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あやし道連れ 1

ayashi michizure

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表題作あやし道連れ 1

ナギ
幸也が海で助けた青年
高遠幸也
教師

その他の収録作品

  • おまけ:高遠先生とその彼氏
  • カバー下(キャララフ)

あらすじ

海辺の町に引っ越してきた中学1年生の高遠幸也。
周囲に馴染めず、孤独に過ごしていた彼は、
ある日、海の”洞門”で怪我をした青年に出会う。
彼は、言葉を話せないが、動物や子どもに変身できる不思議な力を持っていた。
幸也は、彼を「ナギ」と名付け、心を通わせ、やがて二人に恋が芽生えることに。
しかし、ナギには、恐るべき秘密があった……。

作品情報

作品名
あやし道連れ 1
著者
はなぶさ数字 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784065412046

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31

4.4

(17)

(13)

萌々

(2)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
74
評価数
17
平均
4.4 / 5
神率
76.5%

レビュー投稿数7

は、早く続きください…。゚(゚´ω`゚)゚。

好きな作家様。作家様買いしました。
1巻で続き物です。キリよく終わりません。先生初の続き物ですね!「1」てついてるのに、なぜか完結すると思い込んでました(バカ…)。
以下少々ネタバレあります。全174ページ。

海辺の町に暮らす教師・幸也(受)と、同棲している長髪美人(でもガタイはいい)のナギ(攻)。出会ったのは15年前、幸也が中1で町に越してきた時。初めは青年だったのに、少年や動物に変身する「それ」は、密かに幸也と一緒に暮らすようになり…というお話。

先生初めてのオカルト・人外ものですね!
現在と過去を行き来しますが、1巻はほとんど過去のお話です。現在は普通に話すナギだけど(広島弁ぽい、舞台は瀬戸内かな)、過去では言葉を話せません。

出会った時はナギ(後で幸也が付ける名前)が青年だったけど、幸也が怖がったらすぐに子どもに変身!人前ではワンコ(犬)にも変身!どっちも可愛い♡
ナギは優しくしてくれた幸也をすぐに好きになっちゃったみたいで、幸也に懐くチビワンコ君で可愛いです。

と始まりは仄暗さがありつつも、二人が可愛くて比較的ほんわかした雰囲気でしたが、中盤に、幸也を虐待して母と離婚した父が町に現れる。この辺からかなり不穏になっていきます。

そういえば、お祭りで幸也が友達に勧められた「人魚水」なる物を飲もうとしたら、ナギワンコが必死に止めたけど、ヤバい水なのかな?気になる。子どもナギは話せないからもどかしい。

あと気になったのが、父親に見つかって海に落ちた幸也が、2つ先のコマで母親に助けられたけど、どういうことだろう?この間に時間経過があったってこと?よく溺れなかったな。この辺ちょっとわかりにくかった。

とにかくこの父の登場をきっかけに、幸也がナギの秘密を知ってしまい切ない展開に…。ナギが言葉を話せたらよかったのに…。゚(゚´ω`゚)゚。

そして終盤、幸也は別の町で高校生になって…。
ネタバレはこの辺にします。

中学の頃からやたら幸也をかまってくる依田くん。幸也のこと好きなんかな〜と思ってたら、高校生になったらわかりやすく好意を示してくるw この子ちょっと好きです。

1巻ラストは驚く展開になって、色々なことが謎なまま終わってしまった〜!
は、早く続きください…。゚(゚´ω`゚)゚。

少年のナギや幸也は可愛かったけど、全体的に仄暗い雰囲気のオカルト作品でした。個人的にオカルト作品は好きなので、大変面白かったです!

1巻は過去パートの途中で終わり。
予告によると2巻で明らかになることがあるようです。発売は2026年3月予定とのこと。楽しみに待っています!

電子 濡れ場は短めに1回。修正不要な描き方

2

人ならざる〝それ〟は救いかバケモンか、、、⁉

やば…っ!!

めちゃ惹き込まれる…ッ(→ε←*)‼
1巻では最初の出会い、別れ、再会迄が描かれてますが、それぞれの期間で数々の気になるフラグや設定がたくさんあります

明確なのは「ナギ」が人ならざる者である事
ゆき(受け)によって「ナギ」と名付けられた”それ”は強靭な牙を持ち、その牙で象(カタチ)を知ったものに成り変わる事が出来てしまうという恐ろしさを秘めているのに、彼の本能なのか性格なのか…まるで幼い子供や彼が変化するワンちゃんのように懐っこく側に居る者を魅了してしまいます

正体は恐ろしいかも知れない(゚Д゚;)…とどこかで警鐘を鳴らしてるのを自覚してるのに、、、それでも、、、目が離せない、、、(>︿<。)
イケナイ事が魅力的に見えるかのようでもあり、自分にしか分からない優越感を刺激され独占欲を搔き立てられ庇護してしまうのかも知れない、、、

こう書くと妖艶さを感じる所もあるかと思いますが、ナギは色気をダダ漏れさせて来るタイプというよりは甘えて来て母性本能を刺激してくる或る意味めっちゃ可愛過ぎて質が悪いんですw(¯―¯٥)グヌヌヌ…憎めないwww(あと、色気もやっぱりあるw←あるんかーーーいw)

ゆきとナギの出会い
ゆきはDV実父の影響で自分より大きな男性に立ちはだかれる事に恐怖を覚えてしまいます
自分を見てゆきが怯えてるのを悟った?感じた?ナギはシュルルルルとゆきと同じくらいの背格好の子供に変身します
そんな気遣いや優しさが過度になって側に居る者への執着の濃度を高めていくのがナギの性質なのでしょうか、、、

ゆきもまた慣れない土地に警戒心マックスで誰にも心は開けず、母親を離婚に追い込んでしまったかも知れないという罪悪感に苛まれて孤独さマックス、、、
そんな時にピッタリと寄り添って、自分を必要としてくれるナギから離れられる訳がないのです、、、

そんな出会いをした2人が急に別れを余儀なくされた後、一体ナギはどう思ったのか?そしてどう過ごしていたのか?そもそもナギは何処からやって来たのか、、、
彼らが出会った町に伝わる迷信とも凄惨な歴史とも判断の付かぬドス黒いバケモンのお話しとナギの関係性は、、、?
もぉ、、、気になる事がわんさかあって早く2巻を読みたくて仕方ありません‼

次回を迎える際の自分用の備忘録を以下に残しますので、、、完全自分用なので不要な方はスルーして下さいませ<(_ _)>

・主要キャラは3人
ナギ|人ならざる者(攻め)
ゆき|少年期のある日ナギを立ち入り禁止の洞門で助け保護し、数年を過ごした後別れるも再会し現在は教師をしながらナギと同棲中の受け(中1で出会って冒頭の振り返りで15年前って言っているので現在は29~30歳かな)
依田ナリ(和勢)くん|ゆきが転校した際に出会った地元の少年 ナギへの危機意識が高い ぶっきらぼうに見えるがかなりこの世界の中では真っ当なキャラっぽく、地元愛が強そう

・その他キャラ
母親(さくらさん)|DV夫から息子を守る為地元に戻るも夫が追って来た事を知り更に逃げる その後再婚しゆきの妹になる花を授かる
光起|ゆきの親戚の子(はとこかな?) 祖父の家で療養をしてるという怪しさマックスの子、、、かつてのゆきのような子供なのだろうか、、、
祖父|ゆきの母方の父親 厳しい人のようだが冷たい人ではなさそう???
女生徒達|ゆきの学校の生徒2人組で、この作品の中で唯一何も考えずにほっと出来る癒しのコミカルキャラ♡

・ナギの声
最初は人魚なのかな?って思ったので声を取られたのかしら???って考えたけれど違うのかな、、、
そして冒頭のナギはバリバリ方言を操ってお話ししまくってる、、、
いつ声を取り戻したんだろう、、、気になる|д゚)

・愛情対象
町の言い伝えでは50年前に現れた〝それ〟は娘を籠絡し、、、となってるからヘテロなのかな?それとも性別への意識はもう超越したものなのかな?
ゆきは特に言及がないけど、、、違和感はナイように思う

・温泉街である事
ゆきの祖父の祖先が温泉を掘り当てたって言ってる事と夏祭りで人魚のミイラをつけた水と称してるのが温泉水な事
これも何か関係あるのかな、、、
尚、町の名前は湯富日(ゆぶか)

・ナギとコロ/ゆきと光起
この関係性は時系列含めて全容が早く知りたい、、、‼‼‼

( ´Д`)フゥ―――…
めっちゃ気になる所しかなかった、、、!
その上何にも分かった事もなかったwww

だけどめちゃくちゃ面白かった!!
先を知りたくなるキャラと舞台が魅力的に描かれてるのは、やっぱりはなぶさ先生だな~って改めて実感しております‼
次巻、ものすっごい楽しみに待っています⸜⸜٩( 'ω' )و //

修正|絡み時は修正が要らないような描き方です!濡れ場は少ないですがとても官能的に見えます! 
また、ナギは真っ裸で居る事が多いのですがwその際のtnもぼかしが上手く施されてるので嫌な修正はありませんでした

⚠地雷かも?⚠
殺生した事が分かる描写あります
内臓とかまでは描かれてませんが血は多めの少々微グロかと思います

3

好きなテイストです!

まだまだわからないことばっかだしこの先どうなっちゃうのかわからないけど引き込まれました。
人ならざるモノ ナギと主人公 ユキ。

海沿いの田舎町、かつて住んでいた母の故郷の町で中学教師をしているユキは謎の美青年ナギと同棲している。
体格は立派な大人の青年だけど無邪気で子供みたいなナギ。ユキに対しての執着が尋常でない。
どんな関係なの?って思ったら15年前の過去回想が始まる。

ナギは食べた生き物に変身できる能力があるバケモノ?みたい。
ワンコ、ネズミ、カラス、人…作中には出てきてないけど、おそらくナギが食べた人や生き物もっといそうだからいろんな生き物に変身できるんだろう。

最初に出会った洞門では小学生のユキより明らかに大きな青年の姿だったのに次に会った時は同じくらいの子どもになってた。大人バージョンと子どもバージョンも自由自在なの?

父から虐待を受け、心を閉ざしたユキにとってナギの存在は心救われてたはずなんだけどとある事件がキッカケで田舎町を離れてまた大阪に戻ってナギの存在自体を自分の妄想だったと思うようになってたりしてずいぶん長い期間離れ離れだったみたいなのでその二人がどんな経緯で今に繋がるのかめっちゃ気になります!
高校生になって田舎町に遊びにきた時いとこの男の子がナギと仲良くしてたけどあの子もすごくナギに執着してたけどその子とはどう離れたのかな?
以前はナギは言葉を話せなかったけどどうやって話せるようになったのかな?
いろいろ謎があってこの先が楽しみです。

最初に出会った時、凪の喉に釣り針が刺さっていた。ナギは魚に変身してた時に釣り人の釣り針に引っ掛かっちゃったのかな。
それとも、もともとは魚なのかな?
出会った時は話せなくて海の近くにいてたってところが人魚を彷彿されられます。

最近人ならざるモノが出てくる作品で大ヒット作が私の思い浮かぶもので二つありますがこちらはこちらで面白いです。
早く続きが読みたいです。

電子で購入
白抜きなのか元々描いてないのか不明。
局部全部真っ白です

2

そこまでの覚悟いる?

タイトルに面白そうなものがいそうで早々に買ったんですが 字が読みたくないッ!

ぐずぐずしてたら次から次に本が届いて 作家さまには申し訳ないんですが しぶしぶ読みはじめたんです
ほんっと毎度失礼極まりないんですが どちらの作家さまにも失礼したい放題なので ここはどうかお許しくださいませ


あの読みはじめてしまえば薄暗く湿っぽい島の 閉鎖的で閉塞的で内向的ななんてんですかね なんかもう重く淀んだ空気と得体の知れないなにかに前のめっていくんですよ
なんかほんとに 人間の姿はしてるけどなんだかよくわからはいモノ に惹かれていくというか

しかも見てるのが共依存の入口ときてる ←ほんとか?


モラハラの父から子どもを守るため逃げ帰った故郷
母のいない時間を馴染めない土地で過ごす子が出会う孤独をまぎらわす存在

無駄に不憫がいっぱいつまってまんんんにゃわ オワワワ

ただですね 得体の知れないものについてわかったことが1つしかないのにこの巻終了で ぶっちゃけお話の面白さより互いが重ねた孤独とか 設定を楽しむだけの巻になってしまったんですよね

あくまでも個人の感想ですが テヘ

如何せん生臭い物が含まれているので好き嫌いは確実にわかれるとは思います
なので 生臭い物や異形や怪異が苦手なら避けて通るべき道だし お好きなら読んで損はないんじゃないかなと
あたしが言えば嘘っぽく感じるやも知れませぬが 読みはじめたら最後イヤでも先が気になるよう巧妙に仕組まれた異物との関わりが描かれているし読ませにくるので これを機にって読みはじめる際には中のふたりと道連れ覚悟で いざゆかんw

3

謎多き事態に頭の中がハテナマークでいっぱいです

おおお……なかなかパンチある終わり方((((;゚Д゚)))))))
ミステリーとも、ホラーとも言える物々しい空気感漂う世界観は、この1巻だけでは物語の着地点が見えず、一体何がどうなって誰がどう動いていくのか予測もつかない展開に身震いしました。

とにかく謎が多い物語です。
この1巻はまだ触りの部分で、ナギと幸也の特別な関係にアプローチしていくのがメイン。誰も近寄らない"バケモン"が出る洞門に現れたミステリアスな少年・ナギの存在感がとにかく読み欲をそそります。
そもそもナギってどんな存在なのよというのが大きいですね。"バケモン"とされているけど、妖怪的なものなのか、霊的なものなのか、実は神様的なものなのかとか…彼の立場がハッキリしてないのが落ち着かないです。
現在のナギが妙に町に溶けこんでいるのも謎だし、過去ナギが一緒にいた親戚の子ども・光起くんとの関係も謎です。そもそも、何で"コロちゃん"化したナギは幸也を襲ったんだろう?うーむ……分からないことがいっぱいです。

幸也の父の死をキッカケに、ナギからも町からも離れてしまった幸也がどんな経緯があってまたナギと仲を深めるようになっていったのかも注目したいですね。
何せ、今ナギと幸也は恋人同士のような関係で、甘々カップルもいいとこ。何がどうなったら、こんな2人の関係に収まったのか早く知りたいです。

現在と過去が錯綜するストーリーからは、未だ物語の全貌が見えてきませんが、ストーリーへの惹きつけ力はすごいなと思いました。物語の世界観に合った絵柄も良かったです。
血生臭いシーンも多いので、グロい描写が苦手な方は気を付けて読んで下さいね。

1

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