電子限定描き下ろし漫画付き
愛する人のため、僕達は偽りの番になる 傲慢な獣人アルファ×番を亡くした孤独なオメガ
レムナントシリーズの双子ちゃんの恋愛編です。
カドル単体で読める作りなのですが、一応シリーズものなので、まだ他の作品を手に取ったことがない方向けに個人的なおすすめ情報も書かせてもらおうと思います。
シリーズ既読の方は★〜★までを飛ばしてください。
★
羽純先生の獣人オメガバースシリーズはペンデュラム、レムナント、ガーランド(葵居先生著の小説)、プチミニョン…と世界観とキャラクターがつながっているのですが、特にレムナント(双子の両親カプのお話)とガーランド(双子の父親の両親カプのお話)とプチミニョン(双子が小さい頃のお話)はその繋がりが深く、どれかを読むと全てを読み返したくなる作りで、時代を経て受け継がれる愛情と血の繋がりを感じる作品たちです。
なのでシリーズを手に取ってきた人は、既刊未読の方にはカドルを読む前か読んだあとにはぜひプチミニョンを!レムナントを!と薦めると思います。
私もその気持ち、すごくわかります。
ただ、この手に取る順番によってはシャイアヒューゴを子供を見守るような視点で見てしまうことになる可能性もあるので、純粋にカドルという作品のシャイアとベリルに萌えたい方はあえてカドルが完結するまで他には手を出さず様子を見る楽しみ方もありだと思います。
あの子供たち…という親のような視点で読むのも楽しみ方の1つなんですが、シリーズ既読勢とは違う未読ならではの読み方ができるのは貴重だと思います。
発売順で手に取るならレムナントになりますが、時系列的にはガーランドが1番時系列が古いので、あとで時系列順で手に取られるか、発行日順に手に取られるか、お好みで通して読まれる楽しみを残しておいて一気に読んで、カドルも読み返すのが私のおすすめです。
★
本題に戻ります。
あの双子ちゃんたちの恋愛まで見守ることになるとは思っていませんでしたが、描いてくださるなら読むしかない!
常に一緒で喧嘩するほど仲がよかったシャイアとヒューゴは本作では少し距離感が生まれてます。
シャイアは俺様気質がある美男子(子供の頃もちょっとその気はあったけど!)に育っているので、ヒューゴとの距離感に一瞬戸惑わされましたが、読み進めていくと安心しました。
考えているのは家族のことばかり。
両親とは違う守り方だけど、やっぱりあの2人の子供だと思いました。
未だに従者のテオと双子は好意の三角関係が続いているみたいなのに、いつも一緒に行動しているのはヒューゴとテオでヒューゴはよく言えば自立、悪く言えば別行動です。
テオ自体は相変わらず双子推しの強化ファンでしたが、なにかのきっかけでシャイアはテオから関心がそれてヒューゴが独占することになったのかな?と想像しながら読みました。
まだそのあたりの事情は深くまで分からないのですが、家族を守ること(子孫繁栄)をしなければならないジークフリード家の者としての責任を長男であるヒューゴが担っていて、家族を守るために身を引いた感じなのかな、そしてヒューゴ以上にシャイアのテオへの独占欲と愛が強すぎるのだなと汲み取っています。
そんな風に、実は今でも家族思いなヒューゴの婚約者(候補)としてトネリア卿が選んできたのが運命の番を病で亡くしたベリルでした。
トネリア卿、相変わらずだなぁ。
ほんと陰湿タヌキジジイだよ。笑
シャイアとベリルは利害関係の一致で一緒にいることになるので、しばらく恋とか愛とかはなく反発があるのかな?と思っていたんですが、大切な人を守るため…という動機が2人には共通していて。
和やかでかわいいシーンもあったり、1巻から案外お似合いです。
今までのシリーズが辛いことがあるお話だったから、今回はラブイチャを描きたいというような内容の羽純先生のお話をどこかで見たのですが、本当に割と早い段階から恋に進展しそうです。
シャイア、スキンシップ多めだし!
私だけ思っていたらすみません、ベリルってちょっと雰囲気がカイに似ていませんか?
性格は違うし、顔もそっくりではないんですけど(個人的にはベリルが好み)、なんか小さいころから知っているカイに対してシャイアがいい印象(変な意味でなく)を感じていたことをそこから感じるというか、無意識に親しみがある雰囲気の人というか…全くの無関係とも思えない小さなつながりのようなものを感じてしまい。
勝手に妄想してグッときました。
評価は現時点では萌2寄りの萌(どうしても子供を見守る気分になってしまって)、次巻に期待。
あと、特典と修正について。
アニメイトで小冊子付きが販売されていますが、こちらの作品はアニメイトオンラインの方で遅れてにはなりますが配信されるそうなので電子派の方は参考にどうぞ。(現在出ている巻は全て小冊子付きが手に入ります。)
この獣人オメガバースシリーズは紙でも白抜き修正なので、電子で買ってもあまり差はないかと思います。
紙→白抜き
シリーズで読んでいますが、このCPが一番好きです!(多分)
まず表紙の麗しきこと~。白狼と黒髪男子、更には金目と青目が宝石のように美しく目を惹きます。素敵素敵素敵~~!
1巻はえちちなことはちょっとずつしつつも、2人の距離はまだまだ。
ベリルはシャイアに振り回されっぱなしですが、時折見せるベリルの強気がいい!
元番との思い出いっぱいのお屋敷を守るために、1年間猛勉強して名門校に入るなんて努力と根性の子ですね~。
この2人がどう甘くなっていくのか楽しみです!
あああ大きくなっちゃったかあーーーー…!大きくなっちゃったなあーーー…!と、
ページを開いてまず第一声、読み進めながら何回か呟いてしまいました。。
シリーズを順番に読んできたため(「ペンデュラム」→「レムナント」7冊、「プチミニョン」2冊)、
「プチミニョン」のあのかわゆい二人が、立派になっちゃって
ちょっと寂しさが。。
ジュダ×ダートも出てくるかな!?とドキドキ楽しみにしていたのですが、
この1巻では出てこず、でしたね。
で、他の方もレビューでおっしゃっていて思わず「うんうん!」となったのが、
シャイア、根は悪くないけど家族想いだけど、
めっちゃ傲慢な感じになっちゃってるー…!
愛のない番であろうとも、家族を守る!という決意は
素晴らしいけども。
ダートかあさま、ジュダとうさまはそんなこと望んでないと思うよー…( ; ; )
それにしても、ジークフリード家のためなら何でもする覚悟の
トネリア卿の執念、すごいですね。
ジュダもルアードも、その伴侶たちもそれぞれとんでもない苦労を
させられてきたけど、まだ続くのかー…
亡くした番を想う気持ちを持つベリル(受け)と、
従者・テオを弟譲った(?まだはっきり分かりませんが)けれど
まだ想いを燻らせていそうなシャイア(攻め)。
完全なる”契約”のもとに番になろうとしている訳ありの二人、
これからどんなふうに愛が紡がれてゆくのか、もう今からワクワクです。
で、この二人以上に萌えて和んだのが
ヒューゴ×従者・テオでした。
「ヒューゴ様」と呼ばれても無視、「ヒュー」と呼ばれるまで
返事をしない…
なんて、なんってワガママでおこちゃまなのー!ヒュー!(褒めてます笑)
下がり眉のちびっこが、まだまだテオに甘えてる姿。
なんだか嬉しくなっちゃいます。
まだまだ恋物語は始まったばかりだけれど、
すでにワクワク感が半端ない…!
続く2巻・3巻も楽しみです✨
親たちカプは、すでに大人同士だったけど
こちらはまだ大人になりきれない
いかにもアオハルって感じでまたイイ!
そして、テオ以外無関心のヒューゴもいいけど
いろんなもの背負っちゃってるシャイアが
めちゃめちゃ興味ある〜
冷めててかわいたこと言ってるくせに
まだ好奇心があるように見えるのは、
探してはいないとは言ってるけど
奥底では求めてるものがありそうな、
それがベリルへと繋がっていきそうな期待が止まらない❤︎
続きが楽しみです!!
電子でも読んでいたので新鮮さはなかったものの、同時収録作の「side ヒューゴ」は初見なので嬉しかったです。
「プチミニョン」のあの双子が大きくなったお話が読める事に喜びを感じたものの、まだトネリアが生きていることに驚きました。www
でもあの爺いが居るからこそこのストーリーがあるのも確かな訳で、シャイアとベリルは出会ったんですよね。
1番グッと来たのがシャイアの家族を守ろうとする気持ちでした。他人から見れば自己犠牲と見えるのに、それが自分の望みだと思うようになった経緯も是非読んでみたいと思いました。
そしてベリルの番だったヴァーシルがどうしてベリルを引き取って育てて、形だけの番となって愛しんできたのかを知りたいと思いました。
まだ1巻なので全容が見えてこないので萌2とさせて頂きましたが、シャイアにもヒューゴにも幸せになって欲しいのでこれからも見守り続けたいと思います。
