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中村明日美子先生は非BL作品からのファンで、もちろんこちらの作品も拝読しました。
…素晴らしかった。
思わずため息が出てしまいます。
キャラの性格が正確で非常に分かりやすい。
背景も描写も美しいまま。
草壁と佐条の心理が伝わるさま。
青春の苦さ、甘酸っぱさ、眩しいくらいの空気感に包まれてたっぷりとした読了感で彼らの日常を覗き見ることができます。
ダークな作品も良いですが、ライトな作品もまた素晴らしく良かったです。
映像化もされているのでぜひそちらもオススメですよ。
不朽の名作BL特集で見かけて、電子書籍で購入。今まで何度も見かけてた表紙なのに、何で今まで買わなかったの!?と思うくらい良かったです!
高校生で同級生同士、バンドしてる派手な子と、優等生な大人しい雰囲気の子。合唱の練習に付き合う中で、不思議と仲良くなっていきます。友達も良いキャラですよねー。高校生らしく清い関係なのに、先生も含める事で不思議と色っぽくて…。
何となく今まで買う機会がなく読んでいなかったのですが、さすが不朽の名作!読んで良かったです!高校生同士のもどかしい恋愛が読みたくて、まだ読んでない人には是非!
とても有名な作品であることを最近知ったので読んでみましたが、この作品が名作だといわれる理由が分からず、全く萌えられなかったので中立評価になりました。
しかし、同級生の続編である卒業生冬と春まで読むと同級生でのシーンが蘇り、良い作品だなと思えました。名作といわれるのも納得できます。
同級生は起承転結の起にあたり、卒業生冬が承と転にあたり、卒業生春が転と結にあたると思います。
同級生の良さが分からないという方は是非卒業生冬と春まで読んでほしいです。
また、先生が生徒に本気で惚れているんだなと思える描写がありますので苦手な方はご注意下さい。
BL歴が浅い私ですら知ってるレジェンド作品。レジェンド過ぎて手に取れなかったのもあって、なんやかんやで今し方読み終えたばかりです。
つい先月発表された「不朽の名作BL2022」で一位でした。こんなに多くの方々に支持されている「同級生」は、2008年発刊なんですね。
モンスター作品ですやん…
評価も高いし、不朽のBL No.1だし。
えー?まだ読んでないの?ってプークスクスされても受け入れます。受け入れましょう。
何でか知らないけど、私の中で読む決心がついたので読んでみることにしました。
発刊から15年。「不朽の名作BL」の世界に飛び込みます!
ほぉぉぉ〜……な・る・ほ・ど…
柔らかなペン使いが心地いい作画と、シャープな輪郭と目力が際立つのに、どこか優しげで儚げで不思議な空気感ただよう世界が広がっていました。
出会いと寄り添いと、気持ちの通わせ合いがとても自然体ですね。2人の近い距離感の触れ合いが、どこかくすぐったい気持ち。同級生BLの王道を見た!って感じでした。
BL作品にはエッチシーンが必ず入ってるのが当たり前という認識で、それを期待して読んでる自分もいるんですけど、この作品にはキスのみ。
キスのみでもいっか。…じゃなくて、キス止まりだから良いって思う作品だと思う。
色んなシーンで佐条と草壁はキスをするのですが、なんかですね…キスの演出について考えさせられちゃいました。
この作品の2人のキスシーンいいな。ドキドキするし心に温かい感情が芽生えてくる。
読んで良かったと思いました。
この作品が、不朽の名作なのも頷けます。
高校生らしい不安定な心理描写が特に好きでした。タイプの違う2人がこんなにも惹かれ合って、全身から大好きって伝わってくるのがとってもとっても素敵でした。
あまりにも伝説的で、読まず嫌いしてた作品。
イヤ、読んでたけど読み流してた作品。
で、今回電子でシリーズを買い直し、トータル的に再読しました。その感想。
やっぱり、評価が高すぎるんじゃ…と感じてる。
そりゃ発表当時の衝撃はどうだったのかは今となってはわからない。
でも、高校生の。突っ走る青春的な。炭酸ソーダのシュワシュワな。
そんな空気は何ともくすぐったくてそりゃ可愛いよな。
本作は2008年発表。
その後超色々、各種ジャンル、各種設定、出てるじゃないですか。
なのになぜこの作品ばっかり?への納得は得られない。最初の一作でもない。
イヤ、草壁と佐条は十分可愛いですよ。
うん。この2人の高校生としての出会いと恋心はとっても可愛い。
そこを描いた作品として、総合「萌」、かなぁ…