Renta!限定ペーパー付
エロス度★★★
おやおや、2人の想いのすれ違いが切なくてもどかしくてヒリヒリしますね。
陽名と夜泉が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・第2巻開幕。
少しずつ提示されていく夜泉が抱える記憶と秘密、新たな死神たちの登場、夜泉に執着する魅力的なサイコ野郎の暗躍・・・・・・陽名と夜泉の物語に複雑に絡んでいく人間関係が交差していき面白さが加速しています。
陽名と夜泉の関係も両片想いの焦ったさがたまやなく、陽名を突き放そうとする夜泉や夜泉を独りにしたくない陽名の想いがとても刺さりました。
少しずつ縮まる2人の距離がグッとくる。
1巻の衝撃のラスト…
から、時は遡り2人の学生時代の回想から始まりました。
回想も伏線いっぱいでミステリー小説のような気持ちでした。
そして何やら怪しい精霊も出てきて夜泉もなんだか様子がおかしいし
どうなっちゃうんだろうと思っていたら出てきたヤバいやつ。
(大ネタバレになりそうなので申し訳ないです)
1巻の終わりから
「何かしてそうだな、いやおまえ絶対何かしてるだろ…」とは思ってましたけど、本当にしてました。
陽名と一緒に暮らしているし、夜泉狙ってるし何故なんだろう…
この作品、まさかミステリーものなんでしょうか。
続きが気になりすぎて待ち遠しいです。
えち展開:2回(回想含む)
設定盛りだくさんながらミステリー要素とBLがうまく合わさっておもしろいわ〰︎と読んだ1巻で続編を楽しみにしていました。
2巻までが第1章とのことで何章まで続くのか…壮大な長編になるんでしょうか。
2人の両片思いが少しずつ進展しているようでいいですね。
夜泉の煮え切れなさにイラッとせずより気持ちを強く持つ陽名に好感が持てます。
夜泉は陽名が好きでたまらないのに隠さなければいけない理由があるんですもんね。
過去のこと、死神のルール、新キャラなど複雑になってきて私の頭ではちょっとついていくのが大変です。
サイコ野郎がもろサイコな表情をしていて、もっとスマートなタイプかと思っていたんですが違いました。
奴がいろいろ握りまくっていそうで早くとっちめて夜泉を楽にさせてあげてほしいです。
そうなってからやっと陽名と向き合えるし、陽名も安心して夜泉とらぶらぶできますもんね。
待望の第2巻。
ストーリーの面白さもさることながら絵の麗しさがすごいと改めて感動します。
登場人物がどんどん増えてくなと思っていたのですが、この人の正体が実はとか、この人の正体が多分・・・、というのが出てきました。これは好みが分かれるところだと思いますが、登場人物が多い作品は分かりにくくて苦手なので、ぱっと相関図が脳内に浮かぶくらいで収まっているののがありがたいです。また、単なる脇役だと思っていた人が2人も正体が明かされたことで、驚かされて楽しいです。
1巻のラストは、ええ、こんなところで終わるの?早く2巻!と思いましたが、2巻のラストはそれ以上に、早く3巻!!と思っています。
第1章が2巻で終わり、ということなので、長編になるのではないかと期待しています。
2巻は、物語の謎部分はまだほとんど明かされないままでしたが、メイン2人の内面がかなり明らかにされ、お互いに対する気持ちが育つ様子を丁寧に綴られていたと思います。
もうほどほど両想いなのだけど、あと少しの両片想いのままなのも、もぞもぞ、どきどき、きゅんきゅんします。
巻末の短編、大好き、はとてもかわいくてほっこりします。読者の立場からも、大好き、と言いたくなる愛らしさでした。
1巻のラストが衝撃的でずっと忘れられなかった夏城さん。今回、少しつづ彼がなにをやってるのかも少し明かされて少し対峙する夜泉と陽名からのラストがめちゃくちゃ良かったです。サイコな敵って最高ですね。めちゃくちゃ強そうでこれからどう陽名が夜泉と立ち向かっていくのかワクワクしながら3巻を待ちたいと思います。
登場人物も増えてストーリーにも深みが出て、BLとサスペンスどちらも気になる読み応えある2巻でした。