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表題作空と原

その他の収録作品

  • chapter1. Hara to Sora
  • chapter2. Otona to Kodomo
  • 番外編 ツーブロック
  • chapter3. Hara to Sajou
  • 番外編 アンド、キス
  • chapter4. Sorano to Fujino
  • chapter5. Hara to Arisaka
  • chapter6. Sora to YOPPARAI
  • Final chapter Sora to Hara

あらすじ

原先生をしあわせにしてあげてください」
 (「卒業生」終了後、多くの読者さんのメッセージより)

 原 学(はら まなぶ)、37歳、男子校教師、独身、「生徒には絶対手を出さない」という
 ポリシーを持つ男。
 3年間の片想いから脱するために訪れたゲイの集まるクラブで若い男に出会う。
 後に彼は、原が勤める学校の新入生、ソラノだと分かり…??
 不器用なオトナ、永遠のアテ馬と呼ばれる原先生に春は来るか!?

収録作品 : 「Hara to Sora」「Otona to Kodomo」「Hara to Sajou」「Sorano to Fujino」
        「Hara to Arisaka」「Sora to YOPPARAI」「 Sora to Hara」
         番外編「ツーブロック」番外編「アンド、キス」

※初版限定特典:キャラクター&スケジュール クリアステッカー
(*ご注意*HLBでの初回特典分の販売は終了しました)

(出版社より)

作品情報

作品名
空と原
著者
中村明日美子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
シリーズ
同級生
発売日
ISBN
9784863492929
4.4

(451)

(285)

萌々

(106)

(45)

中立

(9)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
56
得点
1993
評価数
451
平均
4.4 / 5
神率
63.2%

レビュー投稿数56

強引な生徒と幸薄な先生

同級生シリーズの原先生のスピンオフです。
同級生、卒業生冬と春を読んでから読み進めることをオススメします。

佐条が卒業したあと、ソラノが入学してきます。
ソラノは原先生をふりまわして、佐条とのデートまで取り付けてくるんですが、原先生が佐条を吹っ切るキッカケになったようで良かったです。

佐条と草壁のイチャイチャも少しだけあるので、そこも良かったです。

原先生が高校時代、一線を踏み外しかけた有坂先生が高校にやってきます。
響くんと有坂先生にも幸せになってもらいんですが二人に何があったのかもう少し知りたかったです。

原先生とソラノの物語はまだまだ始まったばかりなので今後への期待も込めて萌評価です。

0

過去の恋と今の恋,そして未来

原先生にスポット当てた物語なんて、なんて嬉しいスピンオフを描いてくれたんでしょう!作者さまに感謝しかありません。

当て馬のスピンオフは、たまーに見かけます。オリジナルの物語で恋に破れた当て馬が、スピンオフで新しい恋を始めていく姿を見届けるの、私もう大好きで。当て馬のキャラクターにもよるけど、負の悲しい感情で終わらせないのが素敵だなーって思うんです。

「同級生」で、原先生のキャラクターにすごく惹かれました。大人で先生という立場の矜持を持ちつつ、佐条に対する愛情もメラメラにあって、その絶妙なバランスが好きでした。

この作品ではソラノという少年と出会いが原を変えていきます。
原の過去の恋を掘り下げつつ今の感情に向き合い、そして共に歩ける誰かとの明るい未来があるんだって事を知らせてくれた、素敵な素敵な作品。過去・現在・未来の原の姿がそこにありました。内容はもちろんですが、ストーリーの構築と流れが最高に良かったです。


原を通して他カップルの姿を見れたのもまた嬉
しい。佐条と草壁は鉄板ですが、あの有坂先生のお話もありました。中村先生の魔法のような引き出しの多さには恐れ入ります。


原の側に寄り添うソラノの存在もまた良し。
彼にも過去の恋を引きずるジクジクした想いを抱えていて、嘘を吐かなくてはならない切ない状況に涙しました。

この作品の登場人物、みんなみんな頑張って恋をしているんだなって。色んなドラマを抱えているんだなって。…鼻の奥がツーンと痛くなりました。

彼らの恋の行方をこれからも応援していきたいです(*´꒳`*)

0

空と原

佐条に失恋の原先生のターン。
ハラセン自体は別に嫌いじゃないけどさ…昔の2丁目デビューの時なんてカッコよかったわよ?でも佐条に対してぐっちゃらぐっちゃらしてるのが。ねぇ。
そこで出会うのが新入生のソラノで、というお話がメイン?
ソラノは明るくて原を振り回すからそこは面白い。
でも先生をからかう生徒っていう図式は好みじゃなくて…。
しかし、原先生…
クールっぽく、枯れっぽく振る舞ってるんだけど、一番ジタバタしてたよね。
有坂先生に再会してま〜たグラグラしたり。
ま、好みのタイプはよくわかった。でも実際は好みじゃない相手の方がしっくりきたりするのよね。だからやっぱり騒がしいソラノがいいのかもね!
有坂先生は…薄幸という言葉が似合うかたですね。
飛び込めない…って芯まで染み込んでるようでツラい。

0

ハラセン!!!!!

本編の順番は間違えなかったのに、こちらの前にOB読んでしまい、あれ?と気づいて慌てて探しました!

ハラセン~~~~~!カッコいいじゃないか!可愛いじゃないの!おじさんにキュンキュンしちゃいました。やるせなさが切ない。ソラノも懐広くて踏み込み方がすごく良い!出会えて良かったねと胸いっぱい。

本編で食えない大人感、満載。でも憎めないハラセンの恋する面が見れたのがとても良かった!!漢気あってカッコよく、脆さもあって、物語の間合いも絶妙でじんわり染み渡ります。

1

大人なんだけどピュアで切ない、、

生徒と教師という立場だからこそ、辛いし切ないけれど、甘くピュアに感じられる。。。
素晴らしい作品すぎます!!!!

ある意味漫画っぽくない展開というか、登場人物達の関係が絶妙で、全くあきません。
読んでいてワクワクします!

ピュアなストーリーが好きな方には絶対読んでもらいたいです。

2

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