過去の恋に囚われる彫り師×平凡な自分を変えたいノンケリーマン

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表題作愛の刺青

愛助
尚紀

あらすじ

「今 踏み出したら、何かが変わる気がした。」
ただ過ぎていく"つまらない"毎日に嫌気がさしていた尚紀は
ある日、婚約者に「つまらない」とフラれたことをキッカケに、さらにその想いを強くする。
そんな時、偶然通りかかったタトゥースタジオで彫り師の愛助に出会う。
愛助のミステリアスな魅力と、胸に刻まれた"過去の恋愛の痕跡"に強く惹かれていく尚紀。
過去の恋に囚われる彫り師×平凡な自分を変えたいノンケリーマン
切なく甘美なオトナの恋愛がここに――。

■収録内容
・「愛の刺青」第1話~第6話…COMICフルール掲載作品を加筆修正
・「ブラックアウトのその先で」12P…描きおろし
・「蛇の弟子と鬼の師匠の話」2P…描きおろし

作品情報

作品名
愛の刺青
著者
赤色マッシュ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
フルールコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784046848833

ちるちる評価ランキング

7

4.5

(34)

(25)

萌々

(4)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
151
評価数
34
平均
4.5 / 5
神率
73.5%

レビュー投稿数9

すごかった…

現実世界の話なのに自分の知らない世界に触れているような没入感のある世界観にすっかり惹きこまれてしまいました。
迫力のある見開きページと黒の使い方が印象的です。

過去の男を忘れられない彫師と平凡な自分を変えたりリーマンのお話。
2人がお互いに夢中になっていく過程は甘くて幸せな雰囲気なのですが、タイプが違い過ぎるのもあってかどこか危うくていつか壊れてしまう一時の幸せなんじゃないかという感じがゾクゾクして癖になります。

心を通わせた後の2人はどちらも確かに変化があって、愛助は本来の自分を取り戻し、尚紀さんはいい方向に変化でき、2人が本当にすごく幸せそうなラストがとても良かったです。

そして師匠…これは気になる…続き待ってます!!

0

若い彫り師×冴えないサラリーマンがイイ

彫り師の愛助くん(攻め)がとっても可愛い
冴えないサラリーマンの森ナオ(受け)が徐々に艶やか美人になって、愛助くんの心を癒して師匠を超越してくるのが良かったです!!

本作品に限らず、年下執着攻めが師匠ポジの受けちゃんに恋する物語が結構好きなので、過去編が今後もしあるのであればとっても楽しみではあるのですけど、森ナオが切なくて美しいので、愛助×森ナオ推しにブレはないと思います

続編があるのであれば
自信を身につけて魅力的になった森ナオが、無意識に当て馬を魅了して迫られてるところを愛助くんが必死にディフェンスしているような物語が読んでみたいなぁと思ってしまいます

それだけ森ナオは前半と後半とで印象が変わるキャラクターだと思います

愛助くんは師匠であるリイチのことが好きすぎて胸にリイチの名前を自ら彫っていましたが、フラれてしまって自暴自棄になり、その後手当たり次第に抱いた男たちの身体に師匠のタトゥーの絵柄が見えるようになってしまいEDになっています
森ナオは妻だと思っていた女性に、実は婚姻届を役所に出されておらず、つまらないという理由で去られてしまいます
つまらない自分を変えたいと見かけたタトゥーのお店に衝動的に飛び込みタトゥーを入れようとして愛助くんと出会いました

店員と客の関係でかつセフレ状態になり
森ナオは愛助くんを愛するようになります
そんな中、森ナオは師匠についてネットで調べ、師匠の姿を見たときに自分の為に描いたと愛助くんに言われていたタトゥーが師匠の腕に彫られていて、愛助くんにとって自分は師匠の代わりでしかないと傷付きます
一方で愛助くんは森ナオに魅了され、森ナオ限定でEDが解消し師匠に向き合えるまで心が回復しました
師匠とのケジメをつけ森ナオと一緒に先に進もうと決意しますが、森ナオに師匠と会っている姿を見られ泣かれてしまいます

両片想いのスレ違いの二人ではありますが
最終的にはハッピーエンドです

平凡でつまらないと言われていた森ナオがとても美しいので、年上黒髪不憫受けがお好きな方にはオススメです

1

体に刻まれなくても証になる愛の形ってあるんだ


とんでもないものを読んでしまったな、というのが初見の感想でした。まず絵が美しいことに加えて、各キャラの心情描写がとっても丁寧なんですよね。繊細な揺れ動きをしていて呼吸感まで見えてくる。映像が浮かんで動いて見えるぐらいのリアリティに震えました。キャラがちゃんと息をしてます。

今作はタトゥーを通して、それぞれが生まれ変わり新しい自分(そのままの自分)を受け入れて一歩を踏み出し前に進んでいく物語です。恋愛だけではなく人生そのものが描かれているような作品。

踏切のシーンの感動が忘れられないので、ネタバレなしで是非皆さんにも触れてみて欲しいです。

1

最高でした!

マッシュ先生の絵に惹かれて読んでみたいと思っていて、今回愛の刺青で初めて拝読させて頂きました!イラストが細かくて、刺青は特に細かく更にバランスが良すぎて刺青ってこんなにお洒落何だなと憧れてしまいました。キャラクターの表情も美しく、えっちなシーンが最高です!愛助くんの煽るようなえっちなお顔も堪らないし、平凡でぱっとしないはずの尚紀さんのとろとろにされているお顔が可愛くて可愛くて!全く平凡じゃないです(笑)物語も読んでいくとぐっと惹かれていきます。変わりたいが故に思いつきでタトゥースタジオ入っちゃう尚紀さん、結構度胸あると思います(笑)

1

彫師〜!癖ぶっささり

試し読みで癖ぶっ刺さり。私だけじゃないはず..!
愛助の刺青だらけの危なそうな外見なのに
ひたすら優しいの反則ー!敬語だし..♡
タトゥーびっしりの腕を尚紀に絡ませて
鏡越しに見るのセクシーが過ぎる。
ずっと下がり眉の優しい笑顔なんだけど
作業になると顔がビッと険しくなるのもかっこよかった..。

見た目こそ違えどお互い傷ついたもの同士。
お互いが最初から惹かれ合ってるのがわかって
糖度高め展開。
興奮すると刺青皮膚が膨らむってエチすぎぃ!
タトゥーについての問診と彫ったお客さんのシーンは興味深かったです。
尚紀が本当に彫るのかがすごく気になりました。

尚紀の最初のタトゥー目的は「自分を変えたくて」だったのが
「愛助を変わった自分で救いたい」という気持ちになるのがイイ。
愛助の「尚紀さんを俺の最高傑作にしたい」とは最高の口説き文句では⋯。

愛助が尚紀のだけは描けないのは
スランプではなく愛が深すぎるんではー..。
とは思ってましたが、もっと複雑だった〜!
元カレ師匠の刺青は未完成で先にすすめないでいたんですね。お師匠も待ってたんだ。
身体にモチーフが浮かんで見えるってすごくアーティスティックな感覚だなあと思いました。

夢中で追いかけて、元恋人の血がついた手では引き留められない、というシーンが刺さりました。
後日シュンとして謝りにくる愛助が可愛いよー。
告白もピュアっピュア!
彫らないという選択も消さないという選択も納得。
お互いが「そのままがいい」って認め合えるって素敵すぎた..。
このふたり見た目ギャップと優しい相性が最高です。
もっとみたい。

刺青も膨らんじゃう☆レーザービーム消し

1

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