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さんかく窓の外側は夜 6

sankakumado no sotogawa wa yoru

よく考えてくれ 「呪い」という行動の先に「人間」がいるってことを

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表題作さんかく窓の外側は夜 6

あらすじ

殺人現場に残されていた
「ヒウラエリカに騙された」という死者の言葉。
証明のできない霊現象など、まったく信じない刑事の半澤だったが、
ある事件現場の跡地で、その「ヒウラエリカ」を偶然見つける。
一方、裏の稼業として淡々と呪い屋をこなしてきた英莉可は
「実社会」から自分の罪が問われる恐怖に、初めて怯えるのだった。
そして英莉可は自分を売った裏切り者は誰かを考え始める。
もしかして…三角康介くん?

作品情報

作品名
さんかく窓の外側は夜 6
著者
ヤマシタトモコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
クロフネコミックス【非BL】
シリーズ
さんかく窓の外側は夜
発売日
ISBN
9784799739242
4.5

(56)

(36)

萌々

(13)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
253
評価数
56
平均
4.5 / 5
神率
64.3%

レビュー投稿数11

ただのホラーではない(嬉)

表紙が白くなったのは折り返しということでしょうか。
エリカが自分がされてきたこと、してきたことを振り返り「先生」から逃げる決意をする。
三角の救いたいとの意志が大きな力となる。
これまで怖くてギャーギャー言っていた三角の目が変わって意志と行動が伴い頼りがいが出てきた。

「取り返しのつかないコトしたからって きみが取り返しのつかない人間だってコトにはなんねぇだろ」←これは冷川にも当てはまることですね。だからそのコマに冷川の姿もある
この後、三角の口から冷川にも告げられますが。
三角のこのセリフはどんな人にも言えるメッセージだと思います。
こういうことはきれいごとっぽくなりがちですが、そこはヤマシタ先生、三角の人物造形やセリフの納得感ある描写がとてもいいです。
ただのホラーではなくヤマシタ先生作品のこういうところが読みたかったのでうれしい。

冷川少年を助けた半澤が「信じない」刑事で
エリカを助ける逆木は「信じない」ヤクザ
2人とも霊的なものを信じず人の助けになる立場ながら真逆の職業なのがおもしろい。

迎も持ち味を活かしたいいところで参加してくれて。
これまでの設定や伏線がどう回収されていくのか楽しみです。

0

向かう最終地点が見えてきた?

バラバラだった霊媒師組?がまとまって、最終的に決着をつけなきゃいけない問題がはっきり見えてきた気がします。でもラスボスが宗教団体って怖すぎる…。下手なホラーよりよっぽど怖い。架空なのにタブーに踏み込むようなヒヤヒヤがあります。
この巻は英莉可が主役っぽい印象です。英莉可が教団から逃げる方法を模索していくなら、冷川の過去もまた描かれるんでしょうか。今まで適度にぼかしてくれてたことが、全て暴かれてしまうのはとても恐ろしい…主に冷川が何をしたのかを知るのが。
冷川が三角を見つけたときは、どういう意味で助けてくれると思ったのかな。仕事の助手としての意味だけなのか、それ以上の意味があったのか、冷川自身どこまで自覚してのことだったのか。
動揺したり心を動かされたり、珍しく表情からも人間味がにじみ出ていて、冷川にも大きな変化が見られそうな予感です。その前に絶対しんどいことがあるだろうと思うので、三角と乗り越えていって欲しいと思います。

0

踏み込んできた

踏み込んで行きますね〜。

6巻からは表紙が白いですね。エリカと冷川の救済に入ったのかな?

三角のお母さん、三角を良い子に育ててくれてありがとうございます!ですよ。

謎がさらに広がります。
冷川の元いた教団の新形態が三角のお父さんの教団なの?
冷川はあの後どうやって生きてきたの?向き合えたの?善悪や正義の基準は持ってないの?
どちらも子供をひどい扱いしてとんでもないですね。エリカにはまだボディガードがいるけど。

でも三角を一目見て運命だとわかった冷川。どうか幸せに思えるようになって!

そしてメンバー揃い踏みですね。

0

オカルティック

ひうらえりかも使われる身で、悪いことをしてきたが、母のような三角に救われるという回。そして黒幕がようやくキャラの色がついた存在として登場。

1巻からオカルトだが、非科学的なものを一切信じない刑事の半澤だけが物語で変わらない存在として強い軸になっていますね。そして強いその妻。

冷川の非常にダークな過去は前巻で明らかになったのだったか。ここへ来て黒幕である先生とそれ以外のキャラ達の対立の構図がはっきりしてきました。前巻から、ようやく伏線回収にターンしたところ。次巻あたりで完結か?

三角が、冷川に使われるだけでなく、能動的に動き始めたなという印象。
これは母なる存在かな?

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物語が大きく動き出した6巻

 今までで最も、非浦英莉可という存在に重点を置いていた巻ではないでしょうか。彼女の過去もまた、冷川ほど壮絶ではないにしろ、何とも虚しいものでした。周りに信じられる人間がいない、一度信じられた人間もすぐ疑ってしまう非浦。唯一側近の逆木にはすべてを晒け出しているけれども、彼には霊感も特別な力もなく、そういったものに関する非浦の感情にまでは共鳴してもらうことはできない。非浦は本当に誰も頼れず、ずっとたった1人で呪い屋をやってきた。以前、彼女が冷川と三角に言った「あんまり嫌わないで」という言葉の重みを、今になってより感じられたような気がします。

 非浦と三角達はきっと対立するんだろうなと予想していましたが、三角の真摯で全力を注いだ言葉に非浦は救われ、非浦と逆木、冷川と三角、さらには迎の間に協力関係が成立します。非浦はけっして呪い屋を楽しんでいるわけではなく、今の状況を脱したいと考えている。ここから大元となる「先生」と教団に、5人で対峙していくんですね。教団と切っても切れない関係である冷川が、どう影響していくのかも非常に気になります。

 6巻では冷川と三角の濃いシーンはあまりなかったですが、いよいよ冷川が、三角を自分の運命だと主張するのを他人の前でも意に介さないようになってきて、この2人の関係にも期待が高まりました。次巻ではまた濃厚な2人の絡みが見れるといいなぁ。そして、半澤もすごく男前でしたね。彼は淡々と事件を捜査しているように見えるけれど、誰よりも人の命を重んじている人間なんだなぁと改めて感じました。今回表紙が一新されて白背景になったのは、物語が前向きな方向へ進んでいくことを示唆しているんでしょうか? 黒背景も結構気に入っていましたが、次巻の表紙の背景色が何色になるのかも楽しみです。

1

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