅館を継ぐことを決意します。贖罪のために、忍に別れを告げた純佑と、「ついていく」と言う勇気のない忍。最後は、「PBB」に携わってきた色んな人達に背中を押されて、忍が一歩踏み出せたのがよかったです。
 アラタも恨むことをやめて前に進み始めていて、各々が傷つけたり傷ついた分だけ、ちゃんと成長できているような気がしました。

 今回で完結ですが、できればハルト×能成でスピンオフもう一冊くらい出ないかなと期待しています。

2

完結! 最強愛にありがとう!

購入動機:
シリーズ物で好きで、純佑×忍に話が戻ってきたとの情報を得たから。

★純佑、忍、おかえりなさい……!
表紙を見た時から、本を持つ手が震えました……! 帯にも泣かされましたねぇ。やっぱり、このCPが一番好きです。しうこ先生、完結お疲れ様です。ありがとうございます泣

★忍っちはかわいい
忍っちのシャンパンコールのシーン、大好きなので、また見られて嬉しかったです笑。忍っちは、誰よりも男気があるのに、女々しさも人一倍。別れを決意した時の♡中の表情なんか、切なすぎて全てにグッと来る。ラスト、純佑のもとに押しかけるシーンの泣き顔は至高! 他のコマとのタッチの違いが、これまた忍っちの思いの爆発が伝わってきて、良い意味で辛いし、うつくしい。泣き顔に美しさを感じるキャラって、大好きです。最後は二人がラブラブで、忍っちの笑顔も見られて、幸せでした。お幸せにね♡

★堅物ホスト純佑
ナンバーワンは辛いね……。実家のこともあって、純佑どうなっちゃうんだろう、と思っていたけれど、え、辞めちゃうの?!忍さんとはどうなんの?!とハラハラしっぱなしでしたね汗。未練たらたらな純佑もかわいい。忍にさえ欲しがってもらえたら、というコマが好きです。最初から素直になってたら、こんな遠回りしなくて済んだけれど、すれ違ってからの結ばれてこその二人だなぁと感じました。若旦那、頑張れー!

★脇キャラの女の子たちが嫌みなくかわいい
BLだと、女の子キャラが当て馬っぽく出てきたりもするけど、この作品は女の子キャラ含めて、みんな素敵なキャラクターたちでした。club DANDY最高!! できることなら、旅館での忍たちのお話ももっと読みたい! 大好きなシリーズです!

2

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