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ファインダーの密約 初回限定版

finder no mitsuyaku

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表題作ファインダーの密約 初回限定版

麻見 隆一,裏社会の実力者
高羽 秋仁,フリーのカメラマン

その他の収録作品

  • プレイ イン アビス
  • 勤労カメラマン高羽秋仁のラブモンスター襲来
  • あとがき

あらすじ

「ずっとかばわれて、守られてばかりだった。だから今度はオレが――」
麻見の依頼を受け、麻見を裏切った部下・須藤を追う秋仁。
しかし逆に須藤に拘束され、ナイフを突きつけられる!
須藤は麻見への想いをつのらせ、殺したいと願うほど執着していたのだ。
更に麻見の持つ利権を狙う敵が現れて…!?
大人気シリーズ8巻!

作品情報

作品名
ファインダーの密約 初回限定版
著者
やまねあやの 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
ファインダーの標的
発売日
ISBN
9784799729281
4.6

(202)

(153)

萌々

(25)

(20)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
19
得点
926
評価数
202
平均
4.6 / 5
神率
75.7%

レビュー投稿数19

秋仁と須藤&黒田の差

麻見が秋仁しか興味無いのは、須藤との口合戦で明確に。
麻見は容姿は言うまでもなく色気のある男であるがゆえに今まで散々愛を求められても自分から愛せたのが秋仁なんです。

多分、麻見の住まいに秋仁がいる事を知ってから麻見への執着が沸いた感じです。
須藤→麻見に気にいられたいし、あわよくば振り向いて欲しいし、麻見が欲しい。麻見にそれなりのポジの仕事を貰っている立場ゆえなのか自分より立場の低い人間を見下す。麻見にだけは媚びる。面倒臭い人間。
須藤にとっては正反対の人間である秋仁が気に食わないからキモイ行動をする。

黒田→そもそも麻見のタイプじゃない。ただただ高校からの友人でありたかった。でも黒田も麻見の気を引くためならば何でもするし命はいらないと言う。麻見は人を見抜くから黒田のそういう感情があると見抜いているから、つかず離れずの距離を保つ。

秋仁は、気を引きたいと思ってやってないし自分から麻見を最初から好きになったわけじゃないしスーパーノンケで恋愛よりも仕事や友達を優先してきた人間で、麻見を最初はそういう対象とすら見ていなかったんです。
むしろ出会いが出会いなだけに好かれて追いかけられて、勝手に身体を開発されて最初はいい迷惑な存在。徐々に想いをよせて今では自分だけの存在になって欲しい所まできましたが、麻見は常に秋仁がもっと自分が愛してるくらい愛して欲しいけど秋仁の気持ちの曖昧さと麻見の側にいる=危険が伴うから危険な目に合わせたくない気持ちで葛藤。

意外と深いんですね。って思ったらマンション襲撃。麻見さんの心理描写。
桐島が一緒に死にます→麻見舌打ち
この場から離れないっていう秋仁の顔見て秋仁だけは無事にしなきゃ。

めっちゃくそ愛されてますね。麻見の髪型ノーマルでの銃撃戦は鼻血出そうです

0

お気に入りのシリーズ巻 ネタバレあり

秋仁の気持ちの変化〜

今巻は、人間は、人を愛すると弱くなるというか、不安に苛まれるというか、秋仁の中に、麻見に対して、そういった複雑な感情が少しずつ生まれてきたような気がしました。

須藤の麻見への歪んだ愛を知り、黒田の麻見に対する忠誠心を目の当たりにし、秋仁は、自分はすべてに中途半端だと落ち込むんですよね。本当に真っ直ぐで純粋で可愛い子だなと思いました。

取材中に、須藤に拉致され、乱暴を受けている秋仁。いつもながら、秋仁、腹が据わってるし、核心のつくことを言ってのけるなと。だけど、敵を煽っちゃいかん〜大ピンチだ〜麻見、秋仁を早く助けにきて〜地検特捜部の黒田さんの登場に、麻見もようやくの登場で黒幕との少々のドンパチあり〜

秋仁、救出後の麻見と秋仁の絡みが甘くて甘くて〜秋仁の可愛いヤキモチチックな会話に秋仁自らが麻見に乗っかってキスしちゃう萌え萌えなラブリータイム〜私的には、秋仁の「あんたの気を引くために色々やってるわけじゃないから俺は」の言葉にすべて凝縮されている気がしました。

秋仁は、本能のまま、赴くまま、自分のしたいことをする!それは誰に対しても同じで、麻見に対しても純粋に役に立ちたいというだけで自然と行動に移していく。麻見はこういった秋仁を可愛く愛おしく思い、そして、なにより、麻見が望む利害のない関係性ではないかと思いました。

「これ(麻見)はオレだけのエモノだ…」
「麻見は俺のモノだー」
秋仁の麻見への独占欲に、須藤に対する嫉妬心にキュンキュン〜人を好きになると欲張りになってしまうのよね、秋仁くん♡それにしても麻見ファンの私は、麻見が素敵すぎて…♡

「密約」私個人的にも、人間の価値について考えさせられた作品となりました。もう、何回読み直ししてるかわからないくらい大好きなシリーズです!

0

もはや恒例では?

あれれ?前巻を読んでからかなり時間が経ったからかあんまり覚えてない。思いっきり事件の真っただなかです。

でも相変わらずですね。秋仁が嗅ぎ回り捕まって窮地に陥って犯され(かけて?)麻見に助けられる。
その後はお仕置き?恒例の?祝再会?エッチ。

秋仁も皆が麻見を思う強い執着に負けない!って再認識して。

でも問題の人物は秘密に助けられて。

麻見の周りは彼に焦がれる男ばっかりですね。

秋仁は麻見にとって自分は…?と考えちゃいますが、そのままの君でいいんだよと言ってあげたいな。

0

秋仁の強さにはっとする

 飛龍といい須藤といい、相手が本当に欲しいであろう自分自身は決して与えないのに執着させてしまう麻見という男は本当に罪な男だな、そんな男に執着されている秋仁って一体どれほど凄いの、と思わずにはいられませんでした。金や権力では彼らにはとても適わないけれど、それでも真っ直ぐな言葉を躊躇うことなく投げかける秋仁は、やっぱりそれだけの器を持っていますね。飛龍に銃を向けられた時はまだ怯えが見えていたと思いますが、須藤にナイフを突きつけられた今回は、一瞬怯むも無言で対峙する姿勢に、こんな奴に情けはもらわないという男気が見えて格好よかったです。もちろん飛龍と須藤を比べることは格が違い過ぎるのでナンセンスなのですが、以前よりも秋仁の中で麻見に対する想いが強くなったことも、その姿勢に繋がっている気がしました。また、秋仁の動向はどんな場合でもしっかり把握している麻見もさすがです。

 濡れ場の後すぐに銃撃戦へと展開していきますが、今回の一件でお互いの気持ちをより理解したように感じられたので、2人には早く乗り越えて甘い生活が訪れることを期待しています。余談ですが、前髪を下ろして銃撃する麻見はまた違った魅力がありますね。前髪ありも結構好きだなぁ。少し若くなりますよね。あと桐島もお気に入りのキャラクターなので、また活躍が見れて嬉しかったです。

 番外編は2本収録されており、私は特に小冊子の秋仁の誕生日祝いの話が好きです。秋仁が眠ってから最後の最後に隣でおめでとうと言うところは麻見らしいな、と。経済力を最大限に駆使して、秋仁の驚いた顔も喜んだ顔も見れて、麻見にとっても素敵な一日になったのではと思いました。

1

やはり1から再読して読むべきか否か

このシリーズ発売されると同時に毎回買うんだけど、積んでました。
アマゾン限定表紙がほしくて予約までしたのに(笑

というわけで、本作。
前作のストーリーもひっぱりも全部忘れれての読み始めでしたが
これはこれでこれだけでも十分堪能させていただきました。
麻見をあいするがゆえに暴走する男、
麻見が大事故に、自らも麻見と死のうとする男。
なんだかかんだ言うても麻見さん愛されてるなーと
今回ひしひし感じました。

エロスは後半のみ~という構成ですが、
これれがまたエロい(´艸`*)
美しい肉体美を堪能させていただきました。

小冊子は誕生日イベントですね。
誕生日に~っていうのがまたエロで良。
次回はもっと早めにお会いしたいです。

3

この作品が収納されている本棚

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