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たまたま、P.B.B.2のドラマCDを聴く機会があって興味が湧き、コミックを全買い〜この漫画、ずいぶん前の連載だったのですね。BLにハマり出したのが昨年からだったので、こんな面白い作品があったのだと鹿乃先生の大ファンになりました。
この作品、懐かしさ感がハンパない。先生の描く世界観も大好きだし、キャラクターみんな、私好みのイケメンで、いい意味で個性がキツイ!私個人的にはホストのお話は苦手な部類だったのですが、めちゃくちゃハマりました。誰が1番好きか…誰を指名する?いや、甲乙つけるのもおこがましいほど、キャラクター、みんな大好き〜♡
現段階で物語は、能成中心にお話が進行しているわけですが、歪みまくりで我儘だけど、大人の身勝手で振り回されている感が否めない気がして。純佑、能成の苛立ちだったり葛藤…跡継ぎだったり、背負うものがあると気持ちに焦りがでてきて、その場から逃げたくなったり、苦しんでもがいて自分探しに翻弄したりする。そして、能成の兄純佑に対する劣等感にしがらみ〜能成のジタバタ感、子どもから大人へ成長する過程〜同様の立場だった昔を思い出し、能成の言動に同情して涙した場面もありました。放っておけない子です。
とにもかくにも、忍っちがいい味出してる。存在自体が癒しなんです。今回もやはり1番の萌えシーンは純佑&忍っち!更衣室での2人のとろけるようなキス!もうこのシーン何度見てもヤバい!ヤバすぎる!純佑の手が…忍っちのとろけるお顔がヤバい!
見た目だけで言うとハルトが1番タイプになるのかな〜ハルトのブラックスーツ姿にきゅん萌え〜♡あんなにかっこいいのに、ハルトの能成に対する執着と言動が笑えるし、いちいち可愛くて…にゃん佑って…本当にお育ちのいい生粋のお嬢や御子息に弱いハルト〜♡
アラタは…実姉の復讐から自ら仕組んだ仕打ちで逆に能成に…「憎まれる」「憎む」という感情がどれほど辛く、くだらないものか理解できたようで、なんだかホッとしましたが、一方で能成の傍若無人っぷりがかなり危い。今後、ハルトと能成、純佑と忍っちの関係性がどう変化していくのか…次巻で明確になっていきそうです。
彼らは色々な経験を経て、今日があるのでしょう。ここぞというときに、受容できる大きな器を持ち合わせている。こんな人間味溢れるホストがいるお店なら行ってみたい気がします。
何度も繰り返し読んでいますが、まったく飽きない。まだまだ、じっくり読んで最終巻の感想を書き記したいと思います。
やっぱり純佑やハルト達に比べると、能成もアラタも幼いなぁと感じることが多いのだけど。でも、実際まだまだ未熟で多感な年頃に、純佑やハルトとは異なる経験をしてきていることを考えると、誰しも2人のような行動に出る可能性はあるのかなとも思います。2人とも姉や兄に対して情があるからこそ、どんどん考えが拗れていったわけですもんね。家族に対する情が深いのは、けっして悪いことじゃないし、当然のこと。ただ、自ら飛び込んだホストクラブはあくまで大人の世界です。子供1人の感情に左右されて店も従業員も全部潰れるほど、柔らかい世界ではないはず。周りの助けを借りながらでいいから、2人に自立してしっかり成長して欲しいと思いました。
能成がどんどん染まっていってどうなっちゃうの?
ブラコンを拗らせてるの?
もう見境いがなくなっちゃって。
表記ではハルト攻め能成受けだけどどうなるのかなあ。
純佑がホストをやってるのがどうしてそこまで許せないの?実母や兄の輝かしい過去にこだわってるの?
アラタもすっかり牙を折られちゃって。能成の性欲?の矛先はどこへ?
しかしまだ上京したての18歳。脆いですね。
もう何がしたいんだか、何のためにこうしてるんだか。何か見つかればいいですね。
第5巻。
純佑(じゅんすけ)の弟・能成(よしなり)が中心になった4巻に続いての第5巻。
能成のこじらせ度はますます進み、読んでてイラァッ〜…
確かに?お母さんがホステス上がりで?親にダメな子と見られ続けてて?お兄さんと比べられて?純佑への復讐のダシに使われて?何もかもうまくいかず居場所もなくて?
同情すべき点も少しはあるよ、確かに。
でも能成、アンタはガキなんだよ!
…という気持ちが湧き上がるのは、鹿乃しうこ先生の筆力なんです。すっかり物語世界に感情移入してしまう。
純佑が本当に執着しているのは「忍」だと気づいて、男とヤってみるためにアラタを犯る。
それでハルトもジレる。
ほんッと、能成ってタチ悪いよ…生意気なのに見放せない磁力があってさ。
アラタの思惑も明らかになるけど、能成にヤられた後は急にトーンダウンしてしまいます…
忍に風邪の看病してもらって、弱って泣き出す能成が「素」なんだろうね。
純佑をはじめ、みんなを「素」にする忍の人たらしパワーは健在。
忍は能成を「イイコイイコ」してあげるけど、そこにハルトが帰ってきて…
…というところで、最終巻の6巻に続く!
「pbb」シリーズ1-3に、ハルト役の安元洋貴さんと能成役の鳥海浩輔も素晴らしくえんじました。ハルト、能成篇が1-3より面白いと思います。ふたりの声優さんの大ファンでまたドラマCDを聞きたいです。けど二人も近年BLCDはあまりしません、ヤッばり無理かな?残念です。