生贄とかいらないからお引き取りください

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表題作いけにえもんぜんばらい

大蛇,スローライフをこよなく愛する蛇神
渦巻七生,英才教育を施された生贄

その他の収録作品

  • 番外編

あらすじ

名家・渦巻家に生まれ生贄として英才教育を受けた七生は、
111年目の契約更新の日、自らを食べてもらうため
供物として大蛇のもとを訪ねた。
だが大蛇はすっかり人間界の引き籠りスローライフに染まり
「生贄など不要」と七生を門前払いして!?
陰キャ大蛇×努力家イケ贄の絶品捕食ラブ!
描き下ろしは耐久発情期エッチ!

作品情報

作品名
いけにえもんぜんばらい
著者
加藤スス 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
秒で分かるBL
発売日
電子発売日
ISBN
9784799752074
4.2

(438)

(215)

萌々

(154)

(49)

中立

(14)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
53
得点
1852
評価数
438
平均
4.2 / 5
神率
49.1%

レビュー投稿数53

ローテンションな大蛇が恋を知る♡♡♡

代々、生贄を捧げてきた家の当主である七生と、神として称えられてきた大蛇のお話。
初っ端から『生贄いらないから帰れ&帰らない!』の問答から始まって楽しいです。

ファンタジー作品で、大蛇は体格の大きな人間の姿になったり蛇そのものの姿になったり、上半身人間、下半身蛇の時もあります。
よっぽど蛇が苦手でなければ、作品として読めると思います。後半えちシーンもありますが、上半身人間の状態のおかげ?か異種感特有の嫌悪感はありません。(これ大事ですよね!?笑笑)

人間の七生は、まっすぐ素直な性格で可愛いです。それまで人とのコミュニケーションをとって来なかったせいか、ちょっと世間知らずなところがありますが、そんな彼が一途に自分を食べて貰おうと努力して次第に大蛇を想うようになる姿がいじらしくて健気で可愛いんです!

最初は七生に興味がなかった大蛇が、そんなちょっと心配になる性格の七生から『食べたい』と思わせる匂い(大蛇を思う恋心)を感じて拒否しながらもどんどん気になってしまうところがこれまた可愛いです。

二人の体格差もあってか、大事な宝物を守るように七生の事をよしよし笑笑する様子は微笑ましいです。(大蛇はず〜っとローテンションで口が悪いながら、七生への思いを照れ隠ししてます)
ローテンションながらも七生への気持ちを隠し通せなくなる姿が可愛いくてニヤニヤしちゃいます。

えちシーンは、触手プレイが好きな人は特に大好きかも笑笑(ちゃんと人間の姿同士の描写もあります!)
『生贄』を成功させるための二人のラブラブH、とてもエチエチでした♡♡
お話のテンポも良くて面白かったです。


0

ギャグ多め

大蛇と生贄の七生のギャグ多めなお話でした。

大蛇が生贄の人間を丸呑みしてきたことや七生が生贄として身を捧げる為に生きてきたこと等の残酷な描写がコメディタッチに描かれているので、あまりネガティブな気分にならずに読めました。
しかし、妹を生贄にしないために積極的に生贄になろうとする七生が切なかったです。

普段は人間の姿をしている大蛇が上半身は人間で下半身は蛇になったりコブラみたいな蛇の姿になります。
人間の時でも舌は二股に分かれているので苦手な方はご注意下さい。

シーモアは白抜き修正でした。
チャリでも孕ませられる大蛇に翻弄される七生が可愛かったです。
どうやって七生を孕ませるのか次巻が気になります!

0

甘さとせつなさのバランスが完璧

絵を見ただけで作者名がすぐ分かり、高校生ものからリーマン、人外まで作品の幅が広く、明るく読みやすくてコミカルベースなのにハートウォーミングな作風の先生と言えば…
加藤スス先生です!

蛇神さまの生贄としての使命を全うするための教育をずっと受けてきた渦巻七生。
彼の真面目で変な方向にズレている世間知らずな性格がすごくツボ。めちゃくちゃ愛でたい、可愛いかったです。

生贄以外の生き方を知らずお家存続のため大蛇に喰べてもらおうとしますが拒否されてしまいます。
そこから同居生活が始まり今まで知らなかった友達をつくるという事、ラーメンが美味しいという事など普通の人が当たり前だと思う事を初めて体験していく七生の心の成長にまたもや涙が出てきてしまいました。

大蛇は見た目や言葉遣いが怖いけれど心根は優しく長く生きているので、おぼこい七生にはピッタリなパートナーです。
大食いで体に悪そうな食べ物が好きで引きこもり?めんどくさがり?
神様のイメージとかなり違うキャラクターがユニークでした。

全編を通して小ネタがたくさんあって繰り返し読める面白さがありました。
星が4つなのは大蛇が大蛇で私にはちょっぴり絵が怖すぎたので。
お話は加藤先生にしか描けない世界でパーフェクトでした。

0

笑いが止まらなかった〜

加藤スス先生の『俺のアオハル〜』が大好きで何度も読み返しているのですが、
こちらの作品も文句なく面白かった!!

ギャグ系の作品なので好みが分かれるかなとは思うのですが、そういう系のものがお好きな方にはぜひおすすめしたい…◎

人外はちょっと、という方にも(私もそこまで好みの設定ではないので)受け入れられるのではないかな?と思います。

蛇の神様と、生贄…?と頭の中が「???」状態で読み始めたのですが笑、散りばめられた笑いに声を上げてました。

ピュアピュア純粋培養、意気揚々と生贄として「食べられ」にやってきた七生ですが、初っ端から「不味そう」と言われカップ麺をすする大蛇の姿にショックを受け、「インスタントラーメンに負けた…」と肩を落としてます笑

その後、「不味そうなら塩を振ってみたらどうだろう」などなど想像の斜め上をいく提案を投げかけながら繰り返される「食べたくない神様」と「食べられたい生贄」の攻防が面白過ぎて笑いが止まりませんでした。

七生の見事なズレっぷりが可愛いし、なにげにお互いすごく好きになっちゃってるのが表情言動に出てていい…!ラブの面も良かった❤︎

0

人外×人間たまらん

 人外(大蛇・神)×童貞処女。
 体格差がたまらない。
 受けが、攻めに恋をしていく過程がきゅんとするし、受けに心奪われていく攻めもかわいい。
 冷やかし蛇たちもいいキャラしてる。
 二巻欲しいなあ。

0

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