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幸せが、ふえました。
こちらのシリーズ2冊目は評価もレビューもしていなかったので、読了していたのかはたまた買い忘れていたのか今ひとつ不明でした。
一冊目の最後では陽が爆誕してましたが、今巻では陽が産まれるちょっと前からのお話でした。相変わらずハートフルな作品ですが、前作よりは真生のオメガとしての劣等感や過去が重くのしかかっていたように思いました。
ここでも番である弘の真生に対する深い愛情や、良き理解者である弘の友人の松尾や隣人の祐樹、更に弘の両親が輪に加わって真生を暖かく見守っていました。
そしてなんと言ってもお子ちゃまたちの存在は心強いですね。今巻では真生の親族からの連絡によって真生は過去と向かい合う事になります。そして大人たちが勝手に許婚と言ってた従兄弟と再会する事になるんです。
この従兄弟とのもつれ合った糸を解くのが輝になります。本能で母親を守ろうとする姿が健気でした。そんな輝に家族の絆を再確認して幸せそうに笑う真生にとても幸せな気持ちになりました。
悪人が誰も登場せずごく普通の人々の日常の出来事が描いてあるのですが、オメガバでも派手な出来事は無くて人間なら誰にでも当てはまるようなテーマであるのがこちらの作品の優れたところだと思います。
萌えとモヤモヤが混在して、自分でもどう評価すればいいか悩むこちらのシリーズ。
萌えるのは夫夫二人の愛と(特に攻め→受けへの溺愛っぷり)おこちゃまたちの可愛らしさ。
オーバーオールを「パパとお揃いで着たい〜」って言うひーくん、可愛すぎます。
でもなあ…どうしても、受けのΩ・真生の卑屈さ・自己評価の低さが気になってしまい、素直に萌えに没頭できない…
今回も攻めの実家を訪れるシーンがあったけれど、「結婚を許してくれただけでも十分すぎるぐらいで」みたいに考えるその思考にガッカリしちゃうというか、もどかしいというか。
Ωの社会的地位が低く、育ってきた家の中でも後ろめたさを抱えていたーというバックグラウンドは分かるんだけど、分かるんだけど、、結婚して子供も産んで、
家の中のことも頑張っているんだから、もっと堂々と胸張ってて欲しいー…!
シリーズ買いしたので少しずつ読み進めているのですが、なんかなあ。。といつも躓いてしまい、まるっと楽しい気分で読めないのがちょっと悲しいです。
今回は真生の元婚約者が出てきて一悶着あり、弘が主に対応し、結局雨降って地固まる…だったけれど、真生自身に正面から言い返して欲しい、やり込めて欲しいなーなんて勝手に思ってしまいました。
どこかの巻でそんな真生が見られるのかな?(性格的になさそうだけど;)とちょっと期待もしつつ、続刊を読もうと思います。
1巻は、夫婦とひーくんの3人の話。
2巻の今作は弟が誕生し、ひーくんがお兄ちゃんになるお話と、受けの故郷へ帰るお話。
もう温かすぎますこの家族。
例えるなら真冬のストーブのような、コタツのような…。
ぬくぬく、心地よい温度にホッとする。
世の鬱憤すべてを浄化できるんではないかと思うくらい、癒されます。
受けの故郷帰りでナイーブになっちゃう受けを、尊重して見守ってくれる。
帰る場所を作ってくれる旦那…ああ、最高です。
さらに弟が誕生したことによって、ほかほか度二倍!!
周りの人もまとめて愛しい!と思えた二巻でした。
読み返し。
『ただいま、おかえり』シリーズ第二弾です。
2巻の最初は陽が産まれる前のお話です。
陽が産まれる前にバースについて真生が思い悩んでいたのを知りました。
そんな真生の気持ちを理解する弘…さすがです…。
陽がちゃんと望まれて産まれてきてよかった…!(;_;)
ひーくんは兄になったことによって色々頑張るのですが
やっぱり子供だから…ね…(*´▽`*)
なんかほっこりしました。
ひーくんはほんとに良いお兄ちゃんだし
真生と弘はほんとにいい両親だなぁって。
家族でのお話が主なのですが、子供たちが寝た後の夫婦の時間が甘くてたまりません(*´▽`*)
直接的な性行為の描写はないんですけど、胸がいっぱいになるぐらい満たされます(*´▽`*)
2巻もいろんなお話が詰まっていて幸せいっぱいになるのですが、
今回のメインは真生の地元に行くお話です。
そこで真生の過去が少し明らかになります。
辛いタイプのオメガバースを感じて辛かったけど、
真生に弘がいてくれてほんとに良かったと思いました。
弘ってほんとにいい旦那さんだなぁっていつも思ってたけど
やっぱりすごく良い旦那さんです。
大きな愛で真生を丸ごと包み込んでくれるんです。
波乱もあったけど無事乗り越えることが出来て良かったです…!
そしてお母さんもちゃんと真生を大事に思ってたのが伝わってきました。
大切にする方法が少し間違ってただけなんだなぁって。
可愛い息子だったことに違いはないんだなぁって。
お母さんの手紙を読んだからこそ
今真生に弘がいて、輝がいて、陽がいて良かったって思いました。
スパダリ愛妻家子供達大好き、藤吉弘と劣等感を持つ美人な、藤吉真生。
輝(ひかり)を中心に賑やかで笑顔が絶えない藤吉家。
隣りの家の平井祐樹(ひかりのマブダチ)に松尾知泰(弘の幼なじみで同僚)とともに。
真生のお腹には新しい命が、ヒカリが少しずつ自分が兄になる自覚や、真生の中では、アルファでなくても、周りから祝福されて産まれるのかと、ネガティブを発動して不安に。
そんな、不安を取り除くスパダリ愛妻家弘といつもニコニコヒカリ。
ヒカリはお腹の子を絵本の中の太陽と一緒だと言って、、、、。
弘の両親とも関係改善にもヒカリが一役。
幸せも笑顔も両手いっぱいに。